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厚生労働省は9日、免疫の仕組みを利用したがん治療薬「オプジーボ」を投与された患者11人が、副作用とみられる脳の機能障害を発症し、うち1人が死亡したとして、製造元の小野薬品工業(大阪市)に、薬の添付文書に重大な副作用として追記するよう指示した。(毎日新聞より、2019.5.9)皮膚癌をはじめ腎臓癌などでオプジーボを使えるようになりました。夢の治療薬として脚光を浴びている免疫チェックポイント阻害薬ですが、その有効な作用の反面、副作用もこれまでの抗がん剤と異なって予測不能です。この辺り、様々な副
ここにきて、「がん医療」の考え方が激変しつつあります。「とにかく、切る、手術する」「切れない、切ってもだめなら、お薬をどんどん投入する」。こうした、ひたすら「力づくしで医療側から攻撃する」というのが、従来の考え方でしたが、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」が登場し、一定の効果を上げていること、そして、「がん光免疫療法」が、「かなり有望」とみられるようになったことから、「患者さんの力で治してもらう」、つまり「結局は免疫力が治癒の決め手」という考え方が広がりつつあります。国立がん
XELOX+アバスチン11クール1日目無事、11回目の抗がん剤投与しました。CEAは18.4でした。初めてCA19-9にHマークがつきました。主治医からキイトルーダの提案がありました。キイトルーダ・・・免疫チェックポイント阻害剤(ペムブロリズマブ⇒絶対覚えられないやつだ・・)このお薬はMSI-highとなる癌に対して有効性が証明されています。MSI-highとは?遺伝情報が傷ついたり、変化したとしても、私たちの細胞にはもとどおりに修復する機能があり、そのひとつがミスマッチ
記事はこちらから一躍脚光を浴びた免疫チェックポイント阻害剤のオプチーボ。この薬で想定していなかった重大な副作用から死亡に至り、厚生省が薬の添付文書に書き加えるよう指導したというニュース。まずは治療を受けて亡くなられた方のご冥福をお祈りします。新薬の開発では必ず治験をやって副作用を確認しますがやはり人数が限られます。薬局で販売している風邪薬は安全かと言うと人によってはアナフィラキシーを引き起こすこともあり、全てが安全と言う訳ではないですね。新薬や新しい治療は症例が積み重なって色々確立して
本日(9日)、厚生労働省は、小野薬品工業の免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」を投与された患者11人が、副作用とみられる「脳の機能障害」を発症し、うち1人が死亡したとして、製造元の小野薬品工業(大阪市)に、薬の添付文書に重大な副作用として追記するよう指示した。機能障害が起きたのは脳の下垂体で、成長ホルモンや性ホルモンなどの分泌に関わる部位という。オプジーボは、国内では、主要がんでは「肺がん」「胃がん」、それ以外では、「頭頚部がん」「腎臓がん」「悪性黒色腫」向けに承認されている。いず
平成31年4月29日平成最後に市民公開講座を聞きに行きました!第30回日本医学会総会2019中部のプログラムの中で、唯一、一般に公開された講演です。講演は午前中に2つの記念講演と午後に閉会講演が2つの予定となっており私たちは、午前中の2つの講演だけを聞いてきました。記念講演1福和伸夫氏名古屋大学減災連携研究センターセンター長/教授「過去と現在を直視し、今後の震災備える」昨今、騒がれている南トラフ地震は、令和の時代に必ずやって来る
お久しぶりです前回、間質性肺炎のマーカーKL-6が急激に上昇して間質性肺炎の疑いありという事で先週CT検査実施結果は異常なし転移性肺癌も大きさは不変2.6cm現状維持という結果でしたKL-6の件は結局原因不明ですそして本日令和初記念すべき20回目のキイトルーダを点滴血液検査も別に問題無しバランスもここ最近ではベスト※画像悪くてすみません何か心のモヤモヤが吹っ切れた感じです新しい年号と共に新たな気持ち新たな人生のスタート!ファイト‼️
