ブログ記事127件
いつもご支援ありがとうございます。地裁判決では、学校で起きたことの一部は、実際に起きていたこととして事実認定がなされました。長女のいじめ裁判における裁判所が示した【公立小学校の安全配慮義務】で報告させていただいた通り、学校の安全配慮義務違反を問うには、予見可能であったと言える事情があるかどうか。これは、他のいじめ裁判でも判断のひとつとして取り上げられるケースが多い部分になります。地裁での判決では、「学校は予見できなかった」として、安全配慮義務違反に問うことができませんでした
8月28日は、11時より、東京高裁、812号法廷ではじまります。現在、被告からの反論はまだこちらの弁護士の方に届いていないため、裁判所がどのような進め方をしていくのか、・被告の反論を待つのか・原告に証明を求めるのか・口頭弁論から進めるのかまったく読めない状況だそうです。いじめ裁判において、いじめの状況、環境など、個々の状況、事情におけるケースバイケースはあるかと思いますが、いじめ裁判の地裁判決は、非常に問題がある判決だと指摘しておきたい点があります。本件に
こんにちは!日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくしたい!「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」四半世紀の教職歴、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。学校で一番大切なことは何だと思いますか?・子どもたちの安全管理?・子どもたちの健康管理?・子どもたちの学力アップ?・子どもたちのトラブル解決?・子どもたちの不安の解消?なるほど、確かにどれも外せない重大事ですね。でも、私はもっともっと大切なことがあ
課外のクラブ活動であっても、それが学校の教育の一環として行われるものである以上、その実施について、学校側に生徒を指導監督し事故の発生を未然に防止すべき一般的な注意義務があります(最二判昭58・2・18民集三七・一・一〇一)。この注意義務の内容は、①事前注意義務②指導監督上の注意義務③事故対応義務などがあげられます。そして、注意義務に違反したかどうかは①クラブ活動の内容②生徒の学年や年齢③競技等の経験④健康状態⑤生徒側の指示違反等があったかなどの要素が考慮されます。大阪府
第89回の「全国学校事故・事件を語る会」の大集会が6月2、3日の両日、兵庫県神戸市内で開かれ、学校事故・事件の当事者や遺族、研究者、弁護士、報道関係者ら120人以上が参加した。今回のテーマは「被害者・遺族が望む現場対応(学校・教委・調査委員会=現状と課題=」。学校で事故や事件が起きた際に、どのように情報を提供してもらうか、学校等との話し合いをどうすべきか、調査委の現状などついて話し合いがされた。ラグビー部の練習中での熱中症事故兵庫県川西市の中学校大会では基調講演として、
6月8日午前7時58分ごろ、大阪府北部で震度6弱の地震を観測した。京都府南部でも震度5強。気象庁によると、震源は大阪府北部で深さ約13キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・1と推定される。大阪府内で震度6弱が観測されたのは統計を取り始めてから初めてということです。この地震で、高槻市で市立寿栄小学校のプールの塀が倒れ、4年生の三宅璃奈(みやけりな)さん(9)が下敷きになり死亡しました。浜田剛史市長が18日夕に記者会見して謝罪しました。夜にも、市教育委員会が会見し、倒壊したブロッ
学校での事件被害者・いじめによる自死遺族が望む現場対応とは何か「学校事故・事件を語る会」大集会(上)16年に市立中学3年の女子生徒が自殺をしたことをめぐり、神戸市教育委員会が、いじめ等の内容を聞き取ったメモを隠蔽していたことが発覚した事件で、6月3日、同委員会は記者会見を開き、謝罪した。メモは首席指導主事の指示で隠蔽されたといい、学校のずさんな対応が明らかになった。同日、第89回の「全国学校事故・事件を語る会」の大集会が兵庫県神戸市内で開かれ、学校事故・事件の当事者や遺族、研究者、弁護
