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よい人事制度とは「社員を成長させ、会社の業績を上げる」人事制度です。人事制度で業績を上げるというと、「金銭をエサにやる気を出させる」とイメージする人がいますが、そういうことではありません。成果の出る仕事の進め方を見つけて指導する、また、それを評価基準に入れることによって実行するように仕向ける。そして、その結果として業績を上げるということです。○よい人事制度の条件①社員が理解できるシンプルな制度であること②会社の業績が伸びることが「みなハッピー」になるような仕組みであ
最近、私が所属する会社のチームでメルマガを配信し始めました。一部の方にしか届かないのももったいないと思い、ここで掲載します。(まんまだと怒られるかもなので、多少変更しています)テーマはダイバーシティ。参考記事はこちらです。「『高年齢者雇用安定法』改正を機に考える人事施策」日本最大級の人事ポータルサイト「HRプロ」でQUNIEコンサルタントが連載開始!–QUNIEクニエはNTTデータグループのコンサルティング会社です。グローバルに活躍されるお客様へのコンサルティングはもとよ
Xのバンコック事務所勤務当時の人事評価(50点満点)につき,自己評価点38点,A事務所長評価35点のところ,B本部管理部長が29点に修正し,さらに事務所係数による修正の結果,最終17.4点として5段階中最下位の「E」評価とされたことにつき,B部長による本件修正は,本件人事制度が定めるルール・前提に合致したものとはいえず,同修正を強く反映した本件評定もまた,本件人事制度に則って適切になされたとはいえないとして,本件評定は合理性を欠く人事権行使であったとされた例東京地方裁判所判決/平成17年(
ジョブ型人事制度という新制度を隠れ蓑にしたリコーの減給方式が判明しました。以下の絵は、それをサンプル的に図示したものです。基本給=345,000円手当て=50,000円貰っている人が、来春5,000円昇給すると、合計の支給額は400,000万円です。これをジョブ型人事制度の名の下、例えば「あなたの市場価値は37万円ね」と言ってきます。3万円の減額。でもいきなり減らすと反発が高いから、2022年度は差額の3万円を第2基本給として支給します。結果的に2022年度は40万円貰えます。とこ
PMPを取得しようとセミナーを受けました。きっかけは会社の人事制度の改訂です。4月から人事制度が改訂され、職位に応じた資格を取らないと職位が下がるというものでした。しかも毎年判定があり、そのとき有効でないと降格すると。IPAの資格なんかは期限がないと思いきや、勝手に会社が3年しか有効ではないと決める始末。知っている人のなかでも何人か既に辞めてしまいました。。。私は、資格を受けるための補助がでるとのことなので、なるべくお金を使わせて辞めようかなっと思っています。PMPは全く勉強せずに
本日、会社のHPにて記事がアップされました。テーマはダイバーシティ中身は昭和な私ですが、書く必要があり作成しました。成果を生み出すダイバーシティ経営の要諦ダイバーシティの記事を見ると女性だけがテーマじゃないそうはいっても日本は女性のランキングが低いんだから、女性にフォーカスする意味はある属性の多様性ではなく経験の多様性だ成果が出るためのダイバーシティだダイバーシティは状態であり、インクルージョンが先に来ないといけないなどなど色々と議論はありますが、何と
【最近の若者はすぐ辞める】私が新卒だった30年前も同じ事を言われましたが、、、バブル崩壊後は、若者が辞める理由が変わってきました。バブルの頃までは「若い時に激務&薄給でも、中高年になるとラクで高給な職位」が待っていました。つまり労働の収支が生涯では釣り合っていたのです。現在は、ごく一部の人しか管理職になれず、場合によっては一生薄給が続きます。「いつかはクラウン」が崩壊しているのです。そうすると、将来の仕事で今の苦労をカバーできませんから、「今の苦労は、今の給与で払
