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「井戸十誓」には、下方から見たところに、ちょうど竹の節の形に見えるので命名された六の竹の節高台(たけのふしこうだい)=竹節高台(たけぶしこうだい)がありまあす。さらに、高台内の真中に突出した七の兜巾(ときん)があります。この二つは、高台を削りだすときに、その削りだす工具によって土がとられた痕跡が造り出した形なのですね。以上が外回りから見たところです。お付き合い下さり、ご講読ありがとうございました。ではまた。講座についてお知りになりたい方は、プロフィールをご参照下さい。宜しくお願
さて、色とりどりの景色を醸し出しているのが、茶碗の内側と外側に入っている無数の貫入(かんにゅう)です。これは細かく釉薬に入った亀裂で、陶土と釉薬のかみ合せが悪く、充分に陶土と釉薬が熔け合っていないために起こるのです。この無数の貫入は、焼きあがった時から徐々に入りだし、窯出しの後も状況によっては入ります。そして、その貫入にお茶等が浸透することによって風合いが変化するのですね。四の貫入には口伝があります。「和物」では出せない「高麗物」独自の貫入の入り方があるのですね。貫入の入り方は
この二の枇杷色(びわいろ)も、焼き上がったときから、その色合いが出ているわけではありません。使ううちに徐々に変化していって、あのなんともいえない風合いが醸し出されてくるのです。近頃は、その風合いを色付けして売りに出す陶器職人がおりますが、言語道断!その変化を楽しむのが茶の湯者のはずですが、残念ながらそういう楽しみを味わおうとする茶の湯者がいなくなったということもあるのでしょうね。さて、茶碗の内側と外側の口辺から腰にかけての茶碗の胴に4~5段の筋がゆったりと付いているのが見えます。こ
大井戸は異形もありますが、いくつかのパターンに分けられます。ただし、勘違いしてはならないのは、一つの茶碗でも見る方向によって多少のズレがある、つまり、ひと所として同じ形ではないということです。これは重要なことなのですが、「唐物茶碗」とも「和物茶碗」とも違い、正円でも沓形でもなく、非対称のやや歪みのあるのが、この「高麗茶碗」の大井戸なのですね。そのためか、「高麗茶碗」の大井戸は「静の中に動、動の中に静」を感ずるのです。どっしりとして静かではあるが動きがあり、動きを感ずるとともに静か
それでは、少し詳しく「井戸十誓」についてお話していきましょう。一の井戸形(いどなり)とは、正に重要な形、フォルムですね。これも総て同じというわけではありません。いくつかはパターン化されますが、異形が多少残ります。その井戸形の第一の特徴は大きいことですね!高さが大体9センチ前後、口径が15センチ前後、それで高台の口径が5.5センチ前後となっていますから、如何に大きいことか。形は椀形よりやや口が端反り、高台が高いことですね。椀形・端反りのラインや高台のフォルムの違いによって、いくつか
次に「井戸十誓」には、下方から見た六竹の節高台(たけのふしこうだい)=竹節高台(たけぶしこうだい)と、高台内の七兜巾(ときん)があります。また、内側を見ると八深い茶溜(ちゃだまり)=深い見込(みこみ)、九目跡(めあと)があります。そして、全体的には十総釉(そうゆう)なのです。それぞれが「大井戸」の特徴であり、しかも見所となっているのですね。お付き合い下さり、ご講読ありがとうございました。ではまた。講座についてお知りになりたい方は、プロフィールをご参照下さい。宜しくお願い致し
「井戸茶碗」の中でも「大井戸(おおいど)」は、伝来のものは二十数碗と少なく、中でも「三井戸」と言われるのが、国宝の「喜左衛門井戸」と「加賀井戸」と「細川井戸」ですね。「大井戸」については謎が多く、何処でどういう目的で造られたのか分らず、未だに破片すら発掘されていません。そのため、毎年発掘されたとの誤報がもたらされています。おそらく造られたのは北の方だと思います。その「大井戸」にのみ「井戸の十誓」あるいは「井戸十誓(いどじゅっせい)」があります。「大井戸」だけなので、「伯庵十誓(はくあ
