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こんばんは、訪問ナース真紀です。ついに本格的な冬到来。雪が積もり始めましたやっぱり寒さがちがいます早くも、春が恋しいです(笑)またひとり担当させていただいていた方が旅立たれました。Kさんはまだ60代の男性。長い間、がんで闘病されていました。私の最初のKさんの印象は気難しくて、頑固で怖そう。正直、ちょっと苦手なタイプでした。そんなKさんは病気の進行により徐々に動けなくなっていきました。Kさんが自ら動くことができなくなった頃から、
こんばんは、訪問ナース真紀です。いや~今朝は冷え込みました今シーズン一番の寒さでした。でも、その分、昼間はとっても気持のいいお天気になりました。そんな寒い朝、静かに旅立たれた方がいました。Aさん、あと数年で100歳というおばあちゃん。この歳まで、大きな病気はしたことがなく、90歳を過ぎてもお薬ひとつ飲んでいない、健康な方でした。でも、さすがに体力が低下し、食事が摂れなくなってきたとのことで、先月から訪問を開始しました。失礼な言い方かもしれませんが、
こんばんは、訪問ナース真紀です。お久しぶりです。実は、私、不覚にもインフルエンザにかかりしばらく寝込んでおりましたもうすっかり元気ですので、ご安心くださいね。インフルエンザに罹ったのは、私の記憶が確かならば十数年ぶり。しかも前回は、とっても軽症だったような・・・なので、数日間も寝込んだのはいつ以来でしょうか。インフルエンザにはならないという妙な自信があったんですけどね何事も「絶対」はないということですね。これから、本格的なインフルエンザのシー
こんばんは、訪問ナース真紀です。だいぶ冬らしくなってきました。私が住んでいる地域では明日から積雪の可能性があるようです昨日、今年の漢字一文字が発表されましたね。今年は「災」でした。そうですね、本当にいろんな災害が多かった一年でした。私の今年の一文字は何だろう考えてみました。やはり今年は「命」だと思います。2018年の初めにエンドオブライフケア協会を知り、小澤先生と、多くの仲間との出逢いがありました。そこでエンドオブライフケアについて学び、
こんばんは、訪問ナース真紀です。だいぶ冷え込んできましたね。先ほどから、雪が降ってきました。インフルエンザなども流行り始めていますので、みなさま、ご自愛くださいね。私達が訪問しているお宅は病状も環境も、家族構成もみんなそれぞれちがいます。そして、いろんな人がいます。それは利用者さんも、ご家族も。時として、なかなか分かり合えないことだってあります。無理もないことだと思います。長年連れ添った夫婦や、生まれた時から一緒にいる家族でさえ、お互いに
こんばんは、訪問ナース真紀です。昨日から一転、今日は寒い一日でした。いよいよ雪の気配もしてきました。そんな寒さの中、古いお家に1人で住んでいるおばあちゃんのお宅への訪問でした。もうじき100歳になるというのに、1人で暮らしています。今日も、おじゃますると、ストーブもつけずに、寒いお部屋でこたつに潜り込んでいました。私「こんにちは。寒いね~。ストーブつけるよ」「ダメだ」私「どうして」「好きじゃない」私「あ、そう・・・」ストーブはあきら
こんばんは、訪問ナース真紀です。今日は12月とは思えない暖かさとかなりの雨降りでした。普通なら、もうこの時期は信州は雪なんですけどね。今週末から冷え込むそうなのでお気をつけくださいね。今日も、先日の在宅医療シンポジウムから話題をひとつ。『日本では本人よりも家族の意思が尊重される』どういうことかというと、たとえばがんになった人がいるとします。発見された時にはすでに進行しており、手術はできない状態。主治医が家族にその旨を伝えると、それを聞い
こんばんは、訪問ナース真紀です。昨日のシンポジウムの中で長尾先生が、桂歌丸さんの言葉を紹介してくださいました。『人生の終い方とは、どう生きていくかということ』なるほどなあ~と思いました。その言葉を聞いて、何人か頭に浮かんだ人がいます。それはかつての利用者さんたち。最期までラーメン屋の大将だった人。最期まで職人だった人。最期まで優しいお母さんだった人。私が関わったのは、その人の人生の最期のほんのわずかの時間にすぎません。その方が元
こんばんは、訪問ナース真紀です。今日は、長野県医師会主催の在宅シンポジウムin信州の参加してきました。愛知県からELCの仲間である宮下さんがはるばる駆けつけてくれました。テーマは『リビングウィルを考える』基調講演は長尾先生。講演のタイトルは「『良い人生だった』と思えるための終の選択」会場には500名のお客様。私達は最前列に陣取りました。講演の冒頭、長尾先生から質問。「もし、今ここで倒れたとして『いい人生だったなあ』と思える人どれくらいいます
今日のもしバナお茶会に参加してくださった、千佳さんがとっても素敵な記事にしてくれました。
