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←井上靖他『読書と私―書下しエッセイ集』(文春文庫)「芥川賞・直木賞受賞作家29人が自分の人生体験にもとづいて新たに書下した読書についての珠玉のエッセイ集」毎月一回、車のCDを変える。ベートーヴェンのピアノ曲集からショパンのピアノ曲集。次は、ドビュッシーに。変えたその夜、NHKでドビュッシーの特集。ただの偶然だけど、なんとなく、嬉しい。(08/2300:36)『読書と私―書下しエッセイ集』を月曜日の夜、読了。1980年刊で、父の蔵書か、吾輩の本なのか、微妙。井上靖、井伏
超能力って、やっぱり憧れる!特にSF好きな、拙にとっては鼻血ブーのジャンル。小説じゃないけど、ヒロアカやモブサイコも超能力モノとして、非常に優れた作品!海外SFにも優れた作品たくさんあるが、日本にも超能力モノの系譜がある。まるで、ラブクラフトのクトゥルフ神話体系のように、時代を超えて受け継がれてる!拙が考える時代を追った超能力モノの系譜。異論あると思うが、良かったら聞いて欲しい。先ずは半村良先生の存在!ムー大陸が舞台の「太陽の世界」から、昭和の「岬一郎の抵抗」への連続性!執筆時
amebloを始めたのは2018年の8月からです。2022年秋に十代目入船亭扇橋を襲名。新真打になる小辰さんにどんな風にハマって行ったか備忘録として残しておきたいので♡聴きに行った会をアップしてます。興味のあるかた読んでいただければ幸いです。扇辰日゚和入船亭小辰「鈴ヶ森」入船亭扇辰「三番蔵」-お仲入り-入船亭小辰朗読📘半村良「となりの宇宙人」入船亭扇辰朗読📗木内昇「茗荷谷の猫」~スペインタイルの家落語と朗読の会「扇辰日゚和」せんたつぴより@プリモ芸術工房へ♪「小辰、長いよ
読書ノートの184回めは、半村良さんの『雨物語』(1990年発表。文庫版は講談社文庫)です。電子本での読書。半村良さんといえば、『戦国自衛隊』や『妖星伝』など、突飛な仕掛けのエスエフ作品をたくさん残された作家さん。2002年に亡くなられましたが、今でもファンが多いです。そして、作風が非常に多彩な方でもあります。時代物、現代物もたくさん残されているんです。本作は、その現代物の一つということになりますね。【中古】雨物語講談社文庫/半村良【著】【中古】afb楽天市場200円あらす
一昨日昨日の「ボッコちゃん」「生活維持省」「不眠症」1960年に発行されたこの短編集の、今でも古さを感じないことに驚嘆するショートショートで日本にSFのおもしろさを定着させた星新一その後の長編SF作家・小松左京(日本沈没など)へと繋がっていく筒井康隆はもちろん、実はショートショートはけっこういろいろなSF作家が書いている。ウルフガイシリーズの平井和正(エイトマンや幻魔大戦など)時をかける少女の眉村卓妖星伝の半村良(「雨やどり」で直木賞・SFでなかったのは残念・・・)百
NHK「夜ドラ」7/4から毎週月~木曜夜10:45~11:00星新一の不思議な不思議な短編ドラマ“ショートショートの神様”星新一。生涯にわたり発表された1001編を超える作品は、教科書にも掲載され、いまなお読みつがれています。世代を超えて愛されるその魅力は、“宇宙”“ロボット”“悪魔”など不思議でワクワクするSFやファンタジーの要素。また人間や社会に対する「おかしみ」や「皮肉」をまじえた目線。そしてなにより、短くも、あっと驚かされる予測不可能なストーリ…www.nhk.jp
