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ヒトにとって最大の「悪いストレス」とは何か。それは、「社会的孤立」というものです。「孤立」の先にあるのは「絶望」です。絶望を「死に至る病」と呼んだのはセーレン・キルケゴールでした。線維筋痛症や、何かの病気になることで、社会とのつながりが薄れ、誰にも理解してもらえない状況では患者さんが孤独を感じてしまいます。早い段階で相談できる所を見つけることは大きな支えになります。答えが出なくても、話を聞いてもらう事、愚痴でも構わない、たまには一緒に食事をする、そんな日常がとても大切で
はじめまして。新しく相談室のスタッフとして入りました金内といいます。まだ働き始めて1カ月程ですが、ここまでの感想を少しお話させていただきます。※左がスタッフの金内さんです。私はこのコロナの情勢で前職を失い、仕事を探していました。自身が興味を持てる事で職探しをしていた際に、昔ホームレスの方々を見て他人事じゃないなと思った事を思い出し、インターネットで検索したら山友会を知りました。ネットで活動等を見たりしていくと、知らないことを知り感心するのと別に、やはり自分の現状や未来と重
あれから週休3日の状態でほとんど外にも出ずスマホの寝る飯の日々。恐らく有給使わせろと訴えたのだろう。時間があっても職安に行くわけでもない。求人サイトで探すわけでもない。日々、アニメとゲーム。スマホ画面しか目に入ってない。完全なる現実逃避。スマホしながら口を開いたと思ったら…「また自営やろうと思うんだけど車それでも用意してくれないか?」「自営やるにしてもここら辺のこの業界3軒辞めているしどこを拠点にしてどんな勝算があるの?」「それは車が用意できたら営業かける。」「前回、自営してい
山谷・アート・プロジェクト/写真部です。今日はメンバーのおじさんの写真をご紹介します!※山谷・アート・プロジェクト…山谷で暮らすおじさんたちが、写真というメディアを使って、山谷、そして身の回りの出来事を記録するプロジェクトです。※おじさん…山友会を訪れる年配の路上生活者の方や元ホームレスの方のことを、親しみを込めて「おじさん」と呼んでいます。Jiroさんはコロナ禍でも、少しずつ撮影を続けています。一番得意な写真は、山谷の風景や日常の写真です。今回はこのコロナ禍で、山谷に咲く花の写真を
山友会では、ホームレス状態にある方や元ホームレスの方などの社会的に孤立してしまうことによる様々な問題を解決し、自分自身が必要とされているという自信を取り戻してもらうことを目的に、「居場所・生きがいづくりプロジェクト」を当事者の方々と一緒に運営しています。居場所・生きがいづくりプロジェクトでは、月に1度ミーティングを行って、人形作りや菜園、DVD鑑賞会など活動についての報告や、自分たちの暮らしている地域のことについて話し合っています。もともと食堂で使うための野菜が作られていた菜園の活動ですが、食
【第3.5の人生にステージチェンジ】こちらに分かりやすく解説しています。【遠方の家族が心配】見守り安否確認で本当にいいの?第3.5の人生にステージチェンジ京都滋賀本気で悩んでる方だけ見てください帰省した時いに少しの後悔の積み重ね、「年々動けなくなってるな」「帰るのが心配だな」お客様はきっと「大丈夫だよ」と言うだろう、が本当はそうだろうか?きっと依頼者様といたいはず、その時楽しくても人はその分の寂しさも感じてしまう。一日、1ヶ月、半年、一年、歳を重ねるごとに私たちは老いは加速して
7月に新盆を迎えた東京。毎年、この季節になると、相談室にお客さまが訪れます。今年も新盆の夕方に、相談室に突然一羽の蝶々が舞い込んできました。とても大きく、みんなその優雅な舞に見惚れながら、山友会に来ていたおじさん達と会話をします。※おじさん…山友会を訪れる年配の路上生活者の方や元ホームレスの方のことを、親しみを込めて「おじさん」と呼んでいます。「大きいねー。クロアゲハ蝶では?」「あ、そう言えば去年も大きな蝶々が舞い込んできたね?」「うん、毎年この季節にな
