ブログ記事10,353件
人だかりが出来たことで、大野さんが踊り始めた事がわかった。まったく、あの人は…目立つのが嫌いなくせに目立つんだ。店員には恐らく何かお達しがあったんだろう。大野さんに目をかけているのがまるわかりだった。店内の端で眠ることが許されるなんて異常だったし、そのための長椅子が用意さるなんてありえない。ついでにそんな事をして何も被害がないなんて考えられない。全身はブランドで揃えられ、身だしなみも所作も綺麗。よそ行きの言葉遣いも優しい。明らかに子どもがアルコールを持っ
土曜日。思ったより早く終わった用事の帰り、滅多に来ない乗り換えのターミナル駅で美味しそうなプリンを見つけた。早く終わったし、櫻井君の所に行くか。寂しいと言っていた櫻井君を思い出し、プリン二つにモンブランも加えた。モンブランはおいらが好きなケーキ。二人でケーキを食べることなんてないから、きっと櫻井君は知らないだろう。櫻井君はああ見えてプリンが好きだ。コンビニに寄るとたまに買いたがる。酒にプリンは合わないから、せめてチョコケーキにしようと提案しても、意外と合うと言い張って買う。
こちらのグループチャットにて、無料案件を配信してますので、是非遊びに行ってみてください!副業在宅ワーク探してる方は是非!
我をさすれてビートに合せる。確かに心地い…伸び放題に伸びた髪がかなり動きの邪魔になっていたが、面倒で美容室には行く気にならなかった。<すみませーん。私たちと一緒にあっちに行きませんか…?>「あっち…?」<テーブルが空いてるんです。>「座れるの…?」念のため聞いてみた。<いいえ、眠れます。>張り切って言うのに驚く。可笑しくって笑っていた。付いて行くと本当に長椅子が用意されていて驚く。「すごいね。」<さ、どう
みなさんおはようございます心のTANEの翔です心のTANERADIOpart3電話で蜜柑さんと小川真登先生にゲスト出演して頂きました僕はボリュームバランス調整やノイズキャンセリング調整で忙しかったんですがコボスさんは楽しそうでしたRADIO内では真登先生の楽曲も紹介しています!是非ご覧ください!https://youtu.be/imGPDa6sxF8僕も今までしたことがない収録方法で楽しっかったですPS編集ありきの会話はしな
「明日もですか?」「そうなんだ。もしかすると、今週の土曜日当たりも予定が入るかもしれん。」「土曜もですか。」おいらが買ってきた唐揚げを摘みながら、櫻井君の眉が下がって行く。「なんだ、寂しいの?」「……寂しいです。」ポツリとつぶやく櫻井君に、キュンと胸が締め付けられる。「ほぼ毎日会ってるじゃない。」慰めたくてそう言うと、櫻井君がムリに笑う。「そうですね。でも、もっと会いたい。ずっと一緒にいたい。……僕、大野さんには貪欲なんです。いやらしいくらい。だけど……だから、我慢しま
誕生日を迎えていた。今までの人生で一番嬉しくない日。まさか、こんな事になるなんて思いもしなかった。「何でもいいよ。」〔そんな事言わないでさあ…遅くなったから怒ってるの…?〕「そんなことないよ。」遅くなったのは俺のせいだった。なんども尋ねられたのに、本当に欲しいものがなくて答えられないでいたんだ。〔ならほら、よく考えて、何かあるでしょ…?〕本当に何も欲しくない。ただ、悲しくて消えてしまいたい気分だった。〔さと兄…
↓前回はコチラまーちゃんvol.11。。。。。「え………………俺?」翔ちゃんが絞り出すような声を出す。「あ、うん…………ごめんね、いきなり……」「んん?イヤ……マジいきなりでビックリしたけど……」翔ちゃんの大きな目が見開かれてますます大きくなってこぼれそうだ、なんてオレは呑気にもそんなことを思ってしまった。「でも、翔ちゃんは……マジメだし……オトコのオレ、なんて……しかも、オレってばすげーいい加減だし……ゴメン、ね?」オレがそう言っても相変わらず翔ちゃんはポカンとした表情を崩
「ほら、誘われたでしょ?」櫻井君の声が聞こえたような気がした。「……予定がなければ、ぜひ。いろいろ教えて頂きたいこともありますし。」小瀧君が爽やかな笑顔で、広げた書類を整理していく。「いや、すまない。仕事相手とはプライベートで飲みに行かないようにしているんだ。」「どうしてですか?」小瀧君が書類をポンポンと叩いて揃える。それですっかり櫻井君に嵌ってしまったなんて……言えるわけがない。「仕事にプライベートを持ち込みたくないんだよ。親しくなってしまうと甘えてしまうからね。」「そう
