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創作は常に冒険である。所詮は人力を尽した後、天命にまかせるより仕方はない芥川龍之介(1892年-1927年)芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ、1892年〈明治25年〉3月1日-1927年〈昭和2年〉7月24日)は、日本の小説家。号は澄江堂主人(ちょうこうどうしゅじん)、俳号は我鬼(がき)。東京出身。『鼻』、『羅生門』、『地獄変』、『歯車』などで知られる。今日の単語窺う[うかがう]動気づかれないように物陰やすきまから様
「地獄変」1969年9月20日公開。芥川龍之介の同名短編小説を映画化。原作:芥川龍之介「地獄変」脚本:八住利雄監督:豊田四郎キャスト:中村錦之助(堀川の大殿)仲代達矢(絵師・良秀)内藤洋子(娘・良香)大出俊(弟子・弘見)下川辰平(弟子・成岡)内田喜郎(弟子・金茂)中村吉十郎(公卿)鈴木治夫(側近の者)天本英世(家人)大久保正信(使者)音羽久米子(女房)猪俣光世(小女房)沢村いき雄(大史)今福正雄(老人)あらすじ:平安朝時代。
20代半ばの作家としての情念がほとばしる「王朝物」の二作品1892年(明治25年)生まれの芥川龍之介は大正時代を代表する作家と言われ、作品の大半はそのわずか10年ほどの間に書かれています。この『地獄変・偸盗(ちゅうとう)』はそれぞれ1916年(大正6年)と17年(大正7年)に雑誌や新聞に掲載するため書かれ、いずれも平安時代に材料を得た「王朝物」と言われます。前者は『今昔物語』、後者は『宇治拾遺物語』の説話集に出典を仰いでいます。ちなみに読書会で芥川を取り上げるのは5年ほど前の『戯作三昧・
きのうの夜お味噌汁を作ろうとネギを切っていたらなんとハート形のネギができました。明日はバレンタインだしタイムリー。かわいくて思わず写真を撮ってしまいました。何かいいことがあるといいなあと思っていたらありました。昨日京都祇園花月であったすゑひろがりずさんとなながまりさんさんの『地獄変』というお笑いライブで次回のライブが5月に香川で行われることが発表されたのです。やったあ。前にすゑひろがりずさんが高松に来たときは、チケットは買ったもののコロナが増えてしまって
お待たせしました。3.11第三ブランド、メインイベントはこちらのカードに正式決定させてもらいます。ホー・デス・ミン選手とディアブロ選手の一騎打ちとなります。試合形式については後日改めて発表させていただきますが、双方からのリクエストとして「時間無制限、ストリートファイト、できる限りの凶器を用意しろ」という要請がありました。当初はポールカバーダウンデスマッチを要求していた両者ですが、これについては"予算がかかり過ぎる"という理由で却下となり、それならばという事で以下3つの条件が提示されま
残りの人生で何冊の本を読む事か出来るのか計算したことがあります。当時のペースだと1000冊位である事が分かって焦りました。💦そうなれば下らない読み物に時間を取られてはたまらないので、未読の名作を精選しないとダメだなと思いましたが老眼になる事を考えてなくて大幅な目標修正となり、結果的に衰えのスピードが遅い聴覚に頼るレコードにシフトしました。その中でも地獄変はいつ何時でも楽しめるので、手放せない作品です。映画も良い雰囲気でした。
ツイッターのハッシュタグに#名詞がわりの小説10選なるものがありまして。悩んで悩んで、選んでみました。どんな本が好きか?で大体のその人なりがわかるという。確かにね!小学生の時にワクワクして読んだコナンドイルの「シャーロックホームズ」中学生で芥川龍之介の「地獄変」におののき。高校生で片岡義雄の「彼のオートバイ、彼女の島」に憧れて。自分という人間形成に少なからず影響を与えているんだなぁと。Ryuh@RyuRyuh02529636#名詞がわりの小説10選10選難しい💧おーい出
