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「担々麺」(590円)つけ麺で知られる「六厘舎」を経営する「松富士食品」の別ブランド「舎鈴」。自宅最寄りの小岩北口店に何回か行っているが、そこで未食のメニューが2019年6月に開店したこちらにあったので訪問。雨なので濡れずに行けたのもポイント。「担々麺」はずっと出してた気がしたが、「冷痺辛」「温痺辛」「芳醇台湾ラーメン」を出してる間はメニュー落ちしていたらしく、実は復活らしい。「中華料理店とは違う、ラーメン店の担々麺」がキャッチフレーズ。ラー油が胡麻や挽肉が絡んで、そこそこ辛いが
「半チャンラーメン」(650円)神保町で1966年創業の老舗で、同じ年に創業した「さぶちゃん(2017年閉店)」と共に「神保町半チャンラーメン御三家」に数えられてきた店でもあった。2019年4月に建物老朽化で閉店し、6月に靖国通りを挟んだ南側で移転再開。訪問時は夕方という事もあり、老店主はカウンターの片隅に座って餃子を仕込んでいる様子。息子さんらしき男性が厨房を仕切っている。注文は、やはり半チャンラーメンで。中細麺が泳ぐ醤油味のスープは、オーソドックスな中に鶏の旨みや
「金目鯛らーめん」(935円)※3/12まで限定錦糸町で乗換の際、気軽に立ち寄れるのがパルコのフードコート内にある麺魚。夕方という事もあり待たずに食べられるのもありがたい。。「パルコ店限定メニュー」が2つあり、最初「真鯛胡麻らーめん」を頼もうとしたら、店長さんに期間限定メニューをオススメされたのでこちらを注文。真鯛に代えて金目鯛を使ったスープは。薄く濁ったあっさり味の中にまろやかさがありながら、浮いた油がインパクトになって後を引く。細麺をグイグイと啜れて、燻製されたチャーシュー
「味噌ラーメン」(790円)再開発が進んで大きく変わった千葉駅だが、反対側で地味さも残っている西口。ここから5分ほど歩いた所に2019年12月に開店したのがこの店、「温」と書いて「はる」と読む。若いご主人が多くの店で修業をしてきたが、味はオリジナルとの事らしい。「味噌」「辛味噌」「醤油」「つけ麺」のラインアップにトッピングを加えたメニュー構成だが、先頭の「味噌ラーメン」を注文。豚骨をしっかり感じるがまろやかでクセのないスープに、味噌の力強さも感じて「味噌ラーメン」らしさが楽しめる
「大山鶏の夜鳴きそば」(800円)※2月の木曜夜限定(今年は、残りは2/27のみ)三郷から移転してきた「つけめんさなだ」。移転当初から気になっていたのは、冬の夜限定で提供されてきた「夜鳴きそば」の行方。記事でも書きましたが、新店で忙しい中、2月の木曜夜の部が「夜鳴きそば専門店」として提供される事に。3週目にあたる2/20の18時少し前に店に着くと、店頭には既に15人近い行列。40分近く待って入店。スープには力強い鶏と共に生姜がしっかり絡んでいて、これだけ飲んでも温まりそう。浅草開
「中華そば」(830円)2019年4月、上北沢駅から商店街を北上し、甲州街道に出る一歩手前に開店した店に、やや遅ればせながらの初訪。東池袋大勝軒などで修業し、ご主人の目指す味が閉店した「めとき@新大久保」という事で話題になっている。昼過ぎでほぼ満席の人気ぶり。つけ麺や辛つけ麺もあるが、ここは基本の中華そばを注文。東池袋大勝軒のTシャツを店内に掲げるが、たっぷり300gの麺に煮干しがきいたスープはカメリアラードでアツアツにまとめられ、一欠片の柚子は永福町大勝軒の流れを想起させる。そ
「辛いスタ満ソバ」(900円)※ニンニク・ショウガ・背脂トッピング三鷹の人気店「鶏こく中華すず喜」が、夜の部を使った新ブランドを2019年11月にスタート。話題を集めているので訪問してみたら、地下に続く階段に15人以上が並び、1時間弱の待ち時間にビックリ。メニューは「スタ満ソバ」と「辛いスタ満ソバ」の2種類なので、辛い方で注文。辛さは普通で、出来上がり時に聞かれるトッピングは全部乗せてみた。濃厚な醤油味の豚ダシにラー油が加わっていて、太い平打の自家製麺をグイグイ啜らせる。豚肉・
