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「中国水蜜桃の郷」「中国国際桃花節」を開催する場所として知られている洛帯古鎮は四川省成都市の近郊に位置し、成都市内から18㎞とあらゆる交通が利用でき、アクセスにも便利な古鎮として「成都の裏庭」と呼ばれています。古鎮の大半は客家人の古街のように見事に保存され、「世界客家人第一の町」と称えられています。客家とは、西晋時代末期、唐末期、南宋時代末期などに戦乱を避けて黄河流域の中原地方から南下し、江南、江西、福建、広東などの地域に移り住んだ移民者のことです。またこれらの移住先からさらに四川などに移
平楽古鎮は四川省成都の西南部にある邛崍市に位置し、成都市から93㎞の距離にあります。この古鎮の敷地面積は70平方キロメートルで、中には明清時代に建築されていた建物があり、昔から「一平、二古、三夾関」と言われてきました。平楽古鎮の歴史は上古まで遡り、2000年以上の歴史を歩み続けて「平落」と呼ばれたことがありました。また、平楽古鎮は自然の緑に覆われた中に独特の歴史的、文化的な雰囲気に包まれています。古鎮の西方を流れる美しい白沫江が長年にわたり古鎮独特の田園風景を形作り、この地の牧歌的な郷土文
上里古鎮は四川省雅安市から北に約27kmの位置にあります。上里古鎮の町の東は邛崍山、西は蘆山にそれぞれつながり、かつて古代の南方シルクロードにおいて主要地点として知られています。早くは唐の時代からすでに町として栄え始め、現在でも明清時代の歩道や建物が完璧に残っており、四川省の十大古鎮の一つに指定されています。上里古鎮の見所として、第一に封建時代の女性の貞操を守り抜くため、女性の再婚を束縛する遺物として知られる牌坊が町の一大文化として形作られています。町に入るとまず目に入ってくるのが
黄龍渓古鎮は成都市から定期バスで南に40㎞、1時間ほど進んだ自然と歴史に恵まれた水郷の町です。この古鎮は約1700年の歴史を持ち、以前より「四川一美しい古鎮」と称えられてきました。この地は錦江と鹿渓河の合流点で、かつて赤水と呼ばれた場所に竜が隠れ住んでいたことから黄龍渓と名づけられました。川幅が広く水流も穏やかなので水運に最適な場所として発展し、歴史上でも軍事的に争奪し合った地であり、三国史で有名な蜀の諸葛孔明が南方遠征の兵馬基地にするなど蜀国と非常に関わりの深い地でもあります。また上流の成都
青羊宮は四川省成都市で指折りの道教建築物であり、道教の教祖と仰がれる老子が青い羊を引き連れ、この地に渡来してきたという故事に基づき建てられた周の時代から長い歴史を持っている由緒のある観光地となっています。有名な武候祠や杜甫草堂に隣接する青羊宮は百花潭の北岸に位置し、歴史の中で何度か名称の変遷がなされ、青羊肆、青羊観とも呼ばれました。唐の中和元年(紀元881年)、唐の僖宗皇帝が黄巣の乱から逃れこの地に避難した際、土の中から「太上平中和災」と書いた玉の煉瓦を見つけたという逸話が残っています。唐
海螺溝·ミニヤコンカ海螺溝は四川省の西南にあり、成都から約340キロで、バスにて約7時間掛かる。ミニヤコンカ(貢嗄山)の麓に位置する。氷川でも海螺溝の夏の表面平均温度は25度もある。雄大な氷川や木々のこんもりと茂る原始林や新鮮な空気や静かな境などが観光客にうっとりさせて無我の境になる。ミニヤコンカ(貢嗄山)という山はチベット語で白氷雪という意味で、一年中氷雪に鎖らされている。一番高い峰の海抜は7556メートルで、四川省では最高である。「蜀山の王」と称される。ミニヤコンカ(貢嗄山)
郎中古城ロウ中は四川の東北部に位置し、紀元前314年に築かれた2300年の歴史を持つ小さい町である。ロウ中は雲南の麗江、山西の平遥、徽州の歙県と合わせ中国四大古鎮と称えられている。ロウ中は張飛の町とも言われている。張飛が駐屯して7年もなる地で、また、彼が部下に殺された地でもあり。ここにも張飛廟がある。三国志ファンなら一度は行ってみたいところである。ロウ中は大きく三方を嘉陵江(かりょうこう)に囲まれた地ですが、船着場から城内に入る入口に楼門が建てられており。ここが旧市街である。旧市街は完
