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この映画を観た後に太鼓たたいて布教運動なキリスト教団体とか見て笑える気分には逆立ちしても無理ですブラックすぎます狂信的な信仰団体が主人公の子供時代を重く暗い影で覆っていましたその映像がホラー並みに怖いその暗い影から陽のあたるか明るい場所を求めた青年の破滅の物語です赤と黒に似ていますどちらも子供の真の幸福は考えない野蛮な親を持ち虐げられた暗い幼少期を過ごしその環境の恵まれなさに反して魅力的な容貌に恵まれた主人公。勿論違いもあります。ジュリアンソレルは華奢で小柄な少年の様
★★★★95分アメリカ邦題:私は告白する原作:ポール・アンセルムの戯曲「NosDeuxConsciences(私たちの2つの良心)」監督:アルフレッド・ヒッチコック出演:モンゴメリー・クリフト、アン・バクスター若い牧師が教会で殺人を告白(懺悔)されてしまう。戒律によって牧師は、それを明らかにすることができない。その殺人犯は教会の使用人で、犯人を牧師に仕立ててしまう。警察の捜査が進み、法衣を着た牧師の目撃情報などから犯人は牧師と絞られてくるが、牧師は真犯人を告げ
気が付けば、もう、1カ月以上、ブログをアップしていませんでした。やれオリンピックだの、パラリンピックだのと、テレビに張り付いていた毎日もあっという間に過ぎ去り、はや夏草の間を涼風さえ吹き抜ける「兵どもが夢の後」のような今日この頃です。さて、今日は映画のお話です。先日、NHKBSプレミアムシネマで放映していた「陽のあたる場所」です。この映画は、1951年のアメリカ映画で、1931年の「アメリカの悲劇」のリメイク版です。あらすじは、これといって奇抜なものではなく、ひねりもない、よく
国の成り立ちからするとアメリカには人種差別はあっても階級社会はないのでは、と子どものころ無邪気に考えていました。それだけに、たぶん中学生の時だったと思いますが、初めて『陽のあたる場所APlaceintheSun1951』を観た時は、それなりにショックを受けました。恵まれない家庭に育った青年が、上流階級に入るチャンスを失わないようにするため、妊娠した恋人を殺害しようとした物語。原作者はそれを『アメリカの悲劇』と呼びました。<あらすじ>※ネタバレ注意ジョージ(モンゴメ
【タイトル】赤い河(原題:RedRiver)【Podcast】Podcastでは、作品の概要、感想などについて話しています。ApplePodcastsは前編/後編GooglePodcastsは前編/後編Spotifyは前編/後編Anchorは前編/後編【概要】1948年のアメリカ映画上映時間は133分※オリジナル版は127分【あらすじ】トーマス・ダンソンは自分の牧場となる土地を見つけ、多くの牛を育てるが、南北戦争が原因で牛が売れなくなってしまう
「私は人を殺しました」懺悔室で男が告解をすると、神父の目が一瞬うろたえる。頬杖をつく手がかすかに震え、呼吸を整えながら「つづけなさい」と声をかけた。少女たちの目撃証言と、元恋人の証言により警察の疑いの目が神父に向けられる!しかし聖職者として真実を公表できない。さぁ、どうすればいいのか?「私は告白する」アルフレッド・ヒッチコック監督1953年モンゴメリー・クリフト、アン・バクスター(画像お借りしました)ヒッチコック監督作品のなかで観る機会がなかった1本です。ようや
何らかの刑事裁判が行われ、判決公判において裁判官が被告人の証言を退けて、厳しい判決を下す際に述べる言葉は以下のようなものが多い。裁判官「被告人の供述は不自然、不合理で、到底信用できない。反省や謝罪の言葉を述べてはいるが、他の人間に責任を転嫁し、自らの罪に向き合っているとは言えず、反省の気持ちは感じられない」このように言われてしまうと、被告人は無罪はおろか相当の刑罰を覚悟しなければならない。逆に裁判官が被告人の証言を認め、恩情ある判決を下す場合は以下のようなものになる。裁判官「被告人の供述