「らーめん醤油」(880円)横浜ハンマーヘッドのジャパンラーメンフードホールで5食目。ここには5店舗が並んでいるので、これで一巡完了という事に。小樽の本店は1995年創業。1998年の「TVチャンピオン日本一うまいラーメン決定戦」で紹介された店で。私も初めての北海道遠征で訪問。現在は本店の他に札幌らーめん共和国と、発寒のホクレンショップに支店を置くが、道外はここ唯一。本店と同じレシピで作っているとの事。「塩」「新味噌」を始め、カニや牛肉を乗せた豪華メニューもいろいろとあるが、基本メニ
「辛味噌サンマー麺」(900円)横浜ハンマーヘッドのジャパンラーメンフードホールで4食目。「博多一星」と共に、この施設開業で世に出た新ブランドだが、こちらは「ちばき屋」の千葉憲二店主によるネクストブランド。つまり、「K」は千葉さんの名前からきていて、彼のコレクションからメニューを繰り出していくらしい。辛味噌サンマー麺を看板に、焼売やちまきなどの中華料理も提供。「ちばき屋」の支那そばもメニューに加えている。辛さを選べる辛味噌サンマー麺を辛口で注文。醤油味が一般的な、とろみあるサンマ
「味噌ラーメン」(900円)横浜ハンマーヘッドのジャパンラーメンフードホールで3食目。札幌真駒内に本店を置き、「新千歳空港」「札幌らーめん共和国」「札幌ラーメン横丁」などにも出店しているが、北海道外に常設店舗を構えるのは久々かもしれない。札幌ラーメンの知名度のおかげか、5店舗が並ぶフードコートの中でも、一番お客を集めている。醤油味や塩味もあるが、やはり味噌ラーメンを注文。濃いめの味噌を感じるスープは、鍋で煽られてアツアツ。プリッとした中太麺を啜れば札幌ラーメンらしさがしっかり表現
「函館ラーメン」(880円)横浜ハンマーヘッドのジャパンラーメンフードホールで2食目。函館ラーメンを代表する店として市内に4店舗、千歳空港と北海道ラーメン共和国(札幌)ではおなじみだが、北海道外の国内店舗はここだけ。醤油味や味噌味もあるが、やはりここでは函館ラーメンを頼んでしまう。塩ラーメンといえば魚介系をイメージする人が多いと思うが、函館ラーメンは豚骨・鶏ガラといった動物系の澄んだスープに昆布を加えた形が元来のスタイル。そんなスープに中細ストレート麺を合わせていて、函館ラーメン
「豚骨ラーメン」(820円)パシフィコ横浜に夕方までいてお腹が空いたので、歩いて昨年開業した「横浜ハンマーヘッド」へ。こちらの1階には「ジャパンラーメンフードホール」と名付けられたラーメン店集合施設があり、5店舗のラーメン店が並んだフードコートで、複数人で来れば各店舗の味をシェアできるなぁと思いながら、まずはこちらのカウンターへ。「けいすけグループ」を展開するグランキュイジーヌが新たに手掛ける博多ラーメン業態。マイルドで臭みを抑えた白濁豚骨スープに細かい背脂がびっしりと浮かび、細
「牛骨しょうゆらーめん」(780円)北浦和に「麺処閃」という店があった。この店が2014年に閉店後、ご主人が再修業を重ねて、2019年7月に東長崎駅北口駅前で開業したのが「麺場らせん」。「牛骨しょうゆ」、「塩」、「えびそば」「つけ麺」とメニューが並んでいて迷うが、先頭の「牛骨しょうゆらーめん」を注文。大山どりと国産牛骨を中心にして、複数の節類を時間差で丁寧に煮出したスープは、牛骨の甘さを感じつつも、素直に飲める口当たりにまとめられている。メニュー毎に異なる麺を三河屋製麺から取
「シャンピニオンテールラーメン」(850円)下落合駅から新青梅街道を少し歩いた所に2019年12月に開店。こちらの他に限定メニューが用意されているが、基本メニューのこちらを注文。トリュフの香りが丼の上に漂っているが、浅草開化楼の中太麺を啜るとまずはマッシュルームの旨みが、その後にテールスープのまろやかな味わいが引き出されてくる。焼肉店にいた方が創作した味との事だが、肉っぽさに囚われていない自由な発想だと思う。炙りチャーシューに、カイワレ、白ネギ、玉ねぎが乗り、そこにかけられた胡椒
「汁なし担々麺セット」(1,000円)+「海老揚げ玉」(50円)渋谷の各地で、飲み屋などでのランチ間借り営業をして渡り歩いている、汁なし担々麺専門店。2019年7月からは、文化村の奥から延びる「ランブリングストリート」沿いにあるバー「ゴールデンボール」を間借りしている。汁なし担々麺は単品で800円だが、ライスと温玉がついたセットで1000円。そこに日替わりのトッピングにあった「海老揚げ玉」を追加して注文。辛さやトッピングはオーダーシートで指定するシステム。基本路線は王道の汁なし担
