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衣替えもそろそろ終わりに近づいてきましたね。今年からセールを控えさせて頂いてます。・お客様の大切な衣類を預かる責任・今まで以上に品質で判断して頂きたい想い・クリーニングの価値で、そうさせて頂きました。例えば、飛行機だとお盆と正月など需要があるシーズンには値上げするのにクリーニングは値下げする。現場は凄く大変です。大きなクリーニング工場での勤務経験がありますが、肉体的、精神的にも疲労困憊です。キレイにする事より捌く事を優先せざる得ません。安くした上に捌くには何かを抜くしかありませ
「ErmenegildoZegna(エルメネジルド・ゼニア)」イタリアを代表する世界的ファッションブランドです。当店のお客様数人、スーツが全てゼニア、私服もゼニアという方もいらっしゃいます。オーストラリア産の最高級ウールを使用したスーツは上品なツヤがあり、触り心地も滑らかです。もう包装してありましたが、このお客様のスーツは別格です。衣替えだからこそ、来シーズンのためにキチンとメンテナンスしておきたいですよね。次回は、お客様との会話で気付いたことを書きたいと思います。
毛足が長いセーターカシミヤ、ヤク、ラクーンなど高級素材は風合いが命です。次着るのは半年後。肌に触れるセーター類は皮脂が付いてます。半年後には皮脂や汚れが酸化し、生地に悪影響を及ぼしますので、一度でも袖を通した衣類はクリーニングをオススメします。「クリーニングに出すと傷むのでは?」と言われる事がありますが、出さなくても傷みますし、清潔ではありません。クリーニング屋の私は、1・2回着たら洗います☆クリーニングは衣類を清潔にするものです。
エミスフェールのカシミヤスカート。色鮮やかで毛並みもキレイです☆
「おたくの仕上がりは、袖を通した瞬間なんか気持ちいいっちゃんね。何が違うと?」お客様との会話で言われた嬉しい一言。「息子が引っ越したけど、あそこは違うけん出しとってと洋服を送ってくるとよ」「大切な洋服はおたくに」と、嬉しい声を頂きました♪当店のドライクリーニングは、殆どのクリーニング店と違う洗浄方法を行なっております。シミ抜きが上手なお店、手仕上げが上手なお店など色々ありますが、クリーニングの本質である「洗い」では、業界トップレベルです。多くのクリーニング店に出入りする機材資材商さ
バレンシアガのカシミヤセーター。数ヶ月前からご利用頂いてるお客様。以前利用してたクリーニング店でカシミヤをダメにされてきた経験から、大切なカシミヤは東京の高額なクリーニング店に送ってると聞き、当店の仕上がりを見て頂くよう説明しました。お試しでお預かりして以降、カシミヤをお預かりする数が増えてきました。信頼は納得・満足の積み重ね。時間がかかるからこそ簡単に得られない価値があると思います。今後も凡事徹底!