私たちの星である金星の探査隊は、地球が太陽系内でもっとも緑豊かな惑星であることを発見しました。けれども美しい惑星ではあっても、地球はすぐに他の惑星から植民の対象となった結果、私たちが住み着くには間違いなく非常に危険な場所となってしまいました。やがてその噂が広まり、地球は敵対的でネガティブな惑星として知られるようになりました。地球が「カル・ナーア」と呼ばれるようになったのもその頃からで、それは「ネガティブな子供」という意味です。探査が終了した後は、金星の人々は誰も必要以上に地球に滞在することはなく