「みそラーメン」(800円)京成立石駅近くの奥戸街道沿いに2019年11月開店。ご主人は、新小岩にあった「力」「竹八」にいた方らしい。開店時は「みそラーメン」と「辛みそラーメン」の2種類だったが、台湾まぜそばや、中華の一品料理もメニューに加わっている。基本のみそラーメンを注文。豚骨ベースに海老の風味が合間みえ、細かい背脂が中太平打ち麺に絡んでくるあたりが、味噌ラーメンとしては個性的。チャーシューに加えた味付けも悪くないが、ここまで来たら、ほうれん草やモヤシはもう少し工夫があっても
「ブラックラーメン」(850円)立石仲見世商店街で「1日限定100杯」を掲げて2019年9月に開店した店。1階には厨房とカウンター4席のみ(2階席もある)で狭い為、店の向かいの店舗を「支店」として、食券機を置いて待合室にしている。澄んだスープの限定ラーメンや、野菜を増せるガッツリ系ラーメンもあるが、看板メニューを謳うブラックラーメンを注文。辛さを5段階から選べるとの事で、真ん中の「中辛」にしたが、その後ろに「(超激辛)」と書いてある。麻婆がスープに絡み、太縮れ麺がワシワシとした存
「極上上湯麺(塩)」(1,000円)※2月末まで12月から1月にかけて、「ラーマガNAKED」として提供してきた「極上上湯麺」。2月まで提供期間が延長され、色々な人が食べているのを見て、改めて食べたくなり訪問。醤油と塩があるが、スープの素性がよりあらわになる塩で注文。中華料理で修業した店主が、その技法を使いつつ、ラーメンとしての魅力である雑味を意図的に出してアクセントにしている。それが他のラーメン店でも中華料理店でも味わえない、オンリーワンのスープになっている。中細麺をぐいぐい
ウェブメディア「Let'sEnjoyTokyo」にて、記事を執筆させていただきました。「2020年マニアが大注目!東京に進出した人気つけ麺店「つけめんさなだ」を徹底レポ」埼玉県三郷市から、2019年北千住に移転。大山鶏を使ってブラッシュアップされてますます魅力アップ。2020年に注目してほしい新店を取材させていただきました。是非皆様も記事を読んでいただき、お店に訪問してほしいと思います。
「ラーメン」(800円)千駄ヶ谷で24時間営業している「ホープ軒」。「ホープ軒本舗」からの流れを汲む背脂ラーメンの老舗。その唯一の支店だった古川橋店が閉店し、2019年に野方駅北口の環七通り沿いに移転。野方にはホープ軒各店舗とは無関係の「野方ホープ」があって、急に背脂激戦区に。目立つ外観でカウンターや厨房も当然新しい。ワンタン麺も気になったが、基本のラーメンを注文。豚骨醤油のスープに負けない太麺が結構多めに入り、たっぷり振りかけられた背脂が存在感抜群。卓上の辛味やネギを入れながら
「らーめん」(750円)2019年3月、赤羽駅東口から西口に移転したが、創業は1973年。昨年夏の訪問時に思わず「冷やし中華」を食べていて、東口にあった時も「ベーコンらーめん」を食べていたので、初めてシンプルな「らーめん」を注文」何といっても存在感を示しているのは、自家製の手打ち麺。しなやかで力強さもあってい実に魅力的。店は看板に掲げていないが、佐野ラーメンの流れを汲んでいる。あっさりしたスープも決して古臭くはない。具はシンプルだが、チャーシューの香ばしさが丼に華を添えている。他
「白つけめん」(900円)※冬季限定先日訪問した「広島つけめん」の店。基本メニューはそれ一本だが、冬季限定メニューの白つけめんがあったので注文。こちらは具を選べる仕組みはなく、デフォルトでチャーシューが乗る。辛くなくて鶏白湯ベースに背脂とネギが入ったつけ汁を小鍋で温めている。ネギやチャーシュー、中細麺とつけ汁の相性がよくて、ぐいぐいと啜らせる。広島つけ麺に比べると一般的なスタイルのつけ麺だが、その組み合わせは個性を感じられる(´▽`)ノ
