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5月12日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「漏れてくるショパンの調べ薔薇の花」である。選者は北野和良さんで並選である。北野さん、有難うございます。掲句は、自宅の近くのピアノ教室をされているお宅からピアノの音が漏れていて詠んだ。玄関にはたくさんの薔薇の花が咲き乱れている。ショパンのピアノのどの曲がこの情景に合うだろうか?読者の想像にお任せしよう。「各々に好きなショパンや薔薇の花」ハイジャン男
5月9日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「初夏の陽をもつと浴びんとブラシノキ」である。選者は北野和良さんで並選である。北野さん、有難うございます。掲句は、自宅近くにブラシノキの花が咲くのを見つけて詠んだ。ブラシノキの花の赤は真っ赤な太陽を思い起こさせる。「ブラシノキ初夏の真つ赤な太陽を」ハイジャン男
5月7日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「山裾の樟若葉より光り初む」である。選者は牧内登志雄さんで並選である。牧内さん、有難うございます。掲句はら5月7日に雨が上がり、一瞬だけだったが、山裾の樟若葉が見え始めて光りが射し始めた様を詠んだ。樟若葉の黄緑はよく光る。「光り射す一瞬なれど樟若葉」ハイジャン男
5月8日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「花みかん岬まで行く島のバス」である。選者は鈴木玉恵さん、菅典子さん、永田満徳先生より並選である。さらに、古閑寛昭さん、牧内登志雄さんより特選である。皆様、有難うございます。掲句は、瀬戸優理子先生より、鑑賞を頂いた句でもある。https://ameblo.jp/highjunman/entry-12374940768.html掲句を詠んだのは、自宅近くの花みかんを見たことによる。花を見たら、とにかく空想を膨らますのが
5月2日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「辛口の八海山で春惜しむ」である。選者は北野和良さんで並選である。北野さん、有難うございます。掲句は、5月1日に清酒の八海山を二合呑んで出来た。八海山は、亡き友のS君と酌み交わしたことがある。この時は、M君の一升瓶の提供によるものだった。清酒の八海山は、新潟県南魚沼市の八海醸造株式会社が作る銘酒である。その八海山は新潟県南魚沼市に聳える1778mの岩峰である。八海山という固有名詞が地霊を呼び覚まし、春惜しむという
アップがたいへん遅くなった。4月12日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「宇宙基地蒲公英の絮飛び立たん」である。選者は高井直美さんで並選である。直美さん、有難うございます。掲句を詠んだ経緯はブログ記事にしている。https://ameblo.jp/highjunman/entry-12368118691.html宇宙基地の「撤収」は思いもよらず早かった。https://ameblo.jp/highjunman/entry-12368267591.html
アップがたいへん遅くなった。4月10日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「一角に残る提灯八重桜」である。選者は高井直美さんと永田満徳先生でともに並選である。お二方、有難うございます。掲句は、福岡市の桜の名所の一つである西公園の上り口で詠んだ。八重桜の季節になって、ほとんどの提灯は取り除かれていたが、八重桜の咲く一角だけは提灯が残っていた。名残惜しさからの粋な計らいだろうか?「八重桜名残惜しさを募らせて」ハイジャン男
アップがたいへん遅くなった。4月10日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「富士桜見頃を祝ふノーエ節」である。選者は鎌田俊彦さん、MutumiShinogiさん、古閑寛昭さんよりで並選で、山野辺茂さんより特選である。皆さん、有難うございます。掲句を詠んだ経緯である。大学のキャンパスにある富士桜が見頃を迎えていた。その白さに驚嘆していたら、富士の白雪やノーエの歌が出てきた。ブログ記事にもしていた。https://ameblo.jp/highjunman/e
アップがたいへん遅くなった。4月11日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「うすれゆく妬心ピンクの花水木」である。選者は鎌田俊彦さんで並選である。鎌田さん、有難うございます。掲句を詠んだ経緯である。ピンクの花水木に出会った。ピンクの花水木の姿は女性に喩えられるだろう。気持ちがすっきりしているように見えて、この句となった。「お互ひを尊敬し合ふ花水木」ハイジャン男
