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長く鑑定をしていて、よくあるご相談の中に「試験に合格できるかどうか?」というのがあります。算命学の占いは卜占ではないので、合格出来るか出来ないかをカードとか、筮竹やらサイコロやらコインやらで占ったりはしません。ちなみに卜占というのは本来、自分の意志では決めかねる問題を解決をするため、その決断を下すために行うもので、その結果が当たる当たらないは二の次、そういうものなんです。さて、算命学の占いの場合、判断材料が生年月日だけではそのようなテーマに対して答えの出しようがありません。宿命
生年月日から干支を出し、そこから星を算出し、それらを読み取るだけでは正しい算命学鑑定とは言えません。市販されている多くの算命学関連の本に書かれているのは、単に算命学の鑑定に用いられる技術の紹介に過ぎず、ましてや鑑定法ではありません。正しい算命学鑑定を学ぶには、良い師を見つけて教えを乞うしか方法はありません。良い師、そして良い教科書が不可欠です。『万象算命創楽院』の通信教育コースなら、全国どちらにお住まいでも、正しい算命学鑑定が出来るようになるまでご指導致します。オプションで
皆さまこんにちは万象算命創楽院の峯耀子(みねようこ)です。いつもご覧いただきありがとうごいます。前回の本物の鑑定①では矢山先生の名著「気の人間学」より本物を見分けるコツを算命学の鑑定にも当てはめたお話でした。今日も「本物の鑑定」のお話の続きです。算命学には数多くの占技や技法が存在します。もちろんそれらを一通り理解しておくことが前提ですが、心得のある鑑定士は、ただあれこれと技術を使うばかりではありません。重要なのは、まず相談者を取り巻く環境を正しく捉え
今からちょうど4年前に書いた記事です。ちなみに算命学では死後の世界は論じません。あの世に行ったら、あとは僧侶にお任せすればいいのです。ついでに補足をしておきます。巷の自称霊能者の99%は偽者です。龍が見える、なんて言ってる人たちは信用してはいけません(笑)『万象算命創楽院』公式サイトはこちら
数日前の朝早く、事務所の電話が鳴ったので受話器を取ろうとしたら番号非通知。。。今どきこういうのは珍しいし、なんとなくイヤな氣を感じたのですが、とりあえず電話に出てみたんです。そうしたら案の定、鑑定を受けたいのだけど鑑定料は安くならないか?初回は割引料金の設定とかないのか?というようなことを言ってくるわけです。「今回はどのようなご相談ですか?」と尋ねてみたら、「相談の内容が決まってないとだめなのか?」「生年月日さえ言えばそれで鑑定をしてくれるのではないの
占技という言葉を間違って使っている人がけっこういますね。例えば十二支の「位相法」は占技ではありません。これは技法です。占技というのは技法の活用法であり、複数の技法を重ね合わせて作られたものが多くあります。それから十干の「干合法」は「位相法」ではありませんので、念のため。「律音」「納音」「大半会」「天剋地冲」などは特殊位相法として、通常の「位相法」とは別扱いにします。これら特殊位相法に用いられる条件は「共通干支法」という占技において、他人との相性を観る際に活用出来ます
皆さまこんにちは万象算命創楽院の峯耀子(みねようこ)です。いつもご覧いただきありがとうごいます。前回と前々回の記事の中の特殊位相法についてのご質問をいただきました。天剋地冲の対処法運に支配されないために特殊位相法の条件は以下の4つです。大半会、律音(融合条件)天剋地冲、納音(分離条件)これらは位相法の支合、半会などあるいは害、対冲などと構造も違い捉え方も違います。また融合条件だから無条件に良いというわけではありません。例えば、起業する人が半会が回るから、今
皆さまこんにちは万象算命創楽院の峯耀子(みねようこ)です。いつもご覧いただきありがとうごいます。前回の続きです。天剋地冲の対処法算命学は、ストレスや病気、人間関係など、いろいろな面で注意する時期の予測が出来ます。そういう時期が来た場合、どう向き合うかですが例えば、害と聞いて=※「病気」と暗記してしまいとらわれてしまうと、その気持ちが体調不良を引き起こすかもしれません。※害=病気ではありません。また、天空象(天中殺)を気にしすぎているために自分は今、天空象(天中殺)
後天運における納音と天剋地冲の解釈の違いについて、また機会を改めて解説をするつもりです。さて、現在ヨガと気功を習っていますが、つい先日福岡で望月勇先生のセミナーに参加してきました。いろいろと学びの多いセミナーでした。『万象算命創楽院』公式サイトはこちら
皆さまこんにちは万象算命創楽院の峯耀子(みねようこ)です。いつもご覧いただきありがとうございます。先週末はヨガ、気功家として著名な望月勇先生のプラーナヨガのワークショップに参加しました。10年ほど前に「気の発見」と言う対談本で望月先生の事を知り、こんな凄い方がいるんだ~とずっと心に残っていました。ロンドン在住だそうなので、まさか福岡でお目にかかれる日が来るとはおもっていませんでした。望月先生の本おススメです!私は、12、3年くらい前に中医学と気功を習っ