「ラーメン(めん少なめ)」(700円)2016年から京王堀之内駅近くで営業していた「社井田」が、2019年12月に移転。場所は、休業に入った「のスた・凛本店」があった場所で、こちらも移転を機に「のスた・凛」グループに参加。大井町駅近くの踏切脇の2階だが、次々とお客さんが入ってくる。ラーメンと油そばのメニュー構成で、麺量150gのラーメンめん少なめを注文。豚骨鶏ガラをメインにした濃厚スープだが、貝のエキスのおかげかしつこさはない。自家製の中太ストレート麺は、二郎でおなじみのオーシ
「香がし味噌らーめん」(880円)渋谷駅南口の複合商業施設「渋谷ストリーム」2階に、2019年12月に開店。ご主人は「つけめんTETSU」を創業し、その後「あの小宮」をプロデュースした小宮一哲氏。西日暮里と祐天寺に店を構える「伊蔵八中華そば」のネクストブランドで、味噌味をメインにしたメニュー構成。先頭メニューの「香がし味噌らーめん」を注文。中華鍋を振ってモヤシや玉ねぎと共にスープを炒めた香ばしい味噌味のスープに、かなり太いストレート麺がバッチリの存在感を示している。炙ったバラチャ
「醤油らーめん」(700円)新三河島にあった頃の「柳麺ちゃぶ屋」で修業し、1997年創業。小滝橋通りがラーメン激戦区と呼ばれるようになる前から営業してきたが、2019年6月に少し移転。「醤油」「味噌」のらーめんとつけ麺があり、大盛同料金。醤油らーめんを並で注文。うっすら浮かべた背脂の効果もあってじんわり甘さを感じるスープに、たっぷりの揚げネギとが絡んでいく。モヤシやメンマと一緒に、菅野製麺の中太麺を啜る手が、スープによって加速されていく。ホロホロとほぐれるチャーシューも、肉質が
「中華そば」(750円)八王子市の郊外にありながら行列ができる人気店「味幸」が、2019年4月に新宿御苑前駅の北東に出店。メニューは醤油味の中華そばと具増しのバリエーション。基本の中華そばを注文。醤油色が映える動物系スープに、ラードが浮かんで物足りなさはなし。大きめのバラチャーシューに、玉ねぎも具として乗っている、王道の八王子ラーメン。手裂きで細くしたメンマの食感が個性的。見た目以上にパワーのある一杯です(´▽`)ノ
「上野限定つけめん痺れ」(900円)上野駅山下口の「アトレ上野WEST」1階にあった、松富士食品系列の「舎鈴」と「トナリ」が閉店し、2019年11月に同社の看板ブランド「六厘舎」として開店。大崎、東京ラーメンストリート、押上(東京ソラマチ)、羽田空港(第3ターミナル、出国手続き後)に続く5店目の六厘舎だが、この店舗限定の「つけめん痺れ」があると聞いて訪問。東京ラーメンストリートでは行列で知られているが、こちらは開店して間もない事もあり、今の所そこまでの混雑はなさそう。昨年の「
私が共同編集人を務めるウェブマガジン「ラーマガ」では、毎月ラーメン店にお願いして、新しい「かけラーメン」を提供する「NAKED」を行っています。「ラーマガNAKEDレビュー号#072」が公開されています。「麺処若武者ASAKUSA@TX浅草」の「極上上湯麺」は、1/31までの販売!福島県二本松の本店でも、全国からファンを集める味。本格中華の技法を活かした上湯の旨みと麺だけに照準を絞り、味わいの深みを加えていった一杯にはネギさえ入る隙間のない、まさに至極の味わい。塩と醤
「牛塩ラーメン」(800円)中野駅南口の中野通り沿い、ラーメン店が固まる一角に2019年1月開店。北海道月形町で創業した「むつみ屋」で知られたラーメン職人竹麓輔氏。むつみ屋は経営に行き詰まり自己破産したが、その竹麓輔氏の再始動の場所としてこの店が定義されている。竹氏の創作ラーメンをこの店で提供する一方で、「のれん分け」ならぬ「味分け」をPRし、各地にその味で営む店を増やしていくとのこと。そんなわけでメニューは豊富だが、食券機の左上に置かれた「牛塩ラーメン」を注文。プリッとした中太
「濃厚煮干そば」(850円)中野駅南口の中野通り沿い、ラーメン店が立ち並ぶエリアの「鈴蘭中野店」が2019年4月にリニューアルオープン。メニュー構成が、同じグループ店の「はやし田」の鶏そばと、「鈴蘭」の煮干そばなので安定感がありそう。「濃厚」がついた名前が気になり、こちらを注文。濃厚の名の通りに、燻んだ茶色のスープが、かえって煮干しへの期待感を高めてくれる。その期待に応えるほどの、インパクトある煮干しの苦みが感じとれる。パッツンした細麺や低温調理チャーシューも、今時人気のラーメ