おはようございます。令和初日雨の朝です。商魂たくましくあちらこちらで令和セールが繰り広げられているね。と俯瞰的に書きながらもそれなりに去りゆく平成を惜しんでみたり。まあ元号が替わったからと言って画期的な治療が現れるわけでもなくがんが突然治るわけでもなくこれまでと同じように母のそばにいるしかできない。この瞬間を父と共に過ごせなかったのは寂しくもあるけれどどのタイミングでも同じようなことを思ってい
「夢のがん治療薬」として、日本国内で知名度が定着した、小野薬品工業の免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」が、主要がんとしてはじめてとなる「切除不能な(非小細胞)肺がん」向けに2015年12月に国内で承認されて約3年になる。いうまでもなく、まだ確たる「生存率」のデータは公表されていない。一方、今月上旬、小野薬品と提携し、「オプジーボ」を共同開発した米ブリストル・マイヤーズスクイブ社が、同治療歴のある非小細胞肺がん患者の「4年生存率」を発表している。全平均は「14%」。がん細胞がヒトの
タグリッソ耐性、4thライン開始から時間があきました。この間に4thラインの終了、5thラインの開始と終了がやってきてバタバタでした。【4thラインの終了】カルボプラチ➕アリムタ➕アバスチンでしたが、2コース終了後のCT判定で効果なしとのことで終了になりました。2コース目も吐き気がつらかったです。【5thラインの開始と終了】5thラインですが、主治医の提案からテセントリクになりました。免疫チェックポイント阻害薬です。1コース、2コースと進めて3コース目が終わってから効果判定の予
先週末は第16クール1回目のアベルマブ投与と3ヶ月ぶりの造影CTでした。今年の1月までは6週間おきのCTだったので、3ヶ月空くのは初めて。少しドキドキしますね。10日連休の影響で来週変則で診察&血液検査して、アベルマブは2回目はお休みすることになりました。免疫チェックポイント阻害薬なので影響なしとの判断です。なので、CTの結果は26日。旦那さんもついてきてくれるので心強い。ラッキーな出来事とは昨日テレビ東京から郵便物が届いててなになに?なんとカラオケバトルの応募キャンペーンに
前回のブログからあいてしまいました💦11月からスタートした標準治療のGC療法から3クール目で効果があまり見られなかった為、第2の治療として、キイトルーダによる免疫療法を2月より始め、今回初めてCTを撮りました。結果、肝臓に遠隔転移した約2センチのがん細胞が、約半分に小さくなっていましたキイトルーダが効いとるだ!ですっ!このフレーズをこんなに早くに言えるとは思いもせずです‼️最初はむしろ大きくなる事があると言われていただけにとても嬉しかったです。副作用もなく、血液検査の結果も問題ない為
皆さん、こんにちは光免疫療法が優れた新薬や医療機器などを早期に実用化するための「先駆け審査指定制度」の対象11品目の中に選ばれたというニュースが皆さんにも飛び込んできていることと思います現在国内外では頭頸部がんや食道がんへの治験がすでに始まり、承認も時間の問題かというところまで来ているそうです近い未来には色々ながんへの適応がなされると思いますが、中皮腫も希少がんの壁、体内部への近赤外線の照射ができるようになれば承認も可能かと思われるのですがどうなんでしょう。今後の進展に期待したいと思いま
「間質性肺炎が怖いんです……」そのように仰る方がいます。確かに、ひとたび出現すると大変です。がんの分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬(オプジーボ等)で出現する厄介な肺炎です。肺炎といっても細菌が原因ではないので、抗生剤等は無効です。ただ分子標的薬でどんな特性を持っている人が、間質性肺炎を起こしやすいかは研究で明らかになっています。それはこのような特性がある方です(下記のリンクをご覧ください)。↓↓↓↓↓↓↓がんの分子標的薬で間質性肺炎になりやすいのはこ
