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当院副院長は『日本歯科保存学会』http://www.hozon.or.jp/の認定医を取得しております。歯科保存治療とは、歯を抜くことなく、いつまでも自分の歯で噛めるように治療を行い、大切な歯を口の中に維持、保存し機能させていくことを目的とした歯科の一分野です。歯科保存治療には、歯の崩壊による欠損部を補修する「保存修復」、歯の神経の病気を治療する「歯内療法」、歯を支える組織の病気を治療する「歯周療法」があります。これらの病気を治療し、学問的に研究する場合、それぞれを
こんにちは。川内歯科医院です。みなさん、これは何だと思います?実はこれ、1万円札をマイクロスコープ(手術用顕微鏡)で見た画像です。肉眼では、線にしか見えない部分に、日本銀行の文字が見えます。最大25.6倍まで拡大することが出来るんです‼当院では、マイクロスコープを導入しています。最近では歯科医院でも導入が進み、10%程度の医院で普及してきています。これにより、今まで手探りで行っていた治療が、確実に目で見る治療に変わってきました。また、肉眼では分からなかった
長雨が続きジメジメしますね☔️連休明け、いかがお過ごしでしたでしょうか。学会やセミナー参加に勤しんでおられた方も、OFFを楽しまれた方もいらっしゃるかと思いますEPSDCでは、ON/OFFこまめな切り替えで頑張っております今年は十五周年企画で、斬新な企画を出し続けていくということで、EPSDC研修会事務局ではこの度、EPSDC事務局レディスを結成し企画を楽しんでおります。とかく、宮下裕志の話は小難しいという印象を抱かれますが、、思い切って入門されるとこれが意
apexificationなんですが、永久歯の根未完成歯が登場するケースですよね。これって、①感染根管治療→apexificationという場合と②抜髄→apexificationという場合があります!!何が言いたいのかというと。。。apexificationは感染根管治療の場合のみと思っている(=誤解している)方がいらっしゃいますが、そういうわけではないのですよ!誤解しないようにしてくださいね。直近の問題で言いますと、111D-56があります。こたえは
今回は、難治性の根尖病巣について書きます。通常、根尖病巣による歯茎の腫れや痛みは、適切な根管治療を行えば、治癒することがほとんどです。しかし、稀に根管(神経の入っていた管)の中を頻回に清掃・消毒をしても、腫れや痛みなどの症状がなかなか良くならないケースがあります。このような場合、外科的歯内療法(根尖切除術や逆根管充填など)を行うことで、症状の改善を図ります。しかしながら、稀に根尖(こんせん;根っこの先端)から歯根にクラック(ひび割れ)が入っている場合があります。よく遭遇する歯根
今回は、矯正治療を応用した、破折歯の保存的治療(非抜歯治療)について書きます。歯の破折の多くは、歯の神経がない場合に起こりやすくなります。神経がない歯のことを、失活歯(しっかつし)といいます。失活歯は、神経の生きている歯(生活歯;せいかつし)と異なり、歯に栄養が送られません。つまり生活反応(生きているという反応)がないので、失活歯と呼んでいます。歯根破折(歯の根っこが割れること)は、外傷などのほか、通常の咬む力によっても起こります。食事をして物を咬むことは、誰でも避けることはできないので、
今回は、インプラント治療は専門医なら安心できるかについて書きます。昔から、「餅は餅屋」という諺があるように、専門性の高いものは専門家に任せた方が良いというのは、至極もっともなことだと思います。しかし、ことインプラント治療に関しては、「餅は餅屋にあらず」という気がしてなりません。現に、インプラント専門医の治療を受けて、1年も経たずにダメになるケースをたくさん見てきました。最近、インプラント専門医院なるものが多数存在していますが、私は大きな疑問を抱いています。インプラント以外の治療が必要にな
今回は、根管治療で症状の改善しない根尖病巣について書きます。通常、根尖病巣の多くは、適切な根管治療を行えば、ほとんどが治癒します。基本は、リーマーやファイルによる機械的な根管拡大(根管の中をきれいにすること)で、補助的に薬剤を用いての消毒を行います。以前は、ホルマリン系やフェノール系、ヨウ素系などの強力な消毒薬が主流でしたが、現在では薬剤の種類も増え、水酸化カルシウム製剤や3mixなどの刺激性の低いものも好んで使われるようになってきました。しかし、いずれの薬剤を用いても、なかなか治癒しな
JR南武線平間駅徒歩30秒、ワコ歯科・矯正歯科クリニック院長の長崎です。インプラント専門誌に(抜歯してインプラントを依頼されたが、抜歯せず治療した複数の例)についての考察記事がありました。>インプラント臨床の一ヒント>診診連携におけるインプラント専門医が考える抜歯基準あるいはインプラント適応基準の一考インプラントジャーナル78号より私はインプラント治療はやらなくなり、必要があれば大学病院等に紹介しているのですが、すごく面白く読めた上に、考えさせられた記事なので紹介します。執
