ブログ記事455件
お孫さんのためのシン・カイザーの組み立てに入りました。ピアノのアクションはバラすのはそう難しいことではありません。がしかし組み立てには時間とコツと経験が必要です。それに各々組み立てる人なりの工夫みたいなものがあるはずです。少なくても僕にはあります。アクションの組み立てには当然効率のいい組み立ての順序というのがあります。この効率というのがいい仕事をする上でのすごく大切なファクターになりますので、少し大げさに言えば、これは企業秘密的な部分でもあります。
センターピンについてはこのブログ内で何度か書いてます。くどいようですがアクションと呼ばれるピアノ内部の機械部分にはアップライトピアノで約335本の細い金属製のピンが使われております。ピンの長さは13㎜ほど。このピンはアクションの駆動軸部分に使われている。人間の身体で言うところの関節に相当するものです。このピンがピアノという楽器にとってどれほど重要な役割を担っているかは例えば一音に使われているセンターピンのどれか一つでも無ければ、または不具合を起こせば
カワイBL82のメンテも終わり、現在は愛するお孫さんのためのカイザーが着々と進んでおります。早速お宅へお邪魔してピアノのクリーニングを行いました可愛いオフホワイトのカイザーです。こちらのピアノは義理の妹さんから譲り受けたピアノとお聞きしました。日本からシンガポールに行きその後日本に戻ってきたという大移動をしてきたピアノです。いつものように上方向(チューニングピン)から作業していきます。チューニングピンは専用のゴムで磨くのです
5月1日(月)東京文化会館小ホールでの新人演奏会のお知らせです。第24回目となる新人演奏会は関東13の音楽大学の代表が出演する唯一のコンサートです。音楽大学卒業の門出となるピアニスト13名の演奏を是非、聴いてください✨チケット購入された方は朝の公開ピアノ調律も見学ができます。当日スタッフは全員、ピアノ調律師です😄ピアノは12年振りにモデルチェンジしたヤマハCFX🎹です。
カワイBL-82の納品調整が少し先なので早速次のメンテナンスに入りました。今回のピアノは予告通り再びKAISERです。前回のシックなカイザーとはガラッと変わって今回はオフホワイトの可愛らしいピアノです。関連記事『カイザーの時間』KAISER(カイザー)というブランドのピアノと最近ご縁が続いてます。現在行っているメンテナンスは夏に見積もりを出させていただいたカイザーで、ずっと順番を待…ameblo.jpこちらのピアノはご依頼いただお客様のお孫さんへプレゼントさ
水にやられたRhodes復活プロジェクト。ピックアップの交換作業。ピックアップもなるべくオリジナル品を再生させて元に近い状態に戻してあげます。買えば早いんだけどね、何だか見た目のバランスも悪いし、何より新しくても演奏して音が違うことが多いので、手間掛かるけどこの方法を選んでます。「収まりがいい」大工さんが使っていたこの言葉が好きです。TeeHouseMusic/Rhodes&ビンテージピアノ、オーディオ修理工房●修理工房hp:https://www.pianoman
明日2月18日北とぴあでのコンサートシューマンやブラームスの時代の管弦楽器を使用したコンサートです。ピアノは小倉貴久子さん当日券もあるそうですので、現代の楽器とは違う当時の楽器の音をじっくり感じてください。
カワイBL-82のメンテナンスが続いてます。交換する部品が決まったらまず先に、センターピン以外の部品を全て取り除きます。でその部品たちを接着していた過去の古い接着剤をなんとかして削り取ります。と文字で書くと一瞬ですが、これが一番大変な作業となります。やっている作業内容はというと、クリエイティブとかそんなハイカラなものではまったくなく地味という単語を絵に描いたような、正に"内職"的作業以外の何ものでもない。でも僕はこういった作業自体は、当然なかな
約12年共にしてきたRolandRD-700NX。僕の打鍵にも耐えて耐えてここまで来てくれましたが、いよいよ折れ始めてきました。まさに今、その部分を修復しているのですが、そろそろかなとは思っておりましたが。。。でもこの名機、鍵盤の重さやアクションが大変素晴らしく、しかもコントロール部や頭脳部は全く問題ないので何とかしてまだまだ使いたい。そんな思いを持ちながらも、いつまた折れるかわからないので試しに前から気になっていたYAMAHAのCP-4を導入してみました。以前Stuff-LikeT