【第3.5の人生にステージチェンジ】こちらに分かりやすく解説しています。【遠方の家族が心配】見守り安否確認で本当にいいの?第3.5の人生にステージチェンジ京都滋賀本気で悩んでる方だけ見てください帰省した時いに少しの後悔の積み重ね、「年々動けなくなってるな」「帰るのが心配だな」お客様はきっと「大丈夫だよ」と言うだろう、が本当はそうだろうか?きっと依頼者様といたいはず、その時楽しくても人はその分の寂しさも感じてしまう。一日、1ヶ月、半年、一年、歳を重ねるごとに私たちは老いは加速してい
連日の猛暑となっていますが、皆様いかがお過ごしですか?7月、寄付者の皆様へ山友会の活動報告書「山友会白書2020」をお届けいたしました。すでにご覧になった方も多いのではないでしょうか。一昨年までは、おじさん達と一緒に封入作業をしていたのですが、今年も密を避け、感染防止の観点からおじさん達との作業はおあずけです。さて、「山友会白書2020」、もうご覧いただけましたでしょうか?今年の表紙は、こんな感じです。今回も、例年のとおり、イラストは進士遙(しんじ・はるか
自治(じち)私たちは、生活の場である地域社会の中で、ある種の孤立をしていないでしょうか。経済協力開発機構(OECD)の調査では、日本人は主要国で、最も「社会的孤立度」が高いそうです。家庭や仕事以外では、他との関係をもちたがらない。とりわけ、都市部の地域社会では、こうした傾向が強いようです。一般的には、自治(じち)会や町内会の役割が、数年に一度、順番で回ってきます。自(じ)とは、おのれ、みずから、自分の思いのまま等の意味となります。治(ち)は、物事を筋道どおりに整える、政をひ
山友会が運営する日常生活支援住居施設※「山友荘」には、介護が必要になったり障害や病気を抱えたりしていることで一人暮らしが難しくなった元ホームレスの方などが暮らしています。※日常生活支援住居施設についてはこちら→日常生活支援住居施設について山友荘の入居者の皆さんも、かかりつけの訪問診療医療機関の皆さまのご協力のもと、6月から新型コロナウイルスのワクチン接種を行ってきました。接種後の副反応も重い症状は見られず、8月頭にはすべての入居者の皆さまのワクチン接種が無事に終了
山友会が運営する日常生活支援住居施設※「山友荘」には、介護が必要になったり障害や病気を抱えたりしていることで一人暮らしが難しくなった元ホームレスの方などが暮らしています。※日常生活支援住居施設についてはこちら→日常生活支援住居施設について山友荘の入居者の方々のなかには、若い頃に地方から出稼ぎのために上京され、いろいろな事情で山谷で暮らすようになった方が多くいらっしゃいます。また、連絡のとれる親族の方がいないことなどから、山友荘を「終の棲家」として過ごされている方もいらっしゃいます
快晴の日が続きますが、湿度が高いためじめじめと嫌な暑さです…。30度を超える暑さの中でも、おじさん達は皆さん帽子をかぶって外でお話されているので、気が付くとたくさん汗をかいてしまいます。意識して水分を摂っているつもりでも、たくさん汗をかくことで身体の中の水分が不足してしまい、知らず知らずのうちに熱中症になってしまうことがあります。皆さんにお出ししているお茶を冷たい麦茶に変えて、こまめに水分摂取するようお声がけしています。あわせて塩飴も用意してお渡ししています。毎年、この時期に熱中症で
山友会が運営する日常生活支援住居施設※「山友荘」には、介護が必要になったり障害や病気を抱えたりしていることで一人暮らしが難しくなった元ホームレスの方などが暮らしています。※日常生活支援住居施設についてはこちら→日常生活支援住居施設について先日開催されたアメリカ大リーグのオールスター試合。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手も参加したホームラン競争の様子が食堂のテレビで流れていたのを、訪問診療を待っていた入居者さん達が観ていました。ほどなくして、訪問診療が始まりましたが、ちょ
