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「気」ってなんでしょう?ーその1太極拳をやっていると「気」を感じられるのようになるのでしょうか?と言う感じの質問をたまに聞かれます。太極拳を長くやっているけど、いまだに気を感じることができない、と嘆いていた人もいました。昨日のブログでは、「行功心解(ぎょうこうしんかい)」の冒頭、「意を以て気を行う」を読み始めました。そもそも、「気」ってなんなのかを今日は考えてみたいと思います。You…www.taikyoku-no-komichi.com太極拳をやっていると「気」を感
中国語についての雑感太極拳とは直接関係のない話ですが、このブログでは、太極拳関係の中国語で書かれた書物を紹介することもあるので、中国語に関する雑感を書いてみます。私の中国語は大したレベルではないので、あくまでも今まで学んできて感じている個人的な感想とお考えください。いろいろな外国語を学んできた経験から、中国語は日本人にとって最も学びやすい言語だと思います。多少字体は違いますが…www.taikyoku-no-komichi.com太極拳とは直接関係のない話ですが、このブログでは、太極
「行功心解」①ー全文の紹介「行功心解(ぎょうこうしんかい)」の全文を紹介する前に、このブログで使う漢字について少し説明します。中国語で使われる漢字には、簡体字と繁体字の二つがあります。どちらも日本語の漢字とは似てはいますが、異なります(同じ文字もあります)。繁体字は、今から1800年以上前の2世紀、漢王朝時代に作られたものだとされています。現在では、台湾、香港などで使われいます。…www.taikyoku-no-komichi.com「行功心解(ぎょうこうしんかい)」の全文
蘇峰珍著「行功心解詳解」のご紹介さて、様々な経典があることを前回のブログで紹介しました。その中から、まず手始めに紹介するのは、「十三勢行功」にします。一番有名なのは、王宗岳の「太極拳論」なのですが、これは、日本語で書かれた、銭育才氏の「太極拳理論の要諦」でそれなりに詳細に紹介されているため、後回しにすることにしました。蘇峰珍氏の「行功心解詳解」という本が「十三勢行功」を200ページに渡…www.taikyoku-no-komichi.comさて、様々な経典があることを前回の
太極拳理論の紹介太極拳の「経典」と呼ばれる書物は色々とあります。学び始めた当時から読み漁る必要はありませんが、套路を一通り覚えたぐらいから、少しずつ覗きみてると良いと思います。太極拳に対する理解が深まります。このブログでは、不定期ではありますが、太極拳理論、太極拳の経典に関する情報を書いていきます。余功保氏の「太極十三経心解」で紹介されているものはこんな感じです。そのう…www.taikyoku-no-komichi.com太極拳の「経典」と呼ばれる書物は色々とあります。学び始めた
今晩、王老師(WeeKeejin)のご厚意により、かつて黄性賢がシンガポールで教えていた黄氏太極拳協会のシンガポール校に連れて行って下さいました。王老師が師祖・黄性賢の関門弟子(一番最晩年に拝師した入室弟子)だと紹介されて、協会の人達に挨拶をしている王老師。協会の皆さんに「太極拳とは何ぞや」「太極拳の練習とは何ぞや」「太極拳の推手とは」‥講義をされている王老師「太極拳を学ぶ者は拳経拳論を見て分析しながら練習しないといけない。今見ても五年後や十年後再び見てみるときっと違ってくる事もある」「
「前に行く前に後に行き…後に行く前に前に行く。左に行く前に右に行き、下に行く前に上に行く。これが出きれば三段合格です。」上記の言葉が理解でき、動きに反映できたなら…。
