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中車、猿之助ですって?Σ(゚Д゚)おいおいおいおい。一気に来るわね。楽しみじゃん。(* ̄▽ ̄)フフフッ♪見せて頂こうか、澤瀉屋の型って奴を。
傾城反魂香土佐将監閑居の場この芝居は見方を気をつけなければならない。それは主人公が吃りなので、突然、芝居のリズムが変調するからだ。少し気を入れて観ないと、この吃りに引きずられてしまう。中村種之助が演じる女房おとく。この女性、スゴくいい人。自身は過ぎる程のお喋りで、鼓も嗜む。明朗快活な性格。しかも、吃りの男と夫婦になって、ひたすら彼を支えている優しさがある。そんな人が見せる涙は尊いものだ。種之助さんの明るさにぴったりな役ではないかしら。笑顔が良いもの。
浮世又平歌昇女房おとく種之助土佐将監吉之丞北の方歌女之丞歌昇頑張っていると思うが、この役で大切だと思われる愛嬌が足りない。衣服を賜ってどうだ、というところなどが特に。種之助のおとくは、すきだ。心配りが伝わるし、夫のためにという気持ちも心地よい。吉之丞の将監は、枯れたところがなくて、体格も立派だから悪役に見えちゃう。ごめんなさい。上手い方なのだけれど。歌舞伎初心者の友人に悪い人?と聞かれてしまった。歌女之丞の北の方は、堅実。松也、莟玉も出演するが、わざわ
「ごぞんじ」(「旅するウナギ」より)「ごぞんじ」の看板の文字が「いづ栄」であるか「山くじら」によって、左側に描かれた沢村訥升扮するところの「ウナギをさばく人物」の意味が異なってくる。「いづ栄」として紹介している「旅するウナギ」では、この浮世絵全体が鰻屋の店頭の情景であり、沢村訥升扮する人物は「店頭でウナギをさばいている」ところだという。「山くじら」とする解説では、「ごぞんじ」の看板を掲げている店舗と沢村訥升扮する人物は別々の商いをしているとされる。つまり彼は「露店の鰻屋」という
こんばんはごきげんいかがですか4日間、娘達のところに行っておりましたメインの目的は、お稽古です会まで1年近くあるとはいえ、偶にしか帰って来れないので回数で考えるのが怖くなる…行ける時に行って、纏めてお稽古しておかないと…それで間に合うのか…とりあえず、やるしかないのでご褒美も欲しいので、「お勉強」という名のご褒美「新春浅草歌舞伎」双蝶々曲輪日記男女道成寺傾城反魂香連獅子昼夜、観劇してきました若手役者さんの、熱気が伝わってきて、こちらも自然とやる気が湧いてき
『新春浅草歌舞伎』(2023)浅草公会堂第二部:傾城反魂香(けいせいはんごんこう)、連獅子中村歌昇、中村種之助、中村莟玉、中村吉之丞、中村歌女之丞、尾上松也、他。傾城反魂香(土佐将監閑居の場)作:近松門左衛門絵師土佐将監光信(=とさのしょうげんみつのぶ/中村吉之丞)が住む近くの藪にトラが出たと騒ぎになるが、どうも本物とは思えない(この時代トラは日本に生息しない)。将監は高名な絵師のトラに魂が宿ったものではないかと推測する。そこで弟子の修理之助(中村莟玉)が筆をもってして
ヤッホ~!帆足由美です。一昨日1月10日は3年ぶりの開催となった『新春浅草歌舞伎』を観てきた、というお話は前々回のブログに書きましたが、今回は、お芝居の感想を。浅草公会堂の前には色とりどりの幟がはためいてそれは華やか!絵看板と演目の掲示。菰樽も積まれています。お正月らしい景色です!総合受付もお正月らしい飾り付け。ポスター、アップで撮り忘れたのが残念無念。
では、浅草公会堂での新春浅草歌舞伎、第二部の「傾城反魂香」から「土佐将監閑居」の場です。又平には歌昇、おとくには種之助。兄弟が、どんな夫婦を見せてくれるのか。まずは、器用に何でもこなす種之助。声色を低く落とし、切れ際を伸ばし気味に、ビブラートを効かす。おや、これは雀右衛門の仕方。これが、おとくに合っています。そこに艶っぽさがあるのが、種之助。こりゃ、第一部のお早もできそう。舞台狭しと、てきぱき動くときの女形特有の動きは、まだ勉強中。又平と死を覚悟したあたりは、気持ちが
