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日時:2021年2月28日20:30~会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール指揮:呂嘉演奏:上海フィルハーモニー管弦楽団曲目:ブルックナー:交響曲ヘ短調ブルックナー:交響曲第3番ニ短調感想:上海フィルによるブルックナーシリーズの演奏会で今回は第3番とへ短調交響曲。シリーズ最初の頃の演奏を聴いていないので詳しくは分からないが、どうやら最終盤の順番のようである。昨年は5番と4番が行われていて、あとは6番が残っているような情報を目にした。さてこの日の指揮者は
日時:2021年01月31日(日)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:張潔敏演奏:上海交響楽団ピアノ:羅維ピアノ:陳薩曲目:ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調作品58ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調作品73「皇帝」感想:張潔敏指揮の上海交響楽団の演奏会でベートーヴェンコンチェルト全集の第三夜。本来なら年間プログラムにはこの日はツィマーマンが客演し、ベートーヴェンのピアノコンチェルト全集を弾くはずだったが、コロナの影響で来中出来ず、中国人のピアニスト5人に
日時:2021年01月10日(日)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:楊洋演奏:上海交響楽団ヴァイオリン:徐惟聆ピアノ:盛原曲目:メンデルゾーン:ヴァイオリン、ピアノと弦楽のための協奏曲マーラ―:交響曲第1番ニ長調「巨人」感想:楊洋さん指揮の上海交響楽団の演奏会。本来なら年間プログラムにはこの日はニューヨークフィルの音楽監督ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンさんが客演して振るはずだった演奏会だが、新型コロナウィルス流行の影響で来中できず、中国人の中堅指揮者楊洋さ
日時:2021年1月3日(日)15:00~会場:上海交響楽団音楽庁音楽庁(コンサートホール)指揮:薛源演奏:上海彩虹室内楽団合唱:上海愛楽合唱団独唱:曲目:ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92ベートーヴェン:交響曲第8番へ長調作品93ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125感想:年明け一発目は上海の室内楽団である彩虹室内楽団によるベートーヴェンチクルスの第三弾の演奏会。前回の演奏会で、よろよろの演奏を聴かされ、こちらも精神状態が立ち直るのに時間が
日時:2020年12月27日15:00~会場:上海交響楽団音楽庁演芸庁(チェンバーホール)指揮:薛源演奏:上海彩虹室内楽団曲目:ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調作品60ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67ベートーヴェン:交響曲第6番へ長調作品68感想:上海の室内楽団である彩虹楽団によるベートーヴェンチクルスの第二弾の演奏会。前日の演奏会で、まあまあ及第点の演奏が聴けたので、この日も特別な期待もかけられないが、そこそこの演奏にはなるのではないかとの意識で演奏会
上海彩虹室内楽団ベートーヴェンマラソンその1日時:2020年12月26日19:00~会場:上海交響楽団音楽庁演芸庁(チェンバーホール)指揮:薛源演奏:上海彩虹室内楽団曲目:ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調作品21ベートーヴェン:交響曲第2番二長調作品36ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55感想:上海の室内楽団である上海彩虹室内楽団によるベートーヴェンチクルスの第一弾の演奏会。このオケは上海の格付けで言えば四番手くらいの位置づけになろうか。まぁ詳し
日時:2020年12月19日20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:張国勇演奏:上海交響楽団オーボエ:黄錚ヴァイオリン:寧峰ピアノ:張呉辰曲目:ジャンネ・フランセ:オーボエと管弦楽のための「花時計L'horlogedeFlore」エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35チャイコフスキー:ピアノ協奏曲変ロ短調感想:上海交響楽団の演奏会でオール協奏曲のプログラム。指揮者は張国勇さんで、中堅からベテランにかかる指揮者といったと