オプジーボも、もう7ヶ月目に突入だ。なぜか今頃になって、やっとと言うかようやくなのか、ほんのりじゃない副作用が次から次へと。口腔粘膜だが、処方ステロイドが一週間分だけで先週は小康を得たものの、今週に入ってから坂を転げ落ちるようにもうね、荒れっ荒れ。歯科のお優しいU医師に、「痛々しい」と言われてしまった。今日の歯科は、処方薬やら何やらでフルコースな内容だった。ベテラン女性に歯石も採ってもらった。歯科衛生士かな?そういえばここは歯医者さんなんだよなーと、改めて思ってみたり。今の私
こんにちは無事にムーミン谷より帰還しました( ̄- ̄)ゞさて肝心な診察結果。まずはいつも通り血液検査から。前回今回ほぼ変わらず…ビミョーに腫瘍マーカーの値が上がっているのは…(*_*;気になるけど気にしない…気にしない…相変わらず赤血球少ないから貧血でまた倒れないように気をつけないとね…写真はありませんがCTの結果もほぼ変わらず…で…ここからが本題!!これらの検査結果を踏まえ私の第一希望としてはオプジーボの治験に参加したかったのですが…どうやら赤枠の項目に引っ掛かるらし
書いたばかりの腫瘍溶解性ウイルス療法薬開発状況が結構出てきてて国内でも今年から来年にかけて相次いで承認されるらしいタカラバイオは「C-REV」を悪性黒色腫の適応で申請これは国内初の腫瘍溶解性ウイルスの申請第一三共は(例の東大の)https://ameblo.jp/lieber11/entry-12450684184.html先駆け審査指定制度の対象品目「G47Δ」を5月あたりに申請する予定世界に先駆けて日本で承認取得を目指す画期的新薬を承認審査で優遇する「先駆け審査指
かなり細かく書いてあるので、読むのが大変かもしれないですが、一読の価値ありです。ここまで細かく耐性の種類を書いてあるのは勉強になりますね。私が初めて見た内容としては、ザーコリリチャレンジがあることですかね。ALKでは、まだ耐性後の遺伝子評価はされていませんが、ここまで耐性種類と薬の選択が分かっているならするべきなんでしょうね。がんの薬剤耐性と克服の可能性―ALK阻害薬と免疫チェックポイント阻害薬の耐性機構研究https://cancer.qlife.jp/series/
私は肺がんにおける代表的なドライバー遺伝子のEGFR,ALK,ROS1,BRAFにおいて全て陰性だったので、分子標的薬は使えませんでした。しかしながら、今後他の遺伝子で新薬が開発されたり、新しい治験に参加するチャンスがあるかもしれないと思い、がんセンターを通じLCSCRUMに遺伝子検査をお願いしておりました。で、最近結果が出まして、KRAS遺伝子変異ありという回答でした。とりあえず遺伝子変異が見つかったのは一つの成果ではありましたが、このKRASは昔から見つかっている遺伝子にも関わらず阻害
マニアな方はご購入されたり真剣に読まれている治療ガイドライン医療者でも難解な内容しかし自分たちの治療の指針まずは標準治療そこにも依存はありません何故なら仲間達の血と汗と涙の結果が何千例も集められて臨床試験のデータとして解析されてそれで多くの人に効果があるのかどんな副作用が多いのか治療法をどう選ぶのかその道案内となっているのだから大腸癌治療ガイドライン医師用2019年版1,836円Amazonあとは使うDr.の問題が大きいかもけれど新しいガイド
2泊3日で帰省してきました。実家の父は昨年、肺と頸部リンパ節、前立腺に癌が見つかり闘病していますが、秋から始めた免疫チェックポイント阻害剤の効果は上々です。癌がこれ以上は無理と言うくらい小さくなっている画像診断を見せてもらいました。前立腺癌の治療で女性ホルモンを投与しているので、頬がふっくらしてピンク色。亡くなった祖母を思い出す顔立ちになっています。そっぴーは「恋する乙女ホルモン」と名付けて父の事を、可愛い!と笑いました。持病のリウマチもかなり良くなったようで、落