今回は少し前に手に入れたお宝の筋書を紹介したいと思います。※注:今回の筋書に出て来る役者名は当時名乗っていた名跡で記しますのでご注意ください。明治23年1月京都祇園館演目:一、だんまりニ、一谷嫩軍記三、意中謎忠義画合四、高時五、傾城反魂香六、六歌仙容彩明治23年に竣工した京都祇園館の杮落とし公演の筋書になります。時系列だとこのブログで初めて紹介した歌舞伎座の筋書の前に当たります。明治23年4月の歌舞伎座の筋書『明治23年4月歌舞伎座一世一代の京
前日に引き続き、松竹座歌舞伎特別公演この日は、第一部前日は雨でしたが、この日はお天気幟が!青虎さんの幟が真新しくて、キラキラしてます☆一、傾城反魂香浮世又平後に土佐又平光起:中村鴈治郎狩野雅楽之助:片岡愛之助将監北の方:中村扇乃丞土佐修理之助:中村翫政土佐将監:中村寿治郎又平女房おとく:市川猿之助あまり好きなお芝居ではないのですが最近の時代に合わせてでしょうか?今回は、おとくへの八つ当たりが無くて、非常に気持ち良く観ることができました☆完全に
大阪松竹座での歌舞伎特別公演のお話は、もう少し続きます。今回はいい演目が揃いました。その中でも第一部の、「傾城反魂香」。土佐将監閑居の場で、又平は鴈治郎、おとくは猿之助。なんと、7年前の、鴈治郎襲名披露以来じゃないですか。あの感動よ、ふたたび。その鴈治郎は、とにかくオーバーアクション。背中を丸めて、女房の後をとぼとぼついてくる。弟弟子の免許皆伝を聞いて、嫉妬で大暴れ。顔をゆがめた、大きな発声で、どもりを表す。女房に八つ当たりしながら、死を覚悟してからは淡々と。そ
昨日、大阪松竹座の「歌舞伎特別公演」の初日を迎えました。今回は公演期間が4日間と短めですが、精一杯頑張ります。お役は第一部「傾城反魂香」百性第三部「夏祭浪花鑑」祭の若衆です。大阪は今年の1月に訪れてるので今回含めて2回目です、年に2回同じ場所を訪れるなんて珍しいです!!
なぜ大近松は浮世又平を生み出したのか近松門左衛門という摩訶不思議な戯作者が生み出したこれまた摩訶不思議な又平という人物その謎と魅力に少し触れてみます大近松といえば、『曽根崎心中』『心中天網島』『冥土の飛脚』etc.とかく心中物が有名ですが私自身が大近松のその眼(目線)に惹かれ、惚れ込むきっかけとなった作品は『傾城反魂香』土佐将監閑居の段(場)でした音源を探していましたら六世住大夫の「名筆吃又平
今回は久しぶりに珍しい筋書を紹介したいと思います。大正6年9月横浜座演目:一、ひらかな盛衰記二、棒しばり三、けいせい反魂香四、梅雨小袖昔八丈五、壽うつぼ猿初めての紹介となる市村座の地方巡業の筋書です。本編に入る前に市村座の地方巡業の仕組みと今回の公演の経緯について述べたいと思います。市村座の地方巡業については以前に述べた様にこの頃の市村座の公演は年間を通して・1~4月(3月は帝国劇場の引越公演)・6~8月(6月は不定期。8月は帝国劇場の引越公演)
傾城反魂香熊谷陣屋寺子屋涎くり吃又妹背山お三輪色々彫っています😊さて、昨日から四月大歌舞伎が始まりました。特に第三部。皆さんの感想を読んだだけでドキドキ💓ちゃんと観劇できるか心配ポスターは通販で購入しようかと思っています😍
2021年3月24日(水)大阪市は令和2年度「大阪文化祭賞」の受賞者を決定しました。令和2年度「大阪文化祭賞」は、令和2年1月1日(水曜日)から令和2年12月31日(木曜日)までに大阪府内で開催された公演を対象に、独創性や企画・内容・技法が総合的に優れているか等を審査し、各賞を決定しており、今年で57回目となります。文楽座からは、令和2年1月の初春文楽公演『傾城反魂香~土佐将監閑居の段』の成果により竹本錣太夫さんが大阪文化祭賞(第1部門伝統芸能・邦舞・邦楽)を、令和2年
