中学生の頃、同級生と山形県へ行った。今となっては、何をしに、どこへ行ったのかもおぼろげな記憶。でも、覚えているのは「さすけねぇから」という言葉。初めて聞く言葉で、最初は何を言われたかわからなかった。「差支えないよ。構わないよ」と、言う意味と知る。仙台弁と違うその柔らかな言葉に感動した。時は流れて、今、私は癌治療中で、ほぼ毎日、手作り弁当をイートインで食べている。イートインがあるのは、生協、ヨークベニマル、ウジエ、そして、ヤマザワ。このヤマザワが山形の資本で、山形風芋煮に特化した醤油が買える店。今