いろいろ片付けをしていて押し入れから古い本がたくさん入った箱を見つけた。何年も前、実家が断捨離した際私が実家に残してた荷物を押しつけられた。その箱のひとつだ。せっかくだから、その中の一冊を読むことに。全然内容の記憶がない。半村良は好きでよく読んでたんだけど。初見の感じでワクワク。半村良昭和56年初版発行だって。40年前か。290円!活字がちっさ!現在の文庫本の70%くらいの字の大きさ。しかも紙が黄ばんでるっ目が疲れたけど、読み終えたよー。次は、久しぶりに初期
「戦国自衛隊」、映画のなかではその名は出てきませんが、千葉真一(伊庭)は、あれは別の世界の信長です。半村良の原作小説では、主人公が本能寺の炎のなかで、死に際に「そうか、俺は織田信長の代わりをやらされていたのか」と気づいて終わります。つまり、なんかの間違いで、この世界には織田信長が誕生しなかった、だから歴史の神様かなんかが、正しい歴史に戻すために、伊庭たち自衛隊をタイムスリップさせて戦国に送り込んだのか、ということを悟るんです。半村良は、神から突然に使命を課せられた主人公が、苦悩しながらミッ
<コウルリヂ、半村良>931.「コウルリヂ詩選」サミュエル・テイラ・コウルリヂ短編集斎藤勇/大和資雄:訳岩波文庫目次1.老水夫行(齋藤勇:訳)2.クリスタベル姫(大和資雄:訳)3.短詩三篇(大和資雄:訳)◯フランス◯シャモニの谷にて日の出前にうたへる讃詠◯忽必烈汗クブラ・カーン英文学史上に不朽の名をとどめる詩人コウルリヂの、名詩「老水夫行」を始め、「クリスタベル姫」「忽必烈汗」などの代表作を収む。
曇り空の東京。寒々しいのですよねぇ。そして、実際に我が家はお日様が出ないと寒いのです。よほど気温が低い日でなければ、日が射していると日中は暖房を切ってしまうのですが、今日はだめそうです。いろいろとあるのですが、考えるだけで嫌になってきます。ということで、当たり障りのないことを。以前にも一度書きましたが、私の好きな小説家に半村良さんがいます。亡くなられてからもうすぐ20年。伝記SF小説と言えば良いのか、SF小説の執筆も多く、映画になった戦国自衛隊も半村先生の作品
A先生の話に戻る。◆A先生?英語授業についてはイマイチの私だったが、課外活動はそれなりにやっていたのだ。(^^;※元闇の業界紙社長のSは、中学時代にあの映画「小さな恋のメロディ」に出てきた“爆弾小僧”よろしく、学内で爆発事件をやらかしたという前科持ちである。小さな恋のメロディ[DVD]Amazon(アマゾン)2,273〜8,450円単にSでは、同じクラスにいた女生徒のSiさんとまぎらわしいので、以下、便宜上「ワル豆ダヌキ」と呼ぶことにしたい。(^^;◆S
地方の小さな書店ではだいたい店頭に週刊誌が置かれていて、奥には文庫本の小説と新書版コミックスのほかは中高生の参考書やドリルが占めていました。小説の単行本などほとんど置かれていません。文庫本で読むのが手っ取り早いのです。。SF好きな私は、小学4年の頃から文庫本で読んでいました。学生時代に初めて単行本を知ります。高田馬場に住んでいましたので、古書店が多いと言う利を生かして、好きな作家の初版単行本に拘って安価な本を買い漁っていました。その中に【日本SFノヴェルズ】シリーズも含まれます。私は子供の
幼い頃からなんでも残してコレクションしておきたい趣味人間の私は読みたい本にも拘りました。高校生までは、単行本など地元の書店ではほとんど扱っていないので文庫本を読んでいました。そして…、学生時代に初めて単行本を知ります。高田馬場に住んでいましたので、古書店が多いと言う利を生かして、好きな作家の初版単行本に拘って買い漁っていました。その中に【日本SFノヴェルズ】シリーズも含まれます。私は子供の頃からSFが大好きな少年でした。【日本SFノヴェルズ】のシリーズは、昭和46年から刊行されてい
