ブログ記事201件
来年向けの帯。糸入れが出来上がり、これから絞っていきます。糸の間に何の柄が隠れているでしょうか☆
袷のシーズンへ向けて制作。菊をモチーフにした付下げ、墨描き中です。儚さをイメージして。
先日、お茶席にとお求めいただきました付下げをご紹介いたします。お花を横から見たデザインと松を意匠化しました。お花はピンクが桜、黄色が菊になっております。松はお目出度い柄ですので、格式のあるお席にもとても映えます。墨描きは施さず絞りのみで表現することで、絞りの優しさや柔らかさが出てまいります。付下げ『小花と松』
お盆期間中の休業日についてお知らせいたします。下記の通り休業とさせていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。<お盆休業日期間>8月13日(日)~8月16日(水)はお休みとさせて頂きます。8月17日(木)より通常営業いたします。よろしくお願い申し上げます。本日は帯揚げワークショップに親子でお越しいただきました。お好きなイメージで配色を選んでいただき、世界にひとつだけの帯揚げです。
先日手に入れた本。古本市でよい本と巡り合うことがあるので、古本市に出会っては毎回美術書コーナーでガサゴソ探しています。こちらは40年前の本になりますが、辻が花をはじめとする桃山時代の染織が分かりやすくまとまっていました。墨描きに関しては、他にはない特徴的な柄が掲載されており、とっても興味深いです。うちにある文献と解説が違う方なので、また違う目線のお話。上杉謙信公がお召しだった衣装が数点あり、戦国武将好みの解説で面白い。改めて上杉謙信公は当時とってもオシャレだったんだろうなと感じました
染料たち。見本裂を染め、微妙な色の調整を行います。色を作る作業は、色をみて足りないものを足していくので、お料理の味付けと似ている感覚。
自然布+絞り男物の着物。ぜんまい紬にムラ染め絞りという技法で染めました着物です。上前、袵の足元にぜんまいの柄をさりげなくデザイン。お好みで、ぜんまいの柄はお袖にくるようお仕立てすることも可能です。ぜんまい紬とは、山菜で知られるぜんまいの新芽から取った綿を織り込んだ織物です。節の部分にぜんまいが織り込まれてきます。なんと言っても保湿性や防水性が高く生地も丈夫です。そしてぜんまいは縁起物として、おせち料理などに使われている食材です。他にはないものをお探しの方へ。オシャレにかっこ
オーダーいただいた、男物の夏着物と紗の羽織です。『クールでかっこよく』というオーダーをいただきました。↑こちらが着物↑こちらが羽織お召しなる方のお好きなものを柄に取り入れたり、着姿をイメージして作っております。完成しましたら、全体像をご紹介いたします。絵絞庵では、オーダーでご注文を承ることも可能です。ご要望ございましたらぜひ相談ください。
男物の夏着物と羽織をお誂えでご注文いただきました。お客様よりお写真をいただきましたのでご紹介いたします。かっこよく、クールなイメージで、とのオーダーでした。まず、お客様より着物は濃いお色、羽織は薄いお色、とのご要望をお聞きし、お色を決めました。着物や羽織の柄はある程度お任せしてくださったので、着物は直線の絞りでシャープさを出しました。羽織の柄はお客様の好きなモチーフをさりげなく取り入れてデザインいたしました。色数、柄は少なめにし、クールで都会的なイメージとなるように。絵絞庵では、ご
梅雨空の続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。お外に出ると独特の湿気を帯びた空気感を感じますが、道端のあじさいの清々しい姿に元気をもらっています。あじさいと一言に言っても多種多様。この時期、色々なあじさいにお出会いしては様々なお色や形、グラデーションに見とれてしまいます。こちらは額紫陽花をモチーフにしており、葉っぱに丸い雨滴を墨描きで表現しています。絽縮緬の生地に染めておりまして、この季節にぜひ締めていただきたい帯です。
