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もうすぐ製造から60年近くなるピアノです。今回は今出川ハンマー製作所さんのハンマーを付けました。もともと柔らかく作られていて、針刺しも楽でした。お客様宅への納品はもう少し先になるのですが、どんな感じの音に仕上がるか、楽しみです😊
こんにちは自宅ではコンパクトな2ドア冷蔵庫を使ってますが、これからふるさと納税で大量の冷凍鮭が届く予定なのに、冷凍庫が大量の霜に占拠されてて入りそうにないので、霜取りを行いました。1時間位、ガッツリ氷結しててなかなか苦戦しましたが、あるタイミングでガタガタガタっと一気に崩れ落ちましたカ・イ・カ・ン~霜が完全にとれてスッキリしましたこれで大量の鮭もバッチコイですしばらくして良いタイミングで鮭が届きました32切れもありますので当面、BBQには困らないですね(笑)先日、カワイさんの
弦を張る準備をしています。チューニングピンを全部抜いた後に、ピンブロックを打ち込んでいます。レスローワイヤーを使用しています。まだ、張っただけです。張力をかける前ですね。まだまだ続きます🎵
主に接着剤についての連載でしたが、今回が最終の投稿になります。接着剤の使用方法は、メーカーの指示通りに行うのは当然ですが、修理での接着の際は、そこから外れた方法を取らざるを得ない場面が、多々あります。わかりやすい例で言えば、腕木の上面の化粧貼り。このような曲面に貼る場合、その曲面と全く同じ形状の当て木を作って、プレスすれば良いのですが、言うのは簡単で、そんなものを作れば数十万円の製作費が、一瞬で飛んでいきます。一度作れば、ほぼ半永久的に継続して使える新品とは違い、たった一度の接着のために
藤枝市のピアノ教室藤枝市の大人のピアノ教室吉川ピアノ・ソルフェージュ教室です<月〜土曜日11:00〜21:00、ソルフェージュ22時まで以前から鍵盤が剥がれる問題について書いていましたが、ヤマハが10年ほど前のピアノに関して、接着剤の問題で鍵盤が剥がれる事例があることから鍵盤の総取り替えに応じて下さっています。ようやく我が家のアップライトピアノも今日変えて頂きました。ヤマハ特約店が間に入っている場合は、特約店が窓口になって下さいます。私は、直接ヤマ
ヤマハC5のオーバーホールを始めています。駒に印されている弦の番手が消えてしまっているので、測定しながら外しています。マイクロメーターです。番手がひとつ太くなると、0.025ミリほど差がありますが、肉眼で分かるようなものではありませんので…。作業が続きます🎵
ピアノ業界、とりわけ修理工房などでは、とっても昔から、一般的にはあまり馴染みのない接着方法が採られています。その一つは「アセトン」を使って、アクリル鍵盤を貼り合わせる。もう一つが膠(ニカワ)です。膠は、ハンマーの取り付けなどのアクション関連、鍵盤クロスの貼り替え、その他諸々、あらゆる場面で使われています。ですが、ピアノ技研工業ではそのどちらも、接着剤として使う事はありません。同じ仕事をするにも、様々な手段があります。そして何らかの手段を採用するには、それ相当の理由があって当然です。僕
皆さん、こんにちは!ピアノフォルテの中島です。今週は、ピアノ工房内で、ディアパーソンと言うメーカーのグランドピアノの修理をメインで行っています。そして、ちょうど、鍵盤の修理が終わったところ。まだ、鍵盤の上にのっているハンマー等の交換はやっていないのですが、一旦、どんな感じか音を出してみました。全ての弦を新しく張り替えて、調律は、一回もやっていない状態です。新しい弦を張り替えた直後はこんな感じの音なんですよ(笑)では、また!一級ピアノ調律技能士中島幸博当店のユーチューブは、こち