自慢じゃないが、寄ってくる女に事欠かなかった。なんて俺の事が好きなのかと呆れる事すらある。だが、素直に気持ちを向けられるのに悪い気はしない。それなのに、そんな想いに心が動くのは最初だけ。すぐに飽きた。みんな俺の可愛い上辺だけしか見ていなかったからだ。俺が好きなのは…目の前で、俺以外の男に心を奪われている。そんな相手をなんで…自分でも分からない。いっそうの事、大野さんから去ってしまえばいいんだ。そう思うのに、出来ないでいた。少しでも近くにいたい。そ
回想*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。その大きなモニュメントに圧倒されて見入っていた。「こんなのあったんだ…。」『すごいね。』「うん…。」『正面の門を入るずっと手前にあるみたい。』地図を見ながら翔くんが説明してくれる。真正面から普通に入れば誰にでも見つかるそれを、二人して見上げて驚いていた。『これなら
↓前回はコチラまーちゃんvol.10。。。。。オレが口を開くと、みんなが一斉にオレを見る。「あ、あのっ……えっと、」なにをどう話せば……「まーちゃん」オレが言葉に詰まってると、智が優しい眼差しをしながらオレの肩を掴んだ。「まーちゃんはただ、自分の気持ちを素直に話せばいいんだよ」「智……」しばらくは智の顔を見つめていたけど、思い切ってまたみんなの方へ顔を向けた。「あっ、あのっ!」みんな、静かにオレを見ている。「あの……今まで、オレ、フラフラしてて、いい加減なことばっかり
玨ユ・ヤンはまた止まりました私は春翔と佐藤を一緒に連れ戻しましたが、当初、春翔はそうしたくありませんでした。孤独な男と女は同じ部屋にいますが、男はとても病気に見えますしかし、それを恐れないなら、あなたは10,000を恐れるでしょう!幸一子の青白い頬に笑顔が現れた。「そうなら、アギにしばらく待つように頼んでください。」冷たい目は彼がそれを保持する前にそっとクレーンをちらりと見たタツは部屋のドアに立つ必要があります何か聞こえた場合は、時間内に節約できます。しかし幸いなことにチェン・モ
↓前回はコチラまーちゃんvol.9。。。。。大学の校舎の裏の、少し奥まった場所。昼休みには芝生の上などでランチを広げる様子も伺えるが、今はほとんど人がいない。「みんな……授業出なくていいの?」「何言ってんだ。今はそれどころじゃねーだろ」オレが心配して言うも、潤くんにそう言われてまた黙り込む。「なぁ。オマエ、まーちゃんのなんなんだよ。イイ人って、どういう意味だよ」そんな潤はまた智に向かって食ってかかる。「なんだ?コイツ……顔が濃い上に熱いヤツだなー」「さっ、智っ!」「な
「もっと遅くなるかと思いました。」櫻井君が温めたカレーとサラダを出してくれる。サラダはやっぱりレタスを千切ったものだった。でも、プチトマトが添えてある。櫻井君にしては頑張った。ちょっと伊野尾にじゃまされたが、それ以外は順調に進み、予定通り定時に帰れ、今は9時過ぎ。「用事ってなんだったんです?」前に座った櫻井君のグラスにビールを注ぐ。「いや、大した用事じゃない。……伊野尾がどうしてもって言うから、企画書を見てあげただけなんだ。」「伊野尾さんって、あの?」櫻井君の眉が微妙に
「では、来週からは小瀧が御社を担当させて頂きますので、よろしくお願いいたします。」櫻井君と並んで小瀧君が一礼する。背の高いフレッシュなイケメンだ。櫻井君の1年後輩だと言うが、J社は本当にイケメン揃いだな。「こちらこそよろしくお願いします。櫻井君には本当によくしてもらってたからね。」「僕も同じように接して頂けるよう、頑張りますっ!」最後の『っ』が若さと意気込みを感じさせてくれるけど、櫻井君と同じようには……無理かなぁ。チラッと櫻井君を見ると、櫻井君がニコッと笑う。「もしよ
翔の誕生日が過ぎGWが過ぎ月命日が過ぎ少しホッとした。仕事は休みなく通常通り出勤しているが早上がりが出来るくらい激減している。おかげでユックリ夕飯の支度が出来る。孫も保育園に行けず遊びにも行けずビデオ電話で「バァバ行く〜」とかかってきて「ただいま〜」と入って来る。今日は急に寝てしまった孫にチロが近づき確認!寝ている時が一番可愛い...来月は4回目の祥月命日納骨堂も未だ休園いつになったら翔に会いに行けるんだろう...
