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今日の絵本は『くろうまブランキー』伊東三郎再話堀内誠一画1967年11月1日第1刷2005年1月5日第39刷単純に引き算すると38年に渡って読まれてるんですね今年は2019年今読んでもちっとも古さを感じません。くろうまブランキー(こどものとも絵本)[伊東三郎]価格:990円(税込、送料無料)(2019/11/12時点)楽天で購入黒く生まれたブランキー一生懸命働くのに優しくされない
ネパール民話です。タイトルの「プンクマインチャ」は、主人公の女の子の名前です。継母にいじめられたり、鬼にさらわれたり、動物にたすけられたりといったパターンは、よくある昔話とさして変わりはありません。でも、読んでいるとそれなりに楽しいのが、こうした民話の魅力でもあります。画は秋野亥左牟さん。こちらの画家さんすごいです。チラと見ても、この画風忘れられません。不思議な、素朴な、地を這うような、静かな迫力があります。この民話に、とてもぴったりだと思
スピードが出ないのだから、仕方ないというのに、もどかしいものです。黒猫物語・長の器に続く章巫の契り書き上げましたら、ちょっと投稿日時を変更して、巫の契り→花の館Ⅲとなるようにさせてください。では、瑞月を視点にしなきゃ、瑞月の心は分からない。そう覚悟を決め、瑞月を視点にしましたら………………。拓也さんとかたけちゃんを視点にしてたら絶対簡単だったはずの周辺状況の把握ってのがほんっとに難しかったです。だって見てないのでいや注意力ないのでてか………統合したての
今日から3月だった・・・・・ヤバいうっかりしてたあと1週間しかない1年に一度の地元のおはなしのメンバーとの例会ピアノが引けたらいいなぁの憧れもあってピグライフのグランドピアノが欲しくて・・ハマってしまった・・・おはなしを覚えなきゃいけないのに・・・(;´д`)トホホ今日は仕事2つ掛け持ちで決算まじか・・・パソコンとにらめっこで目がしょぼしょぼ・・夕飯すんでうたた寝してしまった・・・今日、ひっぱり出した冊子・・・とにらめっこ楽しいおはなしを
『絵本びより』へようこそ。今日の絵本はこちら∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴『ふしぎなボジャビのき~アフリカのむかしばなし~』ダイアン・ホフマイアー・再話ピート・フロブラー・絵さくまゆみこ・訳光村教育図書∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴アフリカに昔から伝わるお話しです。おなかがぺこぺこの動物たちがようやく見つけた果物!けれどもそれを食べる条件としてその木の名前を
福知伸夫(再話・絵)福音館書店こどものともより冬こたつに入ってみかんを食べるしあわせ〜な瞬間ですがこのみかんの中に仙人がいたとしたら?!むかしあるところにたくさんのみかん畑を持つ男がいました。ある年大きな大きなみかんが一つだけなった木がありました。男がそのみかんを取ろうと抱えると・・・不思議ことに中から声がします?!なんだ?なんだ?とみかんの皮を少しむくと中で仙人たちが碁をうって遊んでいるではありませんか?!はじめはびっくりした男でしたがこ
∂おなかのかわおなかのかわ(おやすみまえのほん)[いわさきちひろ]972円楽天∂読んでいる途中で、デンマークの民話の「ふとっちょねこ」〔ジャック・ケントによる再話:朔北社〕ふとっちょねこデンマーク民話[ジャック・ケント]1,512円楽天と似たお話だと思いました。こちらは、けちで貪欲なねこが食事に招待してくれたオウムの大歓待でも満足せず、オウムをぺろりと丸呑みしてしまうところから、延々ぺろりごくんが続きます。食べたものが増えていく
洞野志保(再話、絵)福音館書店こどものとも年中向きよりむかしあるところに貧しい一家が住んでいました。この一家とても貧しくて冬が近づくと飼っていた豚をソーセージやベーコンにして少しづつ食べて暮らしていましたが春が近づく頃にこれらも食べつくし豚の胃袋だけになってしまいました。そこでこの胃袋を食べようとするのですが・・・食べられたくない胃袋は一家をつぎつぎのみこんでしまいそこからまだまだ足りないと村人を次から次へとのみこんで大変なことに?!さぁ〜て!