鹿児島からやってきたー!RhodesMark2Suitcaseさてと、開けてビックリ玉手箱かもしれんけど、またじっくりキレイにして、新たなご縁を待ちます✨TEEHOUSERhodesPiano&オーディオ修理工房●修理工房hp:https://www.pianoman0304.com/rhodespianorepair●youtube:https://youtube.com/c/ShinyaFujita-TeeHouse●Instagram:https:
Wurlitzer200Aの修理が終わりました。なるべくpartsを変えずにやったので手間が掛かった分オリジナルの音が生かせたかなと思います。オーナーのイッチーこと、市和浩(イチカズヒロ)氏は神戸発信でサーカスフォーカスというバンドをやっていて、僕と同じくビンテージピアノのを愛する鍵盤仲間です。このWurlitzerが彼のプレイと共にこれからあちこちで奏でられるのが楽しみだ🎹そしてこの仕事の素晴らしさは、こうやって同じ気持ちでビンテージピアノを大切に愛する人達と出会える事。最高です
皆さん、こんにちは!先日のお休みに小鹿野町へ行って参りました。ピアノ工房にて、ピアノ鍵盤の修理を終えてから時々ジョギングに行く公園で、5キロ位走ったあと、埼玉県の秩父郡へ次の日は、お休みです。たまには行ったことのない場所も良いかと思い、検索しました。ただ、怖いのは、初めての場所は、当たり外れがあることです。でも、チャレンジしないと広がらないので、行ってみました。相変わらず、温泉で検索。小鹿野町と書いて、オガノマチと読むようです。行く前に、地図検索したら、町中だったので、これ
ヤマハグランドピアノの鍵盤蓋の内側に貼ってあります人工皮革の貼り替えです。蓋の開閉をすればするほど、減って来ます。バネの強力なのが当たっているので、摩擦で破けて行ってしまうのですが、破けているのを放置して置くと、本体の木を削っていってしまいますので、良くありません。ある程度減って来て、穴が空き始めたらすぐに貼り替えた方が良い所です。ピアノの先生は開閉が多いので、間違いなく破けます。最近のピアノは鍵盤蓋がスローダウン方式になっているので、この人工皮革は貼る必要がない構造の為、つ
同タイトルのブログの初めにも書きましたが、接着する素材や用途によって、それに合わせた接着剤を用いています。用途によって、求められることは様々ですが、代表的なのは強度。❶とにかく頑丈であること❷いずれ交換するので、剥がせること大まかに言って、まずはこの2つがあります。ピアノで言えば❶は◉グランドの側板◉ピン板や支柱・グランドの脚柱などの集成材◉化粧貼りの突き板一方で❷は◉ハンマーやダンパー等、アクションパーツ全般◉鍵盤関連全般◉各部フエルト・クロス類この辺りが一般的にわか
ピアノの話をします🎹【エピソード1】子どもの頃、家にあったアップライトピアノ長い時間練習して練習して練習して・・・・そしたら鍵盤が下がったまま上がってこない現象になったことがありました【エピソード2】そして大人になってから買ったグランドピアノももちろんいっぱい練習してるとバランスピンの調子が悪くなって音以外の音が聞こえるようになりました【その後】どちらも調律師さんに相談して修理してもらいました【気づき】エピソード1ではピアノが古いんだと思ってましたエピソード2で
鍵盤全部外したら、40年分のホコリが見事に溜まってます。チリも積もれば、、、とはまさにこの事。それをキレイにホコリを取ってBeforeAfterの写真で、これをやってキレイになったはいいけど、ホコリが取れる事で鍵盤の高さやバランスが変わるので、今度は紙を挟みながら鍵盤高さ調整、アクション調整をしています。Rhodesってまあまぁ男前な造りというか、大雑把な部分も多いのですが、だから逆に中々収まりがつきません。それも含めてRhodesPiano。全部組み上げたらいい音が待ってるんだよな
