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こんにちは今日は、昨日の記事のオマケを書こうと思います「お母さんコレコレ知ってる」スケッチ散歩の途中で、すあまが少し興奮しながら問いかけてきました「カラスノエンドウだよー笛になるんだよ」なるほど笛かぁーどうやってやるのと聞くと「やった事は無いんだけど…中の種を取って、口に咥えて鳴らすんだって」と、説明してくれるじゃあ、せっかく見つけたし、やりかた分かってるしいくつか持って帰って、実際に鳴るかやってみようーそんなわけで作ってみました(道端の草なので、色々気になってし
スカッと足、軽やかハッカをはって用意ドン村の鎮守の祭に、ひょうたん型のビンの中に入れた桃色のハッカ水を売っていたのは、もう遠い昔の事である。「ハッカをはって用意ドン」の話しをしてくれたのは、佐和田町沢根の山本さんである。「小学校のころ、運動会の朝、ハッカの葉っぱを足の裏にはりました。走る前にもう一度、つばをつけて足にはりました。足がすーっとして軽くなる。これでげべ(最後)にならないぞと自信をもって走りました」。ハッカのある家は少ない。「おい、1枚ずつだぞ
魔よけのヒイラギ子らには格好の”風車”子どもたちにとって、ヒイラギは手ごろの風車である。指にはさんで息を吹きかける。目にもとまらないほどよくまわる。あごが痛くなるまでヒイラギまわしに夢中になる子どもたちである。ヒイラギ(もくせい科)は「ひひらぐ」で鋭いトゲで手が痛むという意味である。三重や和歌山ではオニノメサシといい節分に門前に飾る。鬼がやってきてもオニノメザシで退治するという。「疱瘡(ほうそう)や、はやり風邪が流行すると、逆さにした竹のわらぼうきの上にヒイラ
呼び名多いメンバ葉をお面にしてかぶる目ぱっちり。この遊びの材料はフジの葉柄である。葉をしごいてとったフジのすじ(葉柄)は細く強く弾力性がある。まぶたの上と下を橋わたしする。目ぱっちりな目つきに笑いこける子どもたちである。長いすじを口にくわえて上まぶたまでの橋わたしや、少々痛いけれどもマツ葉でやる目ぱっちりもある。メンバ。子どもたちがお面にしてかぶる葉である。メンバをとって二つ折にして指で目、鼻、口を穴にあける。葉はちょうど子どもの顔の大きさ、葉の柄は硬い。この
自由な造形楽しむフジのすじでゾウリを島を訪れる人々にミニ民具が静かなブームをおこしている。ミニわらぐつ、ミニわらぞうり、ミニすりこぎ。いずれも5~10㌢と小さくかわいい。ミニといいながら手づくりされた素朴な佳品である。(ビニールのミニぞうり)子どもたちもフジのすじでぞうりを編み、シノダケの若い葉でざるを編む。ムギワラで編んだかごの中にホタルが明滅する。草木と遊ぶだけでない。遊びのなかでいろいろなものを作り出す子どもたちである。「フジのぞうり」。赤いひもの緒を
感触あてっこ楽しめるホタルブクロホタルブクロは、この花の中にホタルを入れて持ち帰ったのでこの名が生まれたという。つりがね型をした白っぽい花に紫色の斑点がちらばるこの花は、名前を聞いたら忘れられない。島の子どもたちはホタルを入れると花とは知らずチョウチンバナと呼んでいる。この花が山辺の道端に咲くのは6月である。子どもたちはこの花をとり、先をつまみ、手の感触によって「イカリかロウソクか」のあてっこをする。イカリとはこの花のめしべの先が3つに分かれ、港の地図記号のイカリ