ワインレッドKAISERのクリーニングへ。その後納品と調整&調律へ伺いました。嬉しいお気遣い^^某マンション内コミュニティルームのピアノ。カラオケもありますいつものようにチューニングピン&弦から。でプレッシャーバーにキーピン。毎度おなじみのペダル。今回は鍵盤蓋と前面上部のパネルも急遽磨きました。なぜなら利用者様がアルコールで拭いてしまい白くなってしまったからです予定にはなかったのですがピアノの中がこれだけキレイにな
白鍵のアクリライトを貼り替えます。写真の様に、割れがたくさんあるので迷わず交換です。当然ながら、まず剥がすところから始めないと。表面をパテなどで平らにし、接着します。貼った後が結構大変です。オーバーサイズなので、木材に合わせてヤスリで削ります。
現在の作業場内です。見えてるピアノ全て作業待ち。3ヶ月遅れで、作業中😵💦一級ピアノ調律技能士中島幸博
ワインレッドカイザーのメンテナンスが続いております。ジャックスプリングというパーツの交換です。このスプリングはタッチ&音響に影響する部分です古いスプリングをビヨーンと伸ばし取り外します。アップライトはグランドの約半分の連打性しか物理的に期待できません。グランドは1秒間に約14回連打が可能。アップライトはその半分の約7回。関連記事『ピアノアクションの時間』HELLOサムシング!とダイアモンド☆ユカイさんのアメブロ始まり方をマネてみたm(__
京都市西京区&右京区のエレクトーン&ピアノ教室の髙橋澄代です親戚の子どもの1歳のお誕生日にシナぷしゅを演奏・・喜んでくれたようです今日は、ピアノの修理のため、ピアノ技師さんの工房に伺わせていただきましたドアを開けると、幾つかのピアノが・・実際に、修理中のピアノの中を見せてもらったり、新しい部品を見せてもらったり・・初めて聞くお話もいっぱい・・いろんなメーカーのピアノを実際に弾かせて頂いて、音の違いを実感・・もっと、色んな曲を練習しとけば良かった・・ピアノの修理につ
今日は、松戸市でアップライトピアノの調律をした後に、ピアノ工房に戻り、修理の続きを行いました。結構、やることがたまってきて、焦っています😵💦では、また!1級ピアノ調律技能士中島幸博
ピアノには木や革や金属以外にフェルトやクロスがたくさん使われています。それらのほとんどが"接触部分"に使われているため実は消耗品です。がしかし消耗品ということを知らないユーザーがほとんどです。ピアノは部品が消耗していても音は鳴ってしまうタフな楽器なので普通はそのことに気付かないのです。だから特に古いピアノの調律に伺うとピアノが悲鳴をあげていることがすごく多いのが現実です\_(._.)ココ..現在メンテナンスを行っているカイザーも、クロス
2023年もすでに半月が過ぎましたが本年もどうぞよろしくお願い致します🎹✨今日の写真はタッチウェイト(鍵盤鉛)調整です。グランドピアノのハンマー交換をする際、今まで付いていたハンマーとの重さが変わるので、だいたい必要になる作業です。ハンマーの重さが変われば、鍵盤を押さえる力も、また鍵盤が上がってくるスピードも変わります。ですので鍵盤の適切な位置に鉛を入れます。まずは、一本ずつ重さを測り、位置を決めます。次にチェックした位置に穴を開けます。そして鉛を入れてかしめます。こんなふ
ダンパーの調整を行い、やっと調律が出来るまでになりました。それまでは弦をはじいてアバウトに合わせていました。新しい弦は、恐ろしいほどズレが出ますので、納品までに10数回繰り返し調律します。次はアクションと鍵盤の修理に取り掛かります。
昨日、ピアノのフリンジコードという部品を全部、交換してもらいました『ピアノの修理に来てもらいました』今日は今井美樹さんのPRIDEを弾きましたサムネイルが業者っぽくなった?(笑)始まったら、手作り感満載のいつもの動画ですさて、今日ピアノの修理に来てもらいまし…ameblo.jpハンマーのところをピアノの外に出して修理しまた戻すという作業だったことから微妙なズレが生じ音質が変わることがあるそうでその時は言ってください今は大丈夫ですと言って帰られたのですが今日ピアノ弾い
