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【東洋哲学諸々】孟子(B.C.372年-289年頃)儒教は『孔孟の教え』といわれるぐらいだ。孔子の思いを引き継いだ最重要人物だ。孔子の教えの中でも『仁』による王道政治を説いた。『性善説』を説き、それでも戦争がなくならないのは、支配する側が『仁』の政治を行わないからだと強く主張している。孟子は紀元前に、すでに『王(君主)』を特別視していなかった。孟子が重要視していた順は、『人民➡土地や穀物の神➡王(君主)』だ。【黄金主義】―安東恭助孟子は、紀元前にすでに人民の方が王より上である事
【東洋哲学諸々】孔子(B.C.551年-B.C.479年)NO.2孔子の思想は『仁』と『礼』だ。『思いやりと礼儀を大切にしましょう』という平凡な事だ。弟子の子路の『どうしたら君子になれますか』という質問に。『自分の行動を正して、謙虚にすることだよ』とだけ答えている。実に平凡で当たり前の事だ。魯の偉い有力者には。『政治とは正しさです。上に立つあなた自身が身を持って模範を示せば、不正をはたらくものなどいなくなるでしょう』と。また、こうも言っている。『民の義を務め、鬼神を敬してこれを
【西洋哲学諸々】ソシュ-ル(1857年-1913年)超天才言語学者である彼は、「言語とは差異、区別、のシステムである」と言った。「存在」に「価値」を見い出す存在(人間)がいて、はじめてそのものが「存在」し、言語学的に「区別」をつける事になる。【黄金主義】―安東恭助私は、このソシュ-ルの哲学にハッとさせられ、これこそが今からの混沌とした世界に必要な重要な考えだと気が付かせてもらった。何が凄いのか、もう少し簡単に述べてみる。ここに丸い塊が沢山あったとする。ある宇宙人が石を食料にしてい
【西洋哲学諸々】トマス・アクィナス(1225年-1274年)キリスト教義が固まってきているところに、アリストテレスの論理学が入ってきた。神学と哲学を融合させようと『ラテン・アヴェロエス主義』『二重真理説』等の妥協案が出てくる。トマス・アクィナスは理性の範囲外の真理は神学でしか回答できないのだから、神学の下に哲学がある融合の形をとり、神学が上である立場を堅持した。【黄金主義】―安東恭助医学vs農学、数学vs物理、を対比して考えてみると、どちらの学問が上だという事はありえない事がわ
【西洋哲学諸々】アウグスティヌス(354年-430年)キリスト教最大の教父。人間は、欲望を自制できない。自ら罪深い存在である事を認めて『告白』して、神の慈悲によって救われるように祈りましょうという『懺悔的教義』を打ち出した。【黄金主義】―安東恭助これが、キリスト教の『罪を告白して懺悔する』姿になったのだろうか。アウグスティヌスは同棲15年にわたる肉欲に支配され荒れ狂い欲望のままになっていた事を告白して、懺悔して、今のキリスト教スタイルを作りあげたようだ。『黄金主義』は、『お天道さ
【西洋哲学諸々】マルクス(1818年-1883年)資本主義は、みんなを不幸にするシステムで、必ず破綻するであろう。資本家が労働者を搾取している。労働者の革命が起こるだろう。⬇しかし、実際は共産党官僚の弾圧による『恐怖政治』になってしまい、すべて平等という事のために、皆やる気をなくしてしまった。⬇しかし、現在、資本主義も『労働の価値』を見失い崩壊寸前だ。⬇結局国家は何もしてくれない。国家とは何なんだ。もう一度、根本から考え直さなければならない。【黄金主義】―安東
【西洋哲学諸々】ルソ-(1712年-1778年)ホッブスは、人間が自然状態に戻れば、互いに殺し合うと言っているが、本来、人間は互いに助け合って生きるものだ。ごく少数の貴族の贅沢のためにほとんどの大衆が苦しむのはおかしい。『真の権力者は王でなく民衆である。』という『人民主権』を述べた。これが『フランス革命』に繋がっていった可能性は高い。不確実な未来のために、現在を犠牲にする残酷な教育は間違いで、子供の主体性に任せ、自然から学んでいく『エミ-ル』という教育論も書いている。【黄金主義】
