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今日から名古屋市美術館でカラヴァッジョ展が始まったので、早速観に行って来ました。名古屋市美術館。開館時間より少し前に着いたら少し並んでいましたが、スムーズに入れました。エントランス。ここで音声ガイドを借ります。会場は、少しだけ待てば絵の近くでじっくり眺め、説明も読む余裕がありました。時代ごとの背景や人間関係、コラムなど説明が充実していて、もし事前予習がなくてもある程度楽しめるわかりやすい展示でした。きっちり説明も読んで、気になった作品は戻って観なおしたりもして、1時間半くらい。
先日、猫町倶楽部の「真面目にマリファナの話をしよう」読書会に参加しました。佐久間裕美子真面目にマリファナの話をしよう文藝春秋真面目にマリファナの話をしよう1,650円Amazon読書会には佐久間さんが駆けつけてくださったので、直接質問をしたり、アメリカの様子を聴けたりでき、嬉しくてちょっとあがりました。マリファナに関しては、以前にこちらを読んだことがあり、合わせて再読しました。NationalGeographic2015/6NATIONALGEOGRAPHIC(
週末に参加した猫町倶楽部の読書会、課題本はブレイディみかこ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー1,458円Amazon以前から、同じ著者の方の「子ども達の階級闘争ブロークン・ブリテンの無料託児所から」を読もうと思いつつ、積読にしたままだったので、同じ方の本だと手に取って読んでみると、とても面白く、あっという間に読み、読書会に参加することにしました。主人公である「ぼく」は、ブレイディみかこさんの息子さん。「子ども達の階級闘
今日は猫町倶楽部、名古屋藝術部の読書会に参加してきました。課題本は、2冊のうち1冊を選択です。大野左紀子著、・アート・ヒステリーなんでもかんでもアートな国・ニッポンアート・ヒステリー---なんでもかんでもアートな国・ニッポン1,620円Amazon・アーティスト症候群アートと職人、クリエイターと芸能人アーティスト症候群---アートと職人、クリエイターと芸能人(河出文庫)821円Amazonどちらも面白かったので、どちらを選択するか迷いましたが、両方読んで
読書会メモ。昨日は、猫町倶楽部のドレスコードが浴衣という楽しい読書会でした。課題本は川端康成古都。下の単行本には、口絵に東山魁夷の絵、冬の花が載っています。会場は白鳥庭園の清羽亭。猫町倶楽部の浴衣読書会は今回が10回目、そのうち8回がこちらの会場で開催されているのだそう。茶会・歌会などにも使われるそう。風雅な建物です。数寄屋建築の建物の周りには蓮の浮かぶ池が広がっています。建物と建物の間の渡り廊下からの池の眺め。渡り廊下を渡った離れ。こちらの離れで読書会
昨日は、猫町倶楽部の読書会に参加していました。課題本は、大島真寿美「渦妹背山婦女庭訓魂結び」、著者の大島真寿美さんがゲストとして参加してくださるという嬉しいイベントでした。課題本を読んだら、ぜひ文楽を実際に観たくなり、先週末には大阪の国立文楽劇場に足を伸ばして、初の文楽も鑑賞してきました。もらったパンフレットや、自分で興味があって読んだ参考文献等。前半はグループに分かれて各テーブルで感想の交換。先日読んだ時に感じた、新しい芸術を生み出す産む恐ろしさ、創り出したいという
今日は、猫町倶楽部の特別イベント「「欲望会議」「超」ポリコレ宣言」という読書会に参加してきました。ゲストは二村ヒトシさんです。課題本千葉雅也,二村ヒトシ,柴田英里「欲望会議「超」ポリコレ宣言」欲望会議「超」ポリコレ宣言1,728円Amazon千葉雅也さん,二村ヒトシさん,柴田英里さんの3人の対談です。3人の中では千葉さんしか存じ上げず。以前に千葉さんの「勉強の哲学」を読んだことはあるのですが。猫町倶楽部のゲストイベントは、いつも面白いので、今回も課題