■TerminalStationメアリー・フォーブスは夫や子供の元に帰るために、ローマ中央駅にきた。しかしローマで知り合った青年ジョヴァンニ・ドナーティが追いかけてきた。製作年:1953、脚本:チェーザレ・ザヴァッティーニ、ルイジ・キアリーニ、ジョルジオ・プロスペリ、監督:ヴィットリオ・デ・シーカ■はじめに登場人物(キャスト)メアリー・フォーブス(ジェニファー・ジョーンズ)ジョヴァンニ・ドナーティ(モンゴメリー・クリフト)ポール(リチャード・ベイマー)メアリーの甥
7月23日が命日・忌日の有名人・著名人760年(天平宝字4年6月7日)59歳崩御(?)光明皇后陛下聖武天皇の皇后1757年満71歳没(?)ドメニコ・スカルラッティさん作曲家父:アレッサンドロ・スカルラッティ1885年63歳没(食道癌)ユリシーズ・S・グラントさん第18代アメリカ合衆国大統領1916年63歳没(鼻腔癌)ウィリアム・ラムゼーさん化学者希ガスの発見によりノーベル化学賞1930年52歳没(虫垂炎手術後の複合症)グレン・カーチスさん航空研究家カ
お立ち寄り下さいましてありがとうございます。クラシック映画で見たことのある超イケメンの俳優モンゴメリー・クリフト、実は36歳の時に自動車事故に遭い顔面を整形手術したがその後もいろんな映画に出演しています。顔面の筋肉の一部を自由に動かせなかったということですが...............持病のアレルギーと大腸炎に加え自動車事故での負傷からアルコールとドラッグへの依存症が祟り、僅か46歳でこの世を去ってしまいました。MontgomeryCli
モンゴメリークリフトです。美形でした。オリビアデハビランドって言っても皆さんご存知ないでしょう。104歳でお亡くなりになった、才色兼備の女優さんです。東京で生まれています。父は大学教授。ですが、母とは夫婦仲が悪く、離婚し、オリビアは苦労の多い子供時代を過ごしています。オリビアの有名な出演作は、「風と共に去りぬ」のメラニー役ですが、オリビアは、以後、名作ばかりに出演しています。この、女相続人は、1949年にアメリカで作成されましたが、オリビアは、アカデミー賞を受賞しました。それだけ、凄い演
■IConfess神父マイケルは殺人を告解された。当然その内容は秘密にしなければならない。犠牲者はマイケルと今は国会議員の妻となっているルースとの昔の関係をネタに二人を脅迫していた人物。その夜、マイケルとルースは会っていたが、マイケルのアリバイが証明できず、マイケルが起訴された。製作:1953年原作:ポール・アンセルム脚本:ウィリアム・アーチボルド、ジョージ・タボリ監督:アルフレッド・ヒッチコック■はじめに登場人物(キャスト)マイケル・ローガン(モンゴメリー・クリフ
そう、ジェニファー・ジョーンズです!「ジェニイの肖像」は1948年のアメリカ映画です。監督はウイリアム・ディターレ。共演はジョセフ・コットン。「終着駅」は1953年のイタリア、アメリカ合作の映画です。監督はヴィットリオ・デ・シーカ。共演はモンドメリー・クリフト。この二本、アマゾンプライムで続けて観ました。ジェニファー・ジョーンズ、美しいですね。眉が左右で違うというのをそのままにしているのも興味深いです。左のキュッと上がった眉が両方ならエヴァ・ガードナー。右のスッとまっすぐな眉が両方な
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今回はテネシー・ウィリアムズの戯曲の映画化でジョセフ・L・マンキーウィッツが監督した「去年の夏、突然に」。テネシー・ウィリアムズといえば「欲望という名の電車」「蛇皮の服を着た男」などドロドロしたイメージですがこちらはひときわ異彩を放つ作品です。著名な脳外科医のクックロウィッツは富豪のビネブル夫人に莫大な資金提供をする代わりに精神病の姪のキャサリンにロボトミー手術をして欲しいと依頼されます。クックロウィッツはキャサリンに会うためにビネブル夫人の邸を訪れるのですが