被告Y社が本件コース別人事制度を導入して以降,令和2年5月までに採用された総合職全員が男性である一方,一般職は全員女性であることからすれば,男性を総合職,女性を一般職として男女で賃金や昇格等につき異なる取扱いをしているとの疑念を抱かせるものであり,同制度の運用面での女性に対する差別的取扱いの有無を検討する必要があるとされた例横浜地方裁判所判決/平成30年(ワ)第715号令和3年3月23日未払賃金等請求事件【判示事項】1被告Y社が本件コース別人事制度を導入して以降,令和2年5
早期・希望退職制度と聞くと、「業績悪化に伴う一斉リストラ」を私はイメージします。しかし近年では、業績堅調な企業であっても、これらのプログラムを発動する、あるいは「常設」する企業が増えているとのこと。早期退職して転職学び直しで求められるスキル獲得(msn.com)制度として業績に関わらず、「社員が選択できる制度を設ける」という事のようです。実際に制度利用者を募集する企業が増え、働き手に新たな選択肢を示す形での募集に踏み切る企業がもあるようです。制度の趣旨近い将
NTTの澤田純社長が、「2022年度以降、転勤や単身赴任が不要になる働き方の方向」を2021年9月末に表明しました。この件について、2021年10月12日付けの朝日新聞が、単独インタビューの様子を以下のように報じていました。(※筆者が一部編集)◆2025年をめどにグループの大部分でリモートワークを基本の仕組みを整える方針◆全国の空きスペースをリモートワークの拠点として整備する◆全国の空きスペース(例:電話局舎)は、他社に開放する構想も検討している◆現状、NTTグループは、従業
今年から当社ではリフレッシュ休暇の制度を導入しています。一般の大企業では、今さら新しい制度でも何でもない、当たり前の福利厚生になっているかと思いますが、介護業界で設立5年目の当社からすれば、とても大きな施策です。入社3年目の社員から毎年1日~3日、通常の有給にプラスして有給を支給します。勤務年数が4年以上の者は3日間、休む週の公休1日に、日曜日をくっつければ、合計で5連休ができます。これが毎年支給されるというルールです。サービス業、特に介護業界のこの人材
「注意!!給与制度で経営方針がわかる」転職をご検討されている人材コンサルタントの皆さんから当然ですが各人材紹介会社の固定給やインセンティブなど人事給与制度に関するご質問を多数お受けします。特に年功序列で実力主義でない給与制度の会社で働いてこられた方つまり、個人業績が給与に色濃く反映されないそんな安定した環境にいらっしゃった方にとっては大変関心が高く不安な部分でもあると思います。もちろん「今の会社は実力主義でない所が不満なので個人業績によって
こんにちは。社労士の花輪くんです。労務コンサルタントをしています。いつもは個別具体的な労務の課題に対して、労働基準法等に照らした説明と解決策を提示しています。4月10日に書いたように、得意と思われる分野を仕事につなげる模索を続けています。現在のアイデアは、管理職研修です。先日、最初のお客さん候補と内容打ち合わせを行いました。一皮むけた会社行動を目指して、管理職の成長を促したいようです。さて、打ち合わせをして気づきました。経験は豊富のはずだが、相手に
男女のコース別人事制度について,不法行為の成立が認められ,差額賃金相当損害金,慰謝料等の支払が命じられた事例東京高等裁判所判決/平成15年(ネ)第6078号平成20年1月31日損害賠償等請求控訴事件【判示事項】男女のコース別人事制度について,不法行為の成立が認められ,差額賃金相当損害金,慰謝料等の支払が命じられた事例【参照条文】民法90民法415民法709民法710労働基準法3
従来の給与制度の仕組みでは、会社と社員さんの双方の納得が生まれないと考えています。しかし、従来型の給与制度を捨てられないのは、給与制度に対する幻想があるからだと感じており、そのことについて当社サイトのブログに考えを書きました。給与制度に対する幻想|生きがいラボ給与制度について、課題を感じている会社はたくさんあると思います。いくら給与制度を工夫しても不満はなくならないのですが、多くの会社では「正しい給与額」を算出してくれる給与制度を求めて試行錯誤をしています。その背景にある欲求につ