【西洋哲学諸々】ホッブス(1588年-1679年)社会契約説:国家とは、そのまま放置しておいたら、人間は自分の生存と利益のために、人間どおし殺し合うので、そのワガママな自由を放棄してもらう代わりに、人間が共存するために作った安全保障システムなのである。聖書に出てくる絶対的恐怖象徴の獣『リヴァイアサン』の姿が国家なのである。国家間戦争とは、獣『リヴァイアサン』同士の戦争だ。国連のような強制力のない存在でなく、すべての国家が恐怖する強制力を持つ真の『リヴァイアサン』が現れればすべて
【西洋哲学諸々】アリストテレス(B.C.384-B.C.322)イデアなんて本当にあるのだろうか、あっても何の役に立つのだろうか。それよりも、現実世界を良く観察しよう。自然科学を始めたので『万学の祖』と呼ばれる。国を観察して三つの政治体制とその腐敗がどうなるかを論じた。①君主制➡独裁制(王権が好き勝手に)②貴族制➡寡頭制(少数特権階級権力争い)③民主制➡衆愚制(政治に無関心)【黄金主義】―安東恭助『諸行無常の響きあり』ではないが、万物は流転するものであり、上記のの論点をさらに
【西洋哲学諸々】プラトン(B.C.427-B.C.347)現実界にはないが、別世界にあるとする「究極の理想の存在」をイデアと名づける『イデア論』を唱えた。プラトンの尊敬するソクラテスが、民主主義が堕落して、『衆愚政治』になり、死刑になり、毒薬を飲んで死んでしまった。『国家』としてあるべき姿(イデア)はなんなのか。イデアを知ることができる優秀な哲学者が王になるべきである。もしくは、王が哲学を学ぶべきだ。これを『哲人王思想』と呼ぶ。哲人王はどこにいるのか、そんな人間なんてそんなにいない。で
【西洋哲学諸々】レヴィナス(1906年-1995年)他者論:私が苦しもうが死のうが、そんな事なかったかのように世界は平然として続いていく。そんな世界が恐怖に感じられる。そんな恐怖を「イリヤ」と名付けた。他者とは他人という事ではない。私が観測も理解もできない、私と無関係な不愉快な、自分の思いどおりにならない、なんだかよくわからない、私の囲いの外側の存在すべての事だ。私が他者を殺して、究極の真理が確定してしまったら、永遠の停滞と絶望の退屈な世界になるだろう。地獄のような、殺してしまいた
【西洋哲学諸々】サルトル(1905年-1980年)資本主義社会が完全に世界主流になり自由すぎてどうして良いかわからなく退屈だ。しかし、へ-ゲルの弁証法からすると、この資本主義もいつか崩れるのだから、次に来る人類理想社会、真理に向かう歴史の大舞台に我々が立とうじゃないか。次の世界はマルクス共産主義じゃないか。【黄金主義】―安東恭助共産主義はもう失敗に終わっている。もちろん、今から資本主義も大崩壊していく事だろう。人間界には、バランスが必要なのだ。また、その世界を築き導く指導者や
【フリ-メイソン】ロッジ「真の調和」のメンバ―は全体で225名である。内訳の24%は国家行政職、8%は外交官&宮廷代理人、16%は軍人。ヨ-ゼフ2世が、1784年ウィーンに大ロッジを建設し、ベルリン大ロッジからの影響を牽制した。また、1786年フリーメイソン規制勅令を発布。皇帝の新制度を妨害する抵抗運動をフリーメイソンを隠れ蓑に秘密会合したためだ。また、フリーメイソンの中で、権勢欲のある同志たちが、個人的目的に応じた姿に作り変える機会をつかみはじめた事もある。しかし、規制勅令は公衆の
【フリ-メイソン】フリーメイソンと文化。自然科学のイギリスアカデミ-「王位協会」と親密な関係。⬇百科事典の作成⬇パリに「新姉妹」というロッジができる。「哲学者ロッジ」とも言われた。⬇『フリーメイソンジャ-ナル』「真実と英知と全人類の至福の促進が我々の結社の本来の最終目標ではなかったのか?」⬇「教育ロッジ」⬇「国王の芸術」【黄金主義】―安東恭助人間の考える事は昔も今も将来もさほどかわらないであろう。この世から戦争をなくし、地球天国にする武器は私も同じ下記と考えて
【フリ-メイソン】フリーメイソンの組織は、世界中に約45,000のロッジが存在するが、国際機関は存在しない。大ロッジが管区ロッジや地方ロッジを設置し、国内外の他の大ロッジに対して代表する。ロッジという概念は、自己認識を求め、偏見と闘い、道徳的な世界秩序の法を実現し、寛容を行使する心構えのあるすべての人間を活動と滞在に招くやり方で、精神的次元を含んでいる。【黄金主義】―安東恭助フリーメイソンの組織構造は、世界中の歯科医師会や医師会と一緒ではないか。つまり、石工組合のフリーメイソンが世界
