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こんにちは。うつ病の中学校教員、はなはなです。闘病中に、大好きな読書が全くできなくなっていた哀しさと、また楽しめるようになった喜びを忘れないように、読書記録を書いています。【ネタバレ無し】『世にもふしぎな動物園』著者・東川篤哉、白河三兎鹿島田真希、似鳥鶏、小川洋子読書期間・2019年9月2日~9日(日)内容紹介名前に動物の漢字が入っている5人の作家が、それぞれの動物が出てくる、不思議な物語を書いた短編集。東川篤哉は、うま白河三兎は、うさぎ鹿島田真希は、しか
計画結婚(文芸書)/徳間書店¥1,728Amazon.co.jpまさか、美人で頭のいいあの久曽神静香が結婚?彼女をとりまく人々は、戸惑いつつも結婚式に出席する。静香の幼稚園からの唯一の友人。高校生時代の久曽神に恋をした美容師。静香が足繁く通った結婚相談所の担当。妹が結婚詐欺にあった警官。三年間で十四回結婚式に代理出席。その結婚相手には深い謎があった。予測できないフィナーレが待っている!連作長篇。前半はめちゃめちゃよかったんですけどねえ~~。静香と怜美の友情のくだりは
こんにちは(^^)/またブログ放ったらかしてました落ち込んでたけど生きてます~最近読んだ本(ブログの内容こんなんばっかり(^。^;))「計画結婚」白河三兎久しぶりにタイトルで図書館から借りてきたミステリーなのか?サスペンスなのか?婚活物語なのか?読んでいるうちに誰が主人公なのか分からなくなってきてどんどん読めてしまった~初めまして!の、作家さんでしたが面白かったです次にこちら8月のリースを折り紙で~🌻一番下の2つは満足してません祭らしさを出して
長いこと積読だった白河さん、読みました。もしもし、還る。(集英社文庫)[白河三兎]楽天で購入【内容情報】(「BOOK」データベースより)異様な暑さに目を覚ますと、「僕」は砂漠にいた。そこへ突如降ってきたのは、ごくごくありふれた電話ボックスだった。-いったいなぜ?混乱したまま電話ボックスに入り、助けを求めて119番に電話をかける。だが、そこで手にした真実はあまりにも不可解で…。過去と現在が交錯する悪夢のような世界から、「僕」は無事に生還することができるのか。ミステリアスな傑作長編。
本日の読書は、ミステリー傑作集Propose告白は突然にでございます。Propose告白は突然には、2014年に発表された短編推理小説の中から、Proposeが鍵となる6編が収録されている短編小説集でございまして、著者も6人(芹沢央・歌野晶午・堀燐太郎・東野圭吾・瀬那和章・白河三兎)東野圭吾さんのものは、読んだ事があるんだけれど、他は初めましてでございまして、とても楽しく読めました。丁度イイ短編と申しますか、色々考えさせられる事もあり、オススメの1冊でございますインス
白河三兎さんの計画結婚売られた喧嘩は買い面倒くさい性格の静香。そんな彼女が結婚する。その真意、計画とは?という物語。最後の章を読み終えた時に、なるほどそういうことかと。これは仰天でしたね。びっくりです。今日買って一気読みでした。
ネタバレ注意。読書感想文です。「私を知らないで。」白河三兎さんよかった。ほっこり泣けた。(小並感)皆、「普通」にあこがれるよね。もちろん私もその一人。周囲の人と考え方が一緒だと分かったとき、自分が多数派に属していると分かったとき、いわゆる「普通」でいられたことに安心していることがよくある。そう感じることに対して、個性がない。つまらない人間だなと自己嫌悪を感じることもあったんやけど、この本を読んで、ああ、今の自分の環境、状態、すべてに改めて強い感謝の念が沸いた。「普通」ってこん
私を知らないで白河三兎集英社文庫『人が大事にしているものを「なんで大事にするの?」って訊くのは野暮じゃん』『大人が万能じゃないことはもうわかる年頃だ。僕たち子供と同じように、大人も迷い、焦り、ビビり、めそめそ泣いている。子供の前では弱さを見せないのも大人の嗜みの一つなのだ』中学生の青春小説のようでいて、ミステリーな面もあります。私を知らないで(集英社文庫)[白河三兎]702円楽天
3月13日(水)四条河原町実施しました。奥まった席でやると、怪しい宗教に勧誘するみたいに感じませんでしたでしょうか。洗脳には、もってこいの空間ですが、そんな勇気も技術もなく、ただただ喋りが苦手な呼びかけ人が、たじたじになって話しているだけという面白い光景をご覧いただけたかと思います。たしかに、この世にたやすい仕事はありません。たやすければ、もっと楽して生活できるはずです。鹿さんも、奈良公園や宮島で人間に無理やり共存させられながら生きています。でも、楽しみを見つけてみなさん静かに生