天正六(1578)年に、初めて茶会記に登場するのが「いと茶碗」、すなわち「井戸茶碗(いどぢゃわん)」なのです。「井戸茶碗」は、「大井戸(おおいど)、小井戸(こいど)、古井戸(こいど・ふるいど)、青井戸(あおいど)、小貫入(こかんにゅう)、井戸脇(いどわき)」と六種類に分けられますね。「井戸茶碗」は「一井戸、二楽、三唐津」といわれて、茶碗の王者と持てはやされてきました。もうひとつの「一楽、二萩、三唐津」は「和物茶碗」の代表で、草庵の茶の湯の中心的な茶碗を表しています。それに対し
山城に備えて靴買わなきゃいつも普通の靴で登ってるけどやっぱり滑ったりするのよね登山靴まではいかないとしても軽くていい靴を探したい春日山城は山頂付近へこのような感じ道が複雑で行ったり来たりしているこちら鐘楼跡なんとなく狭い山城だしね鐘楼を置くならこのくらいで十分なのかもしれない鐘楼跡石碑どんな鐘楼があったか知りたいよねぇ塗籠の櫓じゃないとは思うけども下に道があるやっぱり細
久留米城跡地に鎮座されます。「しのやま」ではなく、「ささやま」と読むそうです。ささやまじんじゃ住所:福岡県久留米市篠山町444この日は進入禁止のマークと入口付近に警備員さんが2名立っていらっしゃいました。入っていいものか辺りを暫くウロチョロしていたのですが「神社に行きたいです」と声を掛けるとすんなり入れてくれました。これより参拝させていただきます✱手水舎✱カラス除けがしてありました。✱狛犬✱✱拝殿✱◆御祭神・有馬豊氏命(ありまとようじ)久留米藩初代
とうとう、最終日ですね本当あっと言う間でした24日も有ったら何でも出来ると思ってましたが大した事出来ませんでしたね(*´-`)まぁ旅の総評は後ほど朝5時位には、目が覚めて出発の準備チャリだーの大学生も早くから出発の準備をしてますそう言えば朝ごはんを買い忘れてました...しょうがないので非常食に買っていたカップヌードルを食べテントの撤収撤収してると大学生のチャリだーさんが昨日買いすぎて荷物になると言うのでオリオンビールをくれました🍺wあんた絶対出世するよ!
茶碗大井戸赤瀬清泉作明章庵にて展示販売中!是非お越しくださいませ
久しぶりのブログです。10日より東京です。娘の依頼で双子の孫ちゃんのお世話です。荷物がまだ半分しか届いていないので、多少の不便は仕方ないですね。数日前から、孫ちゃん達は無認可の保育園に短時間、慣らし保育のため通っています。娘が来月から仕事に復帰するかもしれないので。東京に来てから、初めて一人で外出です。明日、自宅に戻るので、自由時間をもらいました。まずはこの神社です。金王八幡宮、丁度、お参りの時間に遭遇。中に入ってお参りしてきました。小さな神社ですが、とてもお気に入りです。
暮らしにhana*を咲かせましょ。武庫之荘スタジオではアッセンデルフト(オランダのトールペイント)マルチローディングメタルエンボッシング手描きって楽しいですね💕😊大井戸公園前の八重桜が満開‼️武庫之荘スタジオTEL090-1221-739010:00~12:3013:30~16:00兵庫県尼崎市南武庫之荘5-10-12阪急武庫之荘駅徒歩5分アッセンデルフトハワイアントールペイントアメリカントールペイントマルチローディングヒンダローペンポタリーペインティングメ
今日はWendeeの英会話教室Intoday'sclasswetalkedaboutさくら(cherryblossoms).OneofthebestthingsaboutJapan.Also,ourtriptoAmericaisgettingcloser,andweareexcited!今日の教室でさくら(桜の花)について話しました。日本の最高のものの1つです。また、私たちのアメリカへ旅行が間近になってとっても楽しみです!天気予報通
東京国立博物館の特別展「茶の湯」に行って参りました。長次郎の赤楽茶碗「無一物」これが見たかった(図録からの画像です。)安土桃山時代から時を経て、実物を目の当たりに出来た感動。細胞がプルプルしてしまいました。お隣には、お銘が「白鷺」の赤楽茶碗。品のある蕾のような形で、私はこの後ろ側の景色が好き〜と感じ、惚れました。どちらも、何処を正面に見立てるのかしら‥‥‥とじっくり見つめて楽しめました。有名なお茶碗が、目の前で見られる幸せ。大井戸茶碗「喜左衛門井戸」黒楽茶碗