どうも、おやじです。話題になった45歳定年今の日本の人事制度と賃金体系ではこれは、無理だろう。安い給料で、若い時、こき使かって動けなくなってから、報酬が現状である。まあ、個人的には新浪さんの言っていることは分かる。でも、現状の日本のルールでは無理だ。サントリー新浪社長の「45歳定年説」はどこがダメか、山崎元の本質的考察サントリーホールディングスの新浪剛史社長が、「45歳定年制」の導入について提言したことが波紋を呼んでいる。この発言のど
先般より検討していた人事・評価システム構築に向けた社外コンサルタントさんとの契約が終了し、昨日はキックオフミーティングを行っていました。約1年かけて人事制度を構築し、少しでも従業員さんの働きやすい環境を作れるように全力で臨んで行きます!まずは、当社の考える社員像を明確にする事から始めますが、今までも何となくでは理想の社員像があったかもしれませんが、それが全管理者に共有できていたかと問われればNOです。では、どんな評価基準で評価してきたのか???好き嫌いや、自分の言う事をよ
人事評価制度は、以下のような順序で作ります①新制度のコンセプトを決める◆社員がわかりやすい制度にしたい◆社員が成長する制度にしたい◆人事課がなくても運用できる、シンプルな制度にしたいなど、いくつでも“人事制度に求めるもの”を出してください。②コンセプト実現のための方策を考える③新しい制度の運用の課題を抽出する④課題の解決案を決める⑤運用のためのツールを作る(評価シート、説明資料作成など)⑥新制度の導入
アクセスありがとうございますnanaです自己紹介はこちらサントリーの社長による45歳定年制についての発言が話題になってますね衝撃的なニュースとして報道されていますが50歳前後で役職定年制を布いている会社も多いのではないでしょうかうちの夫も40代後半の社員を対象とした所謂「黄昏研修」なる人事制度の研修を受けました同じ頃フルタイムで働いているママ友も違う会社ですが、同様の研修を受けたそうです研修内容は退職金・年金制度と人事制度につ
サントリーの社長が「45歳定年説」を唱えたという記事をネットニュースで読みました。従兄弟が勤めていた間は義理でサントリーを飲んでいた僕ですが(今は貰い物以外飲んでない)、この記事を読んであらためて飲む気がなくなりましたね。僕のいた会社もそうですが、社長や役員というのは、自分のポジションと収入が脅かされなくなると、何か爪痕を残したくなるもので、手っ取り早くコスト減につながる人事制度をやたらといじります。僕のいた会社では、「頑張った人が報われる制度」なーんて言ってましたが
最近つくづく思うのですが、「変わろう」「変えよう」としているお客さまにどんどん出会いたい。売上を上げよう、売上を圧縮して質を見直そう。従業員の意識を変えよう。商品構成を変えよう。なんでもいいです。大きくしよう、小さくしようどちらでもいいです。とにかく。「変わろう」としているお客様には。「社長のイメージが数字に置き換わるとこうなりますよ」「この投資を回収するにはこれくらいの利益でこのくらいの期間がかかりますよ」「人事制度として落とし込むと社員数はこうなって、
こんにちは。理念浸透コンサルタントの松本です。オリンピックが終わってしまい、どこか寂しい気がします。アスリートの人生をかけた美しき闘いは、多くの感動を呼びました。作られた世界は「シナリオ」がある。脚本通りに物事は進んでいくが、スポーツは何が起こるか分からない。ぶっつけ本番の一発勝負。だからテレビ画面にこそ釘付けでした。個人的には陸上の大迫選手の魂の走り。それと男子サッカーの活躍が印象に残りました。準決勝でスペインに延長戦の末、残り5分で点を取られて負けてしまいました。
