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哀しそうな顔が頭に焼き付いていた。知らない。裏切って何もかも台無しにしたくせにそんな貌を見せるなっ!冷たく凍ったと思った心が簡単にざわつく。押さえつけた苦しい想いがせり上がって来そうで、恐怖を感じた。◇◇◇誰にも会わないように、同級生に会う可能性の低い路線に間に合うように家を出ていた。あのまま、智くんと鉢合わせるなんて御免だった。電車の窓から流れる町並みを眺めていた。大勢の人々が家庭をもって家をもって毎日の生活
「い、いるよ。」反射的にそう答えてた。ずっと一緒にいた智。智がゲイだろうが、なんだろうが、俺は智の親友だ!一生!「いられる?」智が再度聞き返す。「いられるんじゃない、智が智だから俺らは親友なんだ!」智の顔から表情が消える。なんで、そんな顏?俺らは一生親友だろ?そうだろ?智はそうじゃなかったの?「じゃ、親友でいてよ。ずっと、何があっても。」「お、おぅ。」「俺も、一生、翔ちゃんの親友でいるから。」「当たり前だろ?生まれた時からずっと一緒にいるんだ。今更、智がゲイだ
今晩は🌙高砂市の行政書士翔(かける)事務所、藤井です。ブログ村参加しています。皆様の暖かいポチお待ちしております。にほんブログ村コロナ騒動の中、いつもとは違うゴールデンウィークを皆様過ごされているとは思いますが。私の家ではこれをチャンスととらえます。まだまだ発展途上の翔事務所ではゴールデンウィークもやる事一杯でした。しかし、自宅兼事務所なのでいつでも事務所出来ると思うとダラダラしてしまうのが難点でしょうか。今日はたまの平日だったので何かと朝から外の仕事が多く、パリっとした1日で
みなさんおはようございます心のTANEの翔です!本日は心のTANEの活動について話していきたいと思います!まず心のTANEは日常生活に支障をきたしているレベルの症状やトラウマを抱えながらもいかなる福祉制度の補助の対象にならない方の就労支援や居場所作り課外活動様々な職業体験等々……様々な活動を行っています!具体的な活動はその時々のメンバーの趣味興味によって変化します!2019年度の活動報告動画を貼っておきますもし、ご興味がございましたら下のUR
つまり俺は、人妻にあんな事をしてもらたって事か…?嘘だろ。あんな/////っ!<えっ、ちょっと翔くんっ。>ボタッ…ボタボタッ…あ…<これで…。>万里得さんがくれたティッシュで何とか鼻を抑えていた。うわ…手が血だらけだ。<トイレ行く…?>「そうします。」何故か笑顔の万里得さんを残して俺はトイレに駆け込んでいた。「はぁ…。」個室でため息をつく。理解できない。旦那さんに知れたら大ごと
「あ~、俺はなんてバカなんだ!」ベッドの上で天井を見上げ、顔を両手で覆う。言うにしたってあれはダメだ。なんの解決にもなってない!傷付いてるよな……智。智のことを一番に考えるって、結論出したんじゃなかったのか!?「あ~、ほんとバカっ!」俺は両手で自分の頭をポカポカ叩く。こんなんじゃダメだ。もっとガシッと殴らないと、俺の気がすまない!俺は目をつぶって自分の頬を殴る。グーで。「うっ。」拳が頬骨に当たって痛い。「痛い~~~っ!」頬を両手で押さえて体を丸める。智が悪いわけじ
清々するほどあっけなく俺の大切な恋は終わった。死んでしまった。あれほど、生きていけないとすら思ったのに俺はこうして生きていた。暑い…日差しはますます厳しくなり、緑は鮮やかさを増していた。そんな彩豊かな中で俺だけが死んでいた。死んだんだ。俺の心は殺された。よりによって、智くんに…「ふふふっ…。」バカな事いってらぁ…日常は相変わらず粛々と過ぎていた。一時期ブランクに陥った俺は、それでも何とか授業に遅れないように必死に付いて行っていた
みなさんおはようございます心のTANEの翔です何回挨拶するんだって感じですがとりあえずおはようございます今日は初投稿なので自己紹介をしていきたいと思いますまず今僕は心のTANEの代表兼カウンセラー兼音響技師ですそして小学生の時に陰湿ないじめにより起立性調節障害を発症していた過去をもちます中学生の時にカウンセラーになることを夢見て必死に勉強してきました高校の時に心理教育コースに入れさせてもらい卒業後に民間資格ですが今現在メンタルヘル
