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外敵から国を守るという八幡神を重視した天皇家や朝廷はやがてその宮司にそれまでの氏族(秦氏)以外の人物をあて、八幡宮をコントロール下に置こうとしたとみられています。というのも、信頼できる一次史料で最も早く、八幡神が応神天皇の神霊になったと確認できる弘仁二年(821)当時、朝鮮半島を支配していた新羅との外交関係がこじれ、国際的な緊張関係が一気に高まっていたからです。一方、あくまで神話上の話ですが、神功皇后は妊娠中に朝鮮半島へ出兵。高句麗と百済、新羅を服属させ、その際に妊娠していた子
八幡信仰の展開天平19年(747年)聖武天皇、東大寺大仏造立祈願の勅使を宇佐神宮に派遣。奈良時代に東大寺の大仏を鋳造する際、宇佐神宮の八幡神から大仏建立の協力をする「託宣」が出たと言います。そして宇佐神宮が諸神を率いて上京し、大仏建立を守護したのは、「護法善神説(ごほうぜんしんせつ)」という考えによるものです。護法善神とは、仏法を擁護する神の事であり、元々仏教が古代インドの神々を護法神として位置づけたことにならったものです。仏教はインドの神々を梵天(ぼんてん)や帝釈天(たいしゃく
八幡信仰の発生【2】豊前国(今の大分県)の宇佐は、畿内と朝鮮半島の中間にあり、双方との接触が早くから行われていた為、大和文化と道教・仏教に融合した朝鮮半島の文化の影響を多く受けた。それでは八幡神が現れる以前の宇佐の巫女や祭祀集団から八幡神が応神天皇になるまでについて書きます。峯神の祭祀集団宇佐国豊前国宇佐郡には霊山馬城峯(まきみね)=御許山(おもとやま)があり、その山麓に八幡神と関係のない聖地がある。そこは巫女うさつひめが峯神を「みあれ」(ご来臨)させ、氏上(うじ
八幡神はもともと異国の神でした。それでは、異国とはどこなのでしょうか。『宇佐八幡宮託宣集』(前出)に記載される「辛国」は「韓国(からくに)」だとされ、その国出身の人たちが営む城(支配地域)に天降ったのだから、八幡神は、朝鮮半島から日本へ渡来した氏族の神ということになります。八幡はもともと「やはた」と訓(よ)まれ、「はた」は代表的な渡来氏族秦氏の「はた」と関連するともいわれています。実際に八世紀初めの記録(戸籍)には、宇佐八幡宮のある豊前国に「秦」に属する部民(豪
八幡宮(神社)は基本的に応神天皇を主神とし、その母の神功皇后と比売神(ひめがみ)の三神を祀っています。比売神については諸説ありますが、応神天皇の皇后とする説に従いますと、八幡神とは応神天皇ファミリーを神格化した存在となります。天皇家が平安京の郊外に位置する石清水八幡宮を第二の宗廟とするのは、そこに祀られているのが応神天皇らの祖先神だったからなのです。ところが、宇佐八幡宮のルーツを遡っていきますと、八幡神はもともと異国の神(「原始八幡神」ともいいます)だった事実が見えてく
東京都中野区にある「鷺宮」は「さぎのみや」と読み、中野区の北西部に位置する。町域北端に新青梅街道が、南端に西武新宿線が通る。鷺ノ宮駅周辺に商店が見られるが、主に住宅地である。多くの鷺が飛んでいた場所この地に多くの鷺が棲息していたので、鷺森や鷺宮などと呼ばれたという説がある。また、平安時代に源頼義が八幡神を祀った社殿を建てたが、境内に鷺が多く飛んでいたことから鷺宮大明神と呼ばれ、地名の由来となったという説もある。この神社は南に隣接する「白鷺」にある鷺宮八幡神社のことである。「鷺宮」の名が付
誕生八幡神社東京都品川区上大崎初参拝あれ?目黒駅至近なのに品川区なんですねここら辺は時々来るんですが駅のこっち側も目黒区だと思ってましたビルとビルの間祓詞と参拝徳川三代将軍家光が鷹狩り来た際に重箱(弁当)を供えたことから名付けられた重箱稲荷社福岡宇美八幡から勧請しかもこの銀杏の木は道路拡張などで3回も移植されていると凄いですね強い銀杏の木ですちなみに銀杏は