先日のジェーン・スーさんの読書会イベントに参加した際に、課題本の他に自分で読んだ本。私は今回、このイベント参加で初めてジェーン・スーさんの著作を読んでのですが、一緒に参加した友人が、こちらを以前読んで面白かったと言っていたので合わせて読みました。ジェーン・スー貴様いつまで女子でいるつもりだ問題幻冬舎貴様いつまで女子でいるつもりだ問題(幻冬舎文庫)626円Amazon示唆に富んでいて非常に面白かったです。表題にもなっている「女子」については、てっきり自分を「女子」と呼ぶ女
昨日は、猫地倶楽部読書会のジェーン・スーさんの特別イベントに参加しました。半地下、地価のオープンテラスがオシャレ。課題本は「私がオバさんになったよ」、副読本「生きるとか死ぬとか父親とか」、もう1冊一緒に参加した友人が以前に読んで面白かったと教えてくれた「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」も読みました。今回の読書会をきっかけに読んだのですが、どれも面白かった。今回の読書会は120人越えの大盛況で、うち30名ほどが今回が初参加という、ジェーン・スーさんの人気がすごいです。ジェーン
昨日は少し面白い読書会に参加してきました。よく参加している猫町倶楽部の読書会なのですが、課題本を読んで読書会で感想を交換した後に、レクチャーもあってコンテンポラリーダンスについて、わかりやすいお話も聞けました。課題本:乗越たかおコンテンポラリー・ダンス徹底ガイド作品社鈴木晶バレエとダンスの歴史平凡社桜井圭介西麻生ダンス教室白水社「コンテンポラリー・ダンス徹底ガイド」はダンサー&カンパニーの事典という感じで、全然知らない状態で読むには、案外読むのが大変に思いました。
2019年4月27日土曜日東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館に行った後、東京・六本木の東京ミッドタウンで開催された猫町倶楽部東京アウトプット勉強会「スコット・ギャロウェイ『thefourGAFA四騎士が創り変えた世界』」に参加。猫町倶楽部公式サイト今回の課題本はこちら。昨年8月日本語訳が出版された400ページ以上の大著。著者のスコット・ギャロウェイ氏は起業家で現在はニューヨーク大学スターン経営大学院教授です。【著書の内容、そして実際のGAFAに
今日は猫町倶楽部の読書会に参加してきました。課題本は、ハンス・ロスリング(著),オーラ・ロスリング(著):FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく...1,944円Amazonこの本は、以前に別の読書会でも課題本になった時に参加したことがあります。猫町倶楽部の別の地方では課題本になっていたのに、名古屋では別の本が課題
チョ・ナムジュ「82年生まれ、キム・ジヨン」筑摩書房82年生まれ、キム・ジヨン(単行本)1,620円Amazon昨日の記事に書いた本に続いて、ジェンダーの本、2冊目。よく参加している読書会、猫町倶楽部で現在、課題本になっています。Twitterで課題本にしてほしい本をつぶやき、もっとも多く「いいね」を集めた本を課題本にするという面白い企画が先日あり、そこで一番票を集めた本です。該当の読書会には別件で予定があり参加できないのですが、他の読んだ人たちがどのように思い感じたか、どの部
少し前に読んだ本。白岩玄たてがみを捨てたライオンたち集英社たてがみを捨てたライオンたち1,728円Amazon紹介文より:つわりに苦しむ妻を支えるなか、仕事で二軍の部署に異動が決まった。毎日やってられない。……専業主夫になるべきか悩む30歳出版社社員、直樹冷たい人間だという自覚はある、けど母を不幸にする父のような人間にもなりたくない。……離婚して孤独をもてあます35歳広告マン、慎一幻想を追いかけて何が悪い?そう思っているのは確かなのに、逃げているような気がするのはなぜだろう。
面白くて、よく参加している読書会、猫町倶楽部が、囲碁倶楽部を発足するそうで、昨日は、その開始記念イベントがあり参加してきました。参加前に隣のベーカリーショップ、ラブランジュリダコテで、おやつ。季節限定、苺のカスタードデニッシュ。ここのパンは美味しい。店内のインテリアも良いし。小腹を満たしてから、読書会会場、青猫へ。会場の上の階が、隣のベーカリーショップの製パン室です。今回の読書会、課題本は、川端康成「名人」名人(新潮文庫)464円Amazon私の本は前