神戸市06月02日18時57分NHK学校でのトラブルで子どもを亡くした遺族らが意見を交わす集会が、2日、神戸市で開かれ、いじめを受けて自殺した子どもの遺族が、原因の調査がきちんと行われなかったと訴えました。この集会は、学校内での事故やいじめによる自殺などで子どもを亡くした遺族らで作る団体、「全国学校事故・事件を語る会」が毎年、神戸市で開いていて、鹿児島から北海道まで全国から70人あまりが参加しました。会では、参加者がつらい胸の内を明かし、このうち山口県の県立高校でいじめを受けて自殺し
子どもから、いじめを受けていると相談された時、あなたならどう行動しますか?私は愚かにも、長女が怪我をするまで、1年生の時に暴力をふるっていた加害児童から4年生になってもいじめを受け続けていたことを、知りませんでした。1年生の最後の面談の時、加害児童の暴力について、娘が困っていることを伝えました。4年でけがを負わされたとき、読み聞かせなどのボランティアで学校に関わっていたことや、当時の担任が1年生の時の担任であったこと、担任から保護者会などでは「学校で何か問題や心配
<大川小・止まった刻>専門家2氏に聞く/事実認定、報告書が限度前文部科学省事務次官・前川喜平氏前川喜平(まえかわ・きへい)東大法学部卒。1979年、文部省(当時)入省。2013年の大川小事故検証委発足時は官房長兼子ども安全対策支援室長。16年6月に事務次官就任。17年1月退官。1986年9月から2年間、宮城県教委に出向。奈良県御所市出身。東日本大震災で児童と教職員計84人が犠牲になった石巻市大川小を巡り、学校管理下における事故検証の在り方が論議を呼んだ。有識者らによる事故検証委員会の設
久しぶりにカウンセリングルームのホームページに手を入れました。普段はカレンダーの更新や新しい手法を始めた時くらいしか手を入れないもので…。今回、問い合わせの「フォーム」入力はやめました。「メールを送る」ボタンを押すことで、いつも利用しているメールアプリが起動しますので、そのメールに必要事項を入力してお送りくださいませ。左側にあるバーの部分にも「メールを送る」ボタンを上下に配置しましたので、送りやすいかと思います。今回、一番大切な変更は「リンク」です。いじめや学校事故・事件で悩
チビくじらは月曜日と水曜日が登校日時間は9時~13時25分迄先週の水曜日は興奮状態が続き危ないと言うことで欠席本日はハイテンションではあるものの先週よりはマシになっていたので登校しましたが、登校して担任とのやり取りで激怒教室の扉を閉め鍵もして担任閉め出される怒りに任せてガラス扉に頭突きをして破壊まー、頭切りますわな担任慌てて割れたガラスから手を入れて鍵を開ける音を聞き付け送迎していた父くじらと二階のクラスの先生が駆け付けてから保健の先生や教頭先生等来られたりで大騒
ヤフーニュース引用。⬇️⬇️■学習指導要領改訂にともなう英断世論の高まりが、国の教育を動かした。高校の水泳授業でプールの飛び込みスタートを原則禁止とする学習指導要領の案が、14日、文部科学省より発表された。高校の学習指導要領の改訂については、ほとんどの報道が、必修科目「公共」の新設をはじめとする科目の再編に着目している。だが、高校の保健体育における飛び込みスタートの是非は、ここ数年における学校事故の重大な論点であっただけに、今回の方針転換は特筆すべき事態といえる。■都立学校ではすで
本日1/30の朝日新聞朝刊より「5カ月の娘、最後の笑顔うつぶせ寝、施設謝罪まで6年」https://www.asahi.com/articles/ASL1Y3SV0L1YUUPI001.htmlさつきちゃんは、ファミサポに預けた1時間後に、お母さんが迎えに行った際、うつぶせ寝にされており、心肺停止状態だったとのことです。こんなこと、決してあってはなりません。ファミリーサポート制度については問題が山積していると思います。画像;一般財団法人女性労働協会ホームページより私は息子が生まれ
こんにちは!日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくしたい!「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。夏休みのことです。数百の私立高校にダイレクトメールを発送したのですが・・・なんと、今もって一件のお問い合わせもありません。(驚)お届けしたのは『学校リスク管理研修』のご案内です。う~ん、やっぱり一番実感がなく、ご関心を引きにくい分野なのでしょうか。いざ「万が一」の
