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少し旧聞になります。今年の元旦に、20年来お世話になっている担当編集者のОさんからこんな年賀状が届きました。それは、こんな内容です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー謹賀新年旧年中はお世話になりました。「いままで登った一番高いところはどこ?」ダウン症の書家、金澤翔子さんは、ニューヨークのロックフェラービルでの取材で、記者から問われ、「お父さんの肩車!」と答えました。どんな高いビルの最上階よりも、亡き父の肩の上のほうが
【ペンネーム】apple56さん【年齢】70代【住所】愛知県小牧市【「親孝行大賞」のタイトル】ラグのひざ掛け【「親孝行大賞」の本文】今はもう亡き人になりましたが、趣味は共に本を読むことが好きな両親、したがって時間がある時は椅子に座るか畳に座るかが多い生活をしていました。結婚後、育ててもらった恩返しもすることなく時間が過ぎていきました。何か喜んでもらえることがあればしたいと思いつつこれといったアイデアも浮かびませんでした。ある日、自分たちのブランケットを買い
<氏名>永井さん群馬県高崎市立中尾中学校<心に響いた「たった一言」>「ここにいる動物は、捨てられて殺されてしまうはずだったんだよ」<「たった一言エピソード」>ぼくは犬を飼っています。その犬は、動物愛護協会からもらってきた犬です。動物愛護協会の人が、「ここにいる動物は、捨てられて殺されてしまうはずだったんだよ」といっていました。その一言を聞いて、せっかく生まれてきたのに捨てられて殺されてしまうなんて、かわいそうだと思いました。だから、最後までちゃんと家族としてお世話をしたい、可
今から42年前の話。大森信子さん(65)は三重県松阪市の生まれ。学校を卒業後、一宮市役所に就職し保育園で働いていた。職場で出会ったご主人と結婚することが決まった時、親戚中から「大変だね」「苦労するよ」と言われた。尾張地方では嫁入りにお金がかかるという話が近県にまでも聞こえていたからだ。また、子どもが生まれると、嫁の実家が節目節目にいろいろな物を準備しなくてはならないとも。七五三、こいのぼり、ひな人形、ランドセル、勉強机など。公務員だった父親は、親戚からお金を借りて嫁入り道具を支度
第9回深夜のいい話のラジオ|たった一言でコンテスト「辛いこと8割、楽しいこと2割やけど…」|2022.04.03第9回日よう深夜のいい話のラジオ|たった一言でコンテスト「辛いこと8割、楽しいこと2割やけど…」|2022.04.03こんばんわ、日曜の夜、いかがお過ごしでしょうか?パーソナリティの小島です。このラジオ番組は、リスナーの皆様が毎日、心穏やかに過ごせますよう全国から寄せられたいい話をご紹介する番組です。お休みの前に聴いていただけるととても嬉しいです。春は進学、就職など、新
易経研究家の竹村亞希子さんの新刊のタイトルに、ググッと魅かれて読みました。「時の変化の法則の書春のこない冬はない『易経のおしえ』」(実業之日本社)中国の古典「四書五経」のうちの一つの「易経」を、占いではなく古代の叡智としてわかりやすく説明した本です。その中で、「寛容」について書かれている項目に目が留まりました。若い頃は、「誰とでも仲良くしなければならない」とか「親友が間違ったことをしていたら、教えてあげなければいけない」などと、自分自身に対しても、他人に対しても「〇〇す
【ペンネーム】りゅーずゆいはるさん【性別】女性【年齢】40代【住所】熊本県玉名市【「親孝行大賞」のタイトル】親孝行返し【「親孝行大賞」の本文】「親孝行・・・」果たして、私は出来ていたのだろうか。20年前に父を孤独死で亡くし、9年前に脳硬塞、慢性腎不全、ウィルス性脳炎と大病を繰り返していた母を亡くした。父が亡くなった頃から介護の仕事をしている。母の介護にも役立つし、生計を立てるために飛び込んだ世界だ。これまでに、色んな方の家族を
