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今、"硝子の塔の殺人"を読んでいるところどうやら密室ミステリーみたいだけどちょっと前に読んだのも"兇人邸の殺人"だった気がする最近はどうも密室ミステリーに色付いているちなみに僕のなかで密室ミステリーの傑作といえば"本陣殺人事件"なのであるがどうだろう?いつもヒレヒレヒレで色付いてしまっているきらいがあるので火曜日の今日はロースにしてみたワクワクするねきっと脂が綺麗なんだろうねヒレと比べてみても楽しいねエビも頼んじゃったなりくらのエビフライ食ったときはとん太を越えたんじゃ
田村高廣さん田村高廣(たむらたかひろ)本名:田村高廣1928年8月31日生まれ、2006年5月16日、満77歳没。京都府京都市出身の俳優。父:阪東妻三郎(歌舞伎俳優、映画俳優)弟(次男):田村俊磨(実業家)弟(三男):田村正和(俳優)弟(四男):田村亮(俳優)甥(田村亮の長男):田村幸士(俳優)異母弟:水上保広(俳優、声優、ナレーター)1953年7月7日、父が急逝。近親者や木下惠介監督などから後を継ぐよう強くすすめられたため、父が死去した際に在籍していた
横溝はまずはこれから。何と言っても金田一耕助初登場作品である。岡山の旧家という舞台装置もバッチリ。初読のとき(中学生くらい?)は「意外な犯人」という一点に驚愕したが、最近改めて再読したところ、海外ミステリの蘊蓄を散りばめてみたり、横溝自身が編集を務めていた「新青年」で書いていた作家の名前を並べてみたりと遊び心満載で、「探偵小説」というものに対するリスペクトというか愛情が溢れ出ている。戦争が終わり「さあこれからだ!」と作家一本でやっていこうという並々ならぬ決意、探偵小説の枠に留まらない一級品
横溝正史の同名推理小説の映画化で、地方の由緒正しい旧家で行った“密室殺人”を描いた推理映画。脚本・監督は「餓鬼草紙」の高林陽一-本陣殺人事件-監督高林陽一原作横溝正史出演中尾彬、田村高廣、新田章、高沢順子、常田富士男、東野孝彦他こちらは1975年制作の日本映画です。(106分)山間の集落、広い敷地のある一柳家は江戸時代から続く旧家。事件は長男の賢蔵と久保克
古谷一行『本陣殺人事件』終いよいよドラマ版『本陣殺人事件』もこれで終わりですね。前回の映画版では、トリックやストーリーを細かくご紹介しましたが、今回は人間関係や映画との違いを載せています。そして話の流れの都合で多少、場面が前後していますので……ペコ🔻ストーリーを知らない方はこちらで。『本陣殺人事件①』『本陣殺人事件』①これは何歳だったか忘れましたが、とても小さい頃に、おばあちゃん家のテレビで見てしまい、とても怖くて眠れぬ夜が続きました。『本陣殺人事件』は持…ameblo.jp🔺
古谷一行『本陣殺人事件』②前回の映画版で既にストーリーやトリックを、紹介してあるので今回はかなり省略しています🔻内容を知らない方はこちらで……『本陣殺人事件①』『本陣殺人事件』①これは何歳だったか忘れましたが、とても小さい頃に、おばあちゃん家のテレビで見てしまい、とても怖くて眠れぬ夜が続きました。『本陣殺人事件』は持…ameblo.jp🔺ふざけているのが嫌いな方もこちらで……私の母方の祖母達は電車を汽車と言っていました。「汽車なんか、もう走っとらんわ!」と思ったけどツッコミませんでし