皆さん、こんにちは!現在、ピアノ工房では、鍵盤の修理を始めています。バックチェックと言う、ハンマーが弦を叩いた後に、落下して受け止める部品です。外側が鹿皮で、内側がフェルトです。接着する前に、カットします。カットが終わったら、次回より接着していきます。ところで、減量化計画は、続きます。前回、約1ヶ月で、80kg➡️76kgを達成しました。が、次回は9月の10キロマラソンに向けて、76kg➡️72kgを目指します。実は、ここからが難関(と、知っている)取りあえず、6月末までの目
5月1日、東京文化会館での新人演奏会にご来場いただきました皆様、有難うございました。13の音楽大学の代表ピアニストが出演され、すでに活躍されている方、これから期待される方をワクワクしながら演奏を聴かれていた方も多かったと思います。この演奏の模様がYouTubeからご覧いただけます✨第24回新人演奏会(演奏順)2023年日時:2023年5月1日場所:東京文化会館(小ホール)主催:一般社団法人日本ピアノ調律師協会運営:(一社)日本ピアノ調律師協会関東支部後援:一般社団法人全日本
今日は鍵盤やその他全て取り外し、先ずは掃除からですが、掃除する事で逆に鍵盤諸々狂うので、後ほど鍵盤の高さや、重さなどを88鍵分に紙を挟みながら、またフェルトの硬さなど調整していきます。木製鍵盤は特に動きやすいのでね。73鍵と違い88鍵なので15鍵の差が大きいんだなー😄🎹TEEHOUSERhodesPiano&オーディオ修理工房●修理工房hp:https://www.pianoman0304.com/rhodespianorepair●youtube:https://y
今日は、初!Tada-Shin相方の小竹にいちゃんにTEEHOUSERhodesPiano&オーディオ修理工房に修理の手伝いに来てもらいました!それにしても小竹兄、いやぁー仕事がキレイで初回にも関わらずほんと素晴らしい仕事で、付き合い長いのに知らない事がまだまだあります。これでRhodesの事もさらに深く共有出来てまた音出すのも楽しみだ!小竹あんちゃんありがとう!●修理工房hp:https://www.pianoman0304.com/rhodespianorepair
YAMAHAグランドピアノがオーバーホールの為、ピアノリソースセンターに送られることになりました!この狭い空間をクレーンで運ばれていきます!オーバーホールでは内部が高級部材に代わるので音がどうなるか非常に楽しみです^^今までスタインウェイとの音質差がありすぎてお手本がお手本になりませんでしたから💦残されたスタインウェイ一度試したかったこの配置にしてみました^^三ヶ月だけの限定配置!この状況を楽しもうと思います^^
何事も準備は大切である。よくアスリートたちのインタヴューの中で「しっかり準備しておきたいと思います..」という発言が聞かれます。ただ彼らがいう準備とはいつどんな試合や相手と当たろうといつどんなチャンスが巡ってこようと自分の力やそれ以上のパフォーマンスを出せるようにトレーニングや体調を管理してしっかり準備しておく、という意味合いなんだと思う。だからか試合に負けた後彼らは「自分の準備が足りなかったんだと思います」という。「準備」はなかなか便利な言葉だ。
ダンパーペダルがギシギシと鳴っているのが普通だと思っていませんか?常に使うダンパーペダルは、ギシギシ音が鳴り始めても案外気付きません。ギシギシ音の原因は、何個かありますがその内の一つを今回ご紹介します。ペダルに突き刺さるように入っているこの棒には、赤いフェルトや白いプラスチックの部品が、金属の摩擦音を防ぐために付けられています。しかしながら赤いフェルトの場合、消耗をしていくので徐々に雑音が出てきてしまいます。①消耗したフェルト(黒ずんでいる)②交換したフェルト(真っ赤)①②これ
昨日、大阪府堺市にお住まいのY様のピアノを調律させていただきました。Y様は、昨年ピアノ内部の修理をさせていただきました。主に鍵盤のタッチの部分に影響が大きいクロスの交換や、連打性能に関わる部品の修理をしました。鍵盤のクロスを交換すると、最初はすごく湿気を吸ってしまいやすく鍵盤が上がらないなど、様々トラブルが発生しやすいです。その後、何度か調整をさせていただき、修理前よりも鍵盤タッチがより繊細になってきました。クロスを収縮させる調整をしますが、お客様自身が弾いていただくことでも、より良く