本日発売の週刊大衆。日本史ミステリー捜査隊は、武神としても知られる、八幡神の特集です。原作/跡部蛮挿絵/萩山明日香次回掲載は8月21日(月)です。日本史ミステリー捜査隊をよろしくお願いします。
【壁を越える❗️神言メッセージ】ー6ー壁にぶつかっている、この状況を突破したいあなたへ贈る神さまたちからのメッセージ‼️必要な方へ届きみなさんの壁が打開できますように🙏✨6回目は、応神天皇さまからメッセージ助けを求めることに遠慮は要らぬ一心に助けを乞うその心の本気に世は動く世界は動く自分の力を鍛えることも自信を掴むのも大切だが他のひとたちにチカラを借りるその事も大切なのだ大きなことをやるためにチカラを合わせて相乗効果他のひとのチカラと一緒に自分の目的を達
金屋子神社奥宮。金屋子神の原初の降臨地とみられるが、まだ先に降臨地があったのでしょうか。◆玉鋼(けら)の杜~金屋子縁起と炎の伝承~20「金屋子神のまとめ」なる章が出てきました。ん…まだまとまってなかったのですか~(笑)~*~*~*~*~*~*~*~*~*~■過去記事1…金屋子神社の概況(金屋子神祭文雲州非田伝)2…金屋子神の信仰圏3…「金屋子神」八幡神説(前編)4…「金屋子神」八幡神説(中編1)5…「金屋子神」八幡神説(中編2)6…「
(旧)皐月四日夏至ふた重八重巡る時代の中ひと重風のまにまの転害門過ぐ雲端東大寺の西の端に転害門(てがいもん)はある。東大寺創建時の姿を今にとどめる希少な建造物。豊後の宇佐神宮より鎮守社(手向山八幡宮)に勧請された八幡神が、わが国最初の神輿に乗って到着された時にくぐった門でもある。今日は二十四節気の夏至。言わずと知れた、昼の最も長い日。
皆様、こんばんは~!こちらにお越しいただき、誠にありがとうございます。初めてのお方もどうぞよろしくです。さて今回は、2023年6月に何年か振りで四日市市南小松町にご鎮座の八幡神社に御参拝出来ましたので、載せてみます。●社号八幡神社●鎮座地三重県四日市市南小松町●御祭神不明…《主》品陀和気命(応神天皇)!?●駐車スペース有●由緒・御祭神参考ページ見当たらず県道8号四日市鈴鹿環状線(旧伊勢参宮街道)が南小松町を南北にかなりの勾配で通
東広島市西条町御園宇(みそのう)には伝説があります治承4年(1180)以仁王と共に打倒平家の挙兵をした源頼政その側室の菖蒲御前が安芸国へ逃れやがて源氏の世になって頼朝より安堵され「我が園(領地)よ」と喜び地名を御薗宇を改めたとそんな御薗宇にある式神社へお参りに行きました大きな幹線道路から一本入ったところお堀のような池があり鯉が泳いでいました時々通る大きな道の裏手になるのですが今まで知らなかったのが不思議なくらいです大きな木立の奥に立
令和5年皐月朔日早いもので5月になりました。今年も折り返しに近づいておりますね。やれてないことだらけですが、一つ一つ片付けてつつ進んで行こうと思います。そんなこんなで、まずは氏神様のお詣りから今月もスタートです。4/23より54日間の予定で総本山善通寺さんを舞台に開催中の、「弘法大師御誕生1250年記念大法会」、私も業者としても、お大師さんの弟子の末席に身を置く者としても携わることができ、幸せですり今日もまた善通寺さんに伺い、お手伝いです。今月もどうぞよろしくお願いします。
秦氏=ユダヤ説と八幡様ってどういう関係?秦氏とユダヤ教・イスラエルの関係で、もう一つ興味深いのは、秦氏の根拠地となった山背国(山城)の太秦に秦河勝が建てた氏寺広隆寺があり、それに隣接してある秦氏ゆかりの通称「蚕の社」木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたま)境内の湧水「元糺の池」のなかに建つ「三柱鳥居」(みはしらとりい)の三角形がユダヤ教やユダヤ民族のシンボルである「ダビデの星」に同じで、しかもその三角形は広隆寺を中心に東南東の稲荷山(伏見稲荷大社)西南の
