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あらすじ緑豊かな郊外に建つモダニズム風一軒家の下見に訪れた中年夫婦のアランとマリー。購入すべきか迷う夫婦に怪しげな不動産業者がとっておきのセールスポイントを伝える。地下室にぽっかり空いた“穴”に入ると「12時間進んで、3日若返る」というのだ。夫婦は半信半疑でその新居に引っ越すが、やがてこの穴はふたりの生活を一変させていく……。はたして、この不思議な穴がもたらすのは幸せか、それとも破滅か。人生が激変してしまった夫婦がたどる後戻り不可能な運命とは…。感想「マンディブル2人の男
本日1本目のあなたがここにいてほしいに大満足して、いつものイートインにて昼食…と思ったら混んでいる慌てて別のカフェで腹ごしらえして(高くついた〜)ベンチが少なくて困る新宿ピカデリーへ(こちらはクーポンで無料)アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台過去にはそこそこだったが今は売れない役者のエチエンヌは、刑務所の更生プログラムの代打講師を頼まれて、囚人たちに演劇の指導をすることになる世を拗ねて、きちんとしない彼らに、自己表現の世界を拓くエチエンヌ
世田谷パブリックシアターの小劇場、シアタートラムで小泉今日子が主宰の演劇プロデュース会社明後日(あさって)の新作舞台、岩松了作・演出の「青空は後悔の証し」を観た。見事な日本のハロルド・ピンター(英国人のノーベル文学賞受賞作家・劇作家)芝居を観たという感想。—まるでピンターの「昔の日々」のよう!キャストの中に風間杜夫の名前を見つけ、彼を2021年のベスト俳優に選んだこともあり、チケットを購入。またもや名俳優の素晴らしい演技を堪能させていただいた。***あらすじ***初
燐光群『天神さまのほそみち』観劇ザ・スズナリ観たいと思いつつ、体調を崩したり…で、なかなか行けなかったけれど、やっと行けたー😆ロイヤル大衆舎以来のスズナリロイヤル大衆舎のときにはかなーりソーシャルディスタンスな客席だったけれど、その時よりは席は倍以上増えていたように思う(それでも普段の半分くらいの席数に減らしていると思う)別役実戯曲の中で「もっとも不条理」と評される、怒涛の対話劇(チラシより)日本語の曖昧な部分、ハッキリ言わないことがヨシとされる文化…などの日本人の共通認識が下敷きに
『残酷で異常』Cruel&Unusual2014年カナダ[91分]監督:メルリン・デルビセビッチ製作:マシュー・セルビ製作総指揮:ジャスティン・ホワイト脚本:メルリン・デルビセビッチ撮影:アダム・スリウィンスキー編集:マイケル・ベイトマン音楽:マーク・コーベン音楽監修:デヴィッド・ヘイマンキャスト:デヴィッド・リッチモンド=ペック/バーナデット・サキバル/ミシェル・ハリソン/マイケル・エクランド他[解説]妻殺害の現場が永遠に再現され続ける奇妙な建物に閉
12月舞台『HER』3日目昼・夜の2公演・ご訪問ありがとうございます・小屋に入ると本番前に合わせるという稽古は殆んどしたことがないのですがただ台詞を合わせるのは苦手な方なのでそれなりに出来るのはそれもひとつの安心材料かなと個人的には安定してきたところですがもう終わりです・唯一掲載許可の出た舞台上の桜・・この日ご観劇くださったお客さまから不条理劇の様相になってそこからかなり面白かったという感想を頂きました・本日、気づけばもう千秋楽12月26日(日
[こ]サミュエル・ベケットゴドー何処(どこ)ただの枩(まつ)の木(き)待(ま)ちつまつ粽(ちまき)の端(つま)のただゴドー何処(どこ)———ただ一本、松の木があるだけである。ずっと待ち続けたが、これからもひたすらゴドーが来るのを待ち続けるのだろうさ。屈(くつ)原(げん)(ち屈原・参照)のように歴史に名を遺すこともない平凡な人間だが汨(べき)羅(ら)の淵に投身自殺するようなことはしない。いや、したが…「どっこい生きてる」(今井正・北星映画)さ。ゴドー:『ゴドーを待ちながら』E
