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おはようございます☆今日は春分の日、そして満月となります。昨晩の月旧暦では、2月15日にあたり、お釈迦さまの涅槃の日となります。(2月15日の満月の日)満月と沙羅双樹また春分の日は、お彼岸のお中日であり、太陽が真西に沈みますが、真西に沈む太陽を見て阿弥陀如来の西方極楽世界を観想する『日想観』(にっそうかん)がお彼岸の先祖供養と深く結びついたとされています。日想観は浄土三部経のひとつ『観無量寿経』(かんむりょうじゅきょう)で極楽浄土を観想する十六行法の一番目に登場します。清瀧寺は、
南都における涅槃図や銅鐸と仏教との繋がり、また、私の研究分野としている後南朝と北畠氏、修験道の繋がり等、意見交換の会合へ。山口市の龍昌寺の竹林史博住職様、高槻にて古代史の研究をされている石井様、同じく、奈良にて古代史及び後南朝を研究されている馬場様にお招きいただき、多くを御教授いただき、貴重な資料も拝領させていただきました。我が国の歴史を語るに重要な地・南都の東大寺お水取り縁りの絵(戸田尋牛氏作)が飾られたお部屋にて、絵を拝見させていただきつつ、会合させていただきました。
おはようございます☆連日、多くの方に御参拝いただき感謝しておりますm(__)m清瀧寺の涅槃図は鳥が多く描かれています。迦陵頻伽(かりょうびんが)迦陵頻伽は極楽浄土に住むとされ、妙音、美音、好音声鳥とも記されるとても美しい声を奏でる鳥だそうです。また、殻の中にいる時からよく鳴くといいます。多くの涅槃図では、上の写真のように人頭鳥身で、供物を持つ姿で描かれます。ちなみに迦陵頻伽は雅楽の迦陵頻で、鳥の翼をつけて舞い踊る『鳥の舞い』のモデルとも言われています。孔雀と白孔雀孔雀と白孔雀
おはようございます☆昨日は『精霊の日』だったようです。仏教では『精霊』を『しょうれい』と読みます。お寺には『三界萬霊』(さんがいばんれい)と書かれた御位牌が多く祀られています。三界とは、欲界、色界、無色界のことで六道全ての世界の精霊(萬霊)を指します。お寺では、三界萬霊のあらゆる精霊に祈りを捧げ、魂の安楽を願っているのです。また、涅槃経には『一切衆生悉有仏性』(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)が説かれています。すべてのものに仏性があり、命の平等さと大切さを教えているとも言わ
そしていよいよ韋駄天さま韋駄天さまは仏殿すぐ後ろの舎利殿におわします。先日まで行われていた生花展のものと想われるお花が、外に飾ってありました。「舎利殿」ということですが、こちらには仏舎利、それもお釈迦さまの歯が収められているのだとか。昇殿し、正面中央お厨子の中に、仏舎利が収められた宝塔。それを護る形で、右側に韋駄天さま、左手に月蓋長者というお坊さんが屹立してらっしゃいます。いつもは正面向いてらっしゃるそうなのですが、今回は両脇の扉が開いて、よくお顔
おはようございます☆昨日は祖父の年回法要に参列していたため、都内におりました。境内から東京タワーが見えます。法要後のお斎の場所からも東京タワーがよく見えました。昨日は寺を留守にしていたため、ご遠方から涅槃図を見に来て下さった方々にご案内できず、申し訳ございませんでしたm(__)m涅槃図の御開張は25日まで午前8時~17時清瀧寺・本堂駐車場・約10台さて、今日から春のお彼岸となります。お彼岸は春分の日を御中日に前後3日間の1週間となっています。うかい亭の生け花『花祭り』彼