どうも!やなこーです!国家試験解説やっていきましょう!まず問80ですが、認知療法の問題ですね!認知療法はアーロンベックという人が提唱した心理療法です。フロイトは自由連想法ロジャーズは来談者中心療法アイゼンクはパーソナリティ研究サリバンはゲイ・ムーブメントで有名である。よって答えは1となります!次に問81ですが、精神保健上問題ですね!老年期での精神保健上の問題は
6月に相談室の改装を行いました!床の張り替えを行うために、荷物や資料、長椅子などを移動します。荷物を仕分る作業を相談室のスタッフとおじさんたちで、一緒にコツコツと作業を行ってきました。「この長椅子、何十年も使っていたんだ。1980年代からね。俺がここに来た時からずっとここにあったんだね」代表のジャンがこう語ります。そして、こちらが床の張り替えを行った後の相談室です!「お、こんなに広かったのか。。。」来所したおじさんの意見に、相談室のスタッフも同感
こんにちは奈良県全域で「遺品整理」「生前整理」「特殊清掃」「除菌・抗菌」を承っていおります。合同会社clearでございます。本日は、「社会的孤立と孤独死あなたの周りは大丈夫?」についてお話しいたします。<目次>・社会的孤立とは・孤独死とは・孤独死からその後の動き・孤独死の場合清掃はどうしたらいいの?・孤独死や社会的孤立を防ぐためには・まとめ<社会的孤立とは>社会的孤立には定められた定義というものはありません。しかし、一般的に社会や家族との
暖かくなって来ましたが、みなさま如何お過ごしでしょうか?山谷・アート・プロジェクトの写真部のメンバーは、月に一度のミーティングを行っています。写真を見せ合って、「これいいなー」「俺も撮りたい!」「うん、うまいね」など、写真を見た感想を言い合って、お互いの刺激になっています。最近、写真部に新しいメンバーが2人参加してくれました!2人ともシャイな方なので、まだ紹介はできのが残念ですが…。先日のミーティングでは、2人の写真を見た他のメンバーから「面白い」「いいね!」など、2人の写真
〈内閣総理大臣からのメッセージ伝達〉7月に入りました。7月は社会を明るすくる運動の強調月間ということで、川辺保護区枕崎支部保護司会の皆様が市役所にお見えになり、内閣総理大臣メッセージ、鹿児島県知事メッセージをそれぞれ伝達していただきました。コロナ禍の中で、望まない孤独や社会的孤立などの困難を克服するために、支え合う社会を構築していくことが大切とされます。犯罪や非行の防止、更生保護に日頃から取り組んでおられる保護司の皆様には心から敬意を表します。行政としても、これからの地域共生社会の構築
山友会では、ホームレス状態にある方や元ホームレスの方などの社会的に孤立してしまうことによる様々な問題を解決し、自分自身が必要とされているという自信を取り戻してもらうことを目的に、「居場所・生きがいづくりプロジェクト」を当事者の方々と一緒に運営しています。居場所・生きがいづくりプロジェクトでは、月に1度ミーティングを行って、人形作りや菜園、DVD鑑賞会など活動についての報告や、自分たちの暮らしている地域のことについて話し合っています。最近のミーティングでは、依然、新型コロナウイルス感染防止の話題
皆さん、今晩は!!\(~o~)/初めに、昨日の市長メッセージをお読みください。『群馬県は6月16日(水)の新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、社会経済活動再開に向けたガイドラインの警戒度を6月21日(月)から県内全ての市町村で4から3に引き下げる決定をしました。本市ではこれを受けまして、伊勢崎市新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、県のガイドラインに沿って、6月21日(月)から全ての市民の皆様にお願いしていた不要不急の外出自粛の
皆さん、今晩は!!\(^o^)/初めに、いせさき情報メールを掲載しますので、お読みください。『令和3年6月17日午後7時ころ、伊勢崎市境保泉地内において、下校中の女子高校生に対して男が下半身を露出した事案が発生しました。■男の特徴・年齢30~40代くらい・髪型黒髪・身長165センチくらい・服装上衣黒っぽい半袖Tシャツ下衣黒っぽいズボン・所持品ビジネスバッグ様の鞄・男の移動手段徒歩