鼻やおでこも使い愉快「アクビたてたて」日本にはふつう3種のアケビがあり、佐渡にもこの3種が野生している。島では、これら3種のアケビをアクビと呼ぶ。葉のふちに切れこみのない五葉をもつのがアケビ、切れこみのある三葉をもつのがミツバアケビ、これらのあいの子で切れ込みのある五葉(3~4葉もまじる)をもつのがゴヨウアケビである。実は、ミツバアケビが最も大きく、他のアケビの3~4倍もあり、味もいちばんよい。アケビのつる(芽の5~10㌢にのびたもの)も4月から採れ、おひ
ノゲシであてっこ茶色ならカバン持ちに島ではコウゾリナをカヤムグリ、タンポポをボボチャ、ノゲシをボヤジともよび、春先若芽を摘んで食べる。(ハルノノゲシ)(アキノノゲシ)これらの植物は、みるみるうちに花ぐきをのばし次々と花を咲かせていく。タンポポのわた毛が空に舞うころ、ノゲシもすっかり大きくなっている。ノゲシは、アザミににて、切り込みの多い葉をもつが、刺(とげ)はなく柔らかい。どの道ばたにもみられ、黄色い花を枝の先に次々と咲かせるキク科の植物である。子
”カンカン鳴らし”タンポポの干した茎でタンポポのカンカン鳴らし。これはタンポポの干した花茎に息を吹き込み、歯でひっかけて鳴らす女の子の遊びである。ー長いのをいっぱい持っていることが女の子の自慢であった。乾かないように塩でまぶしたタンポポを紙につつみ、大切にふところにしまっていた子供たち。また、梅干しの汁につけたすっぱい花茎のカンカン鳴らしも楽しんでいた。遠足が近づくと遠足に持って行くためのタンポポがとられ、家の近くのタンポポが姿を消したーこのようなことは、もうふた昔
澄んだ音に磯の香楽しいフクノリ鳴らしフクノリ鳴らし。海辺の子でなくても、島の女の子はたいていしている。磯の香りとともに思い出のよみがえる遊びである。フクノリは、ところによりフクロガタ(赤泊)、カリノリ(見立)、ニンニコ(小川)などとよばれる。佐渡でいうフクノリは「キョウノヒモ」「ヒラムカデ」の両種をさすと、新潟大学臨海実験所の北見建彦先生が教えてくれた。早春。まちきれずフクノリをとる子供たちだ。みぞれの降るころのフクノリは、メメクソ(小さなミミズ)のように
ツバキの実も笛に子どもの知恵さまざまスズメノテッポウの草笛は、だれもがやったことのある、なつかしい草笛である。春早く、田ごしらえ前の水田は、スズメノテッポウで一面におおわれる。円柱状の細長い穂に、ちらちらと褐色の小さな花粉ぶくろが風にゆれる。スズメノテッポウの花ざかりである。穂を抜き、葉を下にさげてくちびるをつけて吹くとピーと鳴る。子どもたちはピーピー草という。たくさん作り全部一緒に鳴らしたり、音の高低にわけて鳴らしたりする。島の子どもの作る笛はさまざま
夏を呼ぶホオズキカラスノエンドウで笛夏は、ホオズキの季節である。島をまわると、畑のまわり一面に、ホオズキのある家をよくみかける。実をつつむホオズキの赤いふくろは萼の大きくなったものである。赤いホオズキを、チンカゴ(小さなカゴ)に、いっぱい集めた子供たちは仕事にとりかかる。ホオズキに穴をあけ、中身を取り出す。時間をかけて気長にやらないと、破れてしまう。できあがったら、口の中に入れて、グズー、グズーと鳴らす。春になると、カラスノエンドウは急に伸び始
シダをカンザシにヒナサングサで髪結い「女の子はオタボコボンやモモワレを毎朝母から結ってもらっていた。長く細いきれいな草(オオウシノケグサ)の前でのカミユイサンゴッコは、今でも忘れられない」と佐和田町河原田本町の三浦さんは話す。「その草をヒナサングサと呼んでいた。草をたばねて髪を長くする。たばねた草が前にくる、短い髪だった母たちは、たいそううれしかったそうです」と母の話しをしてくれた高校生。ヒナサングサの前で、ぐみを編んだり、ももわれを結ったりして遊ぶ子供は
