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2018年6月6日(水)。最悪のケースは、とりあえず回避された。まだわからないが。つまり、来月にまた再精密検査ってこと。松江市立病院の消化器内科。担当医師は、エコーの撮影を見ながら、「この映り方は、悪いものではないと思われますが、CTを撮りましょう。膵臓なので、造影剤CTです」しかし、医師の前のモニタ画面を盗み見すると、「主膵管に、最大3.5mmの不規則な拡張がみられ、膵頭部に複数の嚢胞が……」とかなんとか。つまり、膵管が広かったり狭かったりするということ。主膵管は、一般に1mm程度なの
2018年6月5日(火)。明日、2018年6月6日(水)が、先日「要精密検査」を受けた膵臓を詳しく観てもらう日だ。もし膵臓癌だったら、サブタイトルとして「--ある膵臓癌患者の手記」とでも入れようか。「手記」だとあまりにも懐疑的かな。「日記」くらいにしておこうか。でも、書いている本人の心境を表現するものの一つだから、「手記」としておいたほうがよい。とくに、だれに読んでもらいたいとか、まったく思っていなくて、勝手に書いている文章だから。まぁ、「日記」と言われればそうかな。母親がショー
認知症の母親は、隔週でデイサービスとショートステイを繰り返す。つまり、今月だと1日~8日、16日~21日がショートステイ、その他はデイサービスだが、デイサービス期間の土日はお休みで在宅。正直、この土日がいちばんきつい。全然お休みにならない。妻は統合失調症のため、家事の一切はできないし、介護なんてとんでもない。そんなわけだから、本日介護センターに行って、老人ホーム入所の申し込み用紙をもらってきた。何年待ちになるかわからないのだが、しないよりはいいだろう。入院には間に合わないだろうけど、宝くじは
2018年6月3日(日)そう言えば、この半年くらい、まともな便が出ていない。軟便、または下痢。色はすべて黒っぽい。たま~に固形の便が出ても、やはり黒っぽい。黄土色の便は、たぶん何年も出ていないと思われる。結果、人間ドックの検便でも、固形便から採取できず。便潜血反応が出なかったのは、検査対象である便が最適でなかったという説も考えられる。実は、5年ほど前に、会社で血尿を出した。赤い尿ではなく、ウーロン茶かコーラのような茶色い尿。2度目に尿に行ったときも同じだったので、急遽、飯田橋中村ク
実は。昨日、2018年6月1日(金)は、妻の父親の手術だった。大腸癌と再発性の肝臓癌の切除。義父は、40代で胃癌になり完治。50歳で肝臓癌になり一部を摘出。60代に小腸癌になったときには、もう慣れたもので、そのことを誰にも告げず、一人で病院に行って、一人で手術を受け、一人で退院して行ったらしい。それからは、抗癌剤治療を続け、定年後は都市の中心部郊外に家を買い、牛を飼ったり柴犬を飼ったり、農業をしたりして悠々自適の生活。最初の癌からかれこれ20年。身体は手術のための傷だら
2018年6月1日(金)昨夕食で、認知症の母親にご飯を食べさせているときのこと。自分のいる場所が我が家であるという認識はなく、たびたび「早く私のうちに帰らせてくださーい!」と叫ぶ。最近は、ムラはあるが、私に対して敬語を使うようになり、介護師さんなのか我が子なのかの認識が薄くなっている。それでも、一対一の会話は親子として成り立っている。「長く生きてきたよね~、お母さん」(母親は本日、85歳になった)「たいした病気にもかからんと、よーやってきたかもしれんね」「よー癌なんかにかからんかったね
2013年、年の瀬の迫った12月12日(木)の朝、兄の手術付き添いのため、鳥取大学医学部附属病院に到着。膵尾部にできた癌なので、膵臓の中央から膵尾部にかけてと脾臓を全摘出する手術だ。執刀する医師に、手術に使うメスを見せられた。三日月型で先がとがっており、TVなどで見る一般のメスとは別物だった。全長は30~40cm。忍者か何かが持っている特殊な武器のように見えた。それを使うには家族の承認が必要なため、捺印を求められた。手術前の兄は、いたって元気で、「(体調は)なんともないのに、何で手術な