古谷一行『本陣殺人事件』①■注)前回のレポートが真面目だったので、今回のは完全にふざけています。中尾彬の『本陣殺人事件』に続きまして、今回は古谷一行が金田一耕助役です。前回との違いを大きく分けると……………①怖くないこちらの方が怖くなくて血の量も少なく、お子様でも観られます。②警察がトンチンカンこちらはシリーズなので、日和警部初登場ですが、とにかく的外れで笑えます。このあと色々な事件で、何度も一緒になり、金田一と日和警部は、良きパートナーとなります。③映画とドラマこちらの
自分が小学6年生の時だから1975年かな?今みたいにネットが充実している時代ではないため、例えば歌謡曲とか洋楽で何か気になる曲があっても「ネットでひょひょい」と検索して聴けたりする‥‥という時代ではなかったわけですよ。そんな時に頼れるものはラジオ放送。ラジオでのベストテン番組とか特集番組で我々は音楽を聴いていたんですよね。で、そこで聴いてお気に入りの曲があれば、少ないお小遣いからレコ-ドで買ってみる‥‥って感じ。あ、当時はまだCDなどというものは世の中に存在しておりませんので、「レコ-ドで」とい
確かに本は、読む者のためだけに存在しているのではない。むしろ、それを読んでみたいと願う者のものである。"読まない本"(「言葉の贈り物」のなかの一編より)/若松英輔──この人物は、この物語のなかでも主要な役目を受け持っているので、話のなかには入りこんでしまうまえに簡単ながら一応説明しておく必要がある、──金田一耕助初出の作品だからこの事件のほんとうの恐ろしさは、いかにしてああいうことが行なわれたかという事より、なぜああいうことが行なわれなければなら
『本陣殺人事件③終』今回で中尾彬版の『本陣殺人事件』は最終回となります。どうぞ最後までお付き合い宜しくお願い致します。ペコそれでは、いつも通り本編です(゚Д゚)//🔻関係者一同は庭に集まり、金田一耕助によるトリックの解明が続きます。克子のおじさんも真剣な眼差しで見守っています。🔺警察の捜査員達も、前例の無い、あまりにも大掛かりなトリックに半信半疑といった様子です。🔻磯川警部は眼鏡を外し、「信じられない」と言ったような、驚きの表情を見せます。🔺水車の軸が巻き取る琴糸に引っ張られ
村の故老はこの事件と、この度の殺人事件を結びつけ、更にそれに講談まがいの知識を付会して、作衛がその時斬りこみに用いた刀は村正であり、賢蔵夫婦が殺されたのも同じ村正である。一柳家は村正が祟るのだ、というようなことを、まことしやかにいっていたが、これは間違いで、作衛がその時ひっさげていた刀は村正などではなく、しかもその刀は作衛氏の事件のあった後、菩提寺へ納められたという事だし、今度の事件で犯人が用いた刀は、明らかに貞宗であるという記録が残っている。本陣殺人事件/横溝正史まさか、村正
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『本陣殺人事件』①これは何歳だったか忘れましたが、とても小さい頃に、おばあちゃん家のテレビで見てしまい、とても怖くて眠れぬ夜が続きました。『本陣殺人事件』は持っているDVDの中で金田一耕助が古谷一行版と中尾彬版とありますが、今回は怖くて眠れなくなった方の中尾彬版です。次回は古谷一行版をお送り致しますねペコッこの映画は1975年ですが、小説は1945年(昭和21年)と実に75年も前ですが……「そんな昔によく考えたなぁ~」と感心してしまう程、密室トリックが素晴らしいです。横溝
もうこの正月休みは徹底的にB級映画(私にとって、です)を見る事にしよう。「本陣殺人事件」の映画化にして片岡千恵蔵扮する洋装金田一、犯人改変というキワモノ?の「三本指の男」(1947)である。※ネタバレです。これから見る方はご遠慮下さい。奇しくも昨年見た「銀嶺の果て」と同年の作品だが、映画としてのレベルが大分違う印象である。「三本指の男」は探偵もののエンタメとして軽い口当たりのミステリーとして作られたのだろう。一番びっくりしたのは大女優・原節子がこんなB級映画のヒロインを演じている事である。美人