日時:2020年11月28日(土)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:張櫓演奏:上海交響楽団ピアノァルト:王雅倫ソプラノ:黄英バリトン:楊小勇合唱:蘭州音楽庁合唱団曲目:モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番K488フォーレ:「レクイム」ニ短調作品48感想:先週に引き続き上海交響楽団の演奏会。指揮者はこの楽団のアシスタント指揮者の張櫓さん。年間プログラムだと音楽監督の余隆さんになっていたが、恐らく客演指揮者があまり来られない状況の中で、担当の組み換えが必
日時:2020年11月22日(日)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:張潔敏演奏:上海交響楽団ヴィオラ:巴桐曲目:ヒンデミット:「白鳥を焼く男」(ヴィオラ協奏曲)ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調作品60感想:上海交響楽団の演奏会。本来は、バッハのG線上のアリアがプログラムの最初に組まれていたが、当日会場についてみると取消になっていた。恐らく、ステージ運営上の都合であまりにも曲間の対応が大変なので、時間的に難しいと判断したのではないかと思われる。
日時:2020年11月12日(木)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール演奏:1stViolin宋暁晟2ndViolin楊蚕Viola施貞莉王冠Cello周潤青Cotrabass沈雲軒Piano唐瑾曲目:モーツァルト:弦楽五重奏曲第6番変ホ長調K614モーツァルト:弦楽四重奏曲第1番ト長調K.80より第三楽章、第4楽章ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21感想:上海交響楽団のメンバーによる室内楽演奏会。今
日時:2020年10月11日(日)20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:孫一凡演奏:上海交響楽団ヴァイオリン:柳鳴曲目:メンデルスゾーン:夏の夜の夢序曲メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」感想:指揮者・ソリストともに1994年生まれのフレッシュな組み合わせによる演奏会。この国の音楽界がどのようなローテーションで新人を育てて行くのか分からないが、とにかく、半分は育成目的の起用だろう。(そういえば日本のやり方も知らな
日時:2020年10月10日20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:張芸演奏:上海フィルハーモニー管弦楽団ヴァイオリン:黄濱曲目:アントニオ・サニエリ:シンフォニアニ長調「ヴェネツィア人」(上海初演)W.A.モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調K.218R.シュトラウス:「家庭交響曲」感想:一か月ぶりのコンサート鑑賞。国慶節の連休の代替で土曜日であるが出勤日のこの日、仕事が終わって慌てて駆け付けた。ネット予約のチケットを受け取る方の列が長
日時:2020年9月01日20:00~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:余隆演奏:上海交響楽団ヴァイオリン:寧峰曲目:バーバー:弦楽のためのアダージョ于京君:ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガべ―トーベン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調感想:一昨日の上海フィルに引き続き、今度は上海交響楽団のシーズン開幕コンサート。この余隆という指揮者、前回第九を聴いた際にちょっと私とは感性が合わないかなという印象だったが、たまたまチケットが買えてしまったので聴くことにした。このコロナ禍
日時:2020年6月20日19:30~会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール指揮:張亮演奏:上海フィルハーモニー管弦楽団曲目:ブルックナー:交響曲第5番変ロ短調感想:新型コロナウィルスが流行した影響で、上海でも人の集まるイベントの中止が続いていたが、今月になって、感染対策を取りながらの公演が再開された。私にとっては上海では162日ぶり、日本で聴いてから数えても134日ぶりのコンサート鑑賞となり、再開されたというその事実だけでも感慨深いものがあった。コロナ対策をとった
日時:2020年1月10日19:30~会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール指揮:張亮演奏:上海フィルハーモニー管弦楽団曲目:ベートーベン:「コリオラン」序曲作品62シューマン:四つのホルンとオーケストラのための音楽会作品ヘ長調作品86(Hrn:日高剛、鈴木優、顧総、鄭嘉瀚)ブルックナー:交響曲第1番ハ短調感想:2020年の年明けて一発目のコンサート。まあウィーンフィルのニューイヤー・コンサートとかはテレビ中継では見たのだが、ライブはこの日が一発目で、なんとブルックナ