西部劇の傑作『真昼の決闘』(1952)やリチャード・ロジャース&オスカー・ハマースタイン2世のミュージカル『オクラホマ』(1955)を撮った、フレッド・ジンネマン監督によるジェームズ・ジョーンズのベストセラー小説の映像化作品『地上より永遠に(FromHereToEternity)』(1953)は、アカデミー賞8部門に輝く1941年12月8日(ハワイ時間12月7日)前後のハワイ真珠湾を舞台にした作品になります(※1)。1941年、オアフ島の米軍基地に転属して来た元ボクサーのモンゴ
最近立続けにフレッド・ジンネマンの映画を観ていた。彼の気骨と一貫した正義の追求に見惚れていた。彼のこだわりは、矢張ユダヤ系であること、両親をナチスドイツ下の収容所で亡くした事に尽きると考える。有触れた直感ではあるが・・・山河遥かなり(1948)ユダヤ人迫害のトラウマを持つ少年と占領軍米兵のドラマ真昼の決闘(1952)たった一人で悪と立向かう老保安官のドラマ地上より永遠に(1953)軍隊の非人間的な異常性を一人の兵士を主役にした物語から抉り出
■RedRiver/1948トーマス・ダンソンは14年をかけてテキサス州に大牧場を作り上げた。しかし牛を売りさばくことができず、ミズーリ州まで9000頭の牛を赤い河/ジョン・ウェイン、モンゴメリー・クリフト/多数の牛を連れていくがメンバーが反発する連れていくことを計画する。一方カンザス州アビリーンに鉄道が開通したという情報がある。これであればかなり近くなる。トーマスはメンバーの意見を無視して強引にミズーリを目指す。メンバーはついにトーマスに反抗する。製作:1948年、脚本:ボーデン
続いての映画DVDは『陽のあたる場所』です〜【1931年にジョセフ・フォン・スタンバーグ監督によって映画化されたセオドア・ドライサーの小説『アメリカの悲劇』の再映画化であり、ジョージ・スティーヴンスが監督、モンゴメリー・クリフトとエリザベス・テイラー、シェリー・ウィンタースが主演した】名前は聞いたことあるような。ほのぼのとした家族ドラマかな?で、観てみたまさかのサスペンス。貧乏な人生を送って来た青年が、彼女がいながら、上流階級の美女と恋に落ち、妊娠した元の彼女を殺害しようとする物語
去年はブログにヨーロッパ映画ばかり取り上げてハリウッド映画は1本しか書かなかったので今年は意識してハリウッド映画を多めにブログに書こうかなと思っています。そういうわけで今回取り上げるのは前回に続いてハリウッド大作であるジョージ・スティーブンス監督セオドア・ドライサー原作の「陽のあたる場所」この物語は「モロッコ」で有名なジョセフ・フォン・スタンバーグ監督によって一度映画化されてるようでその出来に原作者ドライサーは不満だったようですが今回書くジョージ・ス
今日はハリウッド黄金時代の大女優「エリザベス・テイラー」の映画ポスターです。50年代ハリウッドを代表する美人女優でした。1951年「陽のあたる場所」はアカデミー賞など多数の映画賞にノミネートされたジョージ・スティーヴンス監督の名画です。1963年「クレオパトラ」はハリウッド黄金時代の超大作で桁違いの製作費で有名な作品です。絶世の美女クレオパトラをエリザベス・テイラーが演じています。1950年「花嫁の父」はエリザベス・テイラーがまだ18歳の時の作品で初期の代表作です。