【応神天皇】応神天皇は、第15代の天皇です。名前の由来は「王神」とされています。応神とは、死後の諡「贈り名」です。生前の名前は、誉田別命「ほんだわけのみこと」と言います。弓を放つ時、弦から腕を守る道具である鞆「ほむた」から、誉田別命と名付けられました。応神天皇の腕には、生まれ付き、鞆のような肉がついていたとされます。そのため、天性の弓術の達人とされました。応神天皇は、歴史的に実在したとされる最古の天皇です。出生地は、筑紫の国「九州」だとされています。母親である神功皇后が、三韓征伐から帰ってき
八嶋神社(奈良市内侍原町)大和国添上郡奈良市内侍原町42(P無し)■祭神八幡神「奈良町」二百五町の一、「内侍原町(なしはらちょう)」の奥まった地に鎮座する社。◎「内侍原町」は「奈良坊目拙解」(享保二十年・1735年)に、━━古書に「梨子原」の字を用いているが後に「内侍原」に改められた。奈良時代よりこの名があり、一千年に及ぶ旧所である━━(大意)とあります。さらに、━━太古に梨子の樹が数株存在したことに因む名であり、天平勝宝元年(749年)に宇佐八幡大神を東大寺に奉迎した際に
第十五代応神(おうじん)天皇は古代の天皇です。御名は品陀和気命/誉田別命(ほむだわけのみこと)。御父は仲哀天皇、御母は息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)/神功(じんぐう)皇后。仲哀天皇の御父、つまり応神天皇の祖父は日本武尊、神功皇后は開化天皇の玄孫の息長宿禰王の娘です。品陀和気命が生まれる前に仲哀天皇は崩御されました。また神託により母のお腹の中にいる時天皇への即位が決まっていましたので、「胎中天皇」とも言われます。神功皇后が新羅を討たれた年に品陀和気命は誕生しまし
南宮大社◆玉鋼(けら)の杜~金屋子縁起と炎の伝承~16間を空けることなく…前々回の(前編)、前回の(中編)に続き「金屋子神」の呼称についての諸説の(後編)をお届けします。~*~*~*~*~*~*~*~*~*~■過去記事1…金屋子神社の概況(金屋子神祭文雲州非田伝)2…金屋子神の信仰圏3…「金屋子神」八幡神説(前編)4…「金屋子神」八幡神説(中編1)5…「金屋子神」八幡神説(中編2)6…「金屋子神」八幡神説(後編)7…「金屋子神」天
感謝してます!まるかんのお店美来の中川典子です!いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます「身体」「心」「魂」の三位一体で、人生を豊かにするお手伝いをしています・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・まるかんサプリメント新商品「美温活」お申込み受付け中!『まるかん新商品「美温活」』感謝してます!まるかんのお店美来の中川典子です!いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます「身体」「心」「魂」の三位一体で、人
朝起きたら聞こえてきた。『フォーフォーッフォッフォッ♪』の歌声。やけに大きな声で聞こえてきたのでふと外を見ると自宅のベランダに。山鳩😍めっちゃこっち見てる🤣平和の象徴の鳩ですが🐦山鳩(キジバト)はなんの象徴かと調べてみると、幸運の象徴との事😀もう少し調べてみると、日本では戦勝の象徴でもあるとの事。八幡神社の装飾にも使われ、軍神八幡神の使いでもあります😀軍神がこの時期に来てくれるという事は非常にありがたいですね😁では
内藤孝南アクセス3月の運勢昨日は、蔵前神社のミモザを愉しんできました。社殿の横の満開のミモザの大木御祭神は応神天皇(八幡神・誉田別命)一足が絶えませんでした自由が丘占いルームでは気学、四柱推命、易を使って鑑定しています。不定期にで「守護仏のお守り作り」のワークショップを開催しています。ご自分の「守護仏のお守り」または2023年の「干支のお守り」のどちらかを選ぶことができます。2月は終了しました。参加費は3,5