今日は午前中にさつまいものスコーンを作りましたふるさと納税で頂いたさつまいもと、ホットケーキミックスで作る簡単なやつ。200gくらいのさつまいもの皮を剥き、小さく切ってレンジ600Wで2分。ポリ袋に入れて、適当に潰したら、大さじ2のサラダ油とホットケーキミックスを入れてモミモミ。なんとなく混ざったら、大さじ1のサラダ油を入れて纏めます。オーブン180度余熱。2センチくらいの厚さになるよう成形、カットして天板に並べます。ホントは黒ゴマが良かったけど、なかったので、バジル乗せてみま
涅槃図に鬼がいたなんてー!!気づかなかったづら難しい漢字に読みカナ嬉しいほんとだーーー鬼さんみっけ!!(σ*'3`)σ😈
おはようございます☆涅槃図には、鬼も描かれています。速疾鬼(そくしつき)という足の早い鬼です。速疾鬼は羅刹(らせつ)とも言われる悪鬼でしたが、お釈迦様が入滅した時は、このような鬼達まで悲しんだとされています。お釈迦様は入滅の七日後、荼毘に付されます。そしてその火は七日間消えませんでした。※このことから、十三仏では二七日の本尊となったとされています。お釈迦様の荼毘の火が消え、帝釈天が仏舎利を天界に持ち帰ろうとした時、一匹の速疾鬼が現れ、お釈迦様の歯を取り逃げてしまったのです。速疾鬼は
おはようございます☆今日は、雨で寒くなるそうです(*_*)どうぞ皆様、暖かくしてお過ごしくださいませ☆先日、境内清掃をしていたら春を告げるあの香りがしました☆香りの正体は『沈丁花』です☆沈丁花の名前は香木の沈香(じんこう)のように香りが強く、丁子(ちょうじ)のような花が咲くからとも言われております。名前の由来となっている、沈香や丁子は仏様への焼香に良く使われます。密教では、沈香は仏部、丁子は金剛部の供養に用いられます。また沈丁花は、夏の『クチナシ』秋の『モクセイ』と共に、日本の香
■【経営コンサルタントのひとり言今日は何の日】3月16日涅槃会・・・何と読むのでしょうか?一年365日、毎日が何かの日です。季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎
寿真庵では、昔から月遅れで涅槃会のお経をあげています。黄檗宗の涅槃会法要は2部構成になっているので、2月15日に第1部を唱え、3月15日に第2部を唱えています。そういうわけで、お釈迦様が沙羅双樹の下で横たわる涅槃図が1か月間、寿真庵の本堂に出ています。
こんにちは!京都大好き、さとうみみデスはなくそ音だけ聞くと、絶対、〝アレ〟を想像しますよね。アレ。でも漢字を見ると「花供曽」。これで〝はなくそ〟と読むんです。花供曽は、涅槃図公開中の真如堂さんでいただける、あられ菓子のこと。花供曽photo↓あまりいいショットではありませんが前にいただいた時のものですが、花供曽に添えられた説明を見ると、名前の由来は、仏さまへの供物「花供御(はなくご)」からきているのでは、とのこと。いただくと、無病息災で過ごせるなんて、
おはようございます☆今日3月15日は、月遅れ涅槃会などが行われることがあります。お釈迦さまは、80才で涅槃に入られたとされていますが、その原因は食あたりが引き金になったと言われています。お釈迦さまに最後の食事の供養をされたのが純陀尊者です。涅槃図の純陀尊者純陀が供養した食事は『スーカラ・マッダヴァ』でスーカラは豚、マッダヴァは美味、柔らかいと訳されることから豚肉料理の説があります。しかし漢訳経典では『栴檀茸』(せんだんに)とあります。栴檀に生えるキノコを意味するとも、豚を使
