未来への手紙。よく小学校の卒業式に未来の自分(大人か、あるいは、老年期に入った)に向けて手紙を書き、タイムカプセルとかいって一度埋める試みがあると思う。私は、確かやっていなかったと思うが、本当にやっていなくてよかった。なぜなら、思い描いた未来と、実現した(夢が叶うということではなく、年を重ねて黙っても着いた)未来のギャップに愕然とするしかない、そんな絶望感を味合わずに済んだからだ。ただ、覚えている。普通は嫌だと。思い返せば、学んだ学問、就いた仕事、世間の誰もがやっている業種・職種ではない。文集に