こんにちは。院長の赤池です。この前の、土・日曜日に日本歯内療法学会の学術大会に参加してきました。歯内療法学会とは、歯の根っこの治療を専門とする学会です。国内外からたくさんの先生が参加され、色々な講演を聞くことが出来ましたので、新しい知見を得ることが出来ました。また、2日目は歯内療法のスペシャリストであり、歯内療法の師匠である速見勝彦先生が、「オピアンキャリア法の過去と現在」という演題で、テーブルクリニックでご講演されたので、共同演者として、お手伝いさせて頂きま
こんにちは!院長の赤池です。先日、診療後にミーティングを兼ねて当院で診療にあたっている、菅原先生と続先生と食事に行ってきました。美味しいお肉を食べて、英気を養いました(^ω^)。現在、川内歯科医院では、院長以外に2人のドクター、5人の歯科衛生士、2人の歯科助手で協力して診療にあたっています。ところで皆様、歯科も医科のように色々な専門に分かれているのですが、ご存知ですか?医科では、外科・内科・眼科・耳鼻科・小児科などに分かれていますが、歯科でも、補綴科・保
こんにちは!連日夏のような暑さが続いています…こまめに水分補給をして熱中症や脱水症にお気をつけください先日第4回定例勉強会が開催されましたテーマは「歯内療法」と「着色について」でした歯内療法とは、ざっくり言うと歯の根っこの治療という意味です。なんらかの原因で歯の根っこに感染が起きている状態の時に治療を行うのですが、より繊細な技術が求められる処置になります。単に歯内療法と言っても感染の経路やアプローチの仕方が想像以上にたくさんあったので驚きました!レントンゲン写真や症状からその歯の
おはようございます!川内歯科医院の赤池です。先日、診療後に知り合いの先生とともに治療のトレーニングをしました。これは透明根管といい、歯の根っこの中を再現した模型で、歯内療法(神経や根っこの治療)でのトレーニングに使用します。今回は、6月にある日本歯内療法学会の総会でのデモンストレーションも兼ねての練習でした。これはオピアンキャリア法という、1975年に故大津晴弘博士が発表した、歯内療法に使用する機器です。オピアンキャリア法は、30年近くかけて数々の科学的証
《365日歯医者ブログ》インプラント不要!抜歯覚悟の歯を1,306本救った“直す”より“治す”自然治癒力を最大限に活用させる削らない歯医者年名淳です長かったGWが明け令和の平日がスタートしました1998年5月1日開院の当院にとっては22年目の始まりです時代が変わりましたが患者さんと私たちの敵は変わりません何か...バイ菌ですムシ歯菌と歯周病菌です毎日の歯み
今日も平成最後の学会に参加し顕微鏡の有用性について歯周病や歯内療法などについて学んだ以外にアシスタントワークのモニターについて勉強になり当院でも応用したいと思いました
4/13土曜、診療終了後札幌へ。第4期カナルエンドベーシックコースへ。セミナー前に新札幌にある新札幌いった歯科へ訪問。今後の展開について色々お話を聞かせてもらいました。そしてセミナー会場へ。今回は外科的歯内療法のお話でした。半年間共に学んだ先生方と。セミナー後は懇親会へ。大学の同級生の西岡先生の乾杯からスタート。塩ジンギスカンで有名な八仙さんで美味しい食事をしながら会話も弾みました。
前々々回の続きになります前前前世じゃないわよ😆上の前歯を半分折った私…盛って貰ったものの2、3度外れることもありましたその度にまた盛るのよ検診に行ったある日、左上の歯茎におできが発見されましたイメージです拾い画像を加工しています「歯の神経が死んじゃったんだね」😇死んだものが腐って膿になって膨らんでできたおできなんですフィステルっていうんだよね膨らんで破裂すると臭うのだって腐ってるからねでもって、また膿が溜まって腫れる…これを繰り返すとやがて歯がダメに…
樋口矯正歯科クリニックのホームページ更新しました。院長のコラムに”歯科治療保険と自費の違いとは?”を追加しました。樋口矯正歯科クリニック福岡口臭外来福岡口臭クリニック樋口矯正歯科訪問診療部福岡
ここのところ不妊や不育と歯科治療の関係についてお話してきましたが今日は中休みです。神経を抜いた歯=感染根管は諸病の根源?yomiDr.にこのような記事があります。yahooニュースにも取り上げられています。歯の神経抜く治療は半数が再発!?…感染防御が不十分のケース多く記事の概要は、神経を抜く治療は手間がかかる上に保険点数が極度に低い、だから保険治療に忙しい歯科医院は十分に時間をかけない、また処置中にばい菌が入らないような養生としてのラバーダムというゴムシートを使用しないケースが多
歯内療法自体が日常臨床においてはアドバンスな治療ですが、特に再治療は超アドバンスだと私は思います。そしてそのような認識で私自身は診療にあたっております。さて、2年前に出した、スカンジナビアンエンドの書籍に引き続き現在、執筆中の本は歯内療法のアドバンスという位置付けですが、簡単に言うと再根管治療に関しての本です。ここには大半、非外科的な根管治療について書こうと思っています。写真:診断学そしてエンド(上)の書籍エンドの世界にも、世界には様々な考え方があ