白河さんは2冊目です。こちらがデビュー作のようです。プールの底に眠る【電子書籍】[白河三兎]楽天で購入内容(「BOOK」データベースより)13年前の夏休み最終日、僕は「裏山」でロープを首に巻いた美少女を見つける。自殺を思いとどまった少女は、私の命をあなたに預けると一方的に告げた。それから7日間、ばらばらに存在する人や思いや過去が繋がりはじめた。結末は何処に?切なさと驚きに満ちた鮮烈デビュー作。第42回メフィスト賞受賞作。前に「私を知らないで」を読んだときもちょっと思ったけど、なんと
メフィスト賞受賞作、としては西尾維新以降の青春ミステリの系譜にあたるのかな。ごめんやけど一言で言うなら合わなかった。キャラクタの語り方、しゃべり方が鼻につく。物語自体は嫌いではないのだけど、残念だ。24点くらい
田嶋春にはなりたくない白河三兎著書店にて可愛いキャラの表紙を見て、購入(笑)最近、高校生が多く迷っていましたので。。ちょっと成長して大学生みたいな(笑)空気を読めない田嶋春に巻き込まれた大学のサークル仲間、バイト先の先輩等、始めは関わると大変な事になると思い皆が避けるが、田嶋春の鋭い観察力と考察力で全てを見抜いてしまい、解決してしまう!良い事と悪い事をはっきりとさせ、グレーゾーンを認めない検事を目指す、田嶋春のキャンパスライフを描き、最後は皆、田嶋春を好きになってしまう!最終章は、
「読後、彼女を好きになる」と本の帯にありました。その通りになった。白川三兎の新境地、ここにあり。白河三兎(しらかわ・みと)、この印象的な名前と2012年に『私を知らないで』が、本の雑誌社刊行の「おすすめ文庫王国2013」にてオリジナル文庫大賞ベスト1になったのが記憶に刻まれています『私を知らないで』は、もちろん、読みました。好きな作品の一つです。白川さんは、覆面作家として活動しています。主に悩み多き10代の若者たちを描いた作品が多い。青春小説だと思って読んでいるとミステ
子供の誘拐斬新な設定犯人は・・・うーんそうくるかもう一度ちゃんと読み返したほうがいいのかな
平成最後の年末、今年を振り返ろう!マダムの場合、振り返るのは、確定申告用の医療費計算中に発生します。げぇぇ、今年もこんなに使ってしまったか。年末は、そんな事もあったっけ?程度。老化って怖いわね。ちなみに最近のヒットは、マダム「エミューと駱駝ってどう違うの?」旦那「…鳥か哺乳類か?」マダム「あ、ごめん、ダチョウやったわ」なんで駱駝とダチョウ間違えんねん!しりとりか!危機的ゾーンに入ってきちゃった?無事に返
クリスマス・ストーリーズ一年でいちばん奇跡が起きる日(朝井リョウ、あさのあつこ、伊坂幸太郎、恩田陸、白河三兎、三浦しをん著)おはようございます今日は12月24日、Christmasイブですね🎄そして、三連休最終日。皆様いかがお過ごしでしょうか?今日ご紹介する本は、一年ほど前からずっと本棚でスタンバイしておりました昨年のクリスマスの後に本屋さんで偶然見かけ、なんて豪華な執筆陣…と、即買い。「来年のクリスマス🎄付近に絶対ブログに書く…」と、決めておりました。基本的に、ハマると凄
ゆずちゃんから白河三兎さん面白いよ!と勧められて、代表作を調べて、あらすじが気になったのと、ちょうどデビュー作だしと購入しました。書き出しがいいよね。眠れない夜にイルカになる。伊坂幸太郎さんの重量ピエロでも「2階から春が落ちてきた」だったかな、多分。記憶を頼りに書いているので少し違うかも。書き出しに惚れて読む小説は相性がいい。そんな気がする。プロローグで主人公は牢屋の中で高校生時代を回想していて、序盤、エロ本を不法投棄する為に入った「裏山」と呼ばれる丘の上で、首吊り自殺をしようとしている
気になっていた作家さんです。初読み。私を知らないで(集英社文庫)[白河三兎]価格:702円(税込、送料無料)(2018/11/12時点)楽天で購入【内容情報】(「BOOK」データベースより)中2の夏の終わり、転校生の「僕」は不思議な少女と出会った。誰よりも美しい彼女は、なぜか「キヨコ」と呼ばれてクラス中から無視されている。「僕」はキヨコの存在が気になり、あとを尾行するが…。少年時代のひたむきな想いと、ままならない「僕」の現在。そして、向日葵のように強くしなやかな少女が、心に