Vol.18デ・シーカ作品アメリカ&イタリア映画終着駅/StazioneTermini、TerminalStation監督ヴィットリオ・デ・シーカ出演ジェニファー・ジョーンズ、モンゴメリー・クリフト1953年伊公開、1954年米公開、1953年日本公開ストーリーイタリアローマでの若い男と人妻の恋愛。男は英語教師。女はアメリカ人、アメリカに夫と子供を置いて、ローマに住む姉妹の家に遊びに来て、ローマ階段で知り合った若い男と1月の恋愛関係になる。
今日は60年代に流行ったスパイ映画のポスターです。東西の冷戦時代は007シリーズをはじめとするスパイ映画の黄金期でした。「0011ナポレオン・ソロ」は昭和40年から日本テレビで放送されていたテレビドラマで劇場版が8本あります。1966年「シカゴ・ギャング」と「消された顔」1966年「サイレンサー沈黙部隊」はディーン・マーチン主演のスパイ映画でマット・ヘルムシリーズの第1作です。1965年「寒い国から帰ったスパイ」はリチャード・バートン主演でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされていま
ヴィットリオ・デ・シーカ監督の『終着駅(StazioneTermini)』(1953)は、家庭あるジェニファー・ジョーンズ(役名:メアリー・フォーブス)とモンゴメリー・クリフト(役名:ジョヴァンニ・ドリア)のローマ・テルミニ駅の数時間を描いた作品ですが、自分はこの映像作品を観ていると後のフランス・ヌーヴェル・ヴァーグ期の映画を観ている時の様な肌触りを感じます(※1)。この作品の表題である終着駅(ターミナル)に意味を感じてしまいますが、それは、途中駅・通過駅(ステーション)とはニュアンスが異な
ジョージ・スティーヴンス監督モノクロジョージ・イーストマン(モンゴメリー・クリフト)アンジェラ・ヴィカーズ(エリザベス・テーラー)すみません、またまたお話、最後まで。母子二人きりの貧しい暮らしを続けながらホテルのボーイをしていたジョージ・イーストマンはあるとき偶然、伯父のチャールズ・イーストマンに会いウォーソーの街で彼が経営する大手の水着製造工場の職を得る。数日後、伯父の邸宅に挨拶に訪れたジョージはそこで自分にとって従妹にあたるアンジェラ・ヴィ
昨日の大荒れの天気と違い今日は珍しく波がない静かな海。海に行く途中カモたちが手すりで一休み。昨日の大雨で心配したけどみんな無事に出てきてくれました。今まで経験したことがない豪雨でした。みんなどこで雨をやりすごしたのだろう野良は野良なりの知恵と工夫で生きているのだろう。くにゃりのコン太。ナカもひっそり暮らしています。みんな無事で一安心。U-NEXTをお試し30日を申し込んだ。しかしいい映画はほとんどポイント(課金)でちょっと辛い。お試し終われば解約かな。収穫はヒッチコックの「私は告
『山河遥かなり』フレッド・ジンネマン監督。第2次大戦直後、アメリカ占領下のドイツ。この地の国連救済所にナチの収容所から救い出された一群の子供たちが送られて来た。かれらの中に何を聞かれてもドイツ語で「知らない」と答えるだけの少年がいた。彼はカレル・マリクといい、チェッコの幸福な家庭に育った。だがナチ占領下に家族は離散し、カレルも母のハンナから無理やりに引きはなされた。カレルはその悲しみに心はうつろとなり、ついに喋ることも忘れてしまったのだ。特に休養を要するカレルらは、赤十字の病院車で特別
若き獅子たち(THEYOUNGLIONS)監督エドワード・ドミトリク出演マーロン・ブランド、モンゴメリー・クリフト、ディーン・マーティン、バーバラ・ラッシュ、マクシミリアン・シェル、ホープ・ラング、メイ・ブリット1940年ドイツ軍はフランスに進攻。クリスチャン大尉(ブランド)は上官のハーデンバーグ大尉(シェル)とともにパリに進駐するが、パリでの生活の中でナチスのやり方に反感を持ち始める。アメリカではブロードウェイ歌手のマイケル(マーティン)はユダヤ系のノア(クリフト)と知り合い