青城山青城山は四川省成都から68㎞離れており、その最高峰は1260mあります。かつては「丈人山」と呼ばれており、山全体が一年中緑に覆われ、城郭のように周囲を36の峰に囲まれていることから、「青城山」と名付けられました。また、青城山は中国道教の発祥地の一つに位置づけられ、後漢時代に道教の一流派である天師道の創始者張道陵が布教活動を行った土地で、道教にまつわる歴史と文化の集大成としても広く認められています。はるか昔から青城山は「青城天下幽」という偉大な誉れが伝えられており、2000年に世界文
成都は四川盆地の西にある川西平原に位置する四川省の省都です。また成都は中国西南地区における政治、文化、科学技術、商業貿易、金融、交通、通信の中心地でもあります。成都の面積は1万2400?、人口は約970万人です。昔から「天府の国」と称されてきた成都は物産が豊富で、すばらしい気候に恵まれ、パンダの故郷や世界最古の紙幣の発行地としても知られています。成都は“肥沃で物産豊富な場所”の中心にあり、今から1500年前の晋の時代の詩人「左思」も心から賞賛の言葉を残しています。また中国の“詩仙”「李白」と“
丹巴美人谷四川省は中国美人のふるさと!日本では辛い料理で有名な四川省ですが、中国では美人が多いことで知られています。漢民族の美人だけでなく、チベット族の美人もやはり四川出身なのです。四川省北部はチベット族が多くすむチベット族自治州です。四川省の省都、成都からもバス1本で行け、チベット旅情を楽しめるところです。丹巴は成都とチベット自治区との境界線のちょうど真ん中あたりです。大金川と呼ばれる大きな川沿いにできた細長い町です。豊かな水と緑に恵まれた桃源郷のような景色を求めて、丹巴を訪れる旅行者は年
赤ちゃんパンダは15キロなので、子どもは抱っこではなく、横に座って記念撮影ここがパンダのおうち!ジャイアントパンダ保護区感受性豊かな年齢の子どもと一緒に世界遺産を観るのはいい社会勉強にもなりますよね。成都は実は世界遺産の宝庫なのです。子どもが大好きなパンダの家でもある、ジャイアントパンダ保護地区は2006年に世界自然遺産として登録されました。パンダは午前中動き回り、午後はお昼寝タイムなので、午前8時半ごろに入園するとアクティブなパンダちゃんに会うことができますよ。赤ちゃんパンダとの記念写真撮
中国人は日本の物価に興味深々中国に行くと、しょっちゅう現地の人から日本人の収入や家の値段、物価について聞かれます。特に収入について聞かれると困るのです。年齢や職業にもよって全然違うので。私は日本の物価を知ってもらうためにラーメンが1杯いくらとかスーパーでりんごが1個いくらなどという説明をします。「りんごは一番安いときで1個6元(約96円)ぐらい」というと、中国人はみんな「たっ高い!」とびっくりします。そして「ねえ、りんごって1個、2個で買うの?」と逆に質問されるのです。たくさん買うのが好きだ
人工衛星発射基地でもあり、古城もある四川省の都市中国の西南部、四川省の有名な町と言えば成都、九寨溝、楽山など、世界文化遺産や観光地です。日本人には知られていませんが、西昌も有名です。西昌は人工衛星の発射基地として知られています。山の多い四川省の都市の中でも西昌は大きいほうです。「西昌に行くの?行ってもおもしろくないよ。都会だよ」と言う旅好きの中国人もいます。確かに中国の都市は再開発のしすぎで、どこも似通ってきています。しかし、西昌には「西昌古城」と呼ばれる旧市街がちゃんと残っています。このあた
成都(チェントゥ)のショッピング情報成都(チェントゥ)は中国西部で重要な商業の中心地。豊かな土地の産物が集まり、食品から雑貨までさまざまな商品が売られている。名産品としては成都(チェントゥ)近郊のピーシエンで作られた豆板醤や、ピーナッツや麻婆豆腐のもとなどの辛い味付けの食品、雅安で栽培された蒙山茶、成都刺繍や漆器などの工芸品など。繁華街は春熙路で、ショップが軒を連ねており日系のスーパーやデパートもある。また、錦里や寛乍巷子、文殊坊など古い街並みを再現したスポットでも、お土産の買い物ができる。
四姑娘山ハイキング四姑娘山(スーグーニャンシャン)は、中国四川省北西部の自然保護区となっている景勝地です。四姑娘山のトレッキングは日隆鎮という村(現在は四姑娘山鎮)を拠点にします。日隆鎮は四川省省都成都より230㌔離れていて、専用車で3時間位で行けます。四姑娘山は、その名のとおり、四人姉妹が並ぶ中国・四川省の霊峰です。長女・大姑娘山は5335m、次女・二姑娘山は5454m、三女・三姑娘山は5664m、末娘・四姑娘山は一番背が高くて6250mです。4つの高い山をはじめ、綺麗な花や湖など、た