はじめまして!鴨宮翔といいます。▼僕のブログに訪問頂き、ありがとうございます😊自己紹介の通り、僕の日常を投稿していきます。見て楽しんで頂けたら嬉しいです(^^)いいねやコメント頂けたら更に嬉しいです。今日は仕事が休みだったので家で料理をつくりました!作ったのは中華風肉豆腐とチャーハンです。チャーハンはパラパラに仕上がり、肉豆腐はピリ辛で美味しかった😆貝しぐれとナッツをつまみにクイッと一杯飲みました!また料理を作ったら投稿しますね(^^)ではでは(^ω^)
自転車置き場に行くと、智がクラスメートの岡田と話してた。空手部の岡田のガタイはいい。でも、昨日の男よりもだいぶ小さい。智と同じくらいじゃないか?「お、来た。」岡田がニヤッと笑う。目の大きなイケメン。体はゴツイのに、顔はすっきりしてるってどうなの。これで背が高かったら、モデルとかなれそう。背が低くてもモテモテだけど。「じゃ、そういうことで。」「え、やだよ。」「いいじゃん、いいじゃん、智、歌上手いし。」「岡田っちだって上手いじゃん。」「いいから、来い!」岡田が智を指さし
いつもコメント、メッセージ、いいね、ありがとうございます。お元気に過ごされているでしょうか…?医療現場は過酷さを増しているようです。はやくマスクなと必要な物資が届くといいのですが…我が家の近所の病院(総合)にも、コロナの患者さんは入院されているらしいです。大きな病院ならそうなるのでしょう。私がもし、コロナにかかったらそちらにお世話になれるといいですが、どういう状況かまではわかりません。医療崩壊しない事を祈って、早く治療薬が出来るのを祈るばかりです。さて、
「まーちゃん」連載途中ですが……オンライン終了後、こんなんだったらいーなーって妄想(笑)←そんな妄想したの私だけじゃないはず(笑)一部ネタバレしてますのでイヤな方は見ないで下さいね。ニノちゃん視点です。。。。。。「…ということで第一回目のワクワクオンラインでしたね。また、次回を楽しみにしていただけたらと思います。さよなら~」翔さんが締めの言葉を言って、「「「「バイバーイ」」」」それ以外のメンバーが画面に向かって手を振って、「感謝だよ」相葉さんがつぶやくと、「感謝だよ。感謝し
あまりの出来事に、智くんに「裏切り者」と叫んでしまいます。(応鐘の実①407「Katastrophe2」S続き…)移動教室の時間が迫っていた。数人の生徒の話し声が聞こえてくる。ドンッ…≪あっ…。≫急いで出て行こうとして入ってきた生徒に肩がぶつかってしまっていた。胸元のカラーを確認する。下級生だった。≪すっ、いませんっ。≫「…。」俺は無言で出て行った。そのまま階段を上がっていく。脚が動かなくなりそうになるのを
↓前回はコチラまーちゃんvol.7。。。。。どれくらいの間、そうしてたんだろう。いつになったら枯れるのかと心配するほど溢れ出ていた涙も、智の暖かい手で頭を撫でられている内に少しずつその量も少なくなっていって。「……まーちゃん?」優しい、優しい智の声がオレの名前を呼ぶ頃にはほとんど涙は出ていなかった。「ん……」「まーちゃん?大丈夫か?」「ん……ごめんね?智……」「ふふ。まーちゃんてばさっきから謝ってばっかだなぁ」少し体を離すと智がオレの顔を覗き込みながら笑う。「……重かっ
俺は会えないなんて耐えられない。そう正直に打ち明けたが、智くんは不安そうな顔しか見せなかった。言いたいことは分かるが、そんな姿が俺のはやる気持ちに余計に拍車をかけていた。「会いたいんだ。」『翔くん…。』言いなりになって我慢なんて出来ない。『GPSはどうするの…?』「え…。」『俺達の居場所なんてその気になれば簡単に特定されちゃうんだよ。』そう言って智くんは俺に左腕を見せた。初めて見る。青い文字盤の綺麗な時計は俺のと色違い
殆ど眠れなかったが、無理にでも起き上がって学園の制服に袖を通していた。何よりも救いは今日智くんと話が出来る事。会えるんだ。智くんに言われた通り、食事をとって友達に教えて貰った宿題も済ませていた。カバンを持ってリビングへと降りていく。見慣れないスーツ姿の男性がリビングに一人、居間の出口に数人、微動だにせず立っていた。「おはよう。」<おはようございます。>いつも通り挨拶が出来たのはタミさんだけ。他の慣れない人たちは緊張を隠せず、奥からずっとリ