《毎月一回行っている海馬文学会の読書会です。テーマ本は、近現代の国内外の古典や純文学、中間小説などの中から、同人・会員の推薦で決定(基本は文庫本)。他に芥川賞受賞作を年二回、同人誌「海馬」合評会を年一回実施。自由に感想や意見を述べ合う場ですので、老若男女どなたでもお気軽にご参加ください。丁寧に読むことを通じて、いろんな気付きや新たな発見があると思います。特に、小説を書いている方やこれから書きたいという方の参加は歓迎です》〇テーマ本芥川龍之介『地獄変・偸盗』(新潮文庫)〈芥川龍之介〉
25日に、秋葉原にfacetoaceのライブを観に行って翌日26日に、家に帰ってきたのですが…昨日の28日も、まさかの東京に行ってましたwまた、18きっぱーでwwww今回は新宿だったのでコレって、ここにあったんだ――――!(情弱すぎるwwwww)初めてこの看板も、見れました~~~マジ、出てきてる
芥川龍之介「地獄変」より良秀と申しましたら、絵筆をとりましては、良秀の右に出るものは一人もあるまいと申された位、高名な絵師でございます或日の事、大殿様は良秀を御召になつて、地獄変の屏風を描くやうにと、御云ひつけなさいました良秀はかう云ひました「私は屏風の唯中に檳榔毛(びろうげ)の車が一輛空から落ちて来るその車の中には、一人のあでやかな上﨟(じょうろう、身分の高い人)が、猛火の中に黒髪を乱しながら、悶え苦しんでゐる顔は煙に烟(むせ)びながら、眉をひそめて、空ざまに車蓋を仰いで居りま
三島由紀夫が17歳から26歳まで、旧制学習院高等科から最初の外遊迄の時期に就いて彼自身が小説家としての遍歴の時期として『私の遍歴時代』(S39)に彼が中学1年生の時。祖母の夏さんに連れられて初めて歌舞伎座に行き、花道に近い席で『忠臣蔵』を見て完全に歌舞伎の虜になった、と書いている。【中村歌右衛門とツーショット】そして彼自身『椿説弓張月』、『地獄変』『鰯売恋曳網』等、江戸時代の言葉遣いや謂い回し含め現代人が執筆するのは不可能と云われて
幸福とは幸福を問題にしない時をいう芥川龍之介(1892年-1927年)芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ、1892年〈明治25年〉3月1日-1927年〈昭和2年〉7月24日)は、日本の小説家。号は澄江堂主人(ちょうこうどうしゅじん)、俳号は我鬼(がき)。東京出身。『鼻』、『羅生門』、『地獄変』、『歯車』などで知られる。ウィキペディア本日の言葉11月7日返戻[へんれい]名詞返し戻すこと。返却。返還。
芥川龍之介・作「地獄変」第20章をYouTubeにアップロードしました。「地獄変」第20章のあらすじ大殿様が良秀の娘を焼き殺した事件は誰からともなく世に流れました。良秀はそれからひと月ほどで地獄変の屏風を描き上げました。屏風は見るものを厳かな気持ちにさせ、御邸で良秀を悪く言うものはなくなりましたが、もう良秀はこの世にいませんでした。一人娘を先立てたせた良秀は、屏風を献上した翌日に首を吊って死んだのです。《20章のポイント》
YouTubeに毎週投稿していた芥川龍之介・作「地獄変」明日でいよいよ最終話!を前に大作の朗読に取り組んだまとめ、というか感想です。個性豊かな登場人物の中で父・良秀と小猿の良秀。って、色々対比できると思います。まず、父・良秀は嫌われキャラvs小猿の良秀は愛されキャラ....みたいな?こともありますが読んでて思ったのでは父・良秀と小猿の良秀は同時に登場しないのです。唯一、父・良秀の目の前で娘が焼かれている目の前に小猿
芥川龍之介・作「地獄変」第19章をYouTubeにアップロードしました。「地獄変」第19章のあらすじ燃えさかる牛車の炎の前で固まっていた良秀でしたが、やがてその表情は恍惚なものへと変わっていきます。良秀が炎の前で両腕を組んで佇む姿には、怪しげな厳かさすらありました。《19章のポイント》クライマックスです。『「地獄変」の元ネタ①絵仏師良秀』ウイキペディアには「地獄変」は説話集『宇治拾遺物語』の「絵仏師良秀」を基に、芥川が独自に創作し