東山魁夷記念美術館に歌舞伎と日本美術の展示を見に行ったのです。チケットがあったので、ああ残念、年明けから休館でした。ドイツ風の外観だけでも、バスのアクセスが良かったので、後日行こうと思っていた、すみだ北斎美術館に参りました。こちらもいただきチケット。浮世絵は殆ど版画ですが、今回は肉筆画浮世絵の先駆とされる岩佐又兵衛をはじめ、浮世絵の始祖である菱川師宣、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川国芳などの60人に及ぶ浮世絵師の肉筆画約125点を展観します。岩崎又兵衛の来歴が面白かったです
は行ったの1ヶ月近く前だわwwメリクリ(笑)確か、3階のいつも好きなお席だったはず。この日は、康雄ちゃんのコロナウイルス感染のもろもろで。彦さん(←彦三郎さん)が代役を勤められるので急遽第2~4部一気に観劇となりました。。元々は、この日は第2・3部のチケットは取っていたので。第4部を追加でポチッとななんでか分からないんだけど、【傾城反魂香】ってあんまり好きじゃ無かったんだよね~多分これまで、吉右衛門さん×菊之助さん、白鸚さん×猿之助さんで観たことあるのだけど。どうしても睡魔に襲われる
こんな年の瀬ギリギリいっぱいに💦せわしないですが💦💦今月の観劇記録をなんとか今日中に…❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄十二月大歌舞伎第3部「傾城反魂香」2020年12月❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄晴れの日に撮影した写真を使いました雨の降るクリスマス少し前の日、第2部に続けて第3部も拝見させていただきました〜。今日のお席【2階1列13番】おおっ!全体見渡せます!、手前は見えませんが、花道を臨むよいお席♪提灯にワクワク♪さて。勘九郎さんの千切れるような(心の)叫びと魂を絞り出すよ
南座の顔見世に行ったので歌舞伎座観劇は千穐楽のみ第三部:傾城反魂香評判がよいのでとても楽しみにしてました😊この席から幕あけお弟子さん達のわいわいガヤガヤがなんだかとても嬉しくて☺鶴松さんの修理之助出来のいいしっかりしてる弟弟子はぴったりのお役勘九郎さんの又平とのやり取りに感慨深いものがありじーんと😢市蔵さんの土佐将監光信風格があってただ弟子に厳しいだけでなく弟子に対する情も感じられ梅花さんの北の方がとにかく素敵で佇まい自然なしぐさ梅花さんと市蔵さんのふ
加齢なる一族(義姉、私)、十二月大歌舞伎第三部を観に行きました♫第三部傾城反魂香絵師の又平(中村勘九郎)は、師匠の土佐将監のもとを訪れ、土佐の名字を名乗ることを願い出ます。生来言葉の不自由な又平に代わり、女房おとく(市川猿之助)が切に訴えますが、又平には功績がないため聞き入れられません。悲嘆に暮れた又平は死を決意し、今生の名残りとして手水鉢に自画像を描くと…。勘九郎さんの又平は、一生懸命で真っ直ぐな人。上手く話せないもどかしさと、土佐の名字をもらえない悔しさを滲
1本目は今井翼が行く「麒麟がくる」京都・丹波ときめき旅NHK総合で午後0時15分から、放送です。2本目は古典芸能への招待「京の師走の華顔見世歌舞伎」NHKEテレで21時~23時までの放送です。司会は桂よね吉さんと岩槻里子アナウンサー。演目は『熊谷陣屋(くまがいじんや)』と『傾城反魂香(けいせいはんごんこう)』です。必見!**************アプリ「ヒマラヤ」でラジオを始めました。アプリ「ヒマラヤ」をダウンロードして天野光で検索してくだ
