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なぜか選曲会議には一度も候補にならなかった曲をご紹介します。あれっ?画像検索、Key打ち間違えた・・・(爆)バーンスタイン指揮、イスラエルフィル演奏メンデルスゾーン作曲、「ヘブリデン」っていうか、最初から「フィンガルの洞窟」って検索すればよかったものを・・・まあ、聴いてみると、結構難しい曲であることがわかりました。選曲会議に出なかった理由は明白だと、言えよう!(大爆恥)むずかしいわりに地味・・・
このブログのマーラー交響曲談義も、そろそろ終盤に差しかかってきました。今日は、交響曲第9番です。マーラーは、ベートーヴェン以降の作曲家が、第9番を越えて交響曲を書いていないこと、つまり第9番を書くか書かないうちに鬼籍に入っているという事を、非常に強く意識していたようです。指揮者・作曲家として確固たる地位を獲得していった壮年期のマーラーでしたが、一方では、若く美しい妻=アルマの恋愛に悩んだり、また自身に生来の心臓疾患があることが判り、自分の人生に残された時間があまり長くはないの
Schumann:PianoConcerto/Frantz/Bernstein/WienerPh.シューマン:ピアノ協奏曲イ短調フランツ/バーンスタイン/ウィーンフィルSPTシューマン:ピアノ協奏曲イ短調op.54ユストゥス・フランツウィーン・フィルハーモニー管弦楽団レナード・バーンスタイン1984年10月、ウィーン、ムジークフェラインザールRobertSchumann:Klavierkonzerta-Mollop.54Just
マーラーの交響曲の紹介も、遂に最大の作品=交響曲第8番「千人の交響曲」に到達しました。第1番「巨人」で、青春の息吹とも言うべき門出を飾った後、第2番「復活」、第3番「夏の交響曲」と、声楽を伴う巨大な作品が続いた後、終楽章に声楽が導入されてはいるものの規模は小さくなった第4番「天上の生活」による過渡期を経て、いよいよ中期の器楽三部作と言われる第5番・第6番・第7番に進んできました。そしてこの第8番では、再び声楽を伴う作品の立ち戻ります。しかも、一部の楽章に独唱や合唱が導入され
一昨日、この時期にしては暖かいベルリンに着きました。東京の家からベルリンのホテルまで約16時間の旅は体にしんどいです。これでもかなり時間短縮するため、羽田でのチェックインは出発の1時間前、フランクフルトの乗り継ぎは1時間15分とかなりギリギリのスケジュールで、通常ですと18時間くらいかかります。昨日はベルリンのコンチェルトハウスのコンサートに行きました。「ボン・クラシック・フィルハーモニー」はCDでは見たことがありますが、そのCDを買ったことがなく、実演では初めてです。指揮者のペドロ・アルフテ
動画:ユニバーサル・ピクチャーズ公式■はい、ども一朶です。アメリカの方で、「疑惑の特大ホームラン7億」が放たれて結構驚きました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。さて、今回は『TAR/ター』(2022)-Iの第2弾。1回、2回だけでは見過ごしてしまうあの人のあのセリフを中心に、お届けしております。今回はラストシーンについて。今、Amazonプライムで会員ですと、「字幕と吹替」どちらもを観ることができます。微妙なセリフまわしの違いを楽しむことができますので
バーンスタインの晩年における魂の音楽:ウィーン・フィルと共にモーツァルトを奏でるこんにちは。音楽評論家の和田大貴です。レナード・バーンスタインは、指揮者としてのキャリアの中で、特に晩年にウィーン・フィルと共にモーツァルトの主要な交響曲集を録音しました。これらの録音は、彼の芸術的成熟期を代表するものとして高く評価されています。ニューヨーク・フィルの音楽監督時代には、ヤンキー気質の爽快な演奏で知られていたバーンスタインですが、ヨーロッパに拠点を移した後、特に1980年代には、テンポが遅く
今年も定期演奏会の季節がやってきました🎊小編成では味わえない重厚感と緊張感💕メンバーみんなとの演奏がとっても楽しみです‼︎🎵ホット•アス•ブルー•ブレイゼズ/R.W.スミス🎵「キャンディード」序曲/Lバーンスタインetc…ピアノを弾かせていただきます🎹🎷6/7(金)名古屋アカデミックウインズ🎵【第12回定期演奏会🎺】熱田文化小劇場19時