実は、昨日まで仕事が手につかなかった。本日になって、やっと平常心を取り戻し、2018年6月6日(水)の精密検査まではこれまでどおりの生活ができるようになった。と思う。しかし、昨日の夜に母親の往診のために我が家に訪れた医師を見て、本日の相談を思い立った。とくに、客観的な立場での詳細を期待していたわけではない。「嚢胞」とは水ぶくれによってできた袋であり、「腫瘤」とは膨らみのこと。病名ではない。「主膵管拡張」とは、膵臓の中央にあり、膵液を十二指腸に運ぶ管。これが広くなって
兄の膵臓癌発覚時(2013年10月~)には、膵臓癌についてネットや文献をいろいろと調べあさりました。自覚症状としては、「みぞおちのあたりが何となく痛い感じ」「左脇腹の違和感、何か膨らんだような張ったような感じ」「背中のかすかな痛み(特に左)」「胸に向けての圧迫感」というものがありました。しかし、それは膵臓癌に特化したものではなく、ほかの疾患でもあり得る症状であると、調査対象は口をそろえてかいていました。そんなこんなをしているうちに、「あれ?この症状は、おれにもあるぞ?」とふと
2018年5月23日(水)午前11時ころ。人間ドックの結果報告書が届く。【要精密検査】「超音波検査で膵臓に異常所見を認めましたので、消化器内科での精密検査が必要です」【腹部エコー所見】膵膿疱性腫瘤主膵管拡張【血液検査】アミラーゼは正常値、腫瘍マーカー(CEA、CA19-9)は正常値、血糖値は正常値、γ-GTPが高値で163(正常値=50以下)だった。------------------当日、結果報告書が届くまで普通に仕事をしていたのだが、結果報告書を
兄が亡くなった約1年半後の2016年8月に、島根県松江市に帰郷。兄が膵臓癌を罹患した前後から、左脇腹、背中に違和感があった。当時の精神的な状況から、「気のせいである」と看過することができず、健保の病院に検査を依頼。おもに膵臓を看てほしいと依頼したため、造影剤CTを実施。また、出勤前の嘔吐(えづき)の際に出血を確認したため、胃の内視鏡検査も実施。胃に関しては、逆流性食道炎が認められたものの、出血はえづきの際の圧迫による歯茎からのものだと思われた。結果、異常なし。それでも、上
2015年2月14日(3年前)に、兄を亡くしました(享年56歳)。当初の診断は、膵臓癌。2013年10月、松江市立病院にて膵尾部に癌が発見され、同12月に鳥取大学医学部附属病院で、膵臓の半分と脾臓を摘出。手術後の医師の説明では、進行が早く、抗癌剤の効きにくい「退形成性星細胞腫」とのとこ。あまりにも癌の進行が早いため、癌成長のための栄養が追いつかず、中央部は壊死。また、遠隔した血管に転移を認め、後の他臓器への転移の可能性を示唆。余命180日と告知。入院は2014年3月にまで及んだ
膵臓がん手術から1年が経過しました。先週1/17にCTと血液検査を行い、今日結果の診察がありました。結果は「再発無し」でした。CT・・転移無し~主膵管拡張(−)、胆管拡張(−)、門脈開存。但し、脂肪肝(+)脂肪肝は痩せているので、体が危機感で脂肪を蓄える。だから仕方ないようです。血液検査腫瘍マーカーCEA1.6CA19-92.0未満でも、いつも通り、ビルビリンの値が高い→総ビルビリン1.4(基準0.2~1.2)他
毎年恒例の人間ドック。ちょっとめんどくさい日。流れ作業でいろんな検査をして、『ちょっと体重が増えたかも!?』とか『胃カメラ気持ち悪いから嫌だな…』とかほんの少しの心配をして終わるはずだった。全ての検査が終わった後、医師の部屋に入って、何かそこはかとなく普段と違う雰囲気を感じ取った。この違和感はなんだろう。部屋にいた医師は、真剣な面持ちで私にこう言った。少し心配な部分がありますので、再検査を勧めます。膵臓の主膵管拡張、膵腫瘤の疑いがあります。膵臓の主膵管?腫瘤っ