名古屋市緑区の小沢きよのさん(69)は手話サークル「たんぽぽ」の一員で、地域の小中学校での手話養成講座などボランティア活動をしている。25年前、子育てが一段落したのを機に、緑区の生涯学習センターで手話講座を受講。耳の不自由な人たちと一緒に机を並べて学んだ。終了後にその仲間でサークルを立ち上げ、現在まで続けている。思い返すと、当時は手話がまだ世の中に認知されていなかったように思えるとのこと。電車の中で手話をしていると、遠巻きに「あの人たち…」とひそひそ話が聞こえてきたりした。「見てはいけ
愛知県小牧市立小牧中学校丹羽さん<心に響いた「たった一言」>「上を向いたら涙はこぼれないよ」<「たった一言エピソード」>昨年の6月に全国大会のかかったサッカーの大きな大会があった。勝てば全国、負ければその場でで終わり。そして終了ホイッスルが鳴った時、二対一で負けた。本当に悔しくて涙が止まらなかった。当時、自分は中学二年だった。けど三年生だった先輩はその大会が最後だったのに負けて終わってしまった。そんな時、チームメイトが「上を向いたら涙はこ
第7回日よう深夜のいい話のラジオ|親孝行大賞「お母さんが代わってあげたい…」|2022.03.27第7回日よう深夜のいい話のラジオ|親孝行大賞「お母さんが代わってあげたい…」|2022.03.27<YouTube|前説>こんばんわ、日曜の夜、いかがお過ごしでしょうか?パーソナリティの小島です。このラジオ番組は、リスナーの皆様が毎日、心穏やかに過ごせますよう全国から寄せられたいい話をご紹介する番組です。お休みの前に聴いていただけるととても嬉しいです。春はテレビやラジオの番組改編の時
大津たまみさんという友人がいます。株式会社アクションパワーなど四社を創業し、掃除や片付け、人材育成のセミナーなどを行っています。マスメディアにもひんぱんに出演し、NHKの「あさイチ」では常連です。その大津さんと知り合ったのは、もう16、7年も前のことです。その後、ときどき情報交換をしたり、パーティや講演会でばったり会うことがありました。さて、2年くらい前のことです。たまたま、大津さんを交えて友達4人でお茶をしていた時のことでした。突然、大津さんがこんなことを言い出すのです。「私は、1
【ペンネーム】ヨーダさん【性別】女性【年齢】40代【住所】滋賀県大津市【「親孝行大賞」のタイトル】「毎日の積み重ね」【「親孝行大賞」の本文】「親孝行」と言ってしまうと大げさかもしれませんが、わたしは毎日一人暮らしの母に電話をかけます。長い時は1時間ぐらい話をしますが、短い時は5分ぐらいの時もあります。それでも母の声音や話題で母の今日の気分や体調がわかります。この毎日の何気ない日常の積み重ねが何より大きな親孝行であると同時に、またいつか経験する別れの時には、残された自分の為の自分
『雨の中、わざわざ有り難うございます』|たった一言でコンテストハッピー賞<掲載時のお名前>のびこ007さん<年齢>36才<性別>女性<心に響いた「たった一言」>「雨の中、わざわざ有り難うございます」<「たった一言エピソード」>会計時に言われて、気の利いた店員だと思った。暑い時には、「暑い中、ありがとうございます」と言われ、帰るときには「どうぞ、気を付けて」と言われる。個人の店だが人柄がわかる店だと思った。大型店やチェーン店のように接客マニュアルはないと思います。長年の、接客業
美浜町の主婦石黒いさをさん(71)の誕生日は1月17日。18年前、阪神淡路大震災が起きたその日の夜、家族が集まって誕生会を開いてくれることになっていた。しかし、とてもお祝い気分にはなれず中止に。その後も毎年、家族が誕生祝いをしてくれるというのをかたくなに断り続けた。代わりに、3人のお孫さんが似顔絵などを描いてプレゼントしてくれたこともある。そして2年前「そろそろ…」ということで解禁にして、16年ぶりの誕生会を催してもらった。昨年のある日、ご主人のおいの娘さん(当時小5)が遊
第6回日よう深夜のいい話のラジオ|親孝行大賞「今度は、私の番」ほか|2022.03.20第6回日よう深夜のいい話のラジオ|親孝行大賞「今度は、私の番」ほか|2022.03.20<YouTube|前説>こんばんわ、日曜の夜、いかがお過ごしでしょうか?パーソナリティの小島です。このラジオ番組は、リスナーの皆様が毎日、心穏やかに過ごせますよう全国から寄せられたいい話をご紹介する番組です。お休みの前に聴いていただけるととても嬉しいです。私がサラリーマンを辞めて起業した頃、父がよく居酒屋へ
