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アメデオ・テストーニに始まるイタリア靴の老舗「ア・テストーニ」は、永らく家族経営が続いていたようですが、今から1年半ほど前に、香港企業により買収されたようです。買収に至った経緯(経営の悪化なのか、後継者の不在なのか)についてはよく知りませんが、以前からその予兆は感じていました。・相次ぐ国内店舗・百貨店売り場の減少・奇抜なデザインへの傾倒・定番品を作ろうとしない姿勢・度重なる価格改定(値上)特に昨年(2019年)の本国での値上げは激しく、モノによっては5割近く上がっていたように
マグナーニといえば、スペインを代表する靴メーカーのひとつです。ボロネーゼ製法による履き心地のよさには定評があり、私もかつては好きなメーカーでした。しかし、ここ数年マグナーニの靴を購入していません。その理由を考えてみました。1.商社の介在による過剰在庫の弊害どこだったか忘れましたが、ここ数年大手総合商社などが大量に日本に輸入しています。ひょっとすると、ほとんどすべての百貨店にマグナーニの取扱いがあるのではないでしょうか?知名度やブランド認識も高くない靴がそれほど売れるわけがな
こんにちは。健康と美しさについて足元から整える柔道整復師・シューヘルスアドバイザーの藤野千枝です。今夜の献立を考えているときに、今日のブログのネタを思いつきました!靴を履いて歩いていると、どちらか片方の足がいつも痛くなる、そんな症状はありませんか?人間の足は、左右が全く同じ人はほとんどいません。利き手や利き足、得意な身体の使い方は人それぞれ必ずあります。実は手も足も、片方でそれぞれ28個の骨で構成されているんです。骨の構成数がほぼ同じで有るにも関わら
私がもっとも古くから所有している靴(テストーニのプレーントゥ・ダービー)です。この靴は、私が靴に興味を持ちだす切欠となった一足です。以前の私は靴になど全く関心もなく、なぜ購入したのかはよく覚えていないのですが、おそらく衝動買いだったはずです。安い買い物ではありませんでしたが、この靴にはイタリア靴がなんと素晴らしいものかを教えてもらいました。何といっても、ボロネーゼ製法(マッケイ製法の発展形)により、ソールの返りがよくて歩きやすいのです。そのため、今まで必ず経験していた履き始めの靴擦
a.testoniにはボロネーゼ製法やスパイラルの他にも多くの意匠があります。そのうち最も独特なのが「フィレットーネ」と呼ばれる技法です。靴の製作には、革と革をつなぎ合わせることが必須です。革の接合には革と革を直接縫い付けるのが一般的ですが、テストーニのブラックラベル以上の靴の場合、フィレットーネという技法が用いられることがあります。フィレットーネは、革と革を伸縮性の高いカンガルー革等でつなぎ合わせる技法です。テストーニの高い技術力により、外側からはほとんど縫い目が見えず、シャ
a.testoniで最も有名な意匠は「ボロネーゼ製法」自体ですが、その他にも多くの意匠があります。特に、ブラックラベルライン以上の靴に多く用いられています。その中でも有名なのが「スパイラル」です。コバの出し縫いの部分に、らせん状の革部品を配することによって、武骨なコバの出し縫いを隠しています。例外的に2枚目の写真の靴のように、スパイラルの外側に出し縫いの縫い目があるものもあります。ボロネーゼ製法はマッケイ製法の発展形なのに、なぜコバに出し縫いがあるのかという疑問を持たれる方もい
履き心地にこだわった大人のフォーマルパンプスhttps://item.rakuten.co.jp/koran/ko53-pa1710-221/色:アイボリー/ネイビー結婚式やパーティーシーンで足元から華やかに飾るパーティーシューズ光沢のない総レースで仕立てたデザインはフォーマルなシーンから普段使いまでOK履き易さにこだわったボロネーゼ製法なので、長時間でも快適な履き心地
さて、久しぶりの更新となりましたが、また手持ちの革靴の紹介をしたいと思います。本日紹介するのは、soffice&solidソフィスアンドソリッドというブランドです。ご存知の方はあまりいないのではないかなと思います。逆にご存知でしたら、かなりの靴好きな方だなと。内容からご紹介すると、ソフィス&ソリッドは、輸入靴のセレクトショップ、トレーディングポストと、国産革靴ブランド「ユニオンインペリアル」を作っている世界長ユニオンがゴラボして作っているブランドです。価格帯は5万円台がメインで、