まだ結局最後まで書き終わってないけどね…(笑)↓前回はコチラまーちゃんvol.8。。。。。「おー、ここがまーちゃんの通う大学かー」大学の敷地内を歩きながら、智が物珍しそうにキョロキョロとまわりを見回しながらのんきな声を出す。「ねぇ……」「んー?なんだ?」「ホントに……会いに行くの?」「ここまで来て今さら何言ってんだよ。もう諦めろって」オレはそんなことを言う智に対してため息が出た。「でも、オレ……これから授業だよ?」「えー?その授業に例のヤツはいんのか?」「あー……そ
相葉先生の「カラダを動かそう」今一な、やる気の智くん。相葉さんに長めに振りの確認をさせられる。みんな確認。何故か固い翔くん。素人っぽくってわかりやすかったけど…わざとかな…ボックスの動きを代わりに説明してくれR潤くん。分からない人もいるよね。分からない人は完璧にボックス出来なくっていいそうだけど、翔くんが未だに分かってないってどういう事…?もんな笑顔になってるからいいか…自宅で、ずっと座ったりしてたら足腰が弱っちゃう
徳島県で書活動をしております。現代書家/アーティスト、美文字講師原田葉月(ようげつ)です。✒︎はじめましての方は…こちらへ。✒︎美文字レッスンについては…こちらへ✒︎現代書家/アーティスト原田葉月…こちらへ✒️【輝きの翔】(44㎝×37㎝)まるで舞うように空高く光を放ちながら駆け抜けていく。葉月作品専用インスタ
「待って、今行く。」剛を追って、教室の入口に急ぐ。体を小さくして、ポケットに手を突っ込んだ剛はおもちゃの猿みたい。シャンシャン鳴らすやつ!「何話してた?」剛が俺を見ずにボソボソとしゃべる。照れ屋の剛は相手を3秒以上見てられない。相手が俺でも。「恋バナ。」「恋バナ?女子か!」剛が笑ってポケットから手を出し、肩に掛けた鞄を背負い直す。笑うと可愛いんだよな。もっとみんなの前でも笑えばいいのに。「あいつ、恋してんの!でも、気付いてないの!」「櫻井、アホか。」「アホだよねぇ。
ゆっくりと目が覚める。窓から日差しが差し込んでいた。心地よい疲労感に包まれて俺は眠っていた。こんなにグッスリ眠れたのは何日ぶりだろうか…ガラッ…突然部屋のドアが開けられて驚く。『翔くん、逃げてっ。』え、何事っ。『早くっ!』わけもわからず強引にベッドから引きずり出される。さすがに裸のまま明るいところに出るのは躊躇されるたが、そんな俺の感情は無情に無視された。散らかった洋服がかき集められてベランダに向かわされる。なんなん
皆さんおはようございます心のTANEの翔です僕のTwitterに匿名で聞ける質問箱なるものを設置してみました実はあれはTwitterの機能だと思っててどうやったら設置できるんだろう?と思っていたんですがどうやらTwitterと連携できるサイトみたいですね驚き、桃の木、山椒の木アナログ機械ばっかりいじってきたのでネットをもっと勉強しないとなーと思ったしだいです手縄家商事の宅配便質問がもしあればどしどしお寄せくださいhttps://peing.net
「智君、これ、懐かし……。」部屋から飛び出た俺に、智君からの返事はない。「あれ?どっか出かけた?」stayhomeの今、智君も俺も家にいることが多い。久しぶりに二人っきりの長い時間。一緒にいるからって、特に何かすることもないんだけど、やっぱり家ってリラックスするんだよね。そこに一緒にいるだけで。溜まった書類を整理して、シュレッダーかけて……。めんどくさくて後回しにしてた雑事を、部屋で一気に片付けて。整理してたら懐かしい物がいっぱい出て来て、手が止まる。デビュー前の映像とか