ここ数か月「てんにんにょうぼう」の挿画を描いていました。先日ようやく原画19点が仕上がりました!美しい羽衣天女を日本画で表現しています。来年2019年7月号福音館書店「こどものとも」で刊行されます。お楽しみに!「てんにんにょうぼう-新潟の昔話」長谷川摂子再話/中井智子絵
愛甲恵子(再話)ナルゲス・モハンマディ(絵)福音館書店こどものともよりあるところにこどもがほしくてたまらない夫婦がおりました。何日も何日もこどもができますようにとお願いしていたらある日その願いが叶いひよこ豆から可愛らしい女の子が生まれました。この女の子は頭が良くて勇気があったため森で怪物に捕まって食べられそうになった時一緒にいた女の子たちを逃し怪物を退治し金のスプーンを手に入れて家に帰る大活躍をするのですが・・・さぁ〜て!いったいどんな知恵と勇気を
「ノホディとかいぶつ」愛甲恵子再話ナルゲス・モハンマディ絵こどものとも9月号福音館書店絵本専門士2人のユニット、sakaguraです。働く大人にもぜひ絵本を届けたいと願い、活動をしています。最近、こんな本を読みました。川島蓉子・糸井重里著「すいませんほぼ日の経営」日経BP社(https://www.nikkeibp.co.jp/atclpubmkt/book/18/265870/)ほぼ日の熱心な読者というわけではないのですが、絵本がとりあげられることも多いので、
No.030王さまになった羊飼い(チベットの昔話)出版社:福音館書店再話:松瀬七織絵:イヨンギョン読了日2018年11月22日メモ:優しい心の持ち主には「幸福」が訪れるという内容の物語主人公の優しい男の子のように、願い事に「動物の声がわかるようになりたい」というのは、ホントに素敵な願い事ですでも擦れた大人の発想で考えると、「家畜」や「虫」の声が聞こえたら、もう、精神的に耐えられないでしょうね私事:不倫ものの小説を読んだ後なので心を浄化するために読みま
またまた出久根育さんです。私の中の出久根育さんへのリスペクト愛がいっぱいになってしまってもうこぼれ落ちそうです。やっぱり絵がいいのです。なんとも言えないこの絵の重み深み重厚感。・・・格別です。どのページもずーっとずーっと見ていたいと思わせる絵力がすごいです。画材は石膏ボードにテンペラ油彩だそうです。こういう技法を駆使してご自分の世界観を丁寧に表現している作品なのでほんとうにすばらしいです。全体的に抑えた色合
No.010つるにょうぼう再話:矢川澄子画:赤羽末吉読了日2018年10月21日メモ:鶴の恩返しの結婚版「欲をかいたら、いけませんよ」という教訓それとも「覗くな」と言われれば、覗きたくなるのが「人の性」私事:「お金」は人を狂わすよね初耳語①:「あえかな声」「頼りない」「弱々しい」という意味初耳語②:「後生ですから」「お願いですから」という意味
No.004猫魔ヶ岳の妖怪福島の伝説再話:八百板洋子絵:斎藤隆夫読了日2018年10月18日メモ:この絵本には四話の福島の伝説が収められています「猫魔ヶ岳の妖怪(会津の伝説)」⇒化け物退治をを任された猟師の話「天にのぼった若者(伊達市山舟生の伝説)」⇒雲にのぼった若者の話「大杉とむすめ(福島市笹木野の伝説)」⇒大杉と恋をした娘の話「おいなりさまの田んぼ(福島市松川の伝説)」⇒恩返しをする狐の話オドロオドロシイ話から昔話の王道な恩返しものまで、楽しめるし勉
時々参加している読み聞かせのボランティア。今日は再話「やまなしもぎ」を読んだ。岩手県に伝わる物語で、語尾が「〜なせ」となったり、「まっかみち」という方言が入ったりと、独特のリズムが心地よい。注釈がついてるところは説明して読んでね。ということだったが、私はお話のリズムが崩れるのが嫌で説明は挟まなかった。事前にとも思ったが、絵が助けてくれるので子どもたちの想像力に任せた。ただ、始める前に・これは岩手県という日本の北のほうの地域である東北の昔話であること・時々聞きなれない言い方や、言葉(方
雨上がりのムッとした暑さは日本独特のものなのでしょうか。今日は雨だからと思っていても、止んだところでじとっと暑さが。ちょっと動くだけでドバッと汗が(^_^;)これだから季節の変わり目の健康管理は難しい。健康診断でバリウム飲んだら、いつになく絶不調。なんなんだあの一昼夜(^_^;)ところで一年経ったら変わってた。右とか左の図式化そして、言葉も文字化。でもさ、スタッフ目線の作りだよ。だって、横向いたら見えないじゃん。上向いている時だけ役に立つという。笑っちゃっ
この悲しいモンゴル民話、みなさんもご存じであろう。愛馬が亡くなり、馬琴にしてでもそばに奥ほどその愛馬を愛する主人公に感動したものだ。この再話された、大塚勇三さんが他界されたそうだ。ご冥福お祈りします。
大塚勇三さん97歳(おおつか・ゆうぞう=児童文学者)18日、肺炎のため死去。モンゴル民話を再話したとのことだが、作者とはまた違うのか?こんなに長生きしても老衰ではないとは、老衰で死ぬのは難しいものかもしれない幼い頃から昔話と言えば、貧しいものが、最後に幸せになるものだったがこの話は最後まで理不尽で、悲しかった大昔、ほんとうにあった話で語り継がれた実話だったのかもしれないモンゴルも悪人はいるのだろうフランダースの犬、ごんぎつね、スーホーの白い馬は世の中には