ウチの会社の課題だった内部管理体制の強化その一環として人事制度、評価システムの構築を行おうと考えています。優秀な方が正当な評価を受けれないと言った事由で退職される本来もっと能力を発揮してもらえるのに発揮して貰えていない何を指標に頑張ればいいのかが分からない等々簡単に人事制度や評価システムを構築すると言っても、それらが簡単でない事は重々理解しています。また、評価する側のスキルの問題であったり、まともに機能している人事制度自体がなかったりと、多くの問題、課題
人事制度とは、いったい何なのでしょう。実は、以下の4つの要素から成立しています。①等級制度社員の能力または期待する役割を示すもの②評価制度期待する役割を、どの程度果たしたかを計測するツール③給与制度果たした役割に応じて支払う対価④教育制度役割を果たすためのツールを身につける仕組み(以前は①から③だけと考えられており、教育制度は余裕があれば時々行うものという認識の企業が多数でしたが、現在は教育制度も人事制度の一部と捉えられています)もちろん人事
こんにちわ。今日は日経の社説『法制と行政組織こそ改革の本丸だ』について。内容は、①コロナで浮き彫りになった紙と人力に頼った時代遅れの仕事の改善のため新組織となるデジタル庁が9月1日に発足する。②デジタル庁のミッションは、行政の実務や組織の定めた法制、契約や商取引など国民の社会生活の基本ルールを定めた法律・規制を、デジタル技術の使用を前提にしたものに変えていくことだ。③そのためには官僚人事制度、給与水準、企業との官民の人材が行き来できるようになど、慣例等も含めた制度を見直してほし
昇格試験を見送りました会社によって人事制度は様々でしょう。うちの会社には、将来的に役職につける総合職と役職にはつけない専門職と、2つのラインがあります。わたしは、専門職のラインにいて、会計を専門として会社に貢献したいと思ってます。全社的に1%しかいない専門職ラインなので、人事制度も総合職メインに作られていると感じます。そのため、昇格試験も総合職の管理職登用試験に混ぜてもらっているのです。管理職の適性がないことは自覚していて管理職の業務に興味はない。ひたすら専門性を極めたいと思ってい
是非、リブログ。フォーロー、コメントを、お寄せください。.日本の頭脳が集まっているとされてきた官僚機構。しかし、今や、クズの集まりにしか見えません。その理由の最大のものは、少し前にお話しした事務次官を絞っていく人事制度にあると思います。銀行もそうですが、出世のトップにいない人間は、どんどん、辞めさせることで、出世しか頭になくなり、まともに、国のために、國人のために働く人間は、辞めていかざるを得ず、残るのは、
池本克之です。何をすれば得点になるのかわからないスポーツ。あなたはこんなスポーツをやって楽しいと思えるでしょうか?今回はオリンピックのマイナー競技を見ていて感じたことをお話します。先日、なんとなくオリンピック中継を見ているとエアライフルという競技の試合が放送されていました。調べてみると競技発祥の地はヨーロッパやアメリカなどでこれらの地域では有名なスポーツだそうです。しかし、日本ではメジャーとは言えません。私も中継を見ていてどうすれば点が入るのかどうすればどっちのチー
仕事も含めて最近特に気になっていた一冊です!ゼロからわかる!経営戦略見るだけノート【100万部突破!「見るだけノート」シリーズ】(見るだけノートシリーズ)Amazon(アマゾン)793〜4,841円オススメ度…★★★響いた内容…・戦略的思考とは「収集した情報を経営の課題解決となる有益な実行につなげる思考のこと」・マーケティング戦略の第一歩STPセグメンテーション…市場構造の把握ターゲティング…標的の絞り込みポジショニング…自社の位置取り・7S、ハードの3Sとソフト
8月4日のブログの補足をしようと思います。いったい、清廉潔白な仕事をされていて、その仕事にプライドを持てる人ってどのくらいいるのだろうか、と考えました。そこで、今まで出会った法令違反について、私が言われたことを整理してみようと思います。ますは、4つ目のブラック企業この企業の面接を受けた時は、「前任の薬剤師がいいかげんなので、医薬品を回収することになった。そこで薬剤師を解雇したので、急遽薬剤師を募集することにした」と言う言葉を真に受けてしまったのですが、実際は、回収に到る法令違