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スーパーGTやスーパー耐久といった日本国内のレースに留まらず、2020年にはベルギーのチームWRTから、アウディR8LMSを駆ってGTワールドチャレンジ・ヨーロッパのスプリント・カップへ初挑戦した富田竜一郎。2021年はスプリント・カップに加えエンデュランス・カップにも活動の場を広げ、先日はGT世界最高峰ともいわれるトタルエナジーズ・スパ24時間レースへ念願の初出場も遂げている。そんな富田に、ヨーロッパを舞台に戦う心境や今後の目標を聞くことができた。■WRT派遣エンジニアの“
世界三大耐久レースのひとつに数えられるスパ24時間の舞台であるスパ・フランコルシャン・サーキットの開業100周年を迎えた2021年、例年ならば70台以上のGT3マシンのエントリーを誇るところ、コロナ禍ということもあり58台に留まったが、今年も世界中からトップドライバーたちがこの場所に集結し、GTレースの“夏の陣”が開催された。58台、計200名に上った参加ドライバーのなかには“強豪”チームWRT(31号車アウディR8LMS)から富田竜一郎が、インターナショナルGTオープンを主戦場とする
KCMGが走らせる47号車ポルシェ911GT3Rのドライバーのひとりとして2021年のトタルエナジーズ・スパ24時間レースに参戦したニック・タンディは、チームメイトのマキシム・マルタンとの“ふたりで”レースの大部分を走らなければならなくなった後、「それは大変な仕事だった」と語った。2020年大会のウイナーであるタンディとマルタンは、もうひとりのチームメイトであるローレンス・ファントールがパドックを四輪バギーで移動中に事故に遭い負傷したため、残りの約13.5時間をふたりでドライブするこ
ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催された2021年のトタルエナジーズ・スパ24時間は、レース最終盤にトップに立ったアウディスポーツ・チームWRTの32号車アウディR8LMSと、アイアン・リンクスの51号車フェラーリ488GT3Evoの一騎打ちとなり、ラスト10分でアレッサンドロ・ピエール・グイディ駆る後者が再逆転に成功し栄冠を勝ち取った。フェラーリに次ぐ総合2位となった32号車アウディのドライバーであるドリス・ファントールは、レースの大部分を支配していたライバルから順
アイアン・リンクスによる2021年トタルエナジーズ・スパ24時間レースの優勝、この勝利の立役者のひとりとなったアレッサンドロ・ピエール・グイディは、決勝レース残り30分の段階でライバルに遅れをとったとき「すべてが失われた」と感じたと語った。レース中盤から10時間以上にわたってレースをリードしてきたアイアン・リンクスの51号車フェラーリ488GT3Evoは、レース時間残り1時間を切ったタイミングで最後のピット作業を行ったあと、約5秒後方を走っていたライバルの32号車アウディR8LMS
8月1日、トタルエナジーズ・スパ24時間レースの決勝レースが“スパウェザー”のなかでフィニッシュを迎え、アイアン・リンクスの51号車フェラーリ488GT3Evo(コム・レドガー/ニクラス・ニールセン/アレッサンドロ・ピエール・グイディ組)が総合勝利を飾った。ル・マン24時間とデイトナ24時間と並んで“世界三大耐久レース”を構成するベルギーのスパ24時間。その決勝レースは7月31日(土)16時30分にスタートが切られ、58台のマシンが長丁場の戦いに挑んでいった。スタートから22
ジャック・エイトケンは、7月31日(土)に開始されたトタルエナジーズ・スパ24時間のレースの序盤にクラッシュを喫し複数の負傷を負った。しかし、幸いにも命に関わる怪我はなく、彼は「幸運なことに僕は元気だ」とメッセージを発している。ウイリアムズF1のリザーブドライバーを務めるイギリスと韓国の国籍を持つこのドライバーは、エミル・フレイ・レーシングの114号車ランボルギーニ・ウラカンGT3Evoのステアリングを握ってレースをスタートしたが、10周目にラディオンで激しいクラッシュに見舞われた。
7月30日、世界三大耐久レースのひとつに数えられるトタルエナジーズ・スパ24時間レースのスーパーポールがベルギー、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われ、ラファエル・マルチェッロ駆るメルセデスAMG・チーム・アッカASPの88号車メルセデスAMGGT3(マルチェッロ/ダニエル・ジュンカデラ/ジュール・グーノン組)がポールポジションを獲得した。29日(木)に行われた予選と同日のウォームアップに続いて実施されたスーパーポールは、予選上位20台に入ったマシンが31日(土)にスタートを迎え
シュナーブル・エンジニアリングは、今週末に開催されるトタルエナジーズ・スパ24時間レースに参戦するため、同レースへの出場を見合わせたフリカデッリ・レーシングのマシンを引き継ぎ、24時間レースで3号車ポルシェ911GT3Rを走らせる。シュナーブルは、ニュルブルクリンク24時間レースやNLSニュルブルクリンク耐久レースで、ポルシェを中心に走らせているファルケン・モータースポーツのプログラム運営を担っているドイツのチームだ。7月31日~8月1日にかけて決勝レースが行われるスパのイベ
7月14日、SROモータースポーツ・グループは、ベルギーのスパ・フランコルシャンで2021年7月29日〜8月1日に開催されるトタルエナジーズ・スパ24時間に向け、エントリーリストを発表した。2021年は9車種60台がエントリーし、日本人ドライバーは3名が参戦する。インターコンチネンタルGTチャレンジ、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパの一戦として開催されるトタルエナジーズ・スパ24時間は、GT3カーのレースでの最高峰とも言えるレース。2021年も多くの自動車メーカーがバックアップする強力
BMWが開発中の新型FIAGT3マシン『BMWM4GT3』が、6月22〜23日にベルギーのスパ・フランコルシャンで行なわれる『トタルエナジーズ・スパ24時間レース』のオフィシャルテストデーに参加する。BMWが6月18日に発表した。M4GT3は、6月26日にドイツ・ニュルブルクリンクで開催されるNLSニュルブルクリンク耐久シリーズで、レースデビューを迎える。これに先立ちBMWは、M6GT3の後継モデルとなる新型車両を、ベルギーでの2日間のテストイベントに送り込むこととなった。