美しいヒガンバナ忌み花ときらう風習もヒガンバナ(マンジュシャゲ)は、子どもを誘う美しい花である。細く長くそりかえる赤い花びらと、赤い、長くつきでる放射状の雄しべがある。学名はLycoris(女神の名)・radiata(放射状の)である。ギリシャの美しい女神をこの花にみたのであろう。花にかけよって、子どもたちは、1本も残さず摘み、抱いてよろこぶ。髪に飾り、耳輪にし、首飾りを作る。ヒガンバナの首飾りは、サツマイモの葉柄や、ノビルの花茎で作った首飾り
海辺を彩るノビル手折るときの音に魅力イチョウの葉のはしに、ふたつに分かれたマツバをさして、首飾りとして編んだもの。これがイチョウとマツバの首飾りである。「色づいた黄色のイチョウと、茶色のマツバの色合いがよくマッチしている。こわれやすく、そっととって首にかけました」この保育園でも、今は移転新築されて、思い出のイチョウもなくなったと聞く。イチョウがなくなったばかりでなく、草木をつかってかっての遊びが、島の子供たちの間から、だんだんなくなっていく。島の
見事なツバキ並木花で首飾り編む子供らツバキの花が、ポタポタ落ちて、庭いちめんが赤くなる。きれいな花だけ集めて子供たちは、首飾りを作る。花は、内側に黄色の雄しべが筒となって残り、雌しべのぬけたあとは穴になっている。この穴に、わらをとおすと、ツバキの花の首飾りができる。ツバキの多い島である。どの家にも何本かは見られる。南佐渡はめだって多くなる。古い道には、みごとなツバキ並木がみられ、ツバキで囲まれた屋敷林がみられる。ツバキの林の中に家々がある。「クネギ
忘れられる素朴さ現代っ子に敬遠される島の子供たちは、自然の緑の中で、かずかずの「草木の遊び」をしてきた。春は、ツバキやスミレの花を摘んで首飾りをつくる。ピーピーグサ(スズメノテッポウの方言)、シービービー(カラスノエンドウのさやの方言)で草笛を吹いたりする。オンバコ(オオバコの方言)の葉をちぎって、でてくるすじの長さや数で占いをする。秋なれば、野道に生えるミチシバをむすんでおき、通る人をころばせてよろこぶ。この間、相川町小川を訪れたとき、子
いつでもどこでも遊びを見つける。子どもって、すごいですよね。公園から続く道。落ち葉がたくさんありました。サワ、サク、カサ、カシャ、落ち葉をふみふみ歩く道。こんな落ち葉がたくさんの中からでも見つけるのですね。細い細い松葉。サッと取って「こっち持って」と唐突に。ルール説明もなく。説明なんてまどろっこしいか。何も言わず、引っ張る。私の持つ茶色い松葉の方が切れました。切れたほうを見て「あ〜」とだけ言って、また松葉を見つけてくる。数回やって、今度は小枝を見つける。髪を結んでいた
ツルウメモドキのお宝リースを飾りました。野花アレンジ研究家暮らしのフラワーフォトスタイリストすずきみさえです。アレンジ・草遊び・美味しい草など野花のある暮らしを楽しんでいます。今日は曇っていたけどそれほど寒くなく庭仕事日和。夫実家の駐車場にあるツルウメモドキを剪定しなくとちゃな~と行ってきました。実はこれから使うつもりなので切らずに~~~と慎重に剪定していたつもりがあわわ。一枝実付きをカット。もうこれはお宝♡リースにしなくては!と丸めただけのかんたんリースです。
【6月3回📛活動報告】『デンマーク牧場』延期されたデンマーク牧場。今回は晴れましたしかも日差しが強くなくちょうど良いお天気!またまたラッキーでしたまずは先生からてんとう虫のカードが配られました。裏には5つの課題と丸いシール…1.草を取る2.坂を登る3.牛を見る4.羊を見る5.草をあげる課題ができたらてんとう虫の背中にシールを貼って模様を作ります🐞まずは坂を登りながら草集め。先生に牛さん達が好きそうな葉っぱを聞きながら