【絵絞庵工房展示会へのお越し、ありがとうございました】5月20日〜28日まで開催いたしました『絵絞庵工房展示会』を昨日無事終えることができました。お越しいただきました皆さま、心より感謝申し上げます。会期中はお天気にも恵まれ、玄関のバレリーナも展示会に合わせたかのように花開きました。八重ではないバラも、涼やかでよいものです。今回は父の作品もたくさん展示いたしました。作品の前で父の話をしましたり、父を惜しんでくださるお声もたくさんいただきました。皆さまのお心遣いに、心温か
なごや帯の展示の様子をご紹介します。後ろ姿が楽しくなる帯たちです。~絵絞庵工房展示会~■日時令和5年5月20日(土)~5月28日(日)午前10時から午後5時まで■場所絵絞庵工房にてお越しの際はお知らせいただけますと幸いです。
先週末から始まりました、工房展示会もはや折り返しとなりました。二階の展示の様子をご紹介いたします。何かとご用途の広い付下げ。典型的な辻が花文様から、洒落感のある楽しい付下げなど、色々な絞りの着物たちです。一部付下げ小紋もこざいます。ぜひ実際お越しいただき、お顔に合わせていただいたり、ご覧いただけますと幸いです。~絵絞庵工房展示会~■日時令和5年5月20日(土)~5月28日(日)午前10時から午後5時まで■場所絵絞庵工房にて※お越しになられる際はご一報いただけますと幸い
工房展示会初日を迎えました。気持ちのよいお空。おてんとうさまも喜んでくれているようです。展示会の様子を少しご紹介いたします。一階はパネル、染額、スカーフ、帯揚げ、カードケースなどの小物類。二階は着物、帯を展示しております。着物をお召しになるお方もお召しにならないお方も楽しんでいただけるかと存じます。父の作品も多数展示しておりますので、ぜひご覧いただけますと幸いです。皆様のお越しをお待ち申し上げております。メッセージやコメントでもお気軽にご連絡くださいませ。~絵絞庵工房展示会
京都・上高野では、心地よい風が吹いています。あちらこちらでお花が芽吹き、生命の営みを感じずにはいられません。玄関はバラ科のバレリーナというお花、お庭にはアジサイ、紫露草が花開く準備をしています。~絵絞庵工房展示会~■日時令和5年5月20日(土)~5月28日(日)午前10時から午後5時まで■場所絵絞庵工房にて※お越しになられる際はご一報いただけますと幸いです。
コロナ禍以前は毎年4月に行っていた工房展示会を、久々に開催いたします。これまでに制作しました作品や、新作の付下げ・小紋・訪問着・染帯・パネル作品等を展示、販売いたします。◎令和5年5月20日(土~5月28日(日)午前10時から午後5時まで◎絵絞庵工房にて◆アクセス◆※お車の方京都市中心部より20分川端通りを北へ花園橋を八瀬・大原方面すぐ駐車場1台有事前にご確認ください満車の場合、三宅八幡神社の駐車場をご利用下さい<一日500円徒歩5分>※電車・バスの方○京都駅
コロナ禍以前は毎年4月に行っていた工房展示会を、久々に開催いたします。これまでに制作しました作品や、新作の付下げ・小紋・訪問着・染帯・パネル作品等を展示、販売いたします。◎令和5年5月20日(土)~5月28日(日)午前10時から午後5時まで◎絵絞庵工房にてどなた様でもお越しいただけますので、お誘いあわせの上、是非ご高覧を賜りますよう謹んでご案内申し上げます。
17日まで開催しておりました日本伝統工芸近畿展での入選作品をご紹介いたします。絞り染訪問着『ONE』福村健『ONE』というタイトルには、一つの、唯一の、等の意味を込めています。ご覧いただく方によって様々な解釈をしていただけたらと思います。今回の展覧会で沢山の方に足を運んでいただきご高覧いただけましたこと、心より感謝申し上げます。いただいたご意見、ご感想を今後の制作の励みにさせていただきます。-----------------------------------------------
日本伝統工芸近畿展、来週17日(月)までです。≪日本伝統工芸近畿展≫■日時令和5年4月12日(水)~17日(月)午前10時~午後6時30分(午後7時閉場)※最終日4月17日(月)は、午後4時30分まで(午後5時閉場)■場所京都高島屋7階グランドホール■入場料一般500円(当日券のみ)大学生以下無料ご高覧賜りますようお願い申し上げます
