西日本のとある神社に、藤の名所と呼ばれる場所があります。先日読んだ新聞記事には広大な敷地内に咲く藤の様子が掲載されており、満開の藤棚を見上げる方々で賑わっているとのこと。この藤棚、新型感染症拡大時の四年前には見物客が集中して感染症が更に拡大することを危惧し、咲いた藤の花を伐採するという辛い決断をしたというエピソードもありました。当時のこのニュースは今でも覚えています。藤の花を切り取る作業が放映され、衝撃を受けました。果実をもいだりするのとは違う、「通常なら愛でられ見られる花」を切ってしまうわけで