日時:2019年12月1日20:00~会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール指揮:張潔敏演奏:上海交響楽団ヴァイオリン:五嶋みどり(MIDORI)曲目:曲目:バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112バルトーク:「ハンガリーの風景」Sz.97ヤナーチェク:シンフォニエッタ五嶋みどりさんを迎えての上海交響楽団の演奏会で指揮者は女流の張潔敏さん。前半はいきなりみどりさんの登場でバルトークのヴァイオリンコンチェルトの第2番。登場してからもチューニングの音を確認す
日時:2019年11月2日20:00~会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール指揮:アンドラーシュ・シフ(SirAndrásSchiff)管弦楽:カペラ・アンドレア・バルカ(CappellaAndreaBarca)ピアノ:アンドラーシュ・シフ曲目:ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調アンコール:ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番第2楽章、第3楽章ピアノ曲1曲(曲名不明)感想
台風19号で甚大な被害に遭われた皆様の、物質的なまた心的な回復を心よりお祈りいたします。私は台風の翌日が引っ越しでして、ちょうど引っ越し先が東京都狛江市という多摩川沿いの地域だったので、かなり心配だったのですが、大きな被害もなく無事引っ越しを終えることができました。聞くところによれば、引っ越し屋さんはあの台風の日も仕事があったそうで....命よりも大切な仕事はないのになあと思いました。さて、引っ越しの翌日から(強行スケジュールにも程がある...)北京国際音楽祭に出演するために上海へ
指揮:呂嘉演奏:上海フィルハーモニー管弦楽団ピアノ:万捷旎曲目:グリーグ:ペールギュント第2組曲グリーグ:ピアノ協奏曲(ピアノ:万捷旎)シベリウス:交響曲第5番変ホ長調感想:先週に引き続き上海フィルの演奏会。昨年ブル8でいい演奏を聴かせてくれた呂嘉さんの指揮。一曲目はペール・ギュントの組曲。先週と比べては申し訳けないが、この指揮者の方が音楽を音楽として表現する意欲を持って、指揮をしており、きちんと音楽が伝わってくる。ただスコアがほとんどコピーを使っていたなど、主催側の取り組
張芸指揮上海フィルハーモニー管弦楽団「Rシュトラウスとブルックナー」日時:2019年10月7日19時30分~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:張芸演奏:上海フィルハーモニー管弦楽団ピアノ:譚小棠曲目:R.シュトラウス:組曲「町人貴族」ブルックナー:交響曲第2番ハ短調感想:またもや張芸さんと上海フィルの公演。今回はリヒャルトシュトラウスとブルックナーというロマン派の組みあわせ。フランス系よりは独墺系の方がまだマシなこの指揮者だが、果たしてこの夜はどうか?一曲目は、
日時:2019年7月3日19:30~会場:上海交響楽団音楽庁指揮:ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン管弦楽:ニューヨークフィルハーモニック曲目:ショスタコーヴィチ:室内交響曲ハ短調作品番号110a(バルシャイ編曲)ベートーベン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」NYフィルは言わずと知れた、アメリカを代表するオーケストラでかつてはバースタインなどが音楽監督も務めていたオーケストラ。このオケの特徴は何といっても、国際都市ニューヨークを代表するような人種というか、個性豊かなメンバーの
日時:2019年6月16日会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール指揮:クラウス・ペーター・フロール演奏:上海フィルハーモニー管弦楽団曲目:ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエムブルックナー:交響曲第9番ニ短調感想:上海フィルがドイツの指揮者クラウス・ペーター・フロールさんを客演に招いての演奏会。フロールさんは日本のオケにも度々客演しているが、生で聴くのは恐らく初めてである。さて、1曲目はブリテンの曲で、非常に大編成の迫力ある曲ではあったが、こちらがもともと知らな