リヒャルト・シュトラウスの作品に、交響詩「英雄の生涯」という大作がありますが、このマーラーの交響曲第6番「悲劇的」は、マーラーの「英雄の生涯」であると私は思うのです。第1楽章(ソナタ形式)の第一主題に、過酷な運命に立ち向かう自分自身を投影して、第三主題(一般的には第二主題)で愛情たっぷりに妻=アルマを描き、第2楽章(緩徐楽章)では、束の間の平和な時間や祈りの信条が表出されます。しかし一方で、天才が持つ予感=予知性とでも言えるでしょうか、マーラーは、人生の中でも特に幸せだった
名曲聴き比べランキング第二弾この世で最も美しいオーケストラ曲「マーラーのアダージェット」(交響曲第5番第4楽章)オーケストラで一番美しいといえばこの曲でしょう。映画「ベニスに死す」(1971年)で一躍有名になった名曲。私も20年前に深夜映画で見ました昔の映画は音楽が重要な役割を担っているものが多いですが、この映画はストーリー、映像、音楽が見事に融合した名作です。オーケストラといっても、この曲は弦楽器のみ、ヴァイオリン,ヴィオラ,チェロ,コントラバス,ハープという編成。
バーンスタインのベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》ベートーヴェンの《ミサ・ソレムニス》は、単なる宗教的な儀式の音楽を超えた、深い人間的なメッセージを持つ作品です。この作品のタイトル「MissaSolemnis」は、厳粛なミサを意味し、その中にはベートーヴェンの宗教観と人類への愛が込められています。この作品は、ベートーヴェンが自らの信仰と音楽を通じて、人間としての普遍的な価値を探求した結果です。彼は《ミサ・ソレムニス》において、神への賛美だけでなく、平和への願いや人間愛を表現しています。特に
昨日の記事で予告した通り、マーラーの交響曲についての私見をこれから綴っていこうと考えています。暫くの間、このブログに断続的にアップしていきますので、ご精読いただければ幸いです。ベートーヴェン以降の作曲家の交響曲を、作曲年代順に聴き進めていくと、その作曲家の音楽家としての彫琢が深まって行く様が浮き彫りになっていきます。ベートーヴェン然り、シューベルト然り、メンデルズゾーン然り、シューマン然り、ブラームス然り、ドヴォジャーク(ドヴォルザーク)然り、チャイコフスキー然り、ブルッ
昭和の昔じゃあるまいし今の日本の広告代理店がそんな無茶なことしないと思いたいけど許諾料払ったから©なしでオリジナルソング主張の確信犯?なぜこれがオリジナルソングなのだとかえって話題になるしそれから種明かしとかいう仕込み?だとしても危ない橋わたるのねバーンスタインの楽曲をCMオリジナルソングとするのはアサヒ、アウトですよね。https://t.co/4wqmZ5Renthttps://t.co/CEBI4NnSRz—成田達輝TatsukiNarita(@nar
「あなたの知る最善をなせ。もしあんたがランナーであれば走れ、鐘であれば鳴れ」イグナス・バーンスタインとにかく先祖に顔向けできないことはしないこと。時々怒りにかませて殴りたい人間もいるけれどもぐっと我慢して生きてます。今でもまだ怒りが収まらないのは屋根と壁のリフォームの訪問。家に入れたばっかりに言いくるめられて100万以上払わされた。必要なかったと分かったのはちょっとネットで調べたら出てくる出てくる。被害に遭った人が。とにかく家の中と屋根の上には上げないこと。これが鉄則だそ
ラヴェル生誕100年の1975年に、パリのシャンゼリゼ劇場でおこなわれたバーンスタイン/フランス国立管弦楽団による「オール・ラヴェル・コンサート」のライヴDVD盤。ピアノ曲の管弦楽版、協奏曲、歌曲、そして生粋のオーケストラ曲と、ラヴェルの主要な作品を網羅する魅力的なプログラムとなっている(先日3月7日がラヴェルの誕生日でもあった)。バーンスタインの音源としてはこれで5種目、DVDも1枚所有していたが当盤で2枚目となる。指揮者別で見れば(これでも)多い方に入る。何だか
