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昨日の続きです。ある火曜日の稽古ですが、前半では普段あまり稽古していない「蹴り」がテーマでした。そのため、ターゲットをきちんと意識し、「蹴り」としてのコントロールを正しくすることを目的に、ペアを組んで稽古しました。変則的な「蹴り」の場合、身体操作もさることながら、身体の柔軟性も関係するため、なかなか思ったように蹴れない人もいましたが、随時ポイントを解説しつつ、各人の癖・特徴を加味したアドバイスを含めて行なう内に少しずつ様子が変わってきました。その様子は昨日のブロ
昨日の続きです。ある火曜日の稽古の最後のメニューですが、そこではペアを組み、相手からの攻撃に対する技ということを行ないました。そこでは2つの技を稽古しましたが、仕掛け技の違いがありましたので、行なったのは計4パターンになります。昨日お話ししたのは基本の「受け」である「中段外受け(ちゅうだんそとうけ)」からの変化ということで行ないましたが、厳密に言えば立ち方の関係から、必ずしも基本の応用ということではなく、むしろ「形(かた)」に登場する動作の応用に近いものがありました。
今日のブログは稽古の様子ではありません。タイトルにあるように相手からの「上段突き(じょうだんづき)」に対する「崩し」・「投げ」の技の説明です。千唐流には「投げの形十五構(なげのかたじゅうごこう)」という体系があり、そこでは上段・中段・下段に対して攻撃してきた時の対処法を「投げ」で反撃する技法が教授されます。今日は前述のように、その中から上段に対する攻撃の対処法をご紹介します。基本として稽古する時には、左右いずれにも変化できるように「内八字立ち(うちはちじだち)」
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昨日の続きです。「二十四歩(にーせーし)」に登場する「下段双手手刀交叉受け(げだんもろてしゅとうこうさうけ)」の箇所ですが、昨日お話しした解釈例の場合、その「受け」で相手からの「下段突き(げだんづき)」を挟むような感じで捕り、そのまま「突き」の方向に引いて崩しつつ「背刀打ち(はいとううち)」を中段に放ち、極める、という解釈を示しました。これは「形(かた)」に登場する動作そのものであり、そのままの解釈になります。こういうケースは「形」の分解・解説の基本になりますが、武術としての視点か
一昨日のブログからの続きです。相手からの「上段突き(しょうだんづき)」に対し、「手刀回し受け(しゅとうまわしうけ)」で対応し、そのまま捕って崩す、というのが今日のブログのテーマになります。その概要はタイトルにも記されていますが、それは単純な力技ではありません。武の理に則り、自然な流れの中で行なう、ということを必要であり、そのためにはプロセスの中でいろいろな「見えない技」の存在があります。普通な見ているだけでは分からないところがあり、また、それは聞いただけでできることではないものもあ
昨日のブログは、上段に対して「突き」で攻撃された場合の対処例がテーマでした。今日も同様のテーマになりますが、異なる部分は仕掛ける側の技です。今回もペアを組んで稽古する場合になりますが、そこでは互いに対峙した状態からのスタートになりますが、昨日の場合は前手による「上段突き(じょうだんづき)」で、具体的には「左上段刻み突き(ひだりじょうだんきざみづき)」でした。具体的な技の内容については昨日のブログでご確認いただければと思いますが、今日の場合、仕掛け技が昨日とは異なり、「右上段追い突き
昨日の続きです。相手が「上段突き(じょうだんづき)」で仕掛けてきた場合の対応例の一つですが、それを受け流しつつ捕り、そこから関節を固め、動きを封じるというものです。同様のコンセプトの技は多数あり、いろいろご紹介できますが、ブログの性質上、どうしても数を限られます。今日の場合、1つだけになりますが、他の技についてはいずれということでご了承ください。ところで、今日ご紹介する技の成否にはいくつかの条件がありますが、その中から最初の「受け」から「捕り」のところについてお話しした
今日のテーマは、タイトルからもお分かりのように「捕り」になります。その目的も記されていますが、そこから「崩し」や「投げ」、関節技などにつなげます。もちろん、そのためにはいろいろな「捕り」の技法や、そこからの武技の展開があり、それぞれに細かなポイントがあります。力技で強引にできる場合もあるでしょうが、それでは武技とは言えません。なるべく腕力によらず、パワーの源は全身の効果的な使い方を重視し、相手の反射的な動作を利用し、身体の仕組みを活用し、弱いところに対して効果的に淀みなく仕掛けるよ
昨日、「調息動作(ちょうそくどうさ)」を活用し、「手解き(てほどき)」の技に活用するという話を書きました。その時は両手首を捕られたところからの展開をお話ししたわけですが、それを基本としていろいろな技へと展開していくことになりますが、昨日の技はその基本という位置付けで理解していただきました。今日のお話は同じく両手首を捕られた時の別の技への展開についてのことがテーマですが、それは「調息動作」からの技ではありません。身体の仕組みを利用した技であり、タイトル通り、そのターゲットは肩関節にな
