我が家に誕生した新しい生命。グランパとして嬉しいのは、もちろん嬉しいのですが、それより愚息夫婦の喜びと、かつて愚息や娘が生まれた時の自身の親の気持ちみたいなものを想い、今までに味わったことのない嬉しい気持ちに。それとね、日頃より神仏を尊ぶ者として「紡がれた生命」に対する安堵感は、自身の死生観やエピローグの中にある「恐怖感」みたいなものを、かなり和らげてくれました。また逆に、生きとし生けるものとして、ささやかなれど使命感や誰かのためになっているうちは、迷う事なく闊達に前を向いて生きようと思うのであ