2001年6月8日に大阪で起きた附属池田小事件から早くも20年が経過しようとしている。この事件はオウム事件(地下鉄サリン事件のような韓国語の蛍の光が流れる時期に警視庁や裁判所付近をウェルトハイマーやレウィンなどのような集団心理学者の国ナチス・ドイツの毒物で多数の一般市民を襲った事件)と同様に複雑な事件であるので、それらを構成する部分的要素に基づいて概念化する考え方(要素主義)を利用して見ていくことにする。事件が発生する2年前の1999年夏、創価教育学会名誉会長の池田大作氏が、「沖縄がまだ琉球と呼