九寨溝黄龍観光時高山病対策九寨溝黄龍旅行時の高山病対策九寨溝黄龍旅行時の注意事項高山病とは、2500m以上の高所に登った時点から、6時間~数日以内に頭痛、めまい、食欲不振、脱力、呼吸困難などを示す低酸素環境症状群です。通常、急性高山病は、高所に到着後6~12時間で発症し、2~3日でピークになり、4~5日後には消失します。安静、保温、酸素吸入で経過を観察しますが、症状が改善しない場合は下山することが必要になります。一方、安静時においても呼吸困難があり、脈拍数が120分以上の時は酸素吸入の
成都は中国十大古都に選定。2016年10月22日から、25日にかけて、中国成都で、『中国古都学研究論壇』を催しました。中国各地からの古都学、歴史学、地理学、考古学などの各分野の100人以上の専門家が成都に集まり、4日間の検討を経て、全国古都学の学者達が《中国古都学会・成都共識》を達成し、正式に『成都(せいと)』を中国大古都に選定しました。この前、中国古都学会は認定した中国九大古都は西安(せいあん)、洛陽(らくよう)、南京(なんきん)、北京(ぺきん)、開封(かいほう)、杭州(こうしゅう)、安陽(
農村バスで、徳陽市北15kmにある徳陽市旌陽区黄許鎮北にある旧綿竹古城跡を見学。漢、蜀、西晋の時代、綿竹城はここにあった(東晋の時代に県役所が現在の綿竹城へ移転)。別名、「土将台」遺跡ともいう。徳陽北バスターミナルから、路線バス(徳陽⇔略坪)2元、「新龍村十三組」にて下車。快速バス(羅江行バス)2.5元、黄許鎮中にで下車、バスorバイクタクシー乗換。それぞれ、15分に1本あり。蜀末期の263年10月、諸葛瞻(37歳)とその子諸葛尚(19歳)、諸葛京らは蜀成都より防衛都督に任命され、涪城(今
今から4500年前の宝墩古城と呼ばれる新石器時代の集落群が、現在の成都市新津県にて発見されている。この環濠集落は、横2000m、縦1500m、周囲の長さ6200m、総面積276万平方mにもなる巨大な楕円形のものであったという。ちょうど、サッカーフィールド386個分に相当する広さであったらしい。新石器時代から、もう既に中国はスケールが大きい。これまで、成都平原では、このような環濠集落が8箇所発見されているという。新津宝墩古城、郫県古城、温江魚鳧城、都江堰芒城(上芒城)、崇州双河古城(
成都から九寨溝へ九寨溝へ行くために、宿からタクシーでバスセンターへ移動し、片道121元(1,880円)の成都から九寨溝行きのバスに乗った。朝8時に成都を出発したバスは、10時間後の夕方18時に九寨溝に到着する予定だ。混雑した成都市内を抜けて世界遺産の都江堰を過ぎるとバスは深い山道を走るようになった。成都のある四川盆地(標高400m)の西側には、標高5,000mから7,500mの山々がチベット高原まで続いていて、隣接した盆地と山地の標高差が世界で最も大きい。九寨溝へ向かうバスは、そんなダイナミ
成都は、日本語読みでせいとだが、中国語読みではチョンドゥ(チョントゥ)と読む。人口1,000万人を越える成都は、四川省の省都であり政治や経済の中心。西南地区最大の交通の要衝でもある。物産が豊富なため、古くから天府の国(自然に恵まれた国)と呼ばれているそうだ。成都は、三国時代に劉備玄徳が蜀の都を置き、諸葛孔明と共に活躍した地として良く知られている。僕は子供の頃に横山光輝の三国志を読みふけり、初代ファミコンの天地を喰らうシリーズが好きだったので、成都にある劉備と孔明を祀った武候祀博物館は是非訪れた
蜀南竹海中国四川宜賓名所蜀南竹海は中国四川省成都市の南約300キロ、宜賓市にある自然保護区で、四川省屈指の竹林として知られます。「蜀南竹海」の名は、宋代の詩人・黄庭堅の詩に由来し、面積120㎢の風景区内に、孟宗竹よりやや太い「楠竹」など58種の竹が生えています。青々とした若竹の4月中旬〜9月に竹林を散歩すると、すがすがしい気分になれます。また夏でも30℃以上にならないことから、避暑地としても最適です。忘憂谷:中国では最も名高いところです。道の両側には「楠竹」という「孟宗竹」よりやや太目の竹
楽山大仏世界最大の石刻大仏楽山大仏楽山大仏(らくざんだいぶつ)は中国・四川省楽山市にある弥勒菩薩を象って彫られた巨大な磨崖仏(石仏)で、石窟寺院の一種です。峨眉山地域内の長江の支流、岷江(びんこう)、大渡河、青衣江が合流する地点にあります。らくざんだいぶつ近代以前に造られたものでは世界最大・最長の仏像であり、石像です。顔は100畳分、岩山を掘り、90年かけて造られました。高さは71メートルで、東大寺の大仏の5倍にも及びます。当時、多くの大仏が国家によって造られたのに対して、楽山大仏は民衆