【フリ-メイソン】フリーメイソンの啓蒙は決して完結することのない使命として理解される。『幸福で自由な人びと』が生活できるように、悟性と徳が世界を支配する。常に、歴史的啓蒙の不可欠基盤を批判的に発展させる『新しい再帰的な』啓蒙構想を練る事が大切である。【黄金主義】―安東恭助★新しい啓蒙思想&新しい行動★物質である『お金』を第1優先にする『資本主義』から、『人の才能』を第1にする『黄金主義』への思想転換。⬇そのためには、下記の概念の徹底化モットー『地球を天国
【フリ-メイソン】フリーメイソンの倫理は、成果の倫理、信条の倫理でなく、責任の倫理である。グローバルに社会的人道的に行動するという要求を意味し、非経済的に考えない、その責任の倫理は危機予防の倫理なのである。【黄金主義】―安東恭助儲ける事を考えてはだめだが、経済的に実行運営できる計画で、倫理的にグローバルな社会的人道的に行動するという、いかにも、もっともらしく、素晴らしい考えだが、やはり、悪魔の面を持つ資本主義どっぷりの中でのフリーメイソン倫理になっている。まわりに流されず、強い誠の精神
【フリ-メイソン】宇宙の『偉大な建築師』神の実在や宗教の考えから離れるために、生命に感覚や人間としての責任感を与える永遠に変わることのない背景と包括的な枠組みを象徴する効力のある世界の創造主と守護者の呼び名である。人間の価値は知的誠実さによって判定される。【黄金主義】―安東恭助英語より日本語の方が表現力もあり、奥行きもあり、立体的である。神様を否定して、科学で合理的に真実を追求しようとしたのだろうが、人間が嘘ばかりついていたのでは契約が成り立たないし、『神様に誓って』といわないの
安東恭助主催『第26回野口国際ビジネス交流会』お知らせネット、米国財団法人野口医学研究所の新着情報にも載っています。◆第26回野口国際ビジネス交流会◆<日時>2016年9月20日(火)■第1部講演会15:00~17:30①アベ腫瘍内科クリニック理事長阿部博幸先生タイトル:「がんでは死なせない①(仮題)」(第26回、第27回、第28回の3回連続でご講演頂く予定です)②美容業界歴50年のビューティー・プロデューサー
【フリ-メイソン】20世紀のフリーメイソン:ヒットラ-のナチズムはじめアンシャンレジ-ムの代弁者やワイマ-ル時代の右翼急進主義達に激しく攻撃され、陰謀理論の伝染は急速に拡大していく。第二次世界大戦後しばらくして、1958年に『ドイツ連合大ロッジ』に統合された。しかし、時代の流れに対置している事に気が付かされ、最後の判断を『宇宙の偉大な建築師』(-誠実さによる判断)、のシンボルに依拠してきた。【黄金主義】―安東恭助20世紀にヒットラ-にユダヤ陰謀説を広められたかもしれないが、19世紀
【イルミナティ哲学】―アダム・ヴァイスハウプト総監、総監会議、元首、大管区同士の関係、秘密について:総監会議はきっちり12人の会員から構成されなければならない。基本的に多数決だが、一人の意見が強く違う場合、元首を通して、別の総監会議にかける。各会員は直属の上司しか知らないことになっている。長官参事、総監参事も下位の会員には知られていない。総監も決定権はない。大管区は単独で存在していて、大管区の境界を越えて広がる影響の利害は共通の問題として、より高い監視かの下にあり、決定権はない
【イルミナティ哲学】―アダム・ヴァイスハウプト秘密結社の組織論①特別な目的・・・功績の達成度全人類、あるいは、各々の究極至福②目的に至る特別な手段・・・知恵のレベル主要手段は、道徳的啓蒙主義運動副次的手段は、学問的啓蒙主義運動③教団を維持するための一定の規則・・・権力と強さのレベル制度の設定にはありとあらゆる賢明さが必要。一度定めた制度は、目的に適している限り、現状維持情態で遵守する事が必要。【黄金主義】―安東恭助:私は組織論に関してしっかりと考えてきてなかった。今
【イルミナティ哲学】―アダム・ヴァイスハウプト無から何も生成し得ないならば、必然的に世界は神(性)の流出物である。カバラの4つの世界は、理念界→創造界→形成界→物質界。最下位の物質界から到底困難な隠蔽された最高神にいたるためには、下位の神々の代願者を介する他にない。精霊の故郷へ帰還せんとする憧憬から、神秘主義の萌芽。そして、プラトンのイデア理論へ。【黄金主義】―安東恭助:上記のような西洋哲学の中で、おごそかに真面目につまらなく生きてきた過去の人達が可哀想に思えてきた。賢者達の