小野薬品工業のオプジーボはようやく、高頻度マイクロサテライト不安定性を有する「大腸がん」向けに承認申請されましたが、同じ免疫チェックポイント阻害薬のMSD社の「キイトルーダ」は、昨年末に、高頻度マイクロサテライト不安定性を有する「がん種を問わず」承認されています。そろそろ、国内の主要がん拠点病院で使用可能となっているはずです。マイクロサテライト不安定検査も、すでに昨年12月に「保険適用」されています。「大腸がん」患者さんだけではなく、「子宮体がん」患者さんにも数多くの該当者がいらっし
先週木曜日(3月28日)、日本の小野薬品工業が、同社の看板新薬である、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」について、高頻度マイクロサテライト不安定を有する大腸(結腸・直腸)がん向けに、承認申請を行いました。とくに、「遺伝性」が疑われる比較的若い大腸がん患者さんに光明となるニュースですね。この夏にも「承認」、今年末までには、該当する患者さんに「届く」はずです。オプジーボが一部切除不能な大腸がん向けに承認申請、小社(生活と経済)サービス、「150」が詳報
こんにちわ(-_-)いつも見て下さり大変ありがとうございます今日は恒例の定期診察の日でしたジオトリフの治療を開始してからもう9ヶ月経ちますので定期検診の日は病状が悪化していると言われるのではと不安を抱きながら病院に出かけます新元号が決まりましたね「令和」私の名前に使われている漢字が使われて嬉しい限りですがでも昭和に続き2回目ですそんなに同じ漢字使わなくてもと思いますけど・・・まあいいことですねこのアメブロにもたくさんの癌患者の方の闘病ブログや治療記録をブロ
最後の抗がん剤治療も2日目順調に進んでいます。思えば、軟部肉腫と自分では言っているけど、医者断定されたものでもない。ネットで調べて、たぶんこれだろうと思っているだけ。正直、今の病院でも断定されていない。正体不明だけど、肉腫であることに変わりは無いので抗がん剤治療をしているのだけどね。よくあるステージって言う表現は一度も聞かされたことが無い。これも断定できないのかも。良くわからないまま治療をしている。この抗がん剤の効果で命拾いをしていることは事実。これやって無かったら、確実に死ん
本日は免疫チェックポイント阻害薬のキイトルーダ投与3回目です。その前に投与1〜2回が効いているかどうかCT撮影あり。キイトルーダは最初数回は効果が出ず、むしろ大きくなることがある、とセカンドオピニオンで聞きました。どんな結果も気落ちしないでいよう。そうは言いつつ昨夜は眠れなかったなぁ〜。。
PET検査の結果。脇の筋肉股関節の骨副腎首のリンパ顎下のリンパに転移がみられ、原発の肺は切除が出来ないとの事で、抗がん剤治療と言うことになりました。そして、孔を空けられてまでやった気管支内視鏡はほぼ意味がなく、脇にあった筋肉から採った生検での判断という事になったので、検査結果に時間がかってしまうとの事で、初回の抗がん剤治療は一般的なパクリタキセル、カルボプラチン、ベバシズマブを投与しました。投与後、数日で首のリンパの腫れが小さくなるという現象が起きました❗これはイケる!と
結論から言うと、副作用だったのだ。実は数日前、そうじゃないかなと思う記事を発見し、それがNCC歯科のU医師の文章だったので、私は大変に期待満々だった(笑)。ついにこれが、副作用と認められる日がやってくる…と。それ故に、オプジーボ投与日と口腔内症状の一覧表を気合い入れて作成し、持参。U先生にお褒めとお礼の言葉をいただき嬉しかった(笑)。とても説明が丁寧で、優しい方でした。免疫チェックポイント阻害薬における稀な副作用として、ここで時々見かけます、と話されていた。ほうらやっぱり!私は胸の内
初めてご覧になる方は、お手数ですがこちらからお願いしますコメント、メッセージについてアメンバーについて息子について排便機能障害については、自分の意思とは関係なくお通じがありその事について書く事もありますのでスルーされたい方はスルーして下さいね今朝の情報番組ご覧になった方は私と同じく大いに喜んだのではないでしょうか✨✨既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが癌患者にとってはこれこそが待っていた治療法と思える希望の光が見えました!!ノーベル賞ものです!!東京大学医科学