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年明け、2016年。昨年に妻となる人とトーストマスターズクラブ活動を通して知り合った私。全国大会運営も無事終わりひと段落したし、どこか遊びにでも行こうかと話していました。折角だから今まで行く機会の無かったところでということで、選んだのは九州中部、熊本と宮崎。熊本城に阿蘇山、そして夜神楽に高千穂峡あたりなんてどう?そんな風に話していたところ、ふと思いました。・・・あれ?そういえば熊本にもトーストマスターズがあるよね?旅行の日程的にもドンピシャで例会に参加できます。トーストマスター
2015年度秋季の論評コンテスト。全国大会のテストスピーカーとして、私は自分のメンターであり、昨年度のディストリクトディレクター(日本地区の責任者)であるW邊さんに、テストスピーカーを依頼しました。「良いですよ」W邊さんは、快く承諾してくれました。そこから、全国大会の準備の傍らでW邊さんとテストスピーチの打ち合わせも行うこととなりました。昨年度の日本のトップであり自分のメンターを務めてくれた方のスピーチを見る・・・、メンティー(今、トーストマスターズではプロテジェと呼んでいます
2015年秋の論評コンテスト。私は全国大会のスタッフ、(コンテスト委員長)として日本語コンテストを取りまとめることになりました。主宰は神奈川地区(当時のディビジョンE)。馬車道トーストマスターズのK上さんを大会委員長として、各行事の責任者がそれぞれ神奈川地区内の各クラブから選ばれていました。そこからは、連日大会の打ち合わせが開始。日本語コンテストは神奈川トーストマスターズクラブの受け持ちということで、A藤会長にご了解を得て、人選に臨みました。コンテスト司会には先に全国大会に出場
「逃げるは恥だが役に立つ」一昔前のドラマのタイトルでもありましたね。元々はハンガリーのことわざだそうで、その意味は「後ろ向きな選択でもよいい、生き抜くためには時には逃げることも必要」ということだそうです。今の日本人は、逃げることに抵抗のある人が多いです。我慢して、歯を食いしばって、理不尽な環境に耐える、そのなかで自分は磨かれていくのだ・・・。神は自分の内に在るという信仰を持つ日本人らしい発想ですね。ですが自らを磨くためといっても、その結果として最悪命を失ってしまうのでは元も子も有り
2014-2015年度のトーストマスターズ活動も、6月末をもって修了となりました。このシーズンは神奈川トーストマスターズクラブの会長となり、クラブの内外多くのメンバーに支えられたことを実感しました。しかしながら同時に、会長としてのリーダーシップ、徐々に活動から遠ざかるクラブメンバーのフォロー、そして自分自身のスピーチへの取り組み・・・その全てに自分自身が納得できない、課題の残る結果となりました。そのことを痛感したのが、スローガンでした。神奈川トーストマスターズクラブでは、毎年ク
前回は主張(メッセージ)の価値についてお話させて頂きました。弁論大会やスピーチコンテストでは、出場者が様々な主張をもって話をします。主張の内容が被ることは滅多にありません。さて、ここでスピーチや弁論をしている皆さんに振り返ってもらいたいことが有ります。それは、「貴方の人生の主題(テーマ)」です。いきなり人生のテーマなどと言われても何のこと?と思う方もいらっしゃるかもしれません。弁論やスピーチとは自分自身の考えを聴衆に向けて発信するものです。であれば、日常で普段から自分自身に問いかけてい
2015年5月、春のコンテスト。この大会は所属する神奈川トーストマスターズクラブとしては大きな出来事の有る年でした。まずは、日本語スピーチコンテストにおいてエリアコンテスト(地区大会)を突破したI黒さん。彼女は、その後のディビジョンコンテスト(南関東大会)も優勝し、全国大会へと駒を進めることになります。そして、全国大会でもパフォーマンスを発揮し、見事に3位に入賞されました。ご本人もまたあの舞台に立ちたいとのことで、今も神奈川トーストマスターズクラブの中心として活動されております。