sending.....電ジタル少女(デジタルショウジョ)とは携帯電話を購入すると一年間限定で付属する少女型アンドロイド一年経つと記憶がリセットされますアンドロイドとの一年間限定の生活をお楽しみください2&KHm'gemqw/awg&3:dzg@&49/4EVx.g3Az5b1c"4x74eG/Ej24"ig_ygsk22kbpeg.qw/gmq&jAh8:5:x8c"iaIg/pf,o'9p/e&4/:OIei"iaIgdpDpj5:x8c"7Ig/pf.EVxgh@&49/
登城するときには、東側の小さい井戸に気をとられて気づかなかったんですが、本丸跡南側切岸下に、豊川市御津高校裏山にある茂松城跡のような巨大な井戸跡がありました。中宇利あたりは、岩盤がしっかりしているようで、宇利城跡のこの井戸の壁も、岩盤を削った跡が残っていました。右上に本丸跡があります。左下に井戸跡。直径1.5m以上あると思います。反対側から見る。本丸跡を見上げる角度。井戸の内側の壁に、削った跡があります。この宇利城跡内には、3つの井戸があったようですが、ほかにはどこにあったのか未確認
ちょっと風邪気味だわ気を付けてたのに疲れが抜けないままいろいろ活動しているからかしらでも土日どっちかは休んでるしおかしいなぁ~どこだろう…屋敷跡なのはいいんだけどどこが何ってどこかに書いてあったっけ?庭園というだけあってちゃんと池もあったりする紅葉していてきれいだわ滝だってある水が流れてる写真て難しいね流れてる部分はどうしてもぼけちゃって水琴窟があるこれ良い音するんだよねぇ…
布団の中から失礼します('ω')いやあ、お夜勤なものでえー。おかしいな・・・この大連休できれいさっぱりなお部屋になるはずが・・・自分しかわからない程度にしかかたづいちょらん・・・・・。ムーミン谷!ここは与野公園。この中に天祖神社があった。ダンプのデカタイヤがうまってたり・・。樹の多い公園である。その前に次の神がおわしむる。御嶽神社。(゚д゚)ウム次の神は、弁財天!と・・その前に大井戸発見(。-∀-)あちこちきれいだな。年末年始に気合い入ってるかwここも露店
日本銀行はなぜ長野市ではなく松本市に支店を開設させたのか松本市には日本銀行の支店がある(写真)。県庁所在地の長野市は善光寺を中心とした門前町で、どちらかというと松本より商都のイメージが強いため、なぜ松本にと思う向きもあるが、日本銀行は当時、山梨県も管轄する使命があり県のまん中の松本市に大正3年(1914)開設されたようだ。話は異なるが、しばらく前に赴任した支店長は松本に来てロードバイクを始めたようで、信州におけるその快適さを新聞の取材で盛んに伝えていた。松本城に残る総堀の一部は、松本城
http://3.bp.blogspot.com/-67Q48Dz7954/UJkAzFO_eSI/AAAAAAAAAuw/leoMQhSBUU8/s400/kezouji%2B%25285%2529.JPG枕木山華蔵寺茶会のお手伝いをさせていただきました。あの有馬頼底相国寺派管長のお席でしたので、相国寺承天閣美術館からのお道具でした。会記を拝見して思うのは、通常はガラスのケースの向うにあるような道具だったということです。お軸は、華蔵寺の復興を願ってのことと伺いました。華蔵寺
私が所属させていただいている藤間亨先生の文化講座のメモです。少し、前のことですが、自分のメモとして、記述します。この日の文化講座は、淡交の5月号に藤間先生が、不昧公のことに付いて記述をされたことについて、お話をされました。淡交から、原稿依頼があったとき、ページ数が少なくて、困ったというのが最初の先生の言葉でした。しかしながら、不昧公がどういう人であったかということは、先生自身が残して置かなければならないものなので、執筆をされたとのことです。まず、不昧公が藩主であった出雲藩のこと
上越日記つづき☆春日山城の大井戸のぞき込むあみみんセルフタイマーで井戸の向こう側まで走って3回撮ったよ・・・はぁはぁ一人旅はこれがつらいにゃにゃんと今もなお満々と水をたたえています水って、いつの時代も、人間にとってなくてはならないものですね