ご無沙汰しておりますEPSDC研修会の三浦でございます2019年1月があっという間にすぎてしまい、今年度の初ブログ更新が2月にはいってしまいました今年もどうぞよろしくお願いいたしますみなさん新しい一年のはじまりには何か目標をたてましたか?私は目標の一つに診療がおわったら日記を書くことを決めました。既に忘れている日もたくさんあるのですが笑今日の反省から明日を学ぶという気持ちで日記をかくことにしています。お正月に明治神宮でおみくじをひきまし
当院は平成30年12月29日(土)より平成31年1月3日(木)まで休診させていただきます。平成31年1月4日(金)より通常診療いたします。なお、日高歯科医師会年末年始救急当番は以下のようになっております。平成30年12月30日(日)中村歯科0146-43-3011新ひだか町31日(月)原田歯科0146-22-2748浦河町平成31年1月1日(火)山口歯科医院0146-42-1486新ひだか町2日(水
理学療法でストレッチなど教えてもらい、家で毎日実施していたら、通い始めていた頃より、薬を服用する日が少なくなったのでこの治療も中々効果があったんでは!と思っているところです。そして、夜の喰いしばりで痛いと思っていた、歯痛の相談に歯医者に行きました。まあ、夜の歯ぎしりがって言われるんだろうな・・・と思っていた話が「問題発見!!」と歯医者さん。何でも一番奥の歯の根幹が炎症を起こしていて、隣の歯の根っこを圧迫しているそう歯を抜くか、根幹治療になるけれど、精密な顕微鏡(?)マイ
いつもブログを読んで下さる皆様ありがとうございます。早いもので今年も残こすところ20日ほどになりました。寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか師走だけに慌ただしく過ごしております歯科衛生士米田です週末東京で開催された第8回I.O.R.特別講演会に衛生士中村と一緒に参加してきました!院長の恩師でもある↑中川寛一先生と↑澤田則宏先生による歯内療法についてとても貴重はお話を聞かせていただきました。歯を残せるってスゴい❗️こと著名な先生方の素晴らしい講演
こんにちはEPSDC研修会の三浦です毎日見る東京タワーですが、意外と近くまで行く機会はあまりなかったりしますせっかくなので久しぶりに近くまで行ってみました😁東京タワーは季節やイベントによっていくつかのライティングのバリエーションがありますがわたしはやっぱりこのノーマルバージョンが好きです。同じ東京タワーでも遠くから見る景色と近くからみる景色はまた違いますねさて早いもので,,,,STAGEⅡ診断学アドバンスコースも10月28
こんにちはEPSDC研修会の三浦でございます。11月に入りすっかり秋になりましたね。気付けば紅葉の季節です。行ってまいりました紅葉狩り!埼玉県の秩父の紅葉はなかなかきれいでしたさる、10月21日STAGElイエテボリ診断学ベーシック(第14期)の第二回目の講義でしたまずは前回の復習から一ヶ月はあっという間ですねしかし、、デンタルの読影は非常に奥が深い一枚の写真から得られる情報は決してひとつではあり
みなさんおはようございます。中浦和(さいたま市南区鹿手袋)の歯医者いちかわ歯科の院長の市川賢一です。昨日は休診日で、浦和ロイヤルパインズで行われた、東京医科歯科大学埼玉同窓会に参加してきました。大学時代の一学年上の先輩で、高校の先輩でもある新宿ご開業の和達先生のご講演がありました。先生の専門は歯内療法(歯の神経の治療)で、専門医としてご開業されています。当院でも、1年半ほど前に実体顕微鏡(マイクロスコープ)を導入して、根管治療を始めいろいろな診療を精密に行ったり、患者さんに術中の状態をみ
今夜は当医院の医師全員で日本歯科大学学術講演会に参加してきました。『画像診断.高血圧症への麻酔応用.難抜歯の診断.歯内療法の成功率.補綴物接着機構..』について大学各科の上級医師達が開業医との連携を図るポイントについてお話頂きました。画像診断では滅多に遭遇しないが極めて重要な『口腔癌と歯根嚢胞の違い』の鑑別画像や麻酔応用に際して『高血圧性脳症』の最初の症状を見過ごさないこと、etc…あーここ聞きたかった!って開業医が聞きたい話が満載です(๑˃̵ᴗ˂̵)ともすれば一本の歯を残すこと
大阪府歯科医師会の学術実習型講演会でエンドのhands-onコースを受講しました。DentsplySirona社の協賛セミナーですからNiTifileはwaveonegoldを使ったhands-onでした。個人的にはマルチユースのプロテーパーを使いたかったです。講師の先生は何度も受講させて頂いている大阪大学大学院臨床教授の木ノ本先生でした。歯の根の治療は私は従来より力を入れている治療ですが知識が整理出来良かったです。早速明日からの診療に反映させて頂きます。