昨日の続きです。今日のブログでは、タイトルにもあるように「正整(せいさん)」に登場する「背刀受け(はいとううけ)」を活用した関節技としての用法についてお話しします。そのベースになるのは「柔」の動作を意識した身体操作が重要になりますが、特に手首の返しやその後の自然な締めの意識は相手の手首を極める際には重要なポイントになります。一般的には、関節技の場合、筋力が必要というイメージがあります。もちろん、必要な筋力はありますが、その使い方を知らなければ武技にはなりません。逆に言えば、圧倒
一昨日の続きです。「二十四歩(にーせーし)」に登場する「双手手刀交叉受け(もろてしゅとうこうさうけ)」の解釈例の一つに手首を極める関節技がありますが、その技を効果的に極めるポイントが今日のテーマになります。関節技や投げ技の場合、どうしても力技的なイメージが強い人が多く、筋力の増強がきちんと技を極めるポイントと誤解している人がいます。もちろん、武技ですから常人以上の筋力は必要になりますが、それに加えて身体の使い方も重要で、この点の理解と実践が無ければ武術の技とは言えません。圧倒的
今日も「猿臂(えんぴ)」をテーマにしたお話になります。昨日もお話したように、この技は射程距離の関係から本来は近間で用います。ただ、昨日お話ししたように、相手の四肢をターゲットにする場合は、通常の間合いでも十分用を成します。また、ある特殊な状況を作り出すことで、「猿臂」を出しやすくできる場合があります。今日のお話はそういう場合についてのことになりますが、技の性質上、こちらから仕掛けていくのではなく、相手からの仕掛けを利用し、自身に有利に展開するようにします。いわゆる「後の先(
昨日の続きです。この2日、「交叉立ち(こうさだち)」を中心にお話ししてきました。ある火曜日の稽古のことでしたが、研究稽古的な性質のメニューであり、系統的に組み立てたつもりの構成でした。ただ、それまでのメニューは今日お話しする技のための下準備の段階で、だからこそ土台となる立ち方の意識をよりきちんと持ってもらうため、という意図で行ないました。もっとも、そういう意図をどこまで理解し、また活用するかについては道場生各自の意識によります。稽古の段階では時間の関係もあり、そういうことを丁寧
ある火曜日の稽古の話です。出席した道場生の様子を見て、この日も研究稽古的なメニューにしようと考えました。こういう場合、特定のテーマを意識して行なうことになることが多くなりますが、タイトルにもあるように両手を用いた「受け」でした。武術ですから、そこからの反撃も意識しなくてはなりませんので、そこまでを含めて行なうというのがこの日の稽古になります。もちろん、「受け」そのものをテーマにする場合もあり、そこでは反撃までというよりも防御技としての高みを目指すつもりで行なう、ということになり
昨日の続きです。「締めの型(しめのかた)」に登場する「掌底押さえ受け(しょうていおさえうけ)」をテーマにお話ししたわけですが、武技として活用するならカタチだけでなく、実際に使うためのクオリティを意識しなければなりません。稽古した時は手首の回旋をきちんと意識することになりますが、その動作が自身の技の中心軸の感覚を狂わせ、技を掛けるつもりが逆に崩れてしまっている、ということにもなりかねない、というケースが見られました。技を掛ける側の意識としては、常に自身が主導権を握ったまま行なうことが
今日の話は稽古のことではありません。「二十四歩(にーせーし)」の分解・解説の話です。基本の分解・解説は11ありますが、今日は3番目の技についてはお話したいと思います。空手道の場合、反撃技については「突き」、「当て」、「打ち」、「蹴り」という具合に、打突系の技が主体になるイメージが強くなります。。そこからの展開、というところについては「投げ」もありましたが、空手道は総合武術ですから他のカテゴリーの技も存在しています。具体的には相手の動きを封じる技で、その場合は関節をコントロールす
昨日の続きです。この日の稽古は後半2組に分けた、というお話をし、昨日はその内の中学生グループの稽古の様子をお話ししました。そこでは冒頭に稽古した「二十四歩(にーせーし)」の分解・解説を基本パターンに沿って行なったわけですが、稽古の順序としては何事も基本から、ということが大切です。それをこなした上でいろいろな展開を意識し、実践するということが必要になりますが、中学生のグループにはまだ難しいところがありますし、基礎となる稽古から武の理を理解し、そこから武術としての技の基本を身体で覚えて
昨日の続きです。この日の稽古始めに行なった「締めの型(しめのかた)」ですが、下半身と上半身の設定を変えるとか、四方に転身してとか、基本として行なうことをベースに変形させ、改めてオリジナルの意義を体験してもらいました。そういう稽古について、昨日のブログでは「掌底押さえ受け(しょうていおさえうけ)」の箇所を中心にお話ししましたが、今日は「締めの型」に登場する「手刀回し受け(しゅとうまわしうけ)」の箇所に注目したいと思います。この技自体、「受け」としては大変効果的で使い勝手が良いのですが