昨日、4月29日、俳句大学投句欄に投句していた三句中のもう一句にも互選の知らせが届いた。「汁出たる弁当箱や昭和の日」である。選者は古閑寛昭さん、藤倉浩正さん、十河トモ子さんより並選で、桑本栄太郎さんより特選である。四人もの皆さま、有難うございます。昨日の昭和の日、何か句を詠もうと悶々としていた。ふと、アルミの弁当箱のことを思い出した。アルミの弁当箱の隙間より、煮物の汁が垂れて、教科書を汚すことか何度もあった。「別に持つ弁当箱や昭和の日」ハイジャン男
昨日、4月29日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「跡形もなく逝くなんじやもんじやかな」である。さ選者はMutumiShinogiさんと永田満徳先生でともに並選である。お二方、有難うございます。掲句を詠んだ経緯である。自宅近くのなんじゃもんじゃの花をそろそろと思い見に出かけた。何と!もう散っていた。今年の花の咲き方が異常に早すぎた。来年までお預けとなった。「行動は早めになんじやもんじやかな」ハイジャン男
昨日、4月27日、俳句大学投句欄に投句していた三句中のもう一句にも互選の知らせが届いた。「風光る黄色のテニスボールかな」である。選者は桑本栄太郎さんで並選である。桑本さん、有難うございます。掲句は、キャンパスのテニスコートの黄色いテニスボールが春の日差しに眩いばかりに輝いている様を詠んだ。新学期で体育の授業テニスボールも一新されたようだ。「輝けるテニスボールや新学期」ハイジャン男
昨日、4月27日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「遠足の列に我が子を探す母」である。選者は高井直美さんより特選、MutumiShinogiさんより並選、鈴木玉恵さんより特選である。お三方、有難うございます。掲句を詠んだ経緯である。昨日、遠足の長い列に遭遇した。道の向こうに一人お母さんが微笑みながら立っていた。「一人立つ母遠足の長い列」ハイジャン男
本日、4月17日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「草原を駆け来る十騎あやめぐさ」である。選者はMutugiShinogiさんより並選である。Mutumiさん、有難うございます。掲句を詠んだ経緯はブログ記事にしている。https://ameblo.jp/highjunman/entry-12369110519.html「戦国の轟くやうにあやめ咲く」ハイジャン男
本日、4月16日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「地球儀の中の日本紅つつじ」である。選者は鈴木玉恵さんより並選である。玉恵さん、有難うございます。掲句は、本日、キャンパスの見事な白いツツジの木を見て詠んだ。球状の地球儀のようである。しかし、何輪か紅のツツジも見えて、まるで地球儀の日本のように見えた。地球儀にしろ、世界地図にしろ、日本は赤く塗られていることが多い。「メンデルの知らない日本春深し」ハイジャン男赤いツツジ、白いツツジ、そして中間のピンクのツ
本日、4月2日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「黄桜にひそんでゐたる紅の色」である。選者は、鈴木玉恵さんより並選で、MutumiShinogiさんより特選である。お二方、有難うございます。掲句を詠んだ経緯は、ブログ記事にしている。「初めての黄桜」https://s.ameblo.jp/highjunman/entry-12365286349.html「黄桜の下で一献傾ける」ハイジャン男2ヶ月のブランクにて選ばれた一句である。明日、清酒「黄桜」を飲みた
昨日、1月16日、俳句大学投句欄に投句していた3句中のもう1句にも互選の知らせが届いた。「産土を囲む神木日脚伸ぶ」である。選者は、野島正則さん、今村征一さんより並選で、桑本栄太郎さんより特選である。お三方、有難うございます。掲句は、自宅の側の地禄神社を通った時に詠んだ。昨日、四温となり、日も差していた。神木として、ムクノキとイヌマキがある。「産土を囲む神木四温晴」ハイジャン男
昨日、1月4日、俳句大学投句欄に投句していた3句中のもう1句にも互選の知らせが届いた。「透き通る池の汀や福寿草」である。選者は、山野辺茂さんより並選で、石井真奈美さんより特選である。お二方、有難うございます。掲句は、新年の目出度い花の福寿草で詠もうと写真からの作句であった。実は、福寿草は旧正月の頃に咲く花で未だ実物を見ることはできないのだ。季語は旧暦にて作られており、このような季節のズレを生じる。しかし、何としても実物を見てみたい花である。「実物に会ふ目標を福寿草」ハイジャン
昨日、12月20日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「心地よき睡魔漢方風邪薬」である。選者は、鈴木玉惠さんと古閑寛昭さんでともに並選である。お二方、有難うございます。掲句は、漢方の風邪薬を飲んで、睡魔に襲われて詠んだ。風邪の特効薬は睡眠かもしれない。「睡眠は風邪の特効薬なりき」ハイジャン男その後、掲句は、今村征一さんに並選で選ばれた。今村さん、有難うございます。