(c)宮川舞子前回のピンターに続いて、日本の不条理劇の大家、別役実の「あーぶくたった、にいたった」を観に新国立劇場へ。演出は西沢栄治。前回の文学座アトリエでの公演もそうだったのだが、客席の年齢層が圧倒的に高い。流行の文化がくるくるとめまぐるしく入れ替わる昨今の風潮から名作、と言えどもそれを新しいものとして見てみたいと思う若い観客を集めるのは難しいのか、、それとも、若者たちが求めているものが変わってきているのか、、もっと大きなところでの演劇という文化のあり方、伝承の仕方の問題なのか
(c)宮川舞子(c)宮川舞子文学座アトリエ公演、ハロルド・ピンター6作品一気上演、「Hello」を観た。演出は文学座、的場考起。2時間弱の上演時間で6作品なので、中には数分で終わる超短編も。ーちなみに6編は以下の通り、「家族の声」「ヴィクトリア駅」「丁度それだけ」「景気づけに一杯」「山の言葉」「灰から灰へ」ノーベル文学賞を受賞している英国人の劇作家ということで、その名を知る人は多いと思うが、たとえ演劇通であったとしても、実際にピンター劇を観たことがある人はその知名度
『ランダム存在の確率』Coherence2013年アメリカ[88分]監督:ジェームズ・ウォード・バーキット製作:レーヌ・バウセガー脚本:ジェームズ・ウォード・バーキット撮影:ニック・サドラーキャスト:エミリー・バルドーニ/モーリー・スターリング/ニコラス・ブレンドン/エリザベス・グレイセン他[解説]彗星が接近した夜に集まった若者たちに起こる奇妙な現象を巧みな脚本で描き、シッチェス映画祭で脚本賞と審査員賞を受賞したSFスリラー。ミラー彗星が地球に最も近づく晩、8人
最後に僕がこれほど熱く、本気になって相手とぶつかりあったのは、一体、いつのことだっただろうか。前回の「いのち知らず」、追記である。一晩眠ると、頭の中で絡み合っていたことが自然とほぐれ、あらためて、ハッとさせられることがある。もし、それが自分的に「ハズレ」の作品だったら…もう、翌日には、思い出すことすらないだろう。観た記憶さえ、残らない。「いのち知らず」「劇評」の2ワードでネット検索をしてみたのは、どなたかが、シドの語る「ふたりの目標・目指す夢が同じなら、道を違えたとしても、最
2021年-令和3年11月10日シネ・ヌーヴォ1995年-平成7年作品DEADMANジム・ジャームッシュ監督特集、この様に連続して作品を観ていくと監督の特徴が良く分かりますね。会計士ウィリアム・ブレイク(ジョニー・デップ)が就職先の西部の町へ尋ねてみると既に、そのポストには別人に決まっていた。さて、ここから西部の無法地帯を背景に不条理劇が展開して行く。監督特有のズレている感や噛み合って無い感は全開で、お話はあれよあれよと展開される。ジム・ジャームッシュ監督の作品の心はドラマの舞台の現
新国立劇場小ホールにて「友達」作*安倍公房演出*上演台本加藤拓也拝見❗️頭の中でノイズが、、、胸のゾワゾワが、、、今も止みません。不条理なんだけれどもどこか、納得してしまう台詞の数々不条理なんだけど不条理では無いのかも、、怖かった、ひたすら怖かった。力のあるキャスト陣、素晴らしかった!観劇できて良かった、、親切心、、、、人の価値観、、考えさせられました。まだ、怖い💦
新国立劇場・小劇場でSISカンパニーの「友達」を観た。安部公房の50年以上前の戯曲をテレビ(「俺のスカート、どこ行った?」の脚本)、映画、舞台(「MISHIMA2020」で「真夏の死」の作・演出、「劇団た組」の主宰)と多方面での活躍が目覚ましい27歳の加藤拓也が演出、SISカンパニー所属俳優陣(鈴木浩介、浅野和之、キムラ緑子、西尾まり、鷲尾真知子)に加え、有村架純、林遣都、山崎一など豪華な俳優陣が顔を揃えた舞台。先日シアタートラムで観たケラ演出の「砂の女」に次いでの安部公房の代表作
2021.9.12(日)14:00~14:30うりんこ劇場石畑達哉石畑さんが美味しそうに「焼きそば」を食っている出来立てほやほやの本格的にちゃんと料理されたモノを食べている舞台上でお客さんに「それはホントに美味しそうです」と思わせるモノが出てくるのは珍しい昔、付き合っていた彼女と食べたあの日を思い出している現実は哀しい結果となっているいくらあの時こうしておけばと今振り返った所で何も変わらない事をこの男はいつ気が付くだろうかい