2015年、春のコンテストシーズンが始まりました。毎年どんな話を作ろうか考えていましたが、今回は比較的早くから決めていました。以前に神社に有る鏡を見せてもらったときのお話。神様とは自分の中にいるものなのだというものを、体験談を通して伝えようというものです。振り返るとアメリカンな明確なスピーチが主流であるトーストマスターズにおいて、よくまあ教訓めいた抽象的なメッセージの話をしようとしたものです。実は当時もそんなことを漠然と思ったのですが、こうした話こそが日本語のスピーチなのでは
前回、人はその思考に階層が有ること、スピーチや弁論における主張(メッセージ)の価値は、どの思考階層にアプローチするかで変わってくるということをお話しました。人は、自己の考えを幾つもの層に分けて捉えており、深い階層の考えは浅い階層の考えに影響を及ぼしています。思考の階層の詳細についてはここでは詳しく申し上げませんが、一例として浅い階層では「知識」、深い階層では「死生観」を挙げておきます。話の価値ひいては主張の価値は、より深い思考階層にアプローチする程に深くなると私は考えます。では
年が明け2015年。元旦の日の出前に横浜の大さん橋に、初日の出の撮影のため先日購入した一眼レフカメラを担いでいきました。元旦ということも有り、夜明け前から多くの人達(そのほとんどがカップル)が大さん橋に詰め掛けていて、寂しく肩身の狭い思いをしたことを覚えています。徐々に明けていく空に、今年は良い一年にしよう、そして彼女が欲しい!と願いました。後者の願いはこの年に見事に叶うこととなり、その切っ掛けとなった場所もこの大さん橋でした。そして昨年からこの年に掛けて、長年神奈川ト
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。私が所属しているトーストマスターズでは、年明け1月から夏にかけて、スピーチコンテストのシーズンが開幕します。ちなみに日本の主要な弁論大会は、逆に11月を中心に秋口に集中していますね。さて、スピーチや弁論を作るうえで考えなくてはならないのが、その話の主張(メッセージ)です。どんな主張をしようか、、そのためにどんな内容を用いて、どんな表現で訴えようか、、話し手の話への悩みとは、話における主張の悩みに集約されます。そ
人物の力量を推し量る言葉に、器(うつわ)という言葉があります。プロ野球の名選手であり、名監督であった野村克也氏は「組織はトップの器以上に大きくならない」という言葉を残しています。組織や団体の繁栄は、トップとなる人物の器に掛かっているのです。でも、人の「器の大きさ」・・・漠然としていて中々ピンときませんよね。私は器の大きさには2種類あると考えます。ひとつは器の「広さ」、もうひとつは器の「深さ」です。ここではモデルとしてひとつのお皿を思い浮かべてみてください。器の広さとは、外界
例年よりも暖かさの残っていた11月、手首には毎年恒例のお守りを身につけ、今季の弁論『砂上の死生学論考』を発表しました。様々な意味で「攻めた」弁論で、最も改稿に苦しみ、最後の最後まで、本番話している最中まで、言葉選びを模索し続けた作品でした。結果として(それが幸か不幸かは別として)、2つの全国大会で準優勝相当の賞をいただくことができました。●第66回文部科学大臣杯全国青年弁論大会優秀賞・一宮市長賞・日本弁論連盟会長賞●第19回尾崎行雄(咢堂)杯演説大会優秀賞***死
秋から冬へと移ろう季節の11月14日、第66回文部科学大臣杯全国青年弁論大会が愛知県一宮市で開催されました。以前は私も本大会に参加して多くの社会人弁士と共に研鑽をしておりましたが、今回からは大会を外から盛り立てる立場にて皆様の弁論を拝聴させて頂きました。<第66回文部科学大臣杯全国青年弁論大会>日本弁論連盟が主催する弁論大会。若人の健全な成長のための教育と地域社会の発展を目的に今年で66回目を迎える歴史ある大会。弁論時間は6~7分。論旨が60点、表現が40点。時間に満たない場合、時間
