重要なことは常に変化している。ほんのわずかな間でもこの事を忘れずにいれば、欲をほしいままにすることはない。希望が満ことはなく、楽しみも極まることはない。麗しく涼やかで清いだけである。もし、常に変化することを忘れるときは、自分の主人は時々やってくる妄行に転がされ、遂には家に帰れない。こういう時に限って六人の臣下たちが我慢の乱をおこして、身内から崩壊して、主人は城に帰ることすらできない。こうしてよそに住むことになる。さて六人の臣下たちは戦いに疲れ、遂にはともに野辺に晒されて、長く悪名を残すことになる