もうこの20年くらいの間、ブログを個人の日記代わりにしていろいろなことを書き続けてきました。私の仕事が算命学の研究、鑑定、そして教授ですから、ブログも算命学関連の記事でまとめていけば良いのでしょうが、個人的にはそれじゃあ全然面白くないんです。もともと私は音楽を作る人です。音楽業界を引退したわけではありません。ただ、高尾宗家の創られた本流の、算命学理論の素晴らしさをもっともっと多くの方々に正しく伝え広めたい、一生を賭けてそれをやり遂げたいとの思いが未だに強いので、音楽の世界に戻れ
ちょうど4年前、まだ東京・府中にいた頃に書いた記事ですが、是非読んでみて下さい。『万象算命創楽院』公式サイトはこちら
算命学と出会ったのが今から32年前。それまで取り組んでいた四柱推命などの東洋占術の研究から離れて、いつしか算命学一本に絞って研鑽を続けるようになっていきました。その理由は、「算命学は理に叶っている」から。陰陽五行の原理原則に則って、確かな答えを導き出せるから。運気の良いときも、悪いときも、全て的確に見通せるから。いつしか私は、自分のことも含めてこの世の全てを陰陽五行で考えるようになっていきました。多くの人々が未だに算命学を単なる生年月日占いだとしか思っていない
算命学に関するブログ記事を書いている人たちの中には、いまだに十干と十方星(十大主星)の違いが解っていない人が少なからずいるようです。これ、わかってないって、大問題ですよ。。。十方星(十大主星)というものは、命式中において、日干を通して他の干との関係を符号化したものです。なぜ星と呼んでいるのか、わかりますか?星という文字をよく見て下さい、「生まれる」という文字の上に「日」が乗ってますよね?つまり「星」というのは「生まれた日に関わる目印」という見方を大昔の人たちはしていたの
何年も算命学を勉強しているのに、未だに守護神法が上手に使いこなせない・・・そういう人が多いですよね?最大の原因は正しい「守護神観取法」を教えている人が少ない、良い本もない、それに尽きると思われます。算命学占いの守護神法というのはもともと中国の八字(日本では四柱推命と呼ばれていますが)から拝借してきたものです。八字では用神法といいますが、算命学の調候守護神法は中国八字の古書「窮通宝鑑」を手本にしています。ただし、誤解してはいけないことがあって、守護神=用神ではないんで
皆さまこんにちは万象算命創楽院の峯耀子(みねようこ)です。いつもご覧いただきありがとうございます。算命学にはその人の才能や適職がわかる占技があります。ところが、才能や適職がわかっても、実際に理想とする仕事に就けるかどうかとなると、また別の話ですね。算命学では、その人が理想とする(向いている)仕事につけるかどうかまた、仕事(社会)とどんな関わり方になるのかもわかります。(上級者向けの技術です)私自身、その結果があまりにそのものだったので、あ~やっぱり
算命学に興味を持たれて、その占いの部分に実に様々な技法があることに驚かれ、早くそれらを知りたい、学びたいと急ぐ気持ちはわかります。でも、それらの基本にあるものをおろそかにしていると、結局は身に付かず、使いこなせずに挫折します。もう20年以上、多くの方々に算命学をお教えしてきました。その中で、それらをしっかりと身に付けられ、きちんと使いこなせるようになられた方は少ないです。短期間で、急いで身に付けようとされた方々はことごとく煮詰まり、挫折し、離れていかれました。じっく
2年前にこんな記事を書いていました。今も全く同じ思いです。ネット上には、自己流の間違った解釈を伝えている方もいます。浅い知識でそれらを広めたり、人様を鑑定するのは危険なことですし、それはやがて、自分にも跳ね返ってきます。自分自身の経験からも言えることですが本物の算命学は市販の本やネットの情報からでは、到底身につくものではありません。算命学宗家直系の正しい知識を持つ先生も限られています。算命学を学ぶなら正しい知識を身につける。これにつきます。
算命学の占いをしている人たちの中には、占いを当てること(当たったように見せること)にばかり気を取られていて、陰陽五行の原理原則から外れてしまう人も少なくないようです。算命学はその全てが陰陽五行分類思考によって組み立てられています。そこから少しでも外れたら、もはやそれは算命学とは呼べません。何故ならば、算命学宗家・高尾義政先生がそのように創られた学問だからです。だからこそ、陰陽五行分類というものを基礎から徹底的に学ばなくてはいけないのです。日々の生活の中で、あらゆる物事を頭の中で即座に
星命樹(人体星図)の星の読み方について、例えば以下のようなご質問がありました。【ご質問】星命樹に貫索2つ、牽牛2つ、龍高1つが表出している場合において、貫索2つで貫索の倍加牽牛2つで車騎よって、貫索と車騎を読み取る形になるのでしょうか?【回答】五行の相生がどういうものか、もう一度ご確認ください。例えば、「木生火」というのは木性が火性を生み出す、と学ばれたと思います。その際に、木性が消えて火性が残るわけではありません。木性はそのままそこに在る状態で、