当会の技術顧問をされている王老師(WeeKeejin)がコロナが緩和したという事で2年ぶりにヨーロッパ諸国を廻られて指導されています。こちらの写真はその一部です。受講をしている人達は各地区太極拳インストラクターです。王老師の無重力感ある鄭子太極拳推手はこちら。コロナ禍前のヨーロッパの太極拳セミナーの模様はこちら。(英語)当会は鄭曼青➡️黄性賢➡️王其燃(WeeKeejin)系統の鄭子太極拳を練習しています。王先生は黄性賢の晩年の成果を受け継いだ人物とされ、その鄭子太極拳は実戦的で、
令和4年9月6日〔火〕【第2030号〔本年第316号〕】今夜、台風十一号さんの影響・・・雨&風は、どうだろう?ともかく、今夜は、シンちゃん、行くハズ・・・よって、吾輩も行く!!今夜も道場入りする予定。今夜は、第二阪和泉北シャトルさんのお世話になろうかなぁぁ?!今朝の、道場は、十一人・・・大盛況。写真上は、イツぞや?夕刻、在道場、一人の時間帯時撮影。。写真下、足袋は、先週、火曜日、、、実は、今朝も履いていた。【タイトル】をケイコさんに言ったけれど・・・正直に・・
令和4年9月3日〔土〕【第2024号〔本年第310号〕】「上下相随人難進」は、言わずと知れた・・・でもないか?「打手歌」の一節。私自身は、「上下相随」を言わば、条件とし、その結果が「人難進」と訳しているし、その訳自体に変わりはない。そもそも、漢字七文字は・・・四文字、一文字、二文字で解析できる。この前の句も、「ポン、リュ、チ~ィ、アン、須らく、真剣に」ですから。ごくごく単純に、「上下相随」するならば、人は、進み難し、即ち、コチラに侵入し難い、で済む話なんだけど。別の例を引こう。勿論、仮定
二畳庵主人著「漢文法入門」この本、書名のとおり、漢文法の基本を説明するための本です。副題として「本当にわかる漢文入門」とついています。「本当にわかる・・・」と銘打った本で、本当にわかったことはほとんどないと思うのですが、この本は、期待を裏切りませんでした。元々は50年も前に書かれた本だそうです。説明している対象が、古典だからでしょうか、古臭い感じは全然しませんでした。20年も絶版…mitchsato17.wixsite.comこの本、書名のとおり、漢文法の基本を説明するための本で
令和4年8月13日〔土〕【第2004号〔本年第290号〕】「太極拳論・・・王宗岳」からーーー懂勁//虚領頂勁・気沈丹田。。。。。「十三勢歌・・・王宗岳」からーーー命意源頭在腰隙//虚実須留意・気遍身躯不稍滞//腹内鬆静気騰然//意気君来骨肉臣//用意終何在。。。。。「十三勢行功要解・・・武禹襄」からーーー以心行気//命意源頭在腰隙//意気須換得霊//虚実須留意//気遍身躯不稍滞//発勁須沈着鬆静//腹内鬆静気騰然//虚領頂勁・気沈丹田//以気運身//心為令気為旗//意気君来骨肉臣。。。
令和4年6月13日〔月〕【第1903号〔本年第189号〕】「脚裏に降りる」というのは、とりあえず、【タイトル】なんだろうけれど(矛盾したコトを書くけれど、膝--脚は、地中、みたいにしっかり安定しつつバウンドさせる)・・・やはり、「前」方向移動時よりも、「退歩」や、「横」方向時では、難しくなるものだろうか?特に「横」方向・・・ねぇ。則ち、「雲手」・・・何で、左肩から突っ込むの?何で、右肩が、ついつい左方向に回ろうとするの?結局、脚裏のバウンド・・・使えていないやない
令和4年6月9日〔木〕【第1900号〔本年第186号〕】昨日、一昨日は、四段位に向けての・・・所謂、「中研」。昨日は、午後のシミュレーションの後、「講評」の時についつい言ってしまった。(膝に注意、手首も・・・等々の講評に)えらく不満そうな態度だってんで・・・「だって、あなたの場合は、四段(一次)としての中身、まだ無いよ!レ点はこんだけしか付けていないけど。【気通】の感覚、まったく無いでしょ!」とずばり言った。。。一体、一日半の講習会で、何を聞いているんや!と思