世界自然遺産黄龍(こうりゅう.コウリュウ)黄龍世界遺産黄龍(こうりゅう)は中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州松潘県にある景勝地です。九寨溝とは一山離れた所に位置し、標高3200m~3600m、非常に良い状態で残っている高原湿地帯です。ジャイアント・パンダや金糸猴といった絶滅危惧種が生息していると同時に、世界有数のカルスト地形です。エメラルドグリーンの石灰華段、黄金色に輝く石灰華の層、そして石灰華の滝や谷など、次々と美しい景色が広がる神秘的な景勝地で、。「黄龍の景観と歴史地域」として
九寨溝/きゅうさいこう/キュウサイコウ(自然遺産)九寨溝鏡海九寨溝は四川省の西北部に位置し、標高2000メートルを越える山岳地帯です。チベット族のほかにチャン族、漢族、回族なども居住しています。この地にチベット族の村落である「寨」が9つあったことから九寨溝と名づけられました。生い茂った原生林の中に大小108の湖沼、渓流、瀑布が点在しており、色とりどりの水が織りなす景色は息を呑むほど美しいです。そして140種類もの鳥類や、ジャイアント・パンダなどの野生生物が生息しています。九寨溝秋チベ
世界で最も幸せな男としては、『アメリカの給料を貰い、中国人のコックを雇い、イギリスの家に住み、日本人の妻を持つこと』ですね。中国料理を言うと、最も有名な激辛の四川料理を思い出しますね。マーポー豆腐や担々麺や四川火鍋や水煮魚や水煮肉を辛く食べる場面を頭に浮かべますね。そのおいしい料理はどの材料で作ったのか、どのように作ったのか、料理下手な自分もその作り方も把握したいなあと思われている方は少なくないのでしょう。ここ成都の四川料理博物館は四川料理に関する一切の好奇心をすべて満足させる存在でございます。
青城山~中国道教の発祥の地青城山は中国四川省都江堰市の市街地の西にあり、市街地に隣接した都江堰水利施設からは西南へ10km、省都成都市からは北西へ68km行くところにあります。成都平原の北西に屹立していて、霧が多くて、雲海で有名です。成都を訪れた方はいつも世界遺産の都江堰と青城山を日帰りで観光しています。青城山青城山(せいじょうざん)は、道教の発祥の地の一つとして古代より知られ、道教関係の重要な建築物が集中し、宗教・医療・音楽などの道教文化が伝えられてきました。2000年に、付近の
阆中古城阆中古城(ろうちゅうこじょう)は中国四川省の北東部にあり、美しき流れの嘉陵江の中流地域の南充市の阆中(LANGZHONG)にあり、省都の成都市より260㌔離れていて、車で3時間掛かります。阆中古城は2300年の歴史を持ち、ほぼ完璧に古城としての姿を残しており、美しき街並みの古都です。阆中古城は雲南の麗江、山西の平遥、徽州の歙県と並び、中国四大古城と呼ばれています。長い歴史を有する阆中古城は、唐代から清代までの特徴を残しています。古城内には、科挙試験」が行われていた貢院や、古城全貌
四川四姑娘山トレッキング四姑娘山(スーグーニャンシャン)は、中国四川省北西部の自然保護区となっている景勝地です。四姑娘山のトレッキングは日隆鎮という村(現在は四姑娘山鎮)を拠点にします。日隆鎮は四川省省都成都より230㌔離れていて、専用車で3時間位で行けます。四姑娘山は、その名のとおり、四人姉妹が並ぶ中国・四川省の霊峰です。長女・大姑娘山は5335m、次女・二姑娘山は5454m、三女・三姑娘山は5664m、末娘・四姑娘山は一番背が高くて6250mです。4つの高い山をはじめ、綺麗な花や湖な
川西高寒草原は四川省西部甘孜(ガンズ)チベット族自治州の中部、理塘、甘孜、新龙、白玉、巴塘草原を中心とする面積7万平方キロメートル、標高約3800~4500mに位置しています。広々と平坦な草原が続き、湖沼や湿地、雪山、原始林などがたくさんあり、多種多様な植物が繁茂しています。山々がそびえ立ち、川は激しく流れ、長江の水源と主な支流は古く神秘的な文化を孕み、大渡河、雅礱江(ヤーロンジャン)やディチュ河は雪山の草地の息吹を帯びながら北から南へ流れています。一方、川西高寒草原は中国の伝統的な放牧地であ