きょうは平成最後の日。たぶんそんなタイトルのブログ記事が沢山アップされているんだろうと思います。約30年におよぶ平成という時代は、振り返れば本当に色々なことがあって、特に私の場合は3年前に生まれ育った東京を離れて全く未知の世界へ、東京から1,100キロも離れた福岡の地へ移住したわけですが、このことは我ながらよく決断したものだなあと未だに思います。明日から令和という時代に入っていくわけですから、きょうは大晦日みたいなものかなと思ったりもしましたけど、全然実感無いですねえ。自分の人
皆さまこんにちは万象算命創楽院の峯耀子(みねようこ)です。いつもご覧いただきありがとうございます。平成最後というフレーズを使ってみたくなり笑話題のキングダムを観てきました。春秋戦国時代の話ですがエンタメに徹していて全く飽きる事なく最後まで楽しめましたねー。主人公の信(山﨑賢人)と漂(吉沢亮)この2人がまさに陽と陰で抜群のキャスティング。吉沢亮という方、実は初めて知ったのですが、美少年過ぎて見惚れてしまいました。誰かに似ていると思ったら若い時の美輪明宏さんじゃない
峯燿子先生のブログが更新されました。これから算命学を学んでみようとお考えの方にとても参考になると思います。『万象算命創楽院』公式サイトはこちら
皆さまこんにちは万象算命創楽院の峯耀子(みねようこ)です。いつもご覧いただきありがとうございます。いよいよ、あさってから10連休ですね。皆さま、どのように過ごしますか?私は、気功や生け花のイベント、あとはヨガなど遠出はせずに、人が少ない近場で過ごす予定です♪(今年も内面磨きと自分のメンテナンスがテーマです)さて前回は、算命学の勉強で最初の段階で大事なのは①続ける事②基礎をしっかり身につける事というお話をしました。今日は算命学の陰占、主に「日干」につい
峯燿子先生のブログが更新されました。算命学初心者の方にとって気を付けるべき点が書かれておりますので、是非ご覧になって下さい。『万象算命創楽院』公式サイトはこちら
皆さまこんにちは万象算命創楽院の峯耀子(みねようこ)です。いつもご覧いただきありがとうございます。4月になって、万象算命創楽院の通信教育コースに、たくさんの方々にご入学いただいております。ありがとうございます。通信教育コースは算命学の鑑定に必要な技法を、3年間で学べるカリキュラムにしています。もちろん個人差もありますので、集中して短期間で学んだり、じっくりと時間をかけて…とご自身のペースに合わせて進めることができます。いずれにしても、学び続ける事が重要だと
算命学の占いには守護神法という技術があります。「命式における五行の喜忌を明らかにする」という技術なのですが、元々は算命学独自のものというわけではなく、中国の八字(日本でいうところの四柱推命)における用神法という技術を拝借してきて、それを土台にしています。習得に時間がかかるので、このあたりで挫折したり妥協したりする人が多いようですね。ちゃんと講義が出来る人が少ない(というか殆どいない)というのも原因でしょうけど。算命学の占いでは日干を起点とし、月支との関係に着目しながら観取する守
算命学の人体星図と万象算命学の心観星命樹の、星の並べ方の違いについてお問い合わせを頂きましたので、これについてこのブログでもお答えしておきます。「万象算命学」において宿命の8つの星を「人体星図」ではなく「心観星命樹」というスタイルで並べています。このスタイルにしたのはもう20年以上前から、理由は権利関係からです。ネット上で多くの方々が何も気にせずに勝手に「人体星図」を使用していますが、本来これは総本校(高尾学館=宗教法人倫道観寺)によって意匠登録されており、勝手に使用することは出来ない
ニュースを見ていて思ったことなんですが。算命学においては、結婚とは男女間において成立するものと考えます。それが自然の理にかなっているのです。国の法律がどうのこうの以前に、同性婚は自然界の法則に反するものだということです。自然界の法則に反するもの、すなわち不自然なものは、必ずその反動が伴います。自然界には不自然なもの、アンバランスなものは元に戻そうとする働きがあるからです。「不自然なことは、やめましょう」『万象算命創楽院』公式サイトはこちら
以前に書いた記事「算命学を活用するために」の続きです。「算命学を活用するために」はこちらです。算命学理論の正しさを立証するために、多くの方々は「占い」という側面から取り組まれているようですが、私自身はそれに加えて算命学の中にある「人間小宇宙論」に基づいて、人間という小宇宙を構成している「肉体と精神」という2つの要素について、これまで自分なりに様々な工夫(というかむしろ実験)を繰り返してきました。やはりこの世で生きていくうえにおいて、心身共に健康であることが最優先となります。