東京・中野坂上のシューズセレクトショップSO-KUTSUです。新作のブラックスエードタッセルローファーがポルペッタより入荷しました。黒スエードの紳士靴は今シーズンの注目アイテムでもあります。日本人デザイナーによるイタリアンテイストをベースとした遊び心のあるコレクションが人気のポルペッタ。履き心地が快適なボロネーゼ製法を採用した新シリーズ「PASSOパッソ」のタッセルローファーライニングを袋状に1周させたボロネーゼ製法は、ソックスのように足をやさしく
この投稿をInstagramで見る履きやすさにこだわったボロネーゼ製法。歩行時のかかと抜けも軽減できて履き心地抜群。#ボロネーゼ製法#パーティーパンプス#パーティーシューズブティックKORAN(@dress.news)がシェアした投稿-2019年Nov月13日pm5時33分PST
今回はかなりマニアックですが、靴の製法についてまとめてみました。靴の製法とは、アッパーとアウトソールをどのように付けているかということです。有名な靴の製法としては、「マッケイ製法」と「グッドイヤーウェルト製法」があります。その違いは、アッパーとアウトソールが直接縫い付けられているか?ということに尽きます。マッケイ製法は両者が直接縫い付けられているのに対し、グッドイヤーウェルト製法は両者が直接縫い付けられていません。グッドイヤーウェルト製法の場合、アッパーとアウトソールはウェルトという
久しぶりにソールにオイルでも塗ろうかと思って、順番にソールリキッドで手入れしていたのですが、マグナーニのダブルモンクを裏返したところ、えらいことになっていました。右足だけソールが擦り減って中底が剥き出しになっていたのです。左足のソールもチェックしましたが、擦り減ってはいますが、穴が開くほどではありませんでした。私は5年ほど前のケガで左足の前十字靭帯を断裂し、現在も靭帯はつながっていません。だいぶ前から痛みもなく普通に歩いているつもりですが、無意識のうちに右足ばかりに力が入っている
最後の第3部では耐熱容器に具を重ねてラザニアを完成させるまでの工程です。コメントの記入欄は、一番下にございます。…………………………■材料の計量です。ここでの計量は耐熱容器に重ねるための「ボロネーゼソース」と「ホワイトソース」の「2種類」だけです。仕込んで一晩ネカセた状態のホワイトソース。重量は、約1700gでした。↑↑※端数を、0に揃える為、少し、食しました。(←オイこちらも同様に、仕込んでから、一晩ネカセておいたボロネーゼのソースです。重量は約11
中野坂上のシューズセレクトショップSO-KUTSUです。日本人デザイナーによるイタリアンテイストをベースとした遊び心のあるコレクションが人気のポルペッタ。今シーズンより新しいシリーズが登場です!ボロネーゼ製法を採用し履き心地が更に改良された新シリーズ「PASSOパッソ」ライニングを袋状に1周させたボロネーゼ製法は、ソックスを履くように足をやさしく包み込む快適な履き心地が特徴の製法です。木型も足入れ感の良い木型を採用。すっきりとみえますが、幅ま
こんにちは!今日は全国的に大雨、暴風の予報ですね💦何故週末に合わせてこんな天気になるのか……😱😱お出掛けされる方は足元お気をつけ下さい。さて本日は、こんな大雨の日には履きたくないですが(汗)、多少の雨なら対応出来る、スエード素材のお靴のご紹介です💁F.LLIGiacomettiLady'sフラテッリジャコメッティFG488T.MORO¥79,000+taxジャコメッティ、レディースラインでは初となるボロネーゼ(袋縫)製法で仕立てたタッセルスリッポンです。カカトにはカウン
かなり前にデッドストックとして保管されていたものをネットで見つけて購入しました。テストーニのサドルシューズです。私はそれまでサドルシューズというものを購入したことがなく、なんとなく丸い靴というイメージで敬遠してきたように思います。しかし、この靴には丸さを全く感じず、どちらかというとシャープな感じがしたので購入してみました。素材はサドル部分がクロコダイルで、その他の部分がスエードです。クロコダイルの部分は結構符が揃っているので気に入っています。ソールにはインベーダーゲームに
BLAZE
テストーニのイールスキン(ヌタウナギ革)のプレーントゥ・ダービーです。カラーは左がグレー(Nuvola)で右がネイビーです。イールスキン(ヌタウナギ革)については以下に記載しています。https://ameblo.jp/kitamakuraren/entry-12423452859.html私はエキゾチックレザーというものに異様な執着があり、気に入ったものがあると何かに憑りつかれたように購入してしまう悪い癖があるのですが、このイールスキンの靴についてはよく考えて購入しました。