鶴岡八幡宮へ参拝に行って来た物見遊山では無いとある神社に鶴岡八幡宮の分御霊を祀っているのだが又、新たに祀り直さなくてはならないので分御霊を御迎えに八幡宮へ足を運んだ此度も必ず勝たなくてはならない。勝を収め又、新たな手を打ち命を守る必要がある。勝った後に命を無くしては勝った意味が無くなる故にこちらも必死で取り組んでいる。この八幡神の分御霊を祀り直し新たな御神徳を頂き是非とも晴れやかに新たな道を歩んで頂きたいものだ。不安は不安を呼び無い筈の未来を作り出してしま
みなさんおはようございます~(*^^*)昨日は何も書いてないままアップしてしまいました…そして本日は少しだけ書きます~尼崎市の中食満(なかけま)神社ですこの中にすごい数の鳥がいます…祭神はお稲荷さん&八幡さん&愛宕さんですこの地域みんなそうなんでしょうか?蟇股もお稲荷さんです拝殿奥に随身がいますこれはやっぱり八幡神でしょうね~狛犬さんが拝殿前にいますかなりいい狛犬さんですがもう浪速ではありません浪速からいつもの明治に代わるそこしまえと
「楼闥羅大神」(ルドラ)手天道衛教・自分神話研究会・167凶中の者を守護する。あなたの在所近くの八幡宮。・黒角(こっかく=両角)、神門守護「黒角」として「八幡神群」(はちまんしんぐん)=「楼闥羅大神」(ルドラのおおかみ)まず「八幡神群」(はちまんしんぐん)楼闥羅大神(ルドラのおおかみ)について説明いたします。当初は黒い男鬼神がTerimakasihとご発声されながら宮地嶽神社の護神符に入られた経緯から、応神天皇誉田別命神(おうじんてんのう・ほんだわけのみことのかみ)を主祭神に、そ
若者が集うアメリカ村にある神社です。御津八幡宮応神天皇(第15代天皇)仲哀天皇(第14代天皇)比咩大神(神功皇后)由緒御津宮(御津八幡宮)は現在の心斎橋一帯の産土の社です。天平勝寶元(西暦749)年、手向山八幡宮が東大寺の守護神として宇佐八幡宮から勧請された折、宇佐からの神輿がこの地に上陸し、一時安置され、後にこれを御津八幡宮と改めたと伝えられています。出典:御津八幡宮公式サイト後鳥羽院勅願所だったそうです。「石宮龍王」の
レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地」212手塚八幡社・本殿御祭神仁徳天皇16代天皇応仁天皇の子仁徳天皇陵古墳で教科書でもなじみが有りましたが現在では、調査が進み仁徳天皇古墳ではないとされています。・御祭神は、15代天皇の母15代天皇…軍神八幡神16代天皇と続きます。・本殿を守る屋根が有ります。つづく
レイラインがつなぐ「太陽と大地の聖地」211手塚八幡社・御祭神応神(おうじん)天皇15代天皇で母は神功(じんぐう)皇后中世以降は、軍神八幡神として信奉実在の人物か定かではないようです。つづく
【日本国記】番外八幡神とヒメ大神と崇神天皇土方水月712年と720年に編纂されたといわれる記紀に八幡神は出てこない。東大寺の大仏造営の際に出された造営成功の託宣と、またその後の大仏の鍍金不足についても心配無しという託宣により、八幡神はその神威が知られることとなったという。そしてさらに神仏習合が進み781年には国と仏法を守る神として八幡大菩薩となったという。また、陸奥守敬福による大仏鍍金のための黄金献上を記念して、749年4月には天平2
(葦原志許乎命と天日槍神との争いがあったという播磨国宍粟郡御形神社)◆玉鋼(けら)の杜~金屋子縁起と炎の伝承~9体調不良が続くためほとんど敬神活動ができておりません。したがって「1日1記事」を「7日間限定」でとしていたものを、「14日間限定」に延長します。せっかく年末年始で新しい読者が増えたのに、文字量の多い退屈な記事が続き、また読者が減るのかな…。~*~*~*~*~*~*~*~*~*~■過去記事1…金屋子神社の概況(金屋子神祭文雲州非田伝)2…金屋子神の信仰