昨日、12月1日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「益荒男の背筋はぴんと枯木立」である。選者は、北野和良さんから並選で、桑本栄太郎さんと野島正則さんより特選である。お三方、有難うございます。掲句は、葉を付けていた木々が、葉を散らして枯木立が背筋を伸ばした状態を詠んだ。益荒男の背筋に喩えてみた。「益荒男は憧れの的冬木立」ハイジャン男
昨日、11月17日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「冬の夜友の訃報を知らぬ友」である。選者は、大津留直さんより特選、桑本栄太郎さんより並選ある。お二方、有難うございます。掲句を詠んだ経緯であるが、福大教授のH君と昨日、会議で会った時に、今年6月に急逝したO君のことを訊ねたところ、訃報を知らなかったとのことであった。訃報が伝わらないこともあると思った。会者定離というか、人間は最後は孤独である。「凩や人の世にある孤独感」ハイジャン男
昨日、10月29日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「何処より来たる若木櫨紅葉」である。選者は、北野和良さんより特選、鈴木玉恵さんより並選である。お二方、有難うございます。掲句は、庭にハゼの木の若木がある。若木ではあるが、真っ赤に色付いている。その様を詠んだ。北野さんより、この光景を違わず鑑賞して頂いた。若木にも拘らず、一人前の紅葉となっているということが伝わり嬉しい。「遠くまで伝はるこころ櫨紅葉」ハイジャン男
櫨紅葉本家分家の仲違ひ《人選》に入っていました^^娘は《並選》に入っていたようです^^私は七句投稿して一句。娘は二句投稿して一句。打率的にはいつも負け⁉︎ではまた〜
昨日、9月23日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「蟋蟀の果てることなき朝の声」である。選者は、今村征一さんより並選、桑本栄太郎さんより特選である。今村さん、桑本さん、有難うございます。掲句を詠んだ経緯は、ブログ記事にしている。https://ameblo.jp/highjunman/entry-12313313713.html蟋蟀は夜も鳴き続けだったろうに、朝も元気に鳴いていたのだ。「本能のままに蟋蟀鳴きにけり」ハイジャン男
昨日、9月21日、俳句大学投句欄に投句していた3句中のさらにもう1句にも互選の知らせが届いた。「人通り少なき小径藤袴」である。選者は、桑本栄太郎さんで並選である。桑本さん、有難うございます。掲句は自宅近くの人通りの少ない小径のお宅にひっそりと咲く藤袴を詠んだ。藤袴は準絶滅危惧種になっている。「絶滅の危惧ある怖れ藤袴」ハイジャン男
昨日、9月20日、俳句大学投句欄に投句していた句に互選の知らせが届いた。「姥捨の山まで三里女郎花」である。選者は、北野和良さんに並選、鈴木玉恵さんに並選、牧内登志雄さんに特選を頂いた。お三方、有難うございます。掲句を詠んだ経緯は、ブログ記事にしている。「女郎花の終焉」https://ameblo.jp/highjunman/entry-12312161743.html今年は、女郎花が7月から咲いていたのだが、さすがに枯れ始めた。そこで、姥捨のことが浮かんだ。「姥捨の山に名月か
フリー素材ぱくたそ回遊の果てを知らずや銀鰯並選
昨日、8月25日、俳句大学投句欄に投句していた3句中のさらにもう1句にも互選の知らせが届いた。「太陽の使者かもしれぬ葉鶏頭」である。選者は、桑本栄太郎さんで、並選である。桑本さん、有難うございます。掲句は、近くの花壇に真っ赤な葉鶏頭が咲いているのを見つけて詠んだ。葉鶏頭は三秋の季語であり、これから長く詠める花である。「これからの長い付き合ひ葉鶏頭」ハイジャン男なお、掲句には、今村征一さんが、コメントを下さった。葉鶏頭のことを「かまつか」とも言う。今村さん、有難うございます。
本日、8月24日、俳句大学投句欄に投句していた3句中のもう1句にも互選の知らせが届いた。「虫の声まあるく響く田蔵池」である。選者は、北野和良さんで並選である。北野さん、有難うございます。掲句も、バスを乗り越したおかげで田蔵池という普段通らない夜の池を通って詠んだ。最初は、池面に虫の声がしないなあという句にしようかと思った。しかし、俳句にはネガティブは良くない!あくまでも、ポジティブが良いと推敲した。北野さんは、ネットで田蔵池のことを調べられたようだ。田蔵池は、丸い池ではない
本日、8月20日、俳句大学投句欄に投句していた3句中のもう1句にも互選の知らせが届いた。「秋高し代打満塁ホームラン」である。選者は、北野和良さんで並選である。北野さん、有難うございます。掲句は、今日の甲子園の天理対明豊戦で、9回裏に明豊に飛び出した代打満塁ホームランが夏の甲子園史上初めてということで詠んだ。明豊は、試合には負けたが、史上初の快挙を残した。「史上初快挙を残し秋の空」ハイジャン男明豊のナイン!明日、胸を張って郷土へ帰ろう!