特別機動捜査隊に関連する作品、映画・Vシネ・テレビドラマ・動画に限定せず、あるいは脚本・監督にこだわらず、主観的に関連性がありそうと判断したものを取りあげました。【三本指の男】(公開日)・・・1947年12月9日(東横映画)(放送日)・・・2020年11月23日(AXNミステリー)(脚本)・・・比佐芳武(監督)・・・松田定次(出演者)※オープニングで配役名も併記されているので、以下そのまま記す金田一耕助(片岡千恵蔵)、白木静子(原節子)、一柳鈴子(
以前、こちらの本のこと書いた気します。あっしらの世代だと、金田一耕助の映像は、この石坂浩二とテレビ版の古谷一行の2人が代表で、それ以降は、いろいろ出てきましたが、それ以前は、知らなかったので、この本で学習。高倉健版「悪魔の手毬唄」は放送があって見たら原作を全く無視した、ある意味痛快?で凄かったっての書いたと思うのです。今回、AXNミステリーチャンネルで片岡千恵蔵版と池部良版が放送されるということで、録画して見た次第でございます。まずは片岡千恵蔵金田一耕助のこちらこちらは、おな
かとりーぬさん本陣殺人事件を読みました。推理小説に怪奇ものをミックス、日本独特な感じもするこういうおどろおどろしい話はとても良い味わいです。
さいきん、ネットで、大好きな古谷一行主演の《金田一耕助シリーズ》を観ていたときのこと。ぼくは、ちょっと気になる数え歌を耳にした。それは「本陣殺人事件」のなかで、鈴子という不幸な少女がくちずさんでいたもので、《一にたちばな、二にかきつばた、三にさがり藤……》とつづいていた。さいしょはまったく気がつかなかったんだけれど、《三にさがり藤》というところで、ぼくのなまくらな脳天がようやくお目覚めをしてきたのだった。で、なんだか聞き覚えがあるような気がして、うんうん唸っていたら、高知の亡き
そういえば台風ってどうなったんだっけ??(;´・ω・)昨日休んだせいもあって、今日はバタバタでっ(;´Д`)ノ昼飯時にスマホ職場に忘れて来てしまった。おろしポン酢の鶏の竜田揚げを食したのだけどwwwさぶいと美味くないから、そろそろ止めるかも??ちょっと押してしまった。三((●´д`))カエル((((((っ・ω・)っオダキュッキュッw今週の〆もまたRAKERUにしてしまった。(´;゚;∀;゚;)
松永金時です。読者さまこのブログにご来訪ありがとうございます。戦前、戦後発表された娯楽本で私が選んだMANIAXな本をご紹介する松永金時のMANIAXブックレビュー今回、ご紹介する本は。。横溝正史作カバー杉本一文獄門島です。手元にある本書は角川文庫昭和46(1971年10月30日印刷昭和62(1987年4月20日47刷発行です。解説は中島河太郎さんです。解説で分かったことその1戦後昭和21(1946)年春に推理小説の
広島は梅雨入りしました。ピンクの象です。「OLDCINEMAFAIL」今回は邦画でATG作品の「本陣殺人事件」です。ATG(アートシアターギルド)は説明すると長くなるんでまた別の機会に。金田一耕助シリーズは昭和20年代30年代は片岡千恵蔵さん、昭和50年代以降の角川映画では石坂浩二さんですが、この昭和50年公開の「本陣殺人事件」は中尾彬さんです。片岡千恵蔵さんの金田一耕助は背広にソフト帽で颯爽とし過ぎてる。石坂浩二さんはよれよれの着物で原作に忠実ですが、この中尾彬さんの金田一耕助