”春よ来い春よ来い”と春を待ちわびていると、南向きの山から雪が消え始める。お天気の良い日にオトコノコ、オンナノコが一緒になって日だまりへ、ムシロを持って集まる。最初にママゴトの材料になる山野草を取りに、思い思いの所へ三三五五と散り30分もすると、皆が手に手に花を持って帰ってくる。集まった材料()内は標準和名。テテッピョ(シュンラン)、チゴロンサン(ユキワリソウ、オオミスミソウ)、スミレ、チョウセンガシ(ヤブコウジの実)、フキインキイサン(フキノトウ)、ズイ(キブ
今日の朝一番、娘と一緒にお散歩です(*^^*)新しく習い事を始めるのでその道順を確認するのが目的✨目的地まではうちから歩いて30分。でも、そこにたどり着くまでが長い~~!うちを出たすぐから、草や花で遊び始める娘。道端には子供たちが大好物なおもちゃがいっぱいなのです。今日判明した学校からうちに帰って来るまでの子供達の遊び方。「ママ~!アッカンベーの花や~~」「何それ~~」「見とってよ~」「ほらっ。アッカンベー
ヒメコバンソウヒメコバンソウはイネ科の一年草である。和名は姫小判草の意味で、茎の頂につく小さな穂を小さな(姫)小判にたとえたもの。可愛い小判のような穂。別名スズガヤも、小穂を鈴にみたてての名である。英名ルック・クエーキング。”かすかなる震え”といおうか、その繊細な枝々は、ほんの少しのゆらぎで震えるように小穂が動く。私はかつて、佐渡の子どもたちの草木遊びを調べたことがある。『佐渡草木ノート・植物と暮らし』(1978)にのせたヒメコバンソウの遊びを紹介する。
【令和初🌻ひまわり駅伝🌻清掃活動】勝山公園を軽やかに疾走する、やるっちゃ兄さん🎽皆さんも、やるっちゃ君を見かけましたか?北九州のランナーが勢ぞろいのひまわり駅伝を、来年は[やるっちゃ北九州]でエントリーしたいですね🥇そして本日は、突風🌪と小雨🌦の中での清掃活動🧤シロツメクサは子ども達👧👦の草遊びの為に、そっと残しておきました🦋草冠を頭に乗せて走っていた男の子の笑顔が素敵でした🐣
大魚がとれる蛍の飛びかう季節。山路にホタルブクロの咲く頃である。ホウタロこい茶のましょ山伏こい宿かしよう(佐渡・真野)佐渡のホタル狩りの唄である。山伏は山辺にいる大きなホタル、ゲンジボタルである。強く明滅する山伏の宿は、ホタルブクロの花である。山の子供たちのホタルカゴにしたホタルブクロの花。鐘型をした白っぽい花に紫の斑点がちらばる。花の中でホタルはぐるぐる動く。花をすかしてホタルが明滅する。ホタルブクロは”蛍袋”であるが、蛍はもともと”火垂
10連休の初日、旦那さんの実家に帰省中。墓周辺の草刈り中に、子ども達は草遊び草の冠、足で踏んだ押し草、、遊びは広がっていきます私は移動の車中で眠れずぼんやり景色を眺め中おしまい
今日は山野草展で仲間と遊んで来た明日も草遊びの日赤花雪餅草をUPしましたが馴染の薄い方もおられると思いますので普通種との違いが分かる様に写真を載せます赤花普通種此れで良く解ると思います浦島草の赤花で庭に地下植えしています普通種の写真は無いのでネットで検索してね赤花浦島草ですがもっと赤い色
どうも明日早いのになかなか寝られないザネリです疲れていると逆にこうなるのよでふっと電池切れになるので明日は注意しながら運転しなければと思いつつもうひとつ更新こないだつくしを採りにおさんぽ行ってきました一年ぶりとなりますが見事に道路整備宅地化野焼きに消毒?てな感じで一本も生えておりません近所の土手に生えているのは細めばかりなので太い長い立派狙いなのでしたが見事に期待を裏切られる結果でございましたまぁ転んでもタダでは起きません野草見