<伊藤桂一、半村良、筒井康隆>862.「螢の河」直木賞受賞作伊藤桂一短編集尾崎秀樹:解説文春文庫収録作品1.蛍の河2.水の上3.氾濫4.鵜を撃つ5.黄土の記憶6.廟7.黄土の牡丹8.雲と植物の世界戦場という特殊な世界に生きながらも果敢な兵士なりえず、環境の中に自己を没し去る以外にないという自己放棄の態度から生まれた生への執着――。中国大陸の戦場における自然と人間を、心優しく抒情的に謳いあげ、戦争の悲惨を側面から捉えた直
読み応えのある時代ものっと云う事で今日の本は↑っです。半端じゃないです、半村良の「どぶどろ」ラストは涙さえ流せない哀しみがあふれます。っと、3行目に書いちゃってどうする?主人公、孤児。蟹股でブ男で、、、いいとこあまりないけれど?いえいえ、性格よし、頭も悪くない、ひがみ根性もないし、真っ当。ほんと、、魅力的なのです、主人公、カッコよくないのに。真面目、正直、受け止め方の美しさ?どう表現したらいいでしょ、、、。読んでいただきたい。そう思います、この本を、、、本気
今月は、珍しく遅いですが11月の読書計画記事です。こちらの2冊は、最優先ですクロスケさんに感想をお伝えしたいので♪未明の家(篠田真由美さん)♪名探偵は嘘をつかない(阿津川辰海さん)あとは♪綺譚の島(小島正樹さん)海老原さんシリーズの続きです♪黒い蹉跌(鮎川哲也さん)いつもこの時期楽しみにしているのですが今年の鮎川哲也賞って、該当作品無しなのでしょうか私の勘違いだと良いのですが。。今回は、本家本元鮎川哲也さんの倒叙ミステリ短編にチャレンジしますまだ余裕がありましたら♪
『戦国自衛隊』1979年日本映画139分監督:斎藤光正製作:角川春樹プロデューサー:元村武原作:半村良(角川文庫版)脚本:鎌田敏夫特撮監督:鈴木清闘技監督:千葉真一撮影:伊佐山巌美術:植田寛、筒井増男録音:橋本文雄照明:遠藤克巳編集:井上親弥監督補:戸田康貴プロデューサー補:鍋島壽夫助監督:山下稔記録:堀北昌子衣裳:柳生悦子擬斗:菅原俊夫、斉藤一之音楽:羽田健太郎音楽プロデューサー:鈴木清司、高桑忠男主題歌:「戦国自衛隊のテーマ」松村とおる
千葉真一さんあまりにも偉大で屈強な人がまさかのコロナで逝ってしまった昨日すぐに書こうと思ったけれど…どう書いていいかまとまらず3歳ぐらいのおぼろな記憶の中に初めて登場した千葉真一さんもちろん当時は千葉真一の名前も知らず活劇ヒーローとしての「七色仮面」ハッキリ覚えてるワケじゃないけどインパクトのあるあの姿は変身ヒーローの元祖かもしれないな「新七色仮面」パイナップルみたいだけどあるときは探偵あるときは謎の老婆あるときはマジシャン?七つの顔に変身した
今朝は雨台風が来てるとか?だが、俺の知ってる限り関東地方は、そんなに台風は感じなかった。少し。雨が降って、風が強い。そんなレベルだった。今日で読み終わりました。コクーンこの作者の作品は素晴らしいですね。ただ、ある事を書かれているのでは無い。私が、まあ、ここまで考えられて、書いてるとは、私もそう思えません。とにかく、凄いです。良く小説で、凄くいいのかあります。だが、それを狙って?その作品の作品が、また面白いとは限らない。この、葉真中さん。俺が思うに。素晴らしい作品で
こんにちは、暖淡堂です暖淡堂が勤めている会社にも先日書きました通り再雇用制度があります定年が60歳でその後も希望すると65歳まで働けますで再雇用後の資格は全員がシニア社員定年までのキャリアはキャリア社員の処遇にはほぼ関係せず定年前の数年の人事考課でA、B、Cの3クラスに分けられますシニア社員は部長職だった人の一部がA部長から現場のオペレータまでのほとんどの社員がB定年までの評価にやや問題があった人はCこのクラスは給与やボーナス