おはようございます。昨日はお休み。と言っても15時からTさんの講演の練習があるので14時半にはハートピアに行かねばならんかった。そのため朝からうろうろしてた。朝はそれなりに起きてまずは奥さんを送り出し娘1と一緒に出掛けようと8時55分に高速松井山手に行ったけど結局1台おそなりはって一緒には行けず。京都駅まで乗ってまずは歩いて東福寺まで行った。3月14日で涅槃会という事だったが残念ながら明兆さんの涅槃図は修復中ということで暫く見れないらしくて八相涅槃図だったか
鎌倉の涅槃会は2月15日ですが、京都では月遅れの涅槃会。東福寺の大涅槃図東福寺の涅槃図は、室町時代の画家明兆の作。珍しい猫が描かれた涅槃図です。涅槃会のときに本堂に掲げられます。泉涌寺の大涅槃図泉涌寺の涅槃図の大きさは、縦16m、横8mの日本最大級の巨幅。江戸中期に明誉古礀上人が描いたものです。涅槃会のときに仏殿に掲げられます。☆☆☆☆☆
今のNHK大河ドラマはいだてんを放送している。京都東福寺の泉涌寺(せんにゅうじ)で韋駄天様を特別公開している。3月17日迄。もう日にちがない。午後から用事があるので朝早く出かけた。マーサさんや玉置の森さんのブログを読みいざ泉涌寺へ。まずはマーサさんおススメの泉涌寺入り口左手にある即成院へ。ここは現世の極楽浄土とか仏様のオーケストラと呼ばれているお寺。阿弥陀如来さまを中心に25菩薩様がおられる。その菩薩様方が、皆さん何か楽器をお持ち。歌を唄っているのか口を開けて歯が見え
おはようございます☆涅槃図には様々な動物たちが描かれていますが、その中には十二支がいます。仏教的には、お釈迦さまが入滅された時に駆け付けた順番だとも言われております(諸説あり)十二支を見ていくと、トラのとなりにヒョウがいますが、江戸時代までトラがオス、ヒョウはトラのメスという認識だったので、トラとヒョウは夫婦として描かれています。トラとヒョウまた、13番目に駆け付けた動物は『イタチ』とされていて、惜しくも十二支には入りませんでしたが、月の最初の日を『ついたち』と呼び、イタチの名前を入れ
おはようございます。ずいぶんと春めいてきました。今日から涅槃会が行われるところが多いです。涅槃会(ねはんえ)は、涅槃講や涅槃忌とも称し、陰暦2月15日、釈迦の入滅(にゅうめつ)の日に、日本や中国などで勤修される、釈迦の遺徳追慕と報恩のための法要である。現在では、3月15日前後にに行なわれているところが多いようです。涅槃とは、ニルヴァーナの訳語であり、迷妄のなくなった心の境地を指す言葉であったが、この場合には、釈迦が亡くなったという意味で用いられています。法要中は、釈迦が娑羅双樹の下で涅
おはようございます☆現在、御開張中の『猫入り涅槃図』より、今日は猫にまつわるお話しです。涅槃図に猫がいない理由は諸説ありますが、定説では、お釈迦さまが病になった時、お釈迦さまの実母である摩耶夫人が、不老長寿の天界の霊薬をお釈迦さまの元に投げて与えようとしました。しかし、木に引っ掛かってしまい上手く届きませんでした。摩耶夫人(右)と阿難律尊者それを見た鼠がその霊薬をお釈迦さまのもとへ届けようとしましたが、途中で猫に遭遇してしまい薬を届けることができませんでした。鼠を見つめる猫結果的に
こんにちは!京都大好き、さとうみみデス涅槃図の季節ですね。(ねはんず)涅槃=ニルヴァーナ音楽好きならアメリカのロックバンドを思い出すかもしれませんが…涅槃図とは、お釈迦様が80歳でお亡くなりになった、涅槃の時の様子が描かれた絵です。え、80歳⁈お釈迦様って、めちゃくちゃ長生きされたんですね。ビックリ。で、気になったので調べたら、29歳で出家、35歳で悟りを開かれたみたいです。んー、29歳で王族の身を捨てられたのですね。この時代の29歳。「年齢は関係ない。