日時:2019年5月31日19:30~会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール指揮:張芸演奏:上海フィルハーモニー管弦楽団ピアノ:アレクセイ・ヴォロディン曲目:バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調作品63ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」感想:上海フィルの演奏会。指揮者は音楽監督の張芸さん。この1年露仏系の曲への挑戦をしており、結構な確率で聴いているが、どうも相性が悪いというか成果が出ているとは思えない
日時:2019年5月18日19時30分~会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール指揮:クリストフ・エッシェンバッハ管弦楽:南西ドイツ放送交響楽団ヴァイオリン:陳鋭曲目:ウェーバー:「魔弾の射手」序曲メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調(ヴァイオリン:陳鋭)ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」感想:現在の南西ドイツ放送交響楽団はシュトゥットガルト放送交響楽団とバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団が合併して2016年から活動を始めたオーケストラで、この
上海交響楽団と上海音楽出版社は4月25日午前、上海交響楽団音楽ホールで記者会見を開き、「中国交響楽70年」プロジェクトを今年6月までに完成させ、その成果として、CD集『中国交響楽70年』を9月に出版する予定、と発表した。「中国交響楽70年」プロジェクトは、上海交響楽団と上海音楽出版社が共同で発起したもので、2017年から開始された。スタッフは約200名。作曲家75名、指揮者22名、独唱·独奏者34名が参加し、1949年の中華人民共和国成立以来の70年間における中国交響楽の代表的な70曲を、
ジョナサン・ノット指揮スイス・ロマンド管弦楽団JonathanNottandOrchestredelaSuisseRomande日時:2019年4月5日指揮:ジョナサン・ノットピアノ:ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ演奏:スイス・ロマンド管弦楽団曲目:ドビュッシー:バレエ音楽「遊戯」ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲ストラヴィンスキー:3楽章の交響曲デュカス:交響的スケルツォ「魔法使いの弟子」感想:スイス・ロマンド管弦楽団はジュネーブを拠点と
日時:2019年3月30日20:00~会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール指揮:レナード・スラットキン演奏:上海交響楽団ヴィオリン:ノア・ベンディックス=バルグリー曲目:プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調作品63(ヴィオリン:ノア・ベンディックス=バルグリー)ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調作品27感想:アメリカ人指揮者のスラットキンによる上海交響楽団の演奏会。前半はプロコフィエフのヴァイオリンコンチェルト。プロコフィエフという作曲家は、2
今月に入ってからの就労ビザ取得や引越し作業の間にあわてて荷造りののち中国は上海に行ってきました。東京オペラシンガーズ御一行で上海交響楽団とのお仕事でした。マエストロはロン・ユー氏です。公演は昨日が本番で、今日帰国、それ以外は連日リハーサルでした。ホールの入館証。上海のドンアンルー(東安路)という所にあるホテルに滞在していました。こちらのホテル。私は16階でした。16階からみた朝の景色。周辺には、お馴染みのコンビニが多数。ローソンもありました。ローソンは「便利店」って書
日時:2019年3月17日20:00~会場:上海交響楽団コンサートホール指揮:余隆演奏:上海交響楽団ソプラノ:孟萌、中村恵理アルト:朱慧玲テナー:宮里直樹バリトン:瀋洋合唱:東京オペラシンガーズ曲目:陳其鋼:「江城子」(ソプラノ、合唱、管弦楽のための)(ソプラノ:孟萌)ベートーベン:交響曲第九番ニ短調「合唱」作品125(ソプラノ:中村恵理、アルト:朱慧玲、テナー:宮里直樹、バリトン:瀋洋)感想:上海交響楽団と音楽監督余隆氏の指揮による第九演奏会。日本か
日時:2019年3月15日20時~会場:上海交響楽団音楽庁コンサートホール指揮:ダニエル・ハーディング演奏:マーラー室内管弦楽団曲目:シューベルト:交響曲第3番ニ長調D.200ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」感想ドイツに本拠を置くマーラー室内管弦楽団とイギリス人指揮者ダニエル・ハーディング氏の組み合わせ。マーラーの名を冠しているが、特にレパートリーをマーラーに特化しているわけではなく、5年前に亡くなったクラウディオ・アバド氏が始めたオーケストラで