いつか観ようと手に入れていた『カリギュラ』のDVDを鑑賞。凄く見応えのある作品でした!初っ端からカリギュラは狂っているし、あらすじの通り、「破滅に向かっていく」物語。何が主題なのか、どういうメッセージがあるのか、見る人やタイミングによって、捉え方がかなり変わりそうです。役同士の拮抗したやり取りとか、役自身の中に渦巻く何かに、台詞以上のものを感じて、凄く面白い!特に、カリギュラがセゾニアを手に掛けるシーンと、最後のシーンから暗転になるまでの緊張感が、観ていて凄くドキドキしました。あと
予告編を見て、気になっていた映画を観に行ってきました。一言で言えば、反戦をテーマにした不条理喜劇です。時代も場所もはっきりわからない架空のとある町は、川向こうの町と何十年も戦争を続けています。その町で兵士として暮らす主人公の露木は、毎日決まった時間に起きて、兵舎に出勤して、ラジオ体操をして、朝9時から夕方6時まで戦争を仕事としてこなし、決まった時間に食事をして、決まった時間に宿舎で寝ます。誰が何のためにいつからこの戦争が始まったのか、号令をかける町長でさえ答えられません。ト
【日本語字幕付予告編「映画ログプラス」チャンネル2021/2/27公開:51秒】【作品紹介:「映画.com」よりの引用】異邦人:作品情報-映画.com異邦人の作品情報。上映スケジュール、映画レビュー、予告動画。ノーベル賞作家アルベール・カミュが1942年に発表し、人の心理に潜む不条理の意識を巧みに描いた小説「異邦人」を、イ...eiga.comフランス領アルジェリア出身のノーベル賞作家アルベール・カミュ(1913-1960)が1942年に発表し、人の心理に潜む不条理の意識を
「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」映画『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』オフィシャルサイト第21回東京フィルメックス審査員特別賞受賞!世界が認める新たな才能・池田暁監督、初の劇場公開となる待望の最新作『きまじめ楽隊のぼんやり戦争』。毎日“朝9時から夕方5時まで”川の向こう岸と戦う小さな町。そこに暮らす真面目な兵隊・露木が偶然出会ったのは、向こう岸から聞こえる音楽で…www.bitters.co.jp先ずもって言いたいのは、自分このフシの映画は大好きだという事ですね。もう〜ムフフフフとなる!まず、映
作ハロルド・ピンター演出大澤遊河内大和/伊礼彼方不条理劇と呼ばれるピンターの作品は、筋が合理的に通ってなくてよく分からないところも多いけど、その分からない部分が脳を適度に刺激して面白さを感じるんですよねー。この「ダム・ウェイター」は過去にも観ているけど、やっぱり良い👍初演は1960年。原題「TheDumbWaiter」は喜志哲雄氏の翻訳では「料理昇降機」となっています。上階のレストランと下階のキッチンを繋いで注文票や料理を上下に運ぶボックスね(確かに「物言わぬウェイ
今回は別役実さんの星と風と夜の物語「星の王子さま」よりを紹介します。以前、北村想さんによる想稿・銀河鉄道の夜を紹介しましたが、今回も原題があり、それを戯曲化したタイプの脚本ですね。星の王子様自体もとても好きな作品です。なんとなく自分の好みの系統がわかってしまいます。(笑)膨大な量の戯曲を書いてきた別役さん作品の中では比較的近年に書かれたこの戯曲。手元にあるのは「さらっていってよピーターパン」という名前の本なのですが、ここに「さらっていってよピーターパン」「とんで孫悟空」「夜と
『ファブリック』InFabric2019年イギリス[118分]監督:ピーター・ストリックランド製作:アンディ・スターク製作総指揮:イアン・ベンソン/ベン・ウィートリー/スティーブン・ケリハー/ヒラリー・デイビス/アンドリュー・ボスウェル/フィル・ハント/コンプトン・ロス/リジー・フランク/ローズ・ガーネット脚本:ピーター・ストリックランド撮影:アリ・ウェグナー美術:パキー・スミス衣装:ジョー・トンプソン音楽:キャバーン・オブ・アンチマターキャスト:マリアンヌ・ジャ