山友会が運営する日常生活支援住居施設※「山友荘」には、介護が必要になったり障害や病気を抱えたりしていることで一人暮らしが難しくなった元ホームレスの方などが暮らしています。※日常生活支援住居施設についてはこちら→日常生活支援住居施設について新型コロナウイルスの感染拡大が収束しない中、皆さまも大変な日常を過ごされていると思います。山友荘でも施設内共用部分の消毒や、入居者さんや職員の健康管理、手指消毒やマスク着用などの感染予防などの対策を行っています。入居者のSさんは、昨年に新型コロナウ
今、世界では「孤独」が健康を阻害する「現代の伝染病」として大きな問題になっています。日本でも18歳以上の男女、約18万人を対象とした複数の研究から、「孤独」や「社会的孤立」と「心血管疾患」「脳卒中」との関連が解析されています。その結果、「孤独で社会的に孤立している人」は、「心筋梗塞や狭心症」「脳卒中」の発症リスクが約30%高くなることが示されました。「一人暮らし」が悪いのではなく、「社会的孤立」が健康に悪影響を及ぼすようです。「一人暮らし」でも他人と接触をとっている人
6月10日(木)朝9時から定例の常任役員会、中央幹事会などが続き。。。本会議終了後、政調全体会議で骨太方針の議論。私と青年委員会が取り組んでいるメンタルヘルスの政策を盛り込むよう発言致しました。超党派「再生医療推進議員連盟」で、佐賀大学医学部附属再生医学研究センター長中山功一教授、広島大学大学院医系科学研究科宇宙再生医療センター長弓削類教授の講演を伺いました。夕刻、党社会的孤立防止対策本部で、孤独・孤立の実態把握のための今後の取組、国の災害用備蓄食品の有効活用、ひきこ
雨の日が多くなり、じめじめと気分も落ち込みがちのこの頃ですが、先日、仕事帰りに大きな虹を見ることができ、嬉しくなってしまいました!さて、現在、ご寄付のお問い合わせをいただく際に、寄付品のお持ち込みのためのご来所をお断りしており、寄付者の皆様には大変ご不便をおかけしております。新型コロナウイルス感染防止の観点から、昨年春から寄付品のお持ち込みやご見学のためのご来所はご遠慮いただいております(求人応募者を除く)。昨年春以降、感染の拡大状況に収束の兆しは見られないため、当面の間、
新型コロナウイルスの感染拡大状況はいまだ収束する兆しを見せません。山谷地域は高齢者が多いことから、感染予防にはとても気を付けています。スタッフやボランティアが感染しないことはもちろん、活動の対象者の人に感染させないようにしなければなりません。現在、相談室では山友会クリニックの看護師から使い捨てゴム手袋や使い捨てガウンなどの個人用防護具の着脱方法を学んでいます。いざという時に忘れていることのないよう、隔週で講習会を行っています。山友会の活動は、炊き出しに並んだ方や事務所に来所した
山友会が運営する日常生活支援住居※「山友荘」には、介護が必要になったり、障害や病気を抱えたりしていることで一人暮らしが難しくなった元ホームレスの方などが暮らしています。※日常生活支援住居施設についてはこちら→日常生活支援住居施設について地域によっては梅雨入りしているようですが、晴れの日には夏の兆しを感じるような暑さを感じますね。そこで、ちょっと涼しくなって頂けるようなお話を…。リハビリのために4月に入院された入居者のSさん。一人では起き上がりが難しく、普段はベッドで横
【「生きづらさ・ひきこもり支援の地域ネットワーク構築事業運営会議】社会的孤立を地域で支える為に!昨日は、仕事帰りに運営会議にオンライン参加させて頂きました。大田区令和2年度チェレンジプラス助成事業として、不登校やひきこもり・生きづらさを抱える当事者や家族会の支援の為の横のネットワーク作りが求められます。地域のネットワークづくりの為のオープンな運営会議を開催していただきました。コロナ禍で、社会的孤立の支援が求められ、前回は動物との触れ合いを通じた映画上映会、動物との交流会も行われまし