イベントとして開催することは過去にも何度かあったのですが、実は裏メニューとして存在する当店のサービスがあります。件数が増えすぎると困るという事情もあって、大々的な宣伝はしてきませんでした。「横山ペテロによるピアノ構造セミナーの貸し切り開催」です!コロナの間は開催をストップしていたのですが、昨年あたりから再開しました。直近(?)ですと、ピアニスト・文筆家の青柳いづみ子さん率いるフランス音楽研究会ご一行様のためのピアノ構造セミナー。青柳いづみ子先生にもエラールやブリ
ピアノを組み立てる上で、何種類かの接着剤を使い分けます。それは対象となる部材や接着(プレス)方法によっても変わります。プレス機にも色々あり、冷圧やホットプレス、低周波や高周波プレスといったもの、更には真空プレスなど様々で、それぞれに適応した接着剤があります。高周波プレス機で作られた成形合板鍵盤蓋の材料です。↓↓↓ウチのような小さなところでは、冷圧一択ですが、それでも結構な種類を使います。例えば、アクション組付けでのハンマ
U3Gのメンテナンスが佳境に入っています。今回ピアノ内部のクリーニングは後日というお約束になっているので、作業場でのメンテナンスを一気に進められます。交換する部品の順序というのは極めて重要です。まずボクの場合、交換する予定の古い部品を先に取り外します。その後ハンマーのファイリングを行います。ハンマーをヤスリで削るのでハンマー自体が汚れるからです。↖︎ビフォー&アフター↗︎バットフレンジセンターピンの交換は、「バットスプリング」と「フレンジコー
ずーっと気にしているのに別にいいやって放置していることありませんかそのうちのひとつがようやくクリアしました5年越しにやれやれですやましたひでこ公認断捨離®️トレーナーヤマグチユミですまずはこの子をポチッとしてくださると喜びます🐾ありがとうございにゃす引き続き本文をどうぞ黒くないピアノオサレなピアノできれば外国のピアノレアな感じのピアノキラキラした音のピアノという不思議な軸で購入したペトロフというピアノです
お孫さんのためのシン・カイザー納品調整にお邪魔しました。ピアノという楽器は鍵盤に触れたその瞬間からアクションと呼ばれる音を出すための機械部分に全て連動しています。ですのでピアノの調整は大事でないものは文字通り一つもありません。ある部分を調整すると、もう笑ってしまうくらいその効果はテキメンです変な言い方ですが、ほんとよく出来てるなぁと思うほどですこれは"接近"という調整。この調整は調律時にも行います。特に今回は「バットスキン」というタッ
横山ペテロの数少ない親友でもあった巨匠ピアニストイエルク・デームス先生が亡くなって昨日で4年が経ちました。(当時のブログはこちら⇒①デームス先生の訃報②デームス先生のご葬儀)デームス先生の命日である昨日4月16日、読売新聞朝刊(地域・横浜)に横山の調律活動について記事が掲載されたのは、偶然ではないような気がしています。横山が長年続けてきた”子供たちに良い音を届ける活動”が、先月タウンニュース(横浜市泉区版)で取り上げられたばかりですが、その後なんと読売新聞からも取材を受け、
シン・カイザーの納品調整までの時間を利用して早速次のメンテナンスに入ってます。今回はありがたいことに以前メンテナンスを行わせていただいたお客様からご紹介をいただきましたm(__)m今回のお客様は今後ご自宅で過ごされる時間が増えるとのことで、昔使っていたピアノを心機一転、今回キレイにメンテナンスして第二の人生の友にしたいという決心をうかがいました。これはもう大賛成ですでそのピアノはご存知ヤマハの定番機種であるU3です。ブログにも過去に何度か書いているU〜の前に"NO."が刻印された