こんばんは、訪問ナース真紀です。今日は、初の「もしバナお茶会」を開催しました。もしバナゲームをしながらのゆる~いお茶会です(笑)最初はみなさん、何を基準にカードを選べばいいのかわからない。と戸惑っていましたが、やっているうちに、だんだん自分にとって大事なものとそれほどでもないものがわかってきたようです。このゲームは、アドバンスケアプランニング(ACP)のツールとして作られたもののようです。折しも、昨日ACPの愛称が「人生会議」と決まったそうで
おはようございます、訪問ナース真紀です。今日から12月ですね。12月だというのに、例年にない暖かさで、なんだか変な気分です。とはいえ、インフルエンザなども出始めていますので、みなさま体調にはお気をつけくださいね。私の職場では、医学生の実習を受け入れています。昨日もかわいい女子が来ました。うちの訪問看護ステーションに実習生が来るとなると、まずは利用者さんの選定をします。学生さんが女子ならおじいちゃん、男子ならおばあちゃん、これ大切です(笑)
こんばんは、訪問ナース真紀です。今日はいつもより遅く帰宅すると森光子さんの7回忌の番組が放送されていました。途中からでしたが、改めて森光子さんの偉大さ素晴らしさを知りました。90歳を過ぎるまで舞台に立ち続けるために、いったいどれほどの努力を重ねられたことでしょう。どれほどの苦労を重ねたら、あんなにも大きな人になれるのでしょうか。そんな森さんのある言葉が紹介されていました。『人生というのは、初日も千秋楽も教えてくれません。終わりを
こんばんは、訪問ナース真紀です。今日もポカポカとしたいいお天気でした。まもなく12月だというのに、こんなに暖かくて、なんだか変な気分です(笑)今日、訪問先でおどろくことがありました。先日退院し、訪問を始めたばかりの90オーバーのかわいいおばあちゃん。Kさんは、今回の入院でほぼ寝たきりの状態となって、自宅へ帰ってきました。入院前は、立つことができてポータブルトイレで用を足せていたそうです。今は立てなくなってしまったので、おむつを使っています。
こんばんは、訪問ナース真紀です。今日は雲ひとつない気持ちのいい青空の一日でした。今日の訪問の時に、印象深い話がありました。Mさんは、耳の遠いおじいちゃん。年上の奥さんがいます。奥さんはMさんよりだいぶ年上だそうですが、Mさんより元気で、Mさんの介護のほかに畑仕事もしています。数か月前まで、不機嫌で訪問しても、ほとんど会話にならなかったMさん。奥さんに暴言を吐いたり、手も上げたりしていました。そんなMさん、なぜだかだんだんいいおじいちゃんにな
こんばんは、訪問ナース真紀です。一旦、冬へと進みかけた季節もちょっと足踏み状態ですね。明日も暖かいとか。このところ、とっても日が短くなったので、お日様の光は本当にありがたいです。今日、ある利用者さんのご家族と今後のことについてお話をしました。利用者Aさんは95歳のおばあちゃん。最近訪問を始めたのですが、これと言って悪い所はありません。典型的な「老衰」です。最近、ご飯もあんまり食べられなくなってきました。それでも、とってもいい表情をしていて、気の
こんばんは、訪問ナース真紀です。3連休でしたね。みなさん、いかがお過ごしでしたか私は女子会をしたり、娘とショッピングに行ったりと、リフレッシュできました。今日のタイトルは、数年前のある医師の言葉です。A先生は在宅医療がやりたいとの希望があり赴任してきました。それまでは、病院で働いていたA先生。ある日、もうまもなく最期の時を迎えるであろう患者Kさんの担当になりました。Kさんはとにかくご夫婦の仲が良く、ご主人がつきっきりで介護をしていました。「家
こんばんは、訪問ナース真紀です。この仕事をしていると、時々頼まれることがあります。「看護師さん、私にもしものことがあった時には、これを着せてください」年配の女性の中には、あらかじめご自身が亡くなった時、この着物を着せてほしいという希望がある方がいます。以前勤めていた老人ホームにもそんな方がいました。まだまだ「その日」が来るのは先のことだろうと思うような比較的元気なおばあちゃんでした。その方は身寄りはあるものの、長い人生の中で、いろんな
こんばんは、訪問ナース真紀です。だいぶ冷え込んできましたね。信州ではもう冬の気配です。まもなく、長い冬がやってきます。寒さに負けずにがんばりましょう。今日のタイトル。あるおばあちゃんの言葉です。Kさん、あと数年で百歳になります。Kさんは、昔ながらの日本家屋に1人で住んでいます。私の膝ほどの段差もあり、広いがゆえに、家の中もかなりの寒さです。トイレも、長い長い廊下の先にあります。決していい環境とは言い難いKさんの家。Kさんはこ
こんばんは、訪問ナース真紀です。寒くなってきましたね。北海道では観測史上最も遅い初雪だったとか・・・北アルプスも雪景色になってきました。これから、寒さが厳しい季節になりますので、みなさまご自愛くださいね。今日、初めて訪問させていただいたお宅。95歳のおばあちゃんの家です。先日、退院してきたばかり。おばあちゃんに聞いてみました。「お家と病院どっちがいいですか」たいていの方は「家はいいねえ~」と答えます。ところがこのおばあちゃん、「