https://www.nhk.jp/p/kotenshoutai/ts/VV8Y68GWZ5/episode/te/EYXW5NVVJ7/「京の師走の華顔見世歌舞伎」-古典芸能への招待-NHK▽『熊谷陣屋』▽【出演】片岡仁左衛門・中村歌六・中村錦之助・市川門之助・片岡孝太郎ほか▽『傾城反魂香』▽【出演】中村鴈治郎・中村扇雀ほか~京都四條南座で収録www.nhk.jp27日日曜日21:00から南座顔見世『熊谷陣屋』と『傾城反魂香』の2演目を放送します歌舞伎オンデマンドミレ
12月20日(日)十二月大歌舞伎。第二部に続いて、第三部を見ました。といっても、1時間20分ほどの間があるのですが。一度、外に出て。歌舞伎座の消毒、除菌を待つのです。で、第三部です。『傾城反魂香』。その『土佐将監閑居の場』。作者は、近松門左衛門。『歌舞伎事典』(平凡社刊)では、1708(宝永5)年の初演と推定しているのですが、渡辺保の『歌舞伎手帖』(角川文庫)では、1705(宝永2)年。今月の『筋書』は、1708年、と。全三段の人形浄瑠璃です。で、歌舞伎で、上演されたのが、176
歌舞伎座の、12月大歌舞伎に行くことができました。第三部の「傾城反魂香」で、「土佐将監閑居」の場です。ちょうどこの間、南座で同じ演目を観たばかり。南座は鴈治郎と扇雀、歌舞伎座は勘九郎と猿之助です。座組でまったく印象が異なって、楽しめるのが歌舞伎のいいところ。西は、喜びも悲しも幾歳月のような夫婦。東は、夫唱婦随か婦喋夫随のような夫婦。勘九郎の又平が、若々しい。師匠に拒否されて、自害を決意する場面でも、悲惨さがありません。吃音ながら、口跡がいいのが勘九郎らしい。大頭の
今日は歌舞伎座の第三部を観劇傾城反魂香の吃又良いお芝居ですね~!團子さんの頑張る姿も嬉しい一幕でした!私もあと2日頑張ります!笑野梅笑会チャンネルチャンネル登録宜しくお願いいたします!梅笑会チャンネル成駒屋・中村芝のぶと澤瀉屋・市川笑野による女方二人の自主公演「梅笑会」公演の様子などを紹介していきますwww.youtube.com
十二月大歌舞伎【第三部】『傾城反魂香(けいせいはんこんごう)土佐将監閑居の場』2020年12月1日(火)~26日(土)歌舞伎座作:近松門左衛門浄瑠璃:竹本樹太夫、竹本谷太夫三味線:鶴澤卯太吉、豊澤勝二郎、鶴澤薫出演:中村勘九郎(浮世又平後に土佐又平光起)市川猿之助(又平女房・おとく)片岡市蔵(土佐将監光信)中村梅花(将監北の方)市川團子(狩野雅楽之助)中村鶴松(土佐修理之助)中村勘之丞(百姓・庄右衛門)中村いてう(同・鎌作)市川澤五郎(百姓)市
ヤッホ~!帆足由美です。昨日月曜は、私の今年の歌舞伎観劇納め、第三部と第四部を観てまいりました。今回はその感想をば。十二月大歌舞伎第三部傾城反魂香(けいせいはんごんこう)浮世又平勘九郎女房おとく猿之助狩野雅楽之助團子土佐修理之助鶴松将監北の方梅花土佐将監光信市蔵近松門左衛門の名作です。初演は宝永五(1708)年、大坂竹本座。絵師の又平は、師
2020122012月歌舞伎3部歌舞伎座傾城反魂香又平勘九郎おとく猿之助楽之助團子勘九郎は今回は良かった。おやじのイキをしっかり受け継ぎ、落ち着いていた。これからもっともっとよくなりそう。猿之助は相変わらずうまい。チョボにもしっかりのっていた。ただこの芝居の設定が現代には伝わりにくい。
中村屋ファミリーを観て、勘九郎さんを観たくなり歌舞伎へ行ってきました。又平とおとく夫婦、登場した時は吃音とお喋りでお似合い夫婦で愛らしく(歌舞伎には放送禁止用語ばんばん出てくるけどね)、途中、絵で大成しない限り名字はあげられないと告げられ絶望する夫婦の姿が対照的で胸が締め付けられる。土佐将監も厳しい事を言うけど愛情があってだと伝わるので、ここの登場人物は皆悪い人はいない。そうそう、ご注進で團子さん登場だけど改めて足は長く細くて現代人の体型だと思った。足フェチで歌舞伎では足を拝んでるんだけど