ご連絡皆様へ乳腺外科医師えん罪事件における皆様のご支援・ご協力について、心より御礼を申し上げます。昨年7月13日に東京高裁で出された逆転有罪判決からは1年3ヶ月、最高裁に上告趣意書を提出した昨年11月10日から間もなく1年が経とうとしています。最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は、検察と弁護側の双方から意見を聞く弁論を開くことを決定し、期日を2022年1月21日に指定しました。最高裁の弁論は、二審判決を変えるのに必須の手続きです。高裁判決が見直されて、無罪判決が出る可能性が高ま
秋も深まる10月10日、「第4回世界青少年「志」プレゼンテーション大会」が開催されました。オンライン配信の大会模様をパソコンから視聴しました。<第4回世界青少年「志」プレゼンテーション大会>一般社団法人志教育プロジェクトが主催するプレゼンテーションの大会。「みんなの「志」が世界を変える」をテーマに自分の役割を果たそうとする事を決意した子供達の発表の場として開催される。プレゼンテーション時間は5分。予選を突破した12名によるプレゼンテーションが行われる。1.石原聡太さん志:「水生動物が
ハスの花言葉は、『雄弁』意外に思いません?どちらかというと、『寡黙』のイメージなんだけど。ゆうべん【雄弁】人を感銘させるような、堂々たる弁舌。弁舌が力強くてすぐれていること。今、この『雄弁』に賭けてます笑私の長男、あるプレゼンを控えていまして、これがオール英語での演説で(゜ロ゜;ノ)ノその出来で判断される、人生の大事な岐路とも言える重要な場です。「俺、コミュ障だもん」と自分を笑い、人付き合いは大の苦手な寡黙な長男ですが、特技がありまして、それが、この『雄弁』
7月10日、「JustSMILEスピーチフェスティバル2021」が開催されました。サムライ講演会でも優勝された、話し方の学校同期の吉澤さんも出場されており、オンライン配信の様子をアーカイブで拝聴しました。<JustSMILEスピーチフェスティバル2021>オンラインサロン「トニーカレッジ」が主催するスピーチの競技大会。JustSMILEプロジェクトとは「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになるんだ」というスローガンの元、社会への貢献活動を広げていくプロジェクトとのこと。第1回
弁論大会の審査に疑問どうも、加音機です5月(多分)に、学級弁論大会という文化委員中心のイベントがありました。私は結構政治とか社会心理学とかが好きな方な人なので、心を躍らせていました。私の弁論のテーマは、「周辺ルート思考」です。まあ、簡単にこの言葉を説明するなら、「思考停止、レッテル貼り、」とかだいたいそんな感じです。詳しくはwikiを見てくださいタブロイド思考-Wikipediaja.wikipedia.orgそれで、わかりにくいテーマな
受験生が2人いる我が家(中3、高3)高校の部活はそろそろ終わる頃ですが、大会で勝ち上がると、部活期間が延びて行きますそしたら弓道部と弁論部をかけもちしてたなんとどっちも全国行っちゃった!(0■0)まじか嘘みたいなW全国!「そんな人どんだけいるんだ!」ってこんなご時世ですがとりあえず沸き立った家族(>▽<)でもわおちなみにこんな感じ↓
先日6月6日、「第5回サムライ後援会」が開催されました。話し方の学校で同期であった吉澤さんが出場されたこともあり、オンライン配信(後日配信)の様子を拝聴しました。<第5回サムライ講演会>一般社団法人きらきらが主催する講演の競技大会。男性が対象であり、別に女性向けの「キラキラ女性講演会」も開催されている。テーマは特に設けてはおらず自由。講演時間は15分。観客も審査員に加わる方式を取り、優勝者には賞金30万円が支払われる。4月に行われた予選を突破した8名による競演。1.「生きてきた中で最も嬉し