こんばんは、訪問ナース真紀です。先日お知らせした「もしバナお茶会」おかげさまで残席1名様となりました。日頃、私の発信に注目して下さっているみなさまなので、反応が早かった関心の高さがうかがえました。このカードには、人生の最終段階において、大切だと思われることが書いてあります。このゲームを通して、自分がどんなことを大切にしているのかということに気づくことができます。ちなみに・・・私の場合、どんなカードが選ばれるのか。ちょっとだけ紹介し
こんばんは、訪問ナース真紀です。今日は早起きをして、まだ暗いうちに家を出て、寒い中ある場所に行ってきました。戸隠神社です。私は毎年初夏のころに戸隠神社に参拝に行っているのですが、この時期は初めてです。それには理由がありまして・・・実は立冬と立春の時期だけ見ることができる光景があるのです。戸隠神社の奥社は2kmととっても長い参道があります。この時期だけ、参道にまっすぐに朝日が差し込むのです。参道の途中にある「随神門」の上から朝日が昇って
こんばんは、訪問ナース真紀です。今日はだいぶ冷え込みましたね。インフルエンザの話題が聞こえてくる季節になりました。例年、職場でほぼ強制のように受けてきた予防接種ですが、昨年、肘の下まで腫れてしまったので、今年は受けるのをやめることにしてみました。気合いで、この季節を乗り切りますよ。以前から、このブログで話題にしていることなのですが・・・「おばあちゃんは、若い男性が好き」今日も医学生が実習に来ました。若くて、元気なイケメンです(笑
こんばんは、訪問ナース真紀です。今日は初の試みのお知らせです。もしバナお茶会を開催します。もしバナってなにもしバナとは・・・もしもの時の話ってこと。つまり、もしも自分に人生最期の瞬間が近づいてきたとしたら、その時どうしたいか、何を大切にしたいか、ということを、考えてみませんかと、いきなり言われても・・・なので、カードゲームをご用意しました。その名も「もしバナゲーム」こんな感じのカードゲームです。5~6人で、トランプのポーカーみたいなやり
こんばんは、訪問ナース真紀です。この週末、東京へ行ってきました。昨日のイベントに参加するためでしたが、せっかくなので、今日は以前から気になっていた場所へ行ってきました。それは高田馬場にある「預言カフェ」という場所です。予言じゃなくて、預言。神様からのメッセージを預かってくれているというカフェ。気になりませんか私はこの場所の存在を知ってから気になってしょうがなかったのです。これはもう行くしかないというわけで行ってきました。教会が経営
こんにちは、訪問ナース真紀です。今日は、家事をしながらのんびりとした休日を過ごしています。実は昨日、ボイジャータロットのセッションを受けてきました。私は6~7年くらい前に、ある時ふと「私の使命ってなんだろう」と思うようになりました。なぜ、急にそんなことを思ったのか、その理由はわかりませんが、それ以来、たぶん自分の使命を求めていろんなことに挑戦してきたのだと思います。今年の初めにエンドオブライフケア協会に出逢い、エンドオブライフケアを学び、日々の訪問看
こんばんは、訪問ナース真紀です。今日もいきなり過激なタイトルで申し訳ありませんなんだか、最近過激なタイトルが続いているような・・・実は、ある利用者さんのことで担当者会議が行われました。簡単に説明しますと、介護保険でデイサービスやヘルパーさん、訪問看護などのサービスを利用する場合、関係者が集まって定期的に会議をすることが義務づけられています。今日も、そのような担当者会議がありました。利用者さん(Aさん)は要介護状態の奥様と2人暮らしです。今
こんばんは、訪問ナース真紀です。今日は、地域ネタを・・・私の住んでいる地域はわりと雪国です。何メートルも雪が積もったりはしませんが、真冬には気温が氷点下10℃を下回ることも珍しくありません。そして、昔ながらの古いおうちもたくさんありますので、冬の寒さは大きな課題です。また、この辺りはほんの5kmほど地域がずれるだけで、積雪量や天候にも変化が出るという特徴もあります。冬になると、雪深くデイサービスの車が入れないからお休みになる。そんな地区もあ
こんにちは、訪問ナース真紀です。今日は朝から雨降りです数日前から、ちょっと風邪気味な私。寒くなってきますので、みなさま体調にはお気をつけくださいね。今日のタイトル「運命の別れ道」とは在宅介護や在宅医療を利用する際にとっても重要なのが、主治医選びと、ケアマネージャー選び。というお話です。もちろん、それ以外の事業所などもどこを利用するかによってその後の物事の運び方がちがう場合もあるので、大切ではありますが・・・その中でも、私が最も大切だと
こんばんは、訪問ナース真紀です。昨日の記事、私の祖母の衝撃的な最期の話、反響が大きかったです。やはり、病院で看護師があのような言動をとったというのは衝撃だったようです。その時の様子はこちら今日は、もうひとりの祖母のお話。祖母は10年近く寝たきりでした。最初の頃は入退院を繰り返したりしていましたが、寝たきり状態となってからは、伯母が自宅で献身的な介護をしていました。認知症も進行し、伯母のこともわからないような状態でした。献身的な介護をして