1968年のアメリカ映画。バート・ランカスター主演です。アメリカンニューシネマの一つとされますが、不条理劇と評されてもいます。原題は「TheSwimmer」。そのものですね。(笑)主人公目線の画面で始まります。静かな林の中を進む足音と、優しい感じの音楽です。と、林が開けてプールが見えてくると、視点は男を背後から映すものに変わります。男は水泳パンツだけしか身に着けていません。そしてプールに飛び込み、向こうのプールサイドから上がろうとするときに飲み物の入ったグラスが大写しで画面に入ってき
さいたまネクストシアター(故蜷川幸雄が自身が芸術監督を務める彩の国埼玉芸術シアターで2009年に始動した若い演劇人からなる集団)のリーディング公演、イタリアのピランデッロが1921年に執筆した前衛戯曲「作者を探す六人の登場人物」を観た。演出は今回がネクストシアター初演出となる新国立劇場芸術監督、小川絵梨子。この観劇が動乱の2020年を締めくくるものとなるはず(今のところ)である。作品に関しては名作の称号に偽りはなく、その後の不条理劇の隆盛の素となった一見噛み合っていない会話からは
3月に「That'sLife」をやりまして。その後いくつも公演が中止や延期になりまして。おいしいパンが焼けるまで、モノステ、札幌シェアターのようなオンラインの公演や朗読ナイトや兎団の教会公演、シアトロン2、#ヌルはなエクストラといった配信公演、ぷちぷち夏祭り、大人の朗読会(仮)、といった単発の公演には出たりしつつも、あれこれな状況から劇場での公演は年内は無理かなあ、という見通しだったんですが、あれこれなことがありまして、こちらの公演に参加することになりました。888企劃プロデ
世間は休日で、私は仕事で、世間は穏やかでも、私は稽古な1日。だんだんと日の入りは早くなり、暗くなるのもあっという間です。気がつけばもう11月。雨が降るのか降らないのか分かりづらい天気ですが、雨とは別に、小さい羽虫が飛んでるのが気になりました。別に人を刺すとか、そういう類のものでは無いと思うのですが、気にはなります。小さい羽虫然り、コロナ禍しかり、色々な目障りなものは、とっとと打ち払って前へと進みたいものです。2020年12月19日(土)~21日(月)劇集団光公
某、24時間ドラマの2話目をやっと観ました。正直、海外ドラマのそのまんまの輸入は、どうなんだろうと疑問が増すばかりです。主演や周りを固めている方々の演技とかが悪いわけではないのですが、あまりにも現実味がないのでしょうかね。笑ちゃうかもですが、これが例えばアニメとかだったら、違和感はないのかもしれません。不思議なもので、日本人的な感覚では、おそらく時代とかもあるとは思いますし、年代的なものもあるのでしょうが、日本にカスタマイズされたものの中にも明らかに日本的に感じられないも
最近、というか、昨日の話題を引きづるようですが、aupayを使用していく前からPontaとはお友達でした。というのも、職場の近くにローソンストア100があるので、自然とPontaポイントを貯める生活をしていたのですが、aupayとの連携をするようになってから、ますます親密度が増しました。お陰で、『+10ポイント』と書かれている製品をよく買うようになりました。(わかる人はわかる)正直、お茶やコーヒーにそんなにこだわりを持たない自分は、無糖であれば何でもいいのです。し
いよいよ、昨日から宣伝を開始しました。12月の下旬近くなると、どうしてもお忙しい方もいらっしゃるとは思います。そんな中でももしご都合よろしければ、ぜひともお越しいただきたいと思います。お気軽にご連絡ください。さて、最近の話題として、携帯電話料金の値下げが叫ばれていますが、やはり高いですよね。我が家は最近、キャッシュレス化が進み、auユーザーなのでaupayを利用してますが、月々の支払いは高い。他の国の相場もワイドショーなどではやってますが、いまいち比較対象がわから
基本的に、火曜日は休日で、まったりしてます。色々とやることもあったりするので、まったり出来る時とで出来ないときの差が激しいですが。某劇団の主宰の方が、私もちょくちょく書いている元劇団員の賃金支払騒動について、想いを語っていました。KENSUKEYOKOUCHI横内謙介@KensukeYokouchi私が訴えられたんじゃないです。そして雑感。横内謙介Diaryhttps://t.co/VoGNNzSBzt2020年10月27日13:03書いてあることは、