他に好きな人がいるから/白河三兎/祥伝社主要産業が衰退し、店も人もどんどん減りつつある最中、住人たちは大人も子どもも未来が見えずにくすぶった気持ちを抱えている。そんな閉塞した地方都市の若者たちのヒーローは正体不明の女子高生(?)インスタグラマー「バケタカ」。「『バ』カと『ケ』ムリは『高』いところが好き」から名がついていると思われる彼女は、セーラー服姿でウサギのマスクをかぶり、街中の危険な高所で自撮りを繰り返す。ビルの屋上に上るのが趣味の孤独な高校生・坂井修二は、ある日自撮りのため
十年交差点(新潮文庫nex)Amazon短編が5つ。どれも、視点や展開が一風変わっていて惹きこまれました。ちょっと短すぎる!かもしれません。もっと深堀したバージョンを読みたいなぁと、それぞれの作家さんに興味津々。中田永一著「地球に磔にされた男」と畠中恵著「一つ足りない」が最初と最後というのもおもしろいです。どちらも奇想天外な内容なので、SFや完全なノンフィクションが苦手な人は・・・・となるでしょう。読むと面白いですよ。映画にしたらどうなるかな~なんて想像しちゃいます。「一つ足
中田永一/白河三兎/岡崎琢磨/原田ひ香/畠中恵新潮文庫平成28年9月10年後をテーマにしたアンソロジー。こんなアンソロジーから、作家さんの味を知ったりするわけだけど、この一冊、なかなかダークな色合いだったなぁ。大抵が、ほんわかハッピーエンドな短編集が多い気がするんだけど、この一冊、じんわりしてくるものが多かった。うむ、一人かなり気になるぞ。チェックしなくちゃ。
X’masStories:一年でいちばん奇跡が起きる日(新潮文庫)Amazonアンソロジーで、初めて挫折しかけた!しかし恩田陸と三浦しをんは安定の面白さ。目次と内容、ネタバレ朝井リョウ「逆算」自分の誕生日を逆算してクリスマスで思い悩む。でもあの計算ってややこしいんだよね。異様に詳しい男が出てきて引いた。でも主人公は引かない。あさのあつこ「きみに伝えたくて」交通事故で死んだ元恋人が幽霊になって出てくる。怨まれていると思う主人公。しかし保険金目当てで毒殺を企てる夫から助ける
計画結婚(文芸書)[白河三兎]1,728円楽天完全ネタバレです。結末言います!主人公の女性の親友が結婚詐欺に遭うけど、逃げられる前に逃がすかと結婚しちゃうって結末。笑えた〜「女王さまと家来」主人公怜美と親友静香コンビに周囲が感じる関係性。ものすごく美人でスタイルも良い静香。決して主従関係は無いけれど、ごくごく平凡で周りからはそう見られる怜美。読んでて、2人の関係性はすごくリアルに感じられました。あー、ありそうって。
『X'masStories一年でいちばん奇跡が起きる日』朝井リョウ、あさのあつこ、伊坂幸太郎、恩田陸、白河三兎、三浦しをん去年発行された、クリスマスにまつわるアンソロジー短編とかってさくっと読めるからちょっとだらだらしながら本読みたいんだけど、がっつりハードカバーとかは読む気じゃないんだよなってときにちょうどいい。短くても遊び心が効いてて、複雑な伏線が張り巡らされてるとかじゃないから頭もそんなに使わなくていいし。
皆様今晩は。楠世蓮です。舞台『私を知らないで』先日無事終演し、幕を閉じました。御来場、御観劇頂いた皆々様本当にありがとうございました。皆様のお陰で全公演ほぼ満席千秋楽はキャンセル待ちの状態で公演をすることが出来たこと沢山の方にこのお話を知って頂けたことにまずは感謝したいと思います。私がこの舞台に出演させて頂けるきっかけは演出・脚本の松澤くれはさんの月喰マスカレイドとゆう作品に出演させて頂いていたのですが終演後、こうゆう小説があるとゆうお話をして下さいました。この小
ミステリーにはジャンル分けされないとは思うものの、最後に、一種の”やられた”感がある白河三兎さんの「計画結婚」(徳間書店)絶世の美女、でも性格に難ありの久曽神静香(きゅうそじんしずか)が33歳で結婚することに。披露宴は船を借り切って行われ、最後に新郎新婦が船のヘリポートからヘリコプターで飛び立つという派手なもの。物語は、披露宴に招かれた客たちの一人称で、語り手を替えて語られていきます。実は、新郎側の招待客は、ほとんど全員が、金で雇われたサクラだったのでした。さら
星とタロット・ルノルマンカードで運勢を読む占い職人緑川連理です。昨日の午後、阿佐ヶ谷ザムサへ。自転車仲間の方がスタッフとして関わっていた白河三兎著『私を知らないで』(集英社文庫)の舞台を観てきました。本を読むジャンルが狭い私、この手の青春群像物は読まないのですが、多感な中学生たちが織り成す学校の中でのドラマ。祖母・母・娘という三世代模様。血縁・親子・家族というものの在り方福祉行政や年金等々、社会問題を織り交ぜた興味深い内容でした。役者ファンや小説好きはもちろ