昨晩へ念願の名古屋ブルーノートへライヴを聴きに行ってきました。名古屋ブルーノートBlueNoteNAGOYA、以前から行ってみたい憧れのクラブでした。演目は、「菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラールツアー2019“罪深き楽団の遠征”」建物に入ると地下への階段が長い長い、潜る潜る。受付で予約の名前を告げて、番号を呼ばれるのを待ちます。飾られていた、こちらのドリンクは菊地成孔さんのオリジナルカクテルらしい。クロークで上着を預けて室内へ。全席テーブル&椅
昨日は猫町倶楽部の読書会にも参加してきました。課題本は、平芳幸浩「マルセル・デュシャンとは何か」河出書房新社マルセル・デュシャンとは何か2,700円Amazon暖かい1日で、駅から会場までの道沿いには桜が満開でした。以前に「現代アートとは何か」という課題本の読書会にも参加したことがあり、この本にも当然デュシャンは取り上げられていました。しかしその読書時には、現代アートが自分にとってのアートのイメージとあまりに違うことへの驚きで、全般的な知の発見はあったのですが、デュシャン
2019年3月30日土曜日トルコ至宝展に行った後で国立新美術館の近くで行われた猫町倶楽部東京アウトプット勉強会本多勝一「新版日本語の作文技術」に参加。猫町倶楽部公式サイト課題本はこれ。「ジャーナリスト」で元朝日新聞記者で「硬派」「反権力」雑誌の「週刊金曜日」を立ち上げたことで知られる本多勝一氏が書いた日本語の文章術の本。この課題本が発表された時は正直困惑しました。その理由は2つ。①この著者本多勝一氏に関することでそれについては長くなるので(※)へ。②今ま
先週末には、猫町倶楽部の浮世絵の読書会に参加してきました。名古屋市博物館で開催されている特別展「挑む浮世絵国芳から芳年へ」と連動していて、読書会だけでなくレクチャーやランチ会もあり、その後実際に展示も観覧する大充実のイベントでした。読書会では、課題本として読んで来た本について、思ったこと、感じたことなど色々意見交換できました。私は先日記事にもしたように北斎の浮世絵が、まるで現代の少年漫画のようであることに驚いたのですが、それに対して、現代の日米の漫画(コミック)は描き方に違い
今日は猫町倶楽部の読書会に参加してきました。課題本は佐久間裕美子さんの著書3冊の中らから選ぶという形式。私が課題本として選んだのは、「MyLittleNewYorkTimes参り取るニューヨークタイムズ」。でも課題本以外の本も気になったので、結局3冊とも読んでの参加になりました。MyLittleNewYorkTimes1,998円Amazon今回の読書会は、著者の佐久間裕美子もゲストで参加いただけました。読書会開始前に主催と並んで椅子に座っておられた佐久間さん
先日の初の朝活読書会に参加した日には、ダブルヘッダーで仕事後にもう一つ読書会に参加したのでした。猫町倶楽部の藝術部読書会、会場はおしゃれなバー。こちらの会場での読書会は2回目です。美味しいフードをつまみながらの楽しい読書会でした。バレンタインデーに合わせて、フードにもチョコレートが。お酒を飲むのは、帰りの電車がやっぱり気になるので、ノンアルコールドリンクカクテルからいちごを選び、濃厚な美味しさでした。課題本は、渡辺裕聴衆の誕生-ポスト・モダン時代の音楽文化
今日は仕事後に読書会に参加してきました。課題本は、ユヴァル・ノア・ハラリホモ・デウステクノロジーとサピエンスの未来ここしばらく読んでいた本について話せたり、逆に話を聞けて面白かった。自分が引っかかった、同じところで同じように感じていた人がいた一方で、自分が思いつかなかったこと、考え外の話も聴けます。例えば、寿命が二倍になったら人生プランが根本から変わる指摘部分が面白かったのですが、政治家も同じように寿命が長くなったら、全く刷新されず新しい意見が通らなくなるだろうとか、客観的な意