今日は今井美樹さんのPRIDEを弾きましたサムネイルが業者っぽくなった?(笑)始まったら、手作り感満載のいつもの動画ですさて、今日ピアノの修理に来てもらいましたかねてから言われていた「ヒモ(フリンジコード)」という部品の全交換のために『ピアノ壊れまして』お気づきの方もあろうかと思いますが壊れちゃいましたピアノど真ん中の「ミ」の音が鳴りませんハンマーが戻ってません秋に調律してもらったときにひも(フリンジコード)…ameblo.jpで、暮れから真ん中の「ミ」の音のハ
京都府宇治市で音楽教室&ピアノ教室「アルペジオミュージックスクール」を主宰しております磯部太美枝です。♪♪♪♪♪2023年アルペジオミュージックスクールピアノコースのレッスンが始まりました。年末年始の休みの間にピアノの修理が完了し、気持ちの良いスタートになりました。今年も楽しくレッスンしましょう!今回の修理内容は、ブッシングクラスの交換と鍵盤の調整でした。グロトリアン・スタインウェイの鍵盤がガタガタがすごく気になってきたので、長年お世話になっている調律師の松井さ
新年、明けましておめでとうございます。5日より仕事初めとなりました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。ヤマハCFX
ピアノ業界で仕事をしていると、修理工房に於ける作業者の過酷な労働環境について、噂を耳にすることが度々あります。ウチの取引先では、オーナーはいい加減独立して欲しいと思っているのに、本人は居心地が良すぎて出て行かない、などと言う平和な話が多く、悪い話は他人事でした。それが突然、過酷な環境下に居る本人から、直接相談を受ける事になりました。いくつかの会社で働いていたそうですが、いずれも本採用では無く、研修生扱い。タダで仕事を教える代わりに労働で奉仕させる、または給料の無い、所謂企業内で働く“一人
自身の自立だけでなく同じ障害を抱えている人たちに手を差し伸べる…聖人の生まれ変わりというか聖人かしら…#Claude#Montal#似顔絵#30秒#フランス#クロード・モンタル#調律師#ピアノ修理#テキスト#出版#特許#盲人#失明#万国博覧会#産業博覧会#職業訓練#教育#作家#ピアノの製造業#アップライトピアノ#点字#INJA
今回はヤマハ純正ハンマーを使用します。純正は久しぶりなので、楽しみです。現行モデルのC1X、C2X兼用のハンマーで、ハンマーアッセンブリーとして仕上がっているので助かります。レンナーのヴァイケルトスペシャルフェルト同様に、10keyくらいまでフェルトの真ん中にスジがあります。G2Bのピアノに取り付けるのですが、どんな響きになるでしょう。
グランドピアノの弦を張り終えたばかりの状態です。音階にもなっていませんが、これから調律します。
KAISER(カイザー)というブランドのピアノと最近ご縁が続いてます。現在行っているメンテナンスは夏に見積もりを出させていただいたカイザーで、ずっと順番を待っていただいたピアノですm(__)mこちらのカイザーピアノは都内某マンションのコミュニティルームにあるピアノです。つまり不特定多数の方々に弾かれるピアノです。同マンションにお住いの方から寄贈されたものと伺ってます。がしかし、50年以上もの間一度もピアノ内部のメンテナンスを行っておらず相当傷んでます。またかなり弾
縁あってRhodesMK2STAGEが来てくれました。今回は修理ではなく次の活躍先へと送り出すのが僕の役割。鍵盤もキレイ!✨✨✨今回のは大変珍しくほぼ新品のままでかなり良い状態です。トーンバーもサビなく綺麗です!ご覧の通り、新品同様ピカピカです。脚も新品時と同じく袋に入り、ほぼサビはありませんケースも、本体も目立つ皮破れなし!さて、これから細かい内部検査していくとします。また輝きおるぞー✨●修理工房hp:https://www.pianoman0304.com/rho
グランドピアノの#弦の張り替えです。(張弦修理)芯線はレスロー、巻線はレスローデーゲンです。お決まりのパターンですが、今の所、品質的にこれが安定していると思います。巻線の新しいのは、張っていても気分が良いです😊
鍵盤ブッシングクロスの貼り替えです。たくさん弾いてガタになるか、虫食い(ヒメマルカツオブシムシ)によって食べられてガタになるかのらどちらかですね。貼り替えるとタッチ感がぐんと良くなります😊