こんにちは、暖淡堂です高校生の頃の夏休みは全部マルまんまお休みにしていました漫画でも小説でも疲れるまで本を読んで声が涸れるまでギターを弾きながら歌っていました夢のような夏休み、VIVA夏休みあの頃の夏よカムバック!で、そんな夏を過ごしていて数人の作家さんの本に出会いました一人目が平井和正さんのゾンビハンターシリーズもう一人が半村良さんの亜空間要塞や伝説シリーズ死霊狩り【ゾンビー・ハンター】〔全〕(ハヤカワ文庫JA)Am
さて、ノベライズ版の「続戦国自衛隊」を補完するため読んだコミック版の「続戦国自衛隊」。それをさらに補完するために読んだのが・・「続戦国自衛隊関ケ原外伝」なのです。コミック版なので読みやすいです。岐阜城が簡単に落城した理由や、90式の移動の顛末が描かれています。コミック版の最初のほうの補完には最適でした。これは外伝ではなく、本編にしても良い内容です。戦国自衛隊のファンならば読む価値がある1冊なのです。続戦国自衛隊【完結済】続戦国自衛隊
さて、顛末が違うというコミック版の「続戦国自衛隊」。補完のために読んでみたのです。・・・・全然ストーリーが違ったのです。ノベライズ版とは予想外に違いました。豊臣と徳川の関係や歴史の流れ・・・最終巻では島原の乱まで盛り込むという・・これもまた興味深いアナザーストーリーだったのです。タイムトリップの解釈の違いを感じたのです。ちなみに・・ノベライズ版の作者、かの宇治谷順信先生らしきキャラもゲスト出演していました。笑ただ、キャラクター
4月の終盤に岐阜・柳ケ瀬の“昭和の映画館”ロイヤル劇場へプチ遠征し、およそ40年ぶりにスクリーン鑑賞した『戦国自衛隊』。2週続けての企画上映タイトルは「CGじゃない本物の迫力!角川映画特集」とあり、現在(5/1~5/7)は『野性の証明』(1978年)が上映されています。豪華キャストと“物量”に物言わせるような粗っぽい作品という印象は拭えませんでしたが、当時の角川映画の“熱量”は伝わります。ロイヤル劇場(料金は一律600円)。伊庭三尉(千葉真一)を隊長とする21名の自衛隊員は、日本
1番好きな本、教えて!▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようおー!今日は図書館記念品なんだねそんな記念品あったのか全然知らなかったなぁ図書館は大好きな場所だった小学生の時には二年生までは図書館らしいものがなかった学校だったので、三年生になりそれまで通っていた小学校が廃校になったので同系列の小学校に転入したら、ライブラリーなるものがあったそれからは大好きなグリム童話からイソップ物語から世界の童話更に偉人伝へと卒業までにライブラリーにあった本を読破したっけ小さいな
半村良の昔の小説を再読。小さな不動産会社のセールスマンである岩井は、年末に買った宝くじが当選する。夢を買ったつもりが、いざ実現してしまうと、使い道について悩み、同僚の山岡に相談する。そんな岩井達は、彼ら自身でさえ気づかないうちに、奇妙な事件に巻き込まれていくのであった。そんな彼らが巻き込まれたのは、異世界における神々の戦争。主人公が、異世界に飛ばされ、特殊能力を得て、その世界で活躍する・・って、今のラノベの原型と言えなくもないが、敵の正体が不明だったりでモヤモヤしたままのエンディングだっ
引き続き、昭和小説シリーズを。今回の作品は、半村良の産霊山秘録を再読。遥かなる神代の時代、天皇家の上位に位置した「ヒ」なる一族があった。ヒは、その類い稀なる身体能力及びテレポート等の特殊能力において、日本国内に一度動乱が起こると現れ出でて、動乱を治めていた。時代が下がり、里者と血が混ざり、天皇の勅忍として生きながらえていた安土桃山時代、織田信長を助け、天下を平定せよ、との勅命が下った。ヒの末裔である明智光秀は、信長を補佐するため動き始める。戦国時代から、江戸時代、幕末、そして太平洋戦