春のお彼岸です。それに因むというわけではありませんが、今日は友人のフェイスブックにアップされていたお話を、その友人を通してご本人に転載のお許しをいただき、ここに紹介させていただきます。ペンネーム「首都圏在住のYさん」のお話です。*****出会いと別れの季節。母が天国へと旅立ちました。ごく当たり前の老衰死でしたが、見送る長男としてはかなり厳しい日々でした。ここに書くのもどうかと思いますが、これから同じ苦しみ
【ペンネーム】はるちゃんさん【性別】女性【年齢】40代【住所】熊本県熊本市【「親孝行大賞」のタイトル】目の奥の記憶【「親孝行大賞」の本文】私の父は、若い頃からの持病の合併症の影響で、60歳を超えたころから視力の低下が始まり、それと同時に、歩行も少しずつおぼつかなくなっていました。「目が見えなくなる前に、歩けるうちに、きれいなものが見たいな・・・」と口癖のように話す父にある日、「きれいなものって、どんなもの?」と聞きました。「夜景とか、ネオンとか、キラキラしたものがいい
<掲載時のお名前>佐藤さん<心に響いた「たった一言」>「大丈夫。必ず治りますよ」<「たった一言エピソード」>私は27歳のとき、骨髄炎という病気にかかりました。右足の付け根辺りに痛みがあり、歩くことも困難なほどでした。即入院で翌日には緊急で手術となりました。手術後、痛みはうそのようになくなり、楽になりましたが、骨にはぽっこり穴があいた状態で、全体重をかけ歩くことができず、最初は車いす、次は松葉づえの生活です。手術は無事終わりましたが、再発の恐れもあると言われ、また
40年以上も前の話。名古屋市名東区の横井和子さん(79)はご主人を早くに亡くした。その時、長女が9歳、長男は7歳だった。亡くなる前の2年間、ご主人は大阪に単身赴任しており、週末だけ帰宅。日曜の夕方、新幹線を見送りに行くと「あ〜あ、行っちゃった」と長男はぽつりとつぶやいた。二人の子どもをふびんに思い、和子さんの父親がよく遊びに来てくれていた。ご主人が亡くなり、何カ月かたったある日の夕方のこと。長男の姿が見えないので心配していると電話が鳴った。「僕、今、オリエンタル中村にいるん
▼YouTube配信「第5回日よう深夜のいい話のラジオ」|シングルマザー・大津たまみさんの「夢」への挑戦|2022.03.13シングルマザー・大津たまみさんの「夢」への挑戦|第5回日よう深夜のいい話のラジオ|2022.03.13<YouTube|前説>こんばんわ、日曜の夜、いかがお過ごしでしょうか?パーソナリティの小島です。このラジオ番組は、リスナーの皆様が毎日、心穏やかに過ごせますよう全国から寄せられたいい話をご紹介する番組です。お休みの前に聴いていただけるととても嬉しいです。私
よく相談を受けます。仕事やお金の悩み、人間関係のトラブル、中には離婚問題もありました。もともと私はオシャベリな方なので、ついつい夢中になってアドバイスをします。はたしてそれが相手のプラスになっているかどうかはわかりません。というのは、普段無口なのに、絶妙のタイミングで素晴らしい助言をする人がいるからです。サラリーマン時代の先輩もそうでした。私が、仕事で悩んでいた時のことです。ポツリと、「なんだかんだと悩んでる時間があったら、サッサッと目の前の仕事を片付けてしまった方がいいと
【ペンネーム】めんさん【性別】女性【年齢】30代【住所】宮城県仙台市【「親孝行大賞」のタイトル】無言は肯定【「親孝行大賞」の本文】私は神社仏閣が好きです。影響は母からです。仕事が一段落し、旅行に行きたいと思い実家に住んでいる母を誘いました。母だけ誘うのもなぁと思い「お父さんも誘ってみて?」「いいけど行かないと思うよ」後日母から連絡がありました。「お父さん行くって」「行きたい所二人共ある?」「お父さんは無言だからどこでもいいと思う