テストーニのカンガルー革のメッシュの色違いです。写真右(ネイビーの靴)が私が革靴にハマるキッカケとなったプレーントゥ・ダービーです。ボロネーゼ製法の履き心地の良さに感動し、それ以来テストーニの靴を何足も買いました。また、カンガルー革は柔らかく、全く傷む気配がありません。それ故、メッシュ部分には履き皺もほとんどつきません。左の靴は色違い(カーキグリーン)です。厳密にはラスト(木型)が違うのですが、よく見ないとわかりません。前から気にはなっていたのですが、今年の正月に大阪の
昨年、テストーニのイールスキン(ヌタウナギ)のプレーントゥを購入し、そのしなやかさと艶に大いに満足していました。手入れも簡単で、ブラシをかけてモゥブレィのクリームエッセンシャルをのせるだけで十分です。https://ameblo.jp/kitamakuraren/entry-12423452859.html?frm=themeそのうちに色違いを購入しようと思っていましたが、在庫が少なくなってきたようなので購入しました。昨年購入したのはネイビーでしたが、先日購入したのはグレーです。箱
こんにちは!もう新年が始まってから5日経ちましたが、初詣などは行かれましたか??今年は初めて香川県のお寺もお参りしました🙆四国八十八ケ所霊場の85番札所である、八栗寺というお寺です。ケーブルカーで登りましたが、何ともレトロな外見👀中間地点で降りてくる車両とすれ違うのですが、もう一つの車両は真っ赤で、これまたレトロで可愛かったです。昼間ダラダラし過ぎて夕方前に伺ったので、結構空いていました。笑高松市内と屋島を眺める事が出来ます。景色が綺麗に見え、縁起が良い様な気がします☺️さて
正月早々念願のカラーの靴を購入しました。以前に高島屋大阪店で初めて見た時からずっと気になっていました。何とも言えない色ですが、オリーブドラブという色に近く、ダークグリーンとブラウンの中間くらいの色です。箱には「UNIFORM」と書かれていますが、制服?軍服?の色ということかもしれません。この靴はカンガルー革を使用したテストーニのプレーントゥ・ダービーですが、同じタイプのネイビーの靴を3年以上前から所有しています。このタイプの靴はアッパーのカンガルー革のメッシュが柔らかく、とても履き
こんばんは!寒くなりましたね⛄️我が家では昨日から冬仕様の布団になりました。そして今は背中と腰に貼るカイロ装備しています。笑先が思いやられる……体調管理、皆様もお気をつけ下さい〜!さて、本日は当店1番人気パンプスブランド、Kanarianの新作のご紹介です👠KanarianカナリアンKM2542各¥22,500+taxpatentblack×suedegraypatentkhaki×suedegreen履き口がスエードなので、柔軟性があり足あたりが良い
こんにちは!なんだか今日は朝から店の前がバタバタ…恐らく着ぐるみが出てくると思われます多分ですが、ことちゃんという超ローカルキャラクターのイルカが出てくると予想しています笑楽しみに待ちましょう。笑是非お子様と一緒に遊びにいらして下さい♬さて今日は、履き心地の良さで人気のカナリアンより、新しい商品のご紹介です👠KanarianカナリアンKM2527ストラップブーティー¥22,000+taxBLACKTAUPE真正面から見るとこの様なデザインです。ヒールの高さは約6.5
ブーツとしては珍しく、ボロネーゼ製法のサイドゴアブーツです。両サイドの黒い部分はゴム素材で伸縮しますが、内側にはファスナーが付いており、着脱は非常に容易です。カラーも気に入っています。つま先から中央部にかけてダークブラウンからライトブラウンに変化し、上部や踵部分にかけてはレッドに変化しています。パティーヌという重ね塗りの染色技法が用いられ、ムラ感のある仕上がりになっています。ちなみに、このブーツは高島屋限定モデルです。私は「○○限定」というのにめっぽう弱く、すぐに心が揺れ動い
テストーニのウィングチップフルブローグです。ジョンロブのフィリップやシティ、ウィリアムエドワードグリーンのチェルシーやドーバー、バークレーJMウェストンのハントやゴルフ、180ローファーこれらは定番と呼べるモデルであり、もはや伝統です。これに対し、テストーニというメーカーは、靴の製法(ボロネーゼ・ノルベジェーゼ・ピューマラピッドなど)や意匠(スパイラル・フィレットーネなど)には伝統を感じますが、様式を変えない伝統的な靴のモデルはほとんどありません。そんなテストーニですが、