福井県池田町立池田中学校に通う中学2年生の男子生徒(当時14歳)が今年3月に自殺した問題が、現在、クローズアップされています。注目を集めたのは、男子生徒が自殺したのは担任、副担任による「指導」が原因だったと調査報告書が指摘したからです。その「指導」とは、たいへん激しい叱責によるものでした。担任から、大会当日のあいさつの準備が遅れたことなどを理由に、校門の前で怒られていた。目撃していた生徒は(聞いている者が)身震いするくらい怒っていた、すごい怒鳴っていた、本生徒が可哀想と感じたなどと述べ
こんにちは!日本から教師の自殺・うつ・過労死をなくしたい!「人生は、そして運命は、自分で作り出すことができる」教職歴21年、教師専門のキャリア・コーチ藤井秀一です。「学校で一番大切なことは?」急に聞かれると、困ってしまうでしょうか。・子どもたちの安全管理?・子どもたちの健康管理?・子どもたちの学力アップ?・子どもたちのトラブル解決?・子どもたちの不安の解消?実は、どれも本質的な正解とは言えません。
竹田の剣道部員死亡2017年10/3(火)大分合同高裁も重過失認定竹田の剣道部員死亡2009年に竹田高校(竹田市)で剣道部の練習中に工藤剣太さん=当時(17)=が熱中症で倒れて死亡した事故を巡り、元男性顧問(54)=大分県教委職員=らの賠償責任が問われた訴訟の控訴審判決が2日、福岡高裁であった。佐藤明裁判長は、元顧問に「重過失があった」と認定。100万円を請求するよう県に命じた一審大分地裁判決を支持し、県側の控訴を棄却した。原告の両親側の代理人弁護士によると、学校現場の事故に関し
指導死・いじめ自殺の遺族らが学校事故、虐待などの調査・研究を行う団体「ここから未来」を発足いじめや学校事故、児童虐待などの調査・研究を行う一般社団法人「ここから未来」が設立した。代表理事には「指導死親の会」の代表も務める大貫隆志さん。教育評論家の武田さち子さん、子どもをいじめ自殺で亡くした篠原宏明さん、真紀さんも理事に名を連ねている。団体としては、機関紙やブックレットの発行のほか、講演会を通じて、子どもの命や人権問題について普及、啓発していく。9月9日には東京都港区内で、設立記念シンポジウム
判例時報2337号で紹介された事例です(宇都宮地裁平成29年2月2日判決)。本件は,小学1年生の児童が学校給食で提供された白玉団子をのどに詰まらせて窒息死してしまったという痛ましい事故について,学校側に白玉団子を提供したことに関して,また,事故時の救命措置について過失があったかどうかが争点となったという事案です。まず,白玉団子の提供に関して,裁判所は,本件では直径2センチの白玉団子であり,これまでも学校で提供されていたことや死亡した児童もこれまでも4回ほど食べており問題はなく
新潟の相談番号は今回ありませんが、全国どこの番号に相談されても良いそうです!一人で悩まずに、まずは相談してみましょう!学校事故事件被害者全国弁護団のホームページはこちらから。
23日の夕方に東京都杉並区の特別支援学校・都立永福学園で、高等部1年の男子生徒がバスケットボール部の部活動中に熱中症で倒れ、意識不明の重体となったという事故…。男子生徒の「タイムが遅い罰」として、31歳の男性顧問から罰として、屋外でおよそ10キロのランニングを指示されていたそうです…。顧問は、大会を控えていたことから、水分を取らせながら実施していたということですが、この時の気温は32度。「激しい運動は控えるべき」という温度だったそうです…。顧問が罰と称して、無理な運動をさせ、監
いじめではないが、部活活動中に新潟県加茂市の女子高校生が亡くなられた…。-----新潟県加茂市の加茂暁星高校で7月、野球部の練習直後に倒れ、意識不明になっていた2年生の女子マネジャー(16)が、5日に入院先の新潟市内の病院で亡くなったことが県警への取材で分かった。死因は低酸素脳症だった。同校によると、女子生徒は7月21日午後5時半すぎ、同校から約3・5キロ離れた野球場での練習に参加。午後7時半ごろに練習を終え、男子部員と一緒に走って学校に戻った直後、玄関前で倒れたという。女子生徒
よく知られたニュースですが、昨年(2012年)12月、東京都調布市の小学校で、給食による事故が起こりました。重度のアレルギーを持つ生徒が禁忌のチーズを誤って食べたために、死亡したのです。報道によると、給食で出たチヂミにチーズが入っていたとのことで、その生徒用にはチーズ抜きのチヂミが特別に用意され、給食室から直に提供されましたが、その生徒はおかわりを求め、担任が誤ってチーズ入りのものを渡してしまったのだそうです。もちろん、このようなことが起こらぬよう、担任には給食室からその日のメニューで