初めてタワーレコード渋谷店に行ったときは本当にびっくりしました。なにせ1フロア丸々クラシック音楽の販売スペースで、見たことがない輸入盤が山ほどあって、ここで一日遊べると思ったものです。その後徐々に縮小されてだいぶスペースが狭くなってしまいましたが、今回リニューアルして2月末から8階が再びクラシックの専門フロアになったと聞いたので、早速行ってきました。8階は狭いフロアで品揃え自体はこれまでとそう変わらず、新宿店と同じくらいだと思いますが、それでもクラシック専門であることは間違いありませ
今回は、ガーシュインの有名な2曲とグローフェ等を収めた二枚組のレコード。企画もので、指揮はバーンスタイン、ガーシュイン「パリのアメリカ人」「ラプソディー・イン・ブルー」グローフェ組曲「グランド・キャニオン」バーンスタイン交響的舞曲「ウェストサイド物語」が収められ、オーケストラはジャケットにコロンビア交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニックの表記があるだけで、どの曲がどのオーケストラか説明がありません。レコードに録音年代など記載する習慣が無かった時
アメリカ大統領選の流れSuperTuesdayの今日、ついつい速報を目で追ってしまい今後4年間のアメリカ予想と自分が思い描く未来へ向けてタクトを振る脳内でした♪このドキュメンタリー良かったです。ガーシュインの『ラプソディ・イン・ブルー』はバーンスタイン指揮の演奏が1番好きで、タイムマシンが在れば、是非生演奏を聴きに潜り込みたい♡こんなプロモが有るのもアメリカならではデモクラシーをかけてます。ちゃっかり貰ってきました♪久々に食べたらやっぱり美味しい!岸田政権が支持率最低崩壊レベ
こんにちは、よしおです。小澤征爾さんが亡くなって1ヵ月が経ちました。皮肉なもので、小澤さんが亡くなって彼の遺した録音を少しずつ聴くようになりました。それは、小澤さんと親交があった村上春樹さんの影響かもしれません。特に恩師でもあるバーンスタインとの演奏の対比は面白いです。村上さんは、『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』で、その辺も指摘していて面白いですよ。このマーラーの復活も、ドラマ性を極力均した演奏で、バーンスタインと対極にあるスタイルだと思います。
バーンスタイン/NYP1965年アナログ録音→DSDリマスタリング→SACD(スーパーオーディオCD)再生による、DSDマルチチャンネル再生録音ホールのカチャ、ピキッ、ミシとかの雑音がまるで目の前で聞いているかの様にリアルに聞こえる#ハイレゾ#SACD#マーラー#オーディオ#バーンスタイン#pic.twitter.com/mFJnXZtHBl—AngelOrthon(@Angel_Orthon)2024年3月4日
小澤征爾と茨城③-2久しぶりに来た「水戸芸術館」最近は、どんな演奏会やってるのかな?パンフレットを見るお-!何と!!大西順子!!!大西順子と言えば2013年のサイトウ・キネン・フェスティバルで小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラと「ラプソディ・イン・ブルー」の共演が思い出されるさらにパンフレットを見るとお-!何と!!矢野顕子と上妻宏光!!!上妻宏光は津軽三味線演奏家でバーンスタイン:ニューヨークフィル(小沢征爾は副指揮者として帰国)
【指揮】レナード・バーンスタイン【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団【録音】1987年という訳で、以前に書きました交響曲第25番と同じCDのカップリング曲です。私はもう一つ併録の第29番が好きではないですが、お好きな方にとってはとてもお得な盤と言えます。クラリネット協奏曲は、25番と違って録音場所が若干違う事と、編成も少なくなっているかと思いますが、当時の良かったウィーンフィルの音色を味わう事が出来ます。基本的にこの曲が録音される際は、主席のクラリネット奏者が吹
「ネットフリックス」で『マエストロ』って映画観た?バーンスタインの伝記的映画(といっても、有名になった瞬間から奥さんを癌をなくすまでの期間)で面白かったわよ。と91歳の友人ノーマ。「私のティーンエイジャーの頃は、友達はみんなフランク・シナトラが大好きできゃあきゃあ言ってたもんだけど私は断然バーンスタイン派だったのよ。あんな人と結婚したいわ〜って思ってた」それから毎週毎週、ノーマに「もう観た?」「まだ観ていないの?観た方がいいって言ったじゃない」と聞か