この度、日本伝統工芸近畿展に入選いたしましたので、ご案内申し上げます。出品作絞り染訪問着「ONE」福村健≪日本伝統工芸近畿展≫■日時令和5年4月12日(水)~17日(月)午前10時~午後6時30分(午後7時閉場)※最終日4月17日(月)は、午後4時30分まで(午後5時閉場)※4月14日(金)10時~14時当番のため会場におります。■場所京都高島屋7階グランドホール■入場料一般500円(当日券のみ)大学生以下無料ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
控えめながらも「寿ぐ」という思いを、品格を保ちながら表現できる着物。松は常緑であることから、古来より健康や長寿を願う吉祥文様として親しまれてきました。御目出度いお席にぜひお召しいただきたい一着です。付下げ『松寿』
蒸栗色の地色に、横段部分は利休鼠に染めました。肌馴染みのよい優しい地色ですが、横段の利休鼠で全体の雰囲気が引き締まります。横段の柄行きは格調高い雰囲気になりますので、袋帯を合わせていただきますとお茶席や式典などにお召しいただけます。軽めの帯を合わせていただきますと、格調高い雰囲気が都会的、スマートな印象にも。観劇やお食事などにお召しいただけます。合わせる帯や小物でどちらにも転べるので、出番が多い一着になるかと存じます。付下げ『横段辻が花』
【なごや帯『豊実』】冬に付ける光沢のある赤い果実と緑色のコントラストが美しく、縁起物である万両。こちらの帯地には銀糸が織り込まれております。お写真では分かりづらいのですが、実物をよくご覧いただきますと銀糸の光がチラチラ降る雪のようにも見えます。絵絞庵で扱う生地の種類は様々です。創りたいモチーフや着用場面などを考えて生地を選んでおります。お庭の万両も赤々と実りました。なごや帯『豊実』
『氷裂貫入』という釉薬を使った陶器をイメージして作りました帯です。『氷裂貫入』は、別名『薔薇貫入』とも呼ばれております。こちらの帯、生地に少し光沢があり華やかな印象になります。そしてしっかりしていますので、とても締めやすい帯です。氷裂貫入釉薬とは、青磁という釉薬のひとつで、素地の土と釉薬の焼いた時の収縮率の違いによって起こる細かな貫入(ガラスのひび割れのこと)が特長で、氷が割れたように見えることからこの名前がついています。なごや帯『氷裂貫入』
昨日より一転、本日晴れ間が覗き雪解け水の音がポタポタと。京都、上高野ではまだしばらく雪景色が楽しめそうです。
こちらは私自身の羽織になります。キリシタン大名にも好まれた花クルス(花十字)を、辻が花で表現しました。地色は南蛮人のマントをイメージした深い緑色です。少し派手目ですが、その雰囲気からクリスマスや新年の装いにも重宝します。男物も少しずつ商品を増やしていく予定です。どうぞお楽しみに。福村健男物羽織『辻が花クルス』
なごや帯の制作途中の様子です。『糸入れ』という糸で柄を縫う作業は根気のいる仕事です。糸で縫って絞った後この糸はほどいてしまうので、糸入れが全て終わった時は同時に儚さも感じてしまいます。
一色染めの辻が花の帯揚げをご紹介いたします。墨描きを施した古典的な辻が花を帯揚げにあしらいました。帽子絞りと墨描きによる菊が上品でかわいらしい帯揚げです。ポイントとなる絞りの部分は帯からチラっと見えるであろう位置に配置しております。お色はあやめ色蒸栗色錆青磁お持ちの着物や帯に合わせ、コーディネートのポイントとしてお使い下さい。絵絞庵オリジナルの上品な色合いで、お着物に華やぎを添えます。Webショップでもご購入可能です。ぜひこちらからご覧くださいませ。辻が花染め工房絵
制作工程をご紹介いたします。色挿し中の様子。こちらは絞りではなく、珍しく筆で色を挿しているところです。安土桃山時代の辻が花も、帽子絞りの白抜きの中に、茶色や黄色を染めて変化をつけていました。絞りで染めたものもありますが、中には色を直接挿したと思われるものもあります。
明けましておめでとうございます。皆様には幸多き新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は大変お世話になりありがとうございました。本年も変わらぬご厚誼の程よろしくお願い申し上げます。令和5年元旦なお、年始は5日から営業いたします。なごや帯『紅白梅図屏風』