【イルミナティ哲学】―アダム・ヴァイスハウプトこの世界の起源は何か。①この世界はそれ自体の現実性を自ら与える思考する存在の最終規定の無神論体系。②この世界以外のひとつの存在がこの創始者である救済を約束し精神に重きを置く理神論。【黄金主義】―安東恭助:②のキリストはじめ、違う世界から、私達を助けに誰かが来てくれるという思想がほとんどであるが、これは、他力本願であり、この世は修行であり、苦しんで良い人間で通した人間のみが天国に行けるという。天国なんて見た事もないし、そんな不確かな事で
【イルミナティ哲学】―アダム・ヴァイスハウプト秘密結社の全体の統一は、それぞれの持ち場で、割り当てられた仕事を同じ気分で過不足なくこなすことによる部分の個々の歯車の集約によりできる。【黄金主義】―安東恭助:福岡で開催される日本歯科医学会総会の雑誌が今日届いた。素晴らしい会になりそうだ。歯科医師会とか医師会の組織は長い歴史のなかでコツコツと積み上げてきた同じ気分で、個々の会も同じように動いてきているまさしく典型例だろう。他にもいっぱい素晴らしい団体があると思われる。そのような素晴らし
【イルミナティ哲学】―アダム・ヴァイスハウプト:世には富と権力の獲得よりも価値あるものがあることを知る者は、富や権力を見下すことができ、貧乏で低い身分になるかもしれない。これができるのは勇者のみ、人間性の勇者、その人によって高い善への展望が開く。この戦いは困難であり、勝利はさらに困難だ。しかし不可能ではない。この偉大な原則は、子供を大人に、臆病者を英雄に、道義心なき小者を大者に成長させる奇跡を生む。【黄金主義】―安東恭助:確かに、私は今の資本主義の勝者のほとんどが、人にバレバレの
【イルミナティ哲学】―アダム・ヴァイスハウプト個人より結社の方が統合し影響力は強まるし安全を保証し勇気を鼓舞し、いろいろな方と知り合う機会が増え能力を発揮するチャンスも増えるのだ。【黄金主義】―安東恭助私は野口国際ビジネス交流会を主催しているが、いろいろな方々と会う事ができ、チャンスも増える。このような会をやられている方々は多いのです。ではイルミナティが他のビジネス交流会と何を目指しているのかその違いが大切になるだろう。簡単に考えれば、地球レベルの問題を扱うかどうかではないのだ
【イルミナティ哲学】―アダム・ヴァイスハウプト卓越した、人類の道徳的向上を導き、解決されなかった問題を解決に向かわせ、民族を越えた最も偉大な魂の持ち主達を鼓舞しつなぎ止め、人間が手に手をとり活動し、ひとりの洞察が万人のものとなるような結社はイルミナティしかないのだから、神と人類に逆らいたくなければ、この結社に加入する事は義務なのである。【黄金主義】―安東恭助アダム・ヴァイスハウプト君やカント君は頭が良すぎて、自分達の考える理性や理論や知性は完璧であり、他は間違った考えや欠陥組織だと考
【イルミナティ哲学】―アダム・ヴァイスハウプト秘密結社は、自分のことだけ考えるのでなく、心広くあらゆる善を感受しうる人間を養成し、人類の平和と幸福にとって不利益となった根本原理の息の根を止めるための1つの道具である。【黄金主義】―安東恭助私の考える黄金主義に基づいて活動する知連『東京ソ―シャルカレッジ』とまったく一緒ではないか。私がより具体的に解明してみます。自分の事しか考えない人間が多いのは、資本主義の中で苦しんできた両親に虐待(なんでもお金を出したりして解決する甘やかせる両親も
【イルミナティ哲学】―アダム・ヴァイスハウプト今の市民社会は完成形ではない。人間は市民をはるかに凌駕するのだ。人々は新たに結び付く必然性を理解しなくてはならない。相違や分裂により憎悪や争いが起こるが、皆すべて同じ唯一の本性を持っており、お互い愛し合える存在なのだ。そのためにある種の組織が必要不可欠なのである。【黄金主義】―安東恭助世界中の人々はアフリカ南端の1人の女性の遺伝子をなぜかしら持っていると聞いている。世界中の人々の元は1つかもしれないのだ。戦争したり、優越感のためだけに他人を