お疲れ様です。今日2度目の投稿。なぜか呼び覚まされた記憶があり、ちょっとメモ書きです。アメリカに着て少し経ってから知り合った人がアメリカの職場の話をしていて、よくアメリカ人の上司のこと、もっと言えばオーナーのことを馬鹿扱いしていました。彼女の契約ってオフィス勤務ではなく手に職なので、嫌だと思えばいくつも仕事先があるようなんですよね。だから強気。特に年度単位で給与交渉することもあるので、お金に換算されなくても自由な勤務時間とか、独立の助けとか福利厚生的なものを含めるとたくさんの選択肢を
毎日少しずつ大切に読んでいる本。読み飛ばしたくない。巨匠たちの最後の日々が中川氏の絶妙な文章で綴られているこの本は、さながらそれぞれの巨匠の最後を映画で観ているかのような錯覚に陥る。巨匠といえど最後は非常に人間的なのだ。歴史の中でいかに美化されてきた神々も、やはり人間なのだということを中川氏の文に語られているように感じる。しかしながらやはりバーンスタインの最後は泣けてきた。中川右介氏の文章はテンポが良く、どんどん頭でイメージを膨らますことができる。こういうのを文才というのだろう。
こころピアノ音楽教室を主宰しております川島浩一です!ブログにご訪問頂きありがとうございます。先日、小澤征爾先生がお亡くなりになりました。88歳(米寿)でした🙏。「年を取ったら若い人に教える事が使命」と次世代の育成に尽くされた後半生だったそうです。この小澤征爾先生が師事されたレナード·バーンスタイン氏も音楽教育に情熱を注いだと言われています。アメリカの多くの学校で音楽の授業が満足に行われていなかった時代に、TVで子供向けの音楽教養番組を企画し、未来の音楽家が誕生する1つ
名字の言未来を育んだマエストロ2024年2月26日指揮者・小澤征爾氏の表情は気迫に満ちていた。1999年、米ボストン交響楽団の来日公演に向けた会議でのこと。音楽監督を務める氏はツアー初日を「5月5日」にしたいと訴え、「こどもの日・スペシャルコンサート」を開くことになった▼音楽の喜びを全ての子どもたちに――氏の願いが凝縮された演奏会には、高校生ブラスバンドや子どもコーラスが出演。“年を取ったら若い人に教えることが使命”と、次世代の育成に尽くした世界的指揮者は今月、88歳で生涯の幕を閉じた▼氏
今回はバーンスタイン/ニューヨーク・フィルの超個性的な「惑星」のレコードです。🔶ニューヨーク・フィル時代のバーンスタイン昔、バーンスタイン/ニューヨーク・フィルの「運命」を聴いて、普段あまり表に出てこないコントラバスのパートをグッと前面に出すそのやり方に「随分説明的な演奏だな」と思った事があります。バーンスタインは教育者としても活躍していたこともあって、その演奏には啓蒙的な部分があったのだと思います。つまり尖っていました。その晩年、ウィーン・フィルとの縁が深まってくるとそれ
抜け出したくなる瞬間は?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう月々日々に――池田先生の折々の言葉2024年2月26日感かん謝しゃの心こころは美うつくしい。自みずからに縁えんした人ひとを大だい事じにしていこうという心の余よ裕ゆうが、人じん生せいを豊ゆたかにする。※2019年12月15日付聖教新聞「四季の励まし」を基にしています。名字の言未来を育はぐくんだマエストロ2024年2月26日指し揮き者しゃ・小お澤ざわ征せい爾じ氏の表情は気き迫はくに満みちてい
【指揮】レナード・バーンスタイン【演奏】ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団【録音】1988年モーツァルトが青年期に書いた交響曲では一番演奏機会が多いと言われるこの曲。後の40番と共に唯一の短調(ト短調)の曲です。人気のある曲だけに、ジョニーはどれを選びおるのかな?的なところですが、40番に比べると、2.3楽章がやや退屈で、そこまで思い入れはありません。映画「アマデウス」ではメインテーマの様に使用されていましたね。という事で、これも実は散々悩みまして。なかなか思ってい