TV版は古谷一行が金田一耕助石坂浩二と同時期に金田一耕助を演じた1977年に放映されたTV「横溝正史シリーズⅠ」の第2弾。1976年に映画版「犬神家の一族」が上映され大ヒット。その横溝ブームに乗って放映された古谷一行版金田一耕助ドラマ。原作小説では金田一耕助の最初の作品。横溝正史と言えば「複雑な血縁」が有名だが、本作はシンプルにトリックを表現し、「密室の謎」を表現している。個人的にはTV版で好きな作品で、初めて観たときの印象が強かった。挙式の夜に殺害された二人の謎を解明す
何故か自分の中で横溝正史フェア到来。てなわけで、最近見た金田一耕助シリーズの感想を手短に書いてみます。ネタバレ無しです。【獄門島】Blu-ray版出ねぇから、仕方なく1番綺麗そうなAmazonプライムでHD版をレンタル。やっぱり市川崑&石坂浩二の金田一は良い‼昔の田舎特有の町並み、人、因習等の空気感のリアルさが半端ない。都会とは違う得体のしれない何かを上手く描いてると思います。次は【悪魔の手毬唄】か【嬢王蜂】を見たいですね‼【悪霊島】私はアホです。何を勘違いしたか、最初これを
<大・横溝八連荘>(下)犬神家の一族完全版1976&2006(初回限定版)[DVD]Amazon(アマゾン)4,204〜29,198円金田一耕助の事件匣市川崑×石坂浩二劇場版・金田一耕助シリーズDVD-BOXAmazon(アマゾン)17,841〜34,900円48.「犬神家の一族」横溝正史長編大坪直行:解説角川文庫この小説については、いろんなものが付随してきて、纏めるのに苦労します。まずこのストーリーを知った時の事から始
<一つの事件と二つの惨劇>41.「本陣殺人事件」横溝正史長編春陽文庫まだブームが起こる前です。――村のほうへ歩いてくるひとりの青年があった。見たところ二十五、六、中肉中背――というよりは、いくらか小柄な青年で、かすりの対の羽織りと着物、それにしまの細いはかまをはいているが、羽織りも着物もしわだらけだし、はかまはひだもわからぬほどたるんでいるし、紺たびはつめが出そうになっているし、げたはちびているし、帽子は形がくずれているし……つまり、その年ごろの青年としては、おそ
どうも。横溝正史を取り上げたら、金田一耕助のデビュー作であり、横溝の戦後からの本格探偵小説家「化」の第一作目である「本陣殺人事件」は取り上げないと、と思ってました。しかし、他の伝奇的すぎる作風とちょっと違い「青臭い推理マニア」っぽさも残る当作品は、あまりにも映像化されてないので困りました。市川崑監督が嫌ったせいか、「お手本」がないせいか、古谷一行・金田一と片岡鶴太郎・金田一くらいしか本編が残されていなそうで、古谷版は連続ドラマだから動画をだしても仕方ないし、片岡はあの「作り込み」
どーも松永金時です。読者さまこのブログに来ていただきありがとうございます。戦前、戦後発表された娯楽本で私が読んで、うーんと唸ったMANIAXな本をご紹介する松永金時のMANIAXブックレビュー今回、ご紹介する本は。。昭和47年(1972)初版(私が持ってるのが昭和51年(1976)1月9日33版発行のです。たぶん、映画観てそのあと購入したと思います)角川文庫横溝正史著カバーイラスト杉本一文解説大坪直行犬神家の一族です。犬神家の
「探偵ーーーという職業は私もよく知らんが、やはり活動に出て来るように、天眼鏡や巻尺なんか使うのかね」「いや、僕はそんなものは使わんつもりです」「では何を使うのかな」「これを使います」耕助はにこにこしながら、もじゃもじゃの頭を叩いて見せた。***とうとう読んだ、横溝正史を、金田一耕助を。とっくに読んだことがあるつもりだったがよくよく手帳のメモを見返すとどこにも横溝正史の名前が見当たらない。(私は2014年から自分の手帳にちまちま