6年ぶりにかんべの寝釈迦まつりに行ってきました【6年前の龍光寺さん】『◆かんべの寝釈迦まつり◆【天澤山龍光寺】鈴鹿市神戸』ameblo.jp前回はひとりでしたが、今回は主人と来ました3月9日(土)10日(日)11日(月)の三日間のお祭りですいいお天気でよかった~まだ時間が早かったので関係者以外はほとんど来ていませんでした6年前は緑色の恐竜でしたね
猫入り涅槃図のご開帳始まりましたぁーーめちゃ行きたいなぁーー
おはようございます☆今日は天気が下り坂のようです(*_*)御開張初日の昨日もご遠方より参拝いただき感謝しておりますm(__)mさて、涅槃図の説明をしていると、よく聞かれることが『沙羅双樹の花の色について』です。日本では、夏椿を沙羅の木としますので、有名な『沙羅双樹の花の色・・・』は白を指すと言われています。沙羅双樹と満月そのため、葬儀での出棺前の別れのお花入れも白花から入れることが多くなっています。しかし、インドの沙羅は白ではなく、薄い黄緑色で細かい花を咲かせ、良い香りを漂わせる
おはようございます☆今日から春の御開張で『猫入り涅槃図』を自由に拝観することができます。定説では、お釈迦さまはインド・クシナガラの跋提河(ばつだいが)のほとり、沙羅の林の中で頭を北に、顔を西に向けて入滅されたと伝わります。(頭北面西右脇臥)沙羅双樹(さらそうじゅ)と称されますが、沙羅の木が相対する一対のことを双樹と表現しています。東西南北に2本ずつ、計8本の沙羅の木があり、お釈迦さまが涅槃に入られた時は、8本の沙羅のうち、4本が枯れ、残り4本が栄えたとの言い伝えがあります『四枯四栄
皆様こんにちは(*^▽^*)こちらは大分県中津市です💗今日は快晴✨そしてお寺が沢山ある通りを歩いてると(*^。^*)じゃじゃあんこちらが涅槃図です💗期間中で丁度見れたんです💗素晴らしいです💖説明図もありました💗お喜屋の2人で💗900年前の阿弥陀如来像です💗どうでしたかぁ~💖エナジーが高くて感動しましたo(^-^)o最後まで見て頂いてありがとうございます(^.^)/~~~🌟🌈💗💘
おはようございます☆いよいよ明日・3月9日(土)から春の御開張の期間に入ります☆例年通り『猫入り涅槃図』を御開張しております。涅槃図は、お釈迦さまが涅槃・入滅された場面を描いていて、普段穏やかなお顔の菩薩や天の神々たちが、嘆き悲しむ表情で描かれています。また、清瀧寺の涅槃図は、通常描かれることが少ない『猫』がいる珍しい『猫入り涅槃図』となります。涅槃図の猫拝観の際はぜひ猫を探してみてくださいませ☆開帳期間3月9日~3月25日まで拝観時間・8時~17時まで場所・清瀧寺本堂駐車
おはようございます☆昨日は冷たい雨でしたが、今日は晴れるようです☆今週は雨の日が多く、晴れの日は貴重ですね~(^_^;)もうすぐ『春の御開張』の気節となります☆猫入り涅槃図江戸時代後期・清瀧寺蔵お釈迦さまは、2月15日の満月の日に涅槃に入られたと伝えられています。通常2月に涅槃図を御開張することが多いですが、清瀧寺では旧暦の2月15日に合わせるために、3月の御開張としております。今年の旧暦の2月15日は、3月21日で春の彼岸のお中日『春分の日』となり、ちょうど満月と重なります。
おはようございます。今日から弥生三月。それだけで春がやって来たかのように感じられます。今日から七十二候が移ります。草木萌動(そうもくめばえいずる)草木が芽吹き始める頃。草の芽が萌え出すことを「草萌え」(くさもえ)と言います。草花の芽が、一日一日と芽吹いていくのがわかります。さて、3月ですが、ヨーロッパ諸言語での呼び名であるmars,marzo,Marchなどはローマ神話のマルス(Mars)の月を意味するMartiusから取ったものです。3月はその年の11月と同じ曜日で始ま