こんにちは、芥川龍之介著小説『藪の中』を読了しました!六つの世界がそれぞれに独特で読み応えがありました!小説『藪の中』六つの数奇な物語こんにちは、DancingShigekoです!ページ数少なめの本を読んでみる。今回は小説『藪の中』を紹介します![基本情報]著者:芥川龍之介出版社:講談社文庫出版年:2009年ページ数:155ページ[登場人物]省略[内容]六つの短編からなる一冊。藪の中藪の中で見つかった男性の死骸を巡って証言を聞いていく。その内容はそれぞれに
芥川龍之介・作「地獄変」第18章をYouTubeにアップロードしました。「地獄変」第18章のあらすじ燃え上がる牛車と娘。凄惨な光景を見た良秀の顔は悲しみと驚きに彩られ、それは首をはねられる前の罪人よりも苦しそうな顔でした。一方殿様は唇を噛みながら時々気味悪く笑って車の方を見つめています。その時、猿の良秀が飛び出して燃え盛る車の中へと飛び込んでいきました。どこをどうやって来たのか分かりませんが、可愛がってくれた娘だからこそ一緒に火の中へ入っ
道徳は常に古着である芥川龍之介(1892年-1927年)芥川龍之介(あくたがわりゅうのすけ、1892年〈明治25年〉3月1日-1927年〈昭和2年〉7月24日)は、日本の小説家。号は澄江堂主人(ちょうこうどうしゅじん)、俳号は我鬼(がき)。東京出身。『鼻』、『羅生門』、『地獄変』、『歯車』などで知られる。ウィキペディア
芥川龍之介・作「地獄変」全20章の朗読を完了しました!!週イチでYouTubeに投稿していった訳ですから20週間4ヶ月と、ちょっとはぁ~お疲れ様でした!と、自分をねぎらっているところです。公開予約しているので最終週20章の公開は10月24日になりますがその頃は「第16回青空文庫朗読コンテスト」の本選の動画の撮影も佳境、にさしかかっている頃です。ハッ!!次の作品決めてません!!せっかく習慣化したYouT
芥川龍之介・作「地獄変」第17章をYouTubeにアップロードしました。「第16回青空文庫朗読コンテスト」の課題部分ですなんて紹介しましたが難しかった~この作品でエントリーして、しかも予選通過された方、尊敬いたします・・・「地獄変」第17章のあらすじ大殿様は「牛車には罪人の女を縛って入れてある。お前の望み通りに車に火をかけ炎熱地獄を見せてやろう。」と言います。「良秀に中の女を見せてやらぬか」とすだれを上げると、なんと中にいた
芥川龍之介・作「地獄変」第16章をYouTubeにアップロードしました。「地獄変」第16章のあらすじ約束の日は月のない真っ暗な晩でした。牛車を焼いた場所は、大殿様の妹君が亡くなった御所の庭です。強力の侍も侍らせている大殿様の前には簾で中が見えない車が引き据えてあります。車の周りには火が燃えさかる松明を持って仕丁たちが控えています。良秀はいつもより小さく見えますが遠い暗がりの中で衣の色さえよくみえません。《16章の
芥川龍之介・作「地獄変」第15章をYouTubeにアップロードしました。「地獄変」第15章のあらすじ・・・良秀が「自分の見ている前で牛車を燃やし、そしてもし出来るならば…」とまで言ったところで、それを大殿様は妙に上機嫌な様子で快諾しました。これを聞いた私は大殿様の発言に何か凄まじいものを感じ、この時だけは良秀が気の毒な人間に思われました。《15章のポイント》14章での大殿様と良秀の謁見の続きです。男性同士の会話です。女性の私には
芥川龍之介・作「地獄変」第14章をYouTubeにアップロードしました。「地獄変」第14章のあらすじ・・・半月ほど後、良秀は突然城へとやってきて殿様にお目通りを願いました。屏風は大よそ完成したものの、ただ一つ燃え盛る牛車の中で苦しむ女をどうしても描けないと言うのです。良秀は「私は見た物でないと描けないから、その光景を見せては貰えないか」と願い出ました。《14章のポイント》子猿の良秀びいきの私としては良秀と大殿様の対面なんてそんな興味なし!