2019年1月6日この日は東京猫町倶楽部NEWYEAR’SPARTY2019スピノザ「エチカ」第4・5部に参加。猫町倶楽部公式サイト猫町倶楽部は毎年年末年始に特別イベントを開催しています。今年はやむを得ない事情があって東京ではクリスマスパーティーでなくてこのNEWYEARSPARTY2019となりました。そして猫町倶楽部の年末年始の特別イベントは各分科会合同で行うのが普通なので課題本が6つありました。私が今回選んだのが哲学書を扱う分科会「フィロソフィア」
今日はクリスマスパーティ兼読書会に参加してきました。よく参加する猫町倶楽部読書会の色々な分科会が、一堂に会して一緒に読書会&クリスマスパーティをするという楽しい企画です。私が課題本に選んだのは、ヴァルター・ベンヤミン複製技術時代の芸術複製技術時代の芸術(晶文社クラシックス)2,052円Amazonなかなか難しい本でした。4編の論文のうち、一番興味深く読めたのは、表題にもなっている「複製技術の時代における芸術作品」で、1936年、映画が新しい技術として登場し広がりつ
前回の続きです。2018年11月24日土曜日午後4時からおなじみの読書会猫町倶楽部東京アウトプット勉強会リチャード・ニクソン「指導者とは」に参加。猫町倶楽部公式サイト課題本はこちら。第37代アメリカ合衆国大統領を努めた政治家、リチャード・ニクソン氏が自らが会った世界各国の指導者の評伝であり、ニクソン氏による指導者論。この本は単行本が父の蔵書にあり、パラパラと読んだだけですが、とてもおもしろそうな本でした。文春学藝ライブラリーに入った時に買おうと思ってその
今日はゲスト付きのジャズの本を読む読書会でした。ゲストは柳樂光隆さん。課題本は、柳樂光隆(監修):JazzTheNewChapter5JazzTheNewChapter5(シンコー・ミュージックMOOK)1,836円Amazon副読本後藤雅洋,村井康司,柳樂光隆:100年のジャズを聴く.シンコーミュージック100年のジャズを聴く2,160円Amazon同じテーブルになった方々、詳しい方が多い。課題本もVol.5だけでなく、1~4も
2018年9月23日日曜日の日記です。前回に続き、このブログでもおなじみ猫町倶楽部東京文学サロン月曜会梶井基次郎「檸檬」(角川文庫)に参加しました。猫町倶楽部公式サイト東京文学サロン月曜会は久しぶりに参加。今回の課題本は日本文学の名作の誉れ高い梶井基次郎「檸檬」を含む角川文庫から出版されている短編集です。夭折の天才、梶井基次郎が書いた短編小説「檸檬」は教科書にもよく取り上げられており、読んだ人も多いのではないでしょうか。私は以前新潮文庫(新潮文庫の100冊フェ
台風が近づきつつあります。今年は本当に悪い方の当たり年、たくさんくる災害のどれもがまた激しく厳しい。天気の悪い中ですが今日は読書会。課題本は、岡本太郎『今日の芸術―時代を創造するものは誰か』(光文社)岡本太郎『日本の伝統』(光文社)フィギュアは参加者の方がご持参したものを撮らせてもらいました。おやつは苺のロールケーキ。岡本太郎さんは、子どものころの「芸術は爆発だ」と言って変なものを作り、変な絵を描くという大変失礼なイメージだったのですが、こんなに芸術とは!
今日は読書会に参加してきました。小川哲ゲームの王国早川書房ハヤカワSFコンテスト受賞(ユートロニカのこちら側)後第一作、SFが読みたい!2018年度が選ぶベストSF2017[国内版]第2位とのことで、ハヤカワのTwitterでつぶやきでもみて興味を持っていた本です。サロト・サル――後にポル・ポトと呼ばれたクメール・ルージュ首魁の隠し子とされるソリヤ。貧村ロベーブレソンに生を享けた、天賦の智性を持つ神童のムイタック。皮肉な運命と偶然に導かれたふたりは、軍靴と砲声に震える1974年のカ
今日は猫町倶楽部の読書会に参加してきました。課題本は、大澤聡教養主義のリハビリテーション筑摩選書。副読本、大澤聡1990年代論河出ブックス課題本を読んで思ったこと。「過剰な実用主義でもなく、観念的すぎる教養主義でもない、第三の「新しい教養」」(p.87)とは何か。「目的がはっきりしている条件のもとでは、エンジニアリングの知はとても役に立つ」「『有用性』を追及していくかぎりにおいて」「価値観や倫理性の側面から考えると、理系的な知だけでは限界につきあたる」(p.122-12