今日で「正整(せいさん)」に関するお話は一旦終了になります。もっといろいろお話ししたいところもありますが、それは後日、通常稽古が再開できたところでその話の中で綴っていくことになると思いますので、もう少しお待ちください。さて、昨日のお話に続き、今日も「正整」に登場する「捕り」技に関することがテーマになります。こういう話が続くと、打突系のイメージが強い空手道も、幅広い技を有しているという感じになりますが、いきなり相手と組んだ状態で戦うということではなく、相手が間合いを詰めてきたタイミングで
これまでお話ししてきた「正整(せいさん)」の話も、終わりに近づいてきました。他にもいろいろお話ししたいところがありますが、それは通常稽古が再開した時、道場での様子を綴る中でご紹介していきたいと思います。さて、今日はタイトルにもあるように、「捕り」がテーマになります。「正整」の中には複数の「捕り」技がありますが、その点だけでも細かく言えばそれなりのボリュームになります。でも、「捕り」はそれだけで極めるという技ではありませんので、そこからどうするかを意識しなければなりません。だから
先日の「鎮東(ちんとう)」の稽古の話ですが、ここ数回、細かなポイントに留意しつつ技を磨いています。毎回、前回の復習から入るカタチになっていますが、微妙な加減を要することだけに、なかなか先に進まないというところですが、それだけ難度が高いということでもあります。「形(かた)」として、素人の人が動作だけを見ていると、両上肢を単に回しているだけ、という風に映るのでしょうが、そこは武技として存在している以上、その動きの意味を知り、実際に技をかけたりかけられたりすることで、よく分からなかった動きに魂が
ある日の稽古です。先日もお話ししましたが、稽古再開といっても限定的な状態ですので、具体的にできる内容は限られます。基本的には復習になり、新しい稽古でも1つくらいしかできませんが、その分、深く掘り下げるということを意識しています。再開後の稽古は皮膚感覚をアップさせる基本稽古から「形(かた)」に出てくる技をいろいろ展開させる、といった感じで進めてきましたが、先日はその路線から少し外れ、「変手法二十八構(へんしゅほうにじゅうはちこう)」からの技を稽古しました。その内容はタイトルに端的にま
また「鎮東(ちんとう)」の話になりますが、先日もお話しした通り、この「形(かた)」は鳥の動きを前提にしています。その場合、「飛ぶ」ということも大切な動作になりますが、この「形」にもそれがきちんと登場します。今日はその点にスポットを当て、お話ししていきますが、この動作の場合、どうしてもモーションが大きくなり、傍から見ていればダイナミックな印象ですが、隙もできやすい、という問題点があります。実力差があり、上位の人が使用する分には効果的な場合もありますが、対上級者という立場ではリスクが大
昨日、限定的ではありますが、一般部の稽古の一部再開のお話をしました。出席者も少ないし、稽古場所もさほど広くありません。もちろん、稽古に際しては細心の注意を払っており、メニュー的にも制限されます。これまで、このブログではこれまでの稽古の様子を綴るということではなく、復習も兼ね、基本から「形(かた)」まで再確認してきました。まだ言い足りないこともありますし、ご紹介した「形」も種類も半分にも満たない状態です。そのため、これまでの続きをとも思ったのですが、一部でも稽古を再開したというこ
今日も「正整(せいさん)」の話です。この「形(かた)」は冒頭で呼吸法を伴い、鍛錬をイメージさせる箇所があったり、力強さを要求する技もあり、「剛」を想像されるところがありますが、タイトルにあるように「柔」の意識で行なう箇所もあります。今日のブログはそこに視点を当てたものですが、「柔」と言ってもしっかりした芯が必要であり、それが無ければ武技として成立しません。また、「柔」というと、「形」の中では呼吸と共にゆっくり行なう場合が多いため、初学者の人の中にはそういう感覚で用いると勘違いし、実
土曜日の千唐流空手道直真塾一般部の稽古の話です。この日の後半は鎮東(チントウ)の形の稽古していました。下イラストは最初から少し進んだところでの動作です。両手刀を重ね手首を回旋させつつ、突きを放つ箇所です。この箇所について分解がいまひとつわからないという人がいましたので、解説で説明しました。分解としての形通りの基礎は下イラストのようになります。手刀で受けつつ、右手で相手の手首を捕り、自分の方に引き込みつつ、突きを行います。
昨日の続きです。とは言っても、この日の別グループの話になります。この日は研究稽古の日でしたが、レベル的には2つの層に分けられましたので、それぞれでグループを作って稽古したわけです。その内の1組については昨日までのブログに記しましたので、今日の話はもう1組の稽古についてということになります。この組は本来の一般部の上級者で構成されており、最初は自分でテーマを見つけ、稽古するということになっていました。稽古前、各自で準備運動などをやってもらい、その中で技の稽古をしている人がいます
昨日の続きです。研究稽古として行なった火曜日の最後のほうは、2組に分かれてそれぞれのメニューをこなしました。基本的なテーマとしては復習となりますが、私はそのうちの1組を担当し、もう一つの組は別の指導員が担当しました。前述のように、この稽古では復習がメインでしたので、別の組は完全にお任せ状態です。ですから、今日のお話は私が担当した組のことになります。ところで、復習ということでここ最近稽古した内容の繰り返しになります。そのため、似たような話になってしまいますが、ちょっと視点を違