店の中を歩いてさっきの男を探していた。どこ…?いない。帰ったのかしら。<あら、伊吹。王子はどうしたの…?>急に呼び止められる。疑問形だが、口角が上がっていた。手にしたドリンクをこれ見よがしに光に翳す。<それにしても、王子って太っ腹よね。ここのところ、奢るの当たり前になってない…?>「私の友達にって言ったのよ。なんであなたが飲んでるの…?」<知り合いにそんな事言わないのっ。御曹司の彼女が、あなたみたいなケチな女が相手じ
【ワシントン=船越翔】新型コロナウイルスの感染による世界の死者数は14日(日本時間15日)、米ジョンズ・ホプキンス大の集計で30万人を突破した。今月4日に25万人に達してから、10日間で5万人増えた。果たして、中国はこの数字をどう感じいるんでしょうか❓世界経済にも多大なるダメージを与えどんな外国するんでしょうかね❓何事も隠ぺいすることなく正直に伝えて欲しいですよね!大切な、大事な命を守るために‼️
今晩は🌙高砂市の行政書士翔(かける)事務所、藤井です。ブログ村参加しています。皆様の暖かいポチお待ちしております。にほんブログ村最近のテレビは国会中継が良く映し出されますね。特に最近は最悪、権力がお巡りさんを動かしかねない事態になり得る法案通そうとしていますね。早く今の事態を終息し経済を活発にする法案が先でしょ。行政書士の仕事なんですが、皆様どんな風にして仕事取ってくるのでしょうか?ネットで集客。いいでしょう。どこかに入り込んでいる。アリでしょう。最近は私の事務所では一つ
性格が悪いって聞いていたけれど、意外に優しくておしゃれだった。ファッションに気を遣っていたが、信じられないセンスを持っている。一番驚いたのが臍にピアス。そうやってギャル男っぽく振る舞ってはいるけど、じつは上品。お育ちなんだろう。要所、要素でそれが表れていた。自然に身に付いたテーブルマナーのようなものがある。もしかしたら御曹司だったりして…そんな噂は以前からあったし、そばで見ている限り金遣いが普通じゃない。だが…<で、彼ってどこの人なの…?>
「母さ~ん、今日、智んちで夕飯食べる!」「あらそ?じゃ、これ持って行きなさい。」母さんがキッチンでガサゴソしだした。俺は階段を駆け上がりながら叫ぶ。「あ、弁当箱、俺が洗うから!」母さんがキッチンから顔を出してニコッと笑う。「仲直りできたの?調子いいんだから。これ、大野さんに渡して。」レジ袋に入った甘夏?オレンジ?を玄関に置くのがチラッと見える。智、すっぱいの苦手だから甘いといいな。部屋に入って、真っ先にカーテンを開けた。智はおばさんの手伝いしてるのかな?カーテンの開いたまま
夏も過ぎ猛暑も和らぎ涼しい風を感じる季節が訪れていた。受験生にとっては灰色の時期だが、大野さんは違う。推薦が通って進学先がもう決まっていた。「そういえば、うちの大学、「舞踊学科」が出来るって知ってた…?」俺の目の前で大野さんがオシャレなかき氷を頬張っていた。見てるだけで凍えそうだが、大野さんは平気そうだ。『ブトウ…?』「舞踊、ダンスの事だよ。」『え…?』「気になる…?」『まあ、ちょっと…。』「俺、入っちゃおうかな…。」『バ