芥川龍之介・作「地獄変」第13章をYouTubeにアップロードしました「地獄変」第13章のあらすじ・・・12章の猿の良秀が必死の形相で私に助けを求める様子を見て隠れて様子をみようとした、続きです。猿は私のやり方がまだるかったようで私の肩に飛び掛かりました。よろめいた私は後ろの遣戸に体を打ち付けました。すると奥の部屋から弾かれたように駆けだそうとした娘がいました。遠のいて行く別の足音が聞こえます。私はその方角をを指して「誰です」と尋ねましたが
芥川龍之介・作「地獄変」第12章をYouTubeにアップロードしました「地獄変」第12章のあらすじ・・・地獄変の屏風が8割ほどが出来上がった頃・・・何か描けないものができたようで屏風の制作が止まり、強情な良秀が人のいない所で独り泣いていました。一方、大殿様の御所にいる良秀の娘が傍目にもわかるほど気鬱になり大殿様が御意に従わせようとしている、と言う者も・・・ある夜のこと、廊下を歩いていた「私」の裾を猿の良秀がしきりに引っ張ります。良秀のただな
週に一度、YouTubeに朗読をアップロードしています。週に一度とはいえ朗読コンテストにエントリーしたり仕事が忙しかったり色々壁に当たります。でも、定期投稿に滞りがないよう1ヶ月先くらいまでコンテンツを「貯金」すべく日々、録音に励んでます。で、今朝は「地獄変第13章」を「貯金」したところで。アップロード後、動画をチェックして終わった瞬間。動画が終わったら次の「オススメ動画」が出てくるでしょ?それがコレ↓地獄変の第13章
芥川龍之介・作「地獄変」第11章をYouTubeにアップロードしました「地獄変」第11章のあらすじ・・・ミミズクに襲われた弟子は逃げて部屋の隅にうずくまった。ミミズクの羽音が激しくなって物の倒れる音がけたたましく聞こえる。弟子達を呼び立てる師匠の声を聞いた別の弟子が部屋に入ると床も畳も一面油だらけになった部屋でミミズクが片翼で転げ回っている。よく見るとミミズクに蛇が巻き付いていた・・・秋から冬の末まで弟子達は師匠の振舞に脅かされていたが気性は更に荒々しくなっ
芥川龍之介・作「地獄変」第10章をYouTubeにアップロードしました「地獄変」第10章のあらすじ・・・良秀は口出しをされることを嫌っている。部屋の中に何があるか等は弟子達には一切知らせない。その時描いている画次第で思いもよらないものを出してくる。弟子が呼び出された時、良秀は数日前に手に入れたという、ミミズクという鳥を出してきた。急にミミズクは弟子の顔に飛びかかった。襲われる弟子の様子を良秀は冷然と写生する・・・ドM&サイコ良秀第二弾でした
芥川龍之介・作「地獄変」第9章をYouTubeにアップロードしました「地獄変」第9章のあらすじ・・・鎖で縛られた弟子が七転八倒する様子を観察する良秀。部屋の中で飼っていた蛇を弟子の体に這わせ、蛇に噛まれそうになったところで鎖を解くが、弟子が死にそうな目にあったことよりも、その様子を写生できなかったことに腹を立てる。また今度は13,4歳の色白の弟子が呼ばれると、良秀は燈台の火の元で掌に生臭い肉をのせながら、見慣れない鳥を養っていた・・ド
芥川龍之介・作「地獄変」第8章をYouTubeにアップロードしました「地獄変」第8章のあらすじ・・・昼寝を始めた良秀は夢で地獄を見ているような寝言を言い続け控えていた弟子を震え上がらせました。また、別の弟子を裸にさせたあげく鎖で縛り上げてしまいました・・・映画「エクソシスト」を、彷彿とさせる描写満載!!口の中で、何か糸でもつけて引張つてゐるかと疑ふ程、目まぐるしく動くものがあると思ひますと、それがあの男の舌だつた↑「エクソシスト