『だいくとおにろく』松居直再話赤羽末吉画福音館書店え、これパパンが借りたの?とこどもに言われましたが、わたしは外国かぶれなので(音楽が好きな影響と昭和の外国崇拝の影響があります)意外に思われたのです。しかし、この絵本、日本の昔話と民芸のようなあたたかくプリミティブな日本の感覚を感じる絵ですけれども、わたしはその構成にとても洒脱でクールなものを感じるんです。あたかもヌーヴェルヴァーグの映画を見ているようです。それはここに編集の妙といったものがあると思うからです。この『だいくと
片岡ゼミの発表会昨年度のテーマは夏目漱石「夢十夜」を再話する再話というより正確には「夢十夜」にヒントを得て(語るためのお話を)創作する創作したおはなしを語る発表会でした新宿区にある漱石山房記念館(区立)素敵な会場でした出演者10人を含め、上の会場はほぼ満席になりました「夢十夜」の「第一夜」に百合の花が登場します!今日は2話づつ語りました昔話は何話かを一人でまとめて語っても平気だったのですが創
22日(金)の午前中、地域の保育園で民話を語ってきましたこの日は、ケイコさんと一緒の予定でしたがケイコさんの体調不良にて紀玉オバサン一人で語らせていただきましたマチナカの保育園なので、園庭はコンパクト『さぁさぁ、みなさん、集まってぇ~~』と年少さんから年長さんまで勢揃い『今日は何のはなし』とか『あの話をやって~~』とか、園児からは元気な声が飛び交いますこの日は❶「ねらわれている」❷「かみがない」❸「蛙ぼたもち」そして最後に短い話の❹「おしまいの話」以上4
今日は「慰霊の日」ですね広島に住んで「戦争」を意識させられることがなければ「慰霊の日」を意識することもなかった思いますさて・・・語りの原稿は自分で作っていますがあくまでそれは(日本や世界の)昔話を自分が語りやすいように再話したものベースとなるおはなしを(いくつかを)元に再話しますここ2年程片岡ゼミで「語るためにおはなしを作る」ということを学んでいます片岡ゼミ講師:片岡輝(詩人)代表作「グリーン・グリーン」
絵本『ナスレディンのはなし』八百坂洋子(再話)佐々木マキ(絵)福音館書店ナスレディン・ホジャは、今からおよそ800年前にトルコで生まれ裁判官の補佐役や神学校の教師を勤めたそうです。人を笑わせる事が好きな人のようでした。ナスレディンにまつわる知恵と勇気とユーモラスに溢れた話はトルコを中心に中央アジアなど周辺の国々の人達にも長く語り継がれて来ました。日本だったら~「一休さん」「吉四六さん」のような方なのかな
おはようございます🌞シュガーです♪今朝は小学校での絵本読み聞かせ会でした♪3年生に読んだ絵本です「いっぽんばしわたる」五味太郎作絵本館「くわずにょうぼう」稲田和子再話赤羽末吉画福音館書店最初に「いっぽんばしわたる」を読みました。小さな絵本で文も短いですが文と絵の表現に反応して、子どもたちは絵本に突っ込みを入れ
今週の週刊東洋経済では、AI時代に必要な能力についての特集が組まれています。その中で、JALなど大手企業に「伝える力」の教育プログラムを提供している、つくば言語技術教育研究所所長の三森ゆかりさんについての記事がありました。【記事要旨】・三森さんは、中高時代にドイツで国語教育を受けたが、授業に全くついていけなかった。・欧米の授業は、相手と議論しながら、口頭や文章で意見を明確に伝える力を育むことを目的としている。・欧米では、個々の思いを自由に書く日本式の感想文は評価されない
ひつじかいとうさぎ―ラトビア民話(1977年)(<こどものとも>傑作集)Amazonラトビア民話うちだりさこ(再話)スズキコージ(絵)ある日羊飼いがうさぎを捕まえ柵の中に入れていました。しかしその柵に入れていたうさぎが逃げ出し羊飼いはうさぎを探しに森へすると・・・羊飼いは狼に出会いうさぎを捕まえて欲しいと頼みますが狼は自分でやれば!と知らん顔そんな狼に腹をたて次に会ったこん棒に狼を叩いてくれと羊飼いは頼みますがこん棒もそんなことは自分でやれ
いつもブログご訪問いただき、ありがとうございますフリーランス日本語教師naonaoです「ハジメマシテ」はこちらから私がフリーランス日本語教師になったわけ|フリーランス日本語教師naonao♥山あり谷あり奮闘記【春休み教師力講座】3月シリーズ講座開催決定!お申し込みはこちらをクリック【終了】Vol.1:3/11(日)13時半〜16時半「初級文法どう教える?市販教材と初級文法の教え方を見つめ直そう」【終了】Vol.2:3/17(土)13時半〜16時半「どう教える?読解・聴
昔ばなしの再話検討会に参加しました。それぞれのグループが提案した話を様々な角度で検討をしていく時間です。一話一話に思わずくすっと笑える瞬間があります。心に響くんですね。そして検討の大事な視点は「語る!」です。語るを前提に再話を整えていく学びの実践です。語りたいお話が自分の中に入ってくるときの何とも言えない喜び。お子さんたちに語りたい気持ちがふつふつをわいてくる今日この頃です。次回は小澤俊夫先生ご指導の元に学びます。語りは言葉の知育玩具かもしれ