Discussion.ディスカッション
昨日はトーストマスターズディストリクト76(日本地区)の2019-2021年度大会として、日本語スピーチコンテストが開催されました。今回は、完全オンラインのライブ配信でした。<トーストマスターズクラブディストリクト76コンテスト>NPO法人、トーストマスターズクラブ日本支部が主催するスピーチコンテスト。トーストマスターズクラブ会員で一定の条件(既定の教育課程修了)を満たしたものを対象に、日本各地の予選(3次予選まで)を勝ち抜いたコンテスタントによるスピーチコンテスト。スピーチの題材は特に
止められん欠席裁判始めたぞ習近平やりたい放題が止まらないね。今度は欠席裁判を運用開始だ。あの国は容疑も嫌疑も嘘八百でどうとでも作るから、火の無い所に煙も立たせて放火の罪を被せて「はぁ?」って本人理解できず不在のままで、裁判すすめて判決出すわけ。これなら気に入らない者はどんどんあらぬ罪で起訴して、好きに結審できるぞ!習近平さんノンストップやな。やり過ぎ。すごい~、スゴすぎる~
私はトーストマスターズの活動が切掛けで、演説大会やスピーチ大会をよく見る様になりました。そして見ていくうち日本語のスピーチの評価基準が大会毎、主催団体毎に大きくぶれていることが分かり、何故かを考える様になりました。そして、その理由が日本語でのスピーチや演説が普及しないことに繋がっていることに気付きました。日本語のスピーチの評価基準が大会毎、主催団体毎に大きくぶれる理由、それは、我々が使っている日本語にはふたつ有る、ということにあります。日本語がふたつある、、と言っても使っている言葉
今日は、次女の通う中学の弁論大会昨年はコロナで各教室でリモートで行ったけど、今年は礼拝堂で、鑑賞は、前半後半で学年入れ替わり礼拝堂に入らないところは、教室でリモート。次女昨年はクラス選考最終残ったけど、でたそうな人が居たので辞退。今年は、クラス代表で弁士。弁士の保護者のみ鑑賞可なので、見に行ってきた。順番は、18人中16番目。テーマは、睡眠メリット。はきはきとわかりやすく、話できてて、成長を感じた約500人の前で、他生徒、一年生もみんな堂々としていて、いつも感心する~。それぞれいろ
本日も良いお天気。午後二時過ぎに、いつもの散歩プラスコンビニカフェオレに出かけようとしたところで、メールが来た。高校の同級生で、関西住みなんだけど親の介護で山口県に帰省してるらしい。暇な時に電話して良い?とあったので、暇ですとも!と、早速電話した。親ごさんが入院したので、年末に帰省し、一人寂しく年末年始を過ごしたそうな。一応県外から来たと言う事で二週間自粛してて、年明けに面会ができるようになった途端、病院が面会禁止になったらしい。いやーー、コロナって本当に迷惑だよね。
講演部(弁論部)大正7年の講演会出演者。明治30年創部。以来毎年講演会を開催、次第に盛大となり、大正13年には明専主催第1回近県中学校懸賞雄弁大会に1等賞、昭和5、7年度にも好成績をあげて気を吐いたが、戦争とともに自然消滅となった。大正7年の講演会昭和5年、各地の大会で優勝旗を獲得した井上栄次郎君昭和16年の弁論部最後の弁論部(下商百年史図録編より)(彦島のけしきより)
【働き方キャリア相談】6カ国のトップ口説き落とす史記が再評価した弁論術中国・戦国時代(紀元前403~同221年)は、秦(しん)の国が天下統一に向かう時代でした。韓(かん)・魏(ぎ)・趙(ちょう)・燕(えん)・斉(せい)・楚(そ)の6カ国とあわせ「戦国の七雄」と呼ばれます。その国々が生き残るための基本構想は大きく2つありました。西の大国、秦の拡大を6カ国が手を組んで阻もうという策が「合従(がっしょう)」で、その提唱者が蘇秦でした。反対に、秦には対抗できないのだから、それぞれ秦に