<掲載時のお名前>のんびりパパさん<年齢>38<性別>男性<心に響いた「たった一言」>パパはいつも会社から帰ってきて「疲れた〜」って言うけど仕事ってめっちゃ楽しいんやなぁ<「たった一言エピソード」>夏休みに混みあってイモ洗い状態の遊泳プールへ行ったその夜、疲れきって寝ようとした時に娘がポツリ、「パパはいつも会社から帰ってきて”疲れた〜”って言うけど仕事ってめっちゃ楽しいんやなぁ」と。楽く遊び疲れたこの感覚が、大人の仕事を終えた「疲れた〜」と同じ感覚なんだと勘違いした娘。「そ
小牧市の駒城欣子(こまき)さん(72)の住む町にはブランコや砂場、雲梯(うんてい)、滑り台などの遊具が設置されている公園がある。春になると雑草が芽を出し、夏にはぼうぼうに茂る。そこで日曜の朝、町内会で草取りをする。ブロックごとに交代で20人くらいが参加。ところが取っても取っても、しばらくすると再びびっしり生えてくる。1年ほど前のことだ。朝7時半ごろ、犬の散歩の途中にその公園を通り掛かると、一人の男性が草取りをしている姿が目に入った。見掛けたことのない人だった。遠巻きに見てい
<YouTube|前説>こんばんわ、日曜の夜、いかがお過ごしでしょうか?パーソナリティの小島です。このラジオ番組は、リスナーの皆様が毎日、心穏やかに過ごせますよう全国から寄せられたいい話をご紹介する番組です。お休みの前に聴いていただけるととても嬉しいです。私は本職の方で、YouTubeの生配信もしています。私の本職については、おいおいご紹介していきますが、生配信を始めた頃から勉強のため、ラジオをよく聴くようになりました。ラジオを聴いているとお笑い芸人さんのトーク力とネタの構成に
なぜ、あの人の周りに人が集まるのか?Amazon(アマゾン)567〜4,755円ヒロインのコンビニ副店長の前に現れた67歳の女性アルバイト。おせっかいな“コンビニの女神様”の存在で、売れないお店が変わり始める。実話をベースとした日本初の「おせっかい小説」誕生。―内容紹介より―2012年5月21日発行・・・2015年1月17日読みました私の心に残ったこと「おもてなしの心」「働くことの意味」・どうも波
その昔、「タテ型人脈のすすめ」(ソフトバンククリエィティブ)という本を書いたことがあります。また、ご縁の大切さを説き、ご縁の紡ぎ方を導く私塾「志賀内人脈塾」という勉強会も主宰しています。そのため、拙著にサインを求められると、しばしばこんな言葉を書かせていただいています。「ひとつの縁が人生を変える」下関市立勝山中学校の元・校長で、現在、下関市立彦島図書館の館長を務めておられる福原賢治さんから、「ご縁」にまつわるお話を寄せていただきましまた。2回に分けて、2つのエピソードを紹介
【ペンネーム】わんちゃんさん【性別】女性【年齢】20代【住所】東京都調布市【「親孝行大賞」のタイトル】「親孝行とは」【「親孝行大賞」の本文】何が親孝行か私にはまだわからない。私は今年の冬、成人した。同窓会では5年ぶりに沢山の友人に会い懐かしい話やお互いの近況について話した。地元の大学に進学した人や、高校を卒業してから働いた人、家を出て新しい地で進学した人などいろんな人がいた。私は中学を卒業後、地元で偏差値の高い高校へ進学した。卒業後ほとんどの人が、4年制大学へ進学した。しか
佐藤さん<心に響いた「たった一言」>「大丈夫。必ず治りますよ」<「たった一言エピソード」>私は27歳のとき、骨髄炎という病気にかかりました。右足の付け根辺りに痛みがあり、歩くことも困難なほどでした。即入院で翌日には緊急で手術となりました。手術後、痛みはうそのようになくなり、楽になりましたが、骨にはぽっこり穴があいた状態で、全体重をかけ歩くことができず、最初は車いす、次は松葉づえの生活です。手術は無事終わりましたが、再発の恐れもあると言われ、またあの痛みと戦わなければいけないのか・
▼YouTube配信「第3回日よう深夜のいい話のラジオ」|ちょっといい話「大切なことは、無駄と手間にある」ほか|2022.02.27第3回日よう深夜のいい話のラジオ|ちょっといい話「大切なことは、無駄と手間にある」ほか|2022.02.27こんばんわ、日曜の夜、いかがお過ごしでしょうか?パーソナリティの小島です。このラジオ番組は、リスナーの皆様が毎日、心穏やかに過ごせますよう全国から寄せられたいい話をご紹介する番組です。お休みの前に聴いていただけるととても嬉しいです。私が今使っている