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私がまだ高校生から大学生だった頃、テロ組織による企業爆破事件が連続しておこり、その容疑者の1人とされていたS・Kらしき男性がこのほど亡くなったニュースは、本題をそれたある別の面でも、我々の口をあんぐり開けさせるにじゅうぶんなものだった。それは、彼が健康保険証はもちろん、銀行口座など、あらゆる身分証明書はいっさいなしで、某工務店にて、数十年も住み込み作業員として働いていたこと。私の友人は、「一昔前前ならともかく、現在の日本でもそんなことが出来るんや」と驚いていたけれど、個人的にはさもありな
世界各国で様々な規模で超電磁砲いわゆるレールガンの実験が行われています。兵器の実験自体は、おいらはどうでも良いのですが、1っ発当たりのコストに興味を持ったので調べてみました。レールガン一回当たりの総電力量は、発射する弾頭の質量や速度によって大きく異なる。例えば、アメリカ海軍が開発中の「レールガン・デモンストレーター」は、質量10kgの弾頭をマッハ7の速度で発射するために、約200MJの電力を必要。これは、家庭用エアコン約400台分の消費電力に相当。(エアコンは1日中使用した場合の換
1月23日の火曜日は、兵庫県伊丹市にある某駅前店で、人参ジュースのデモ。現場に向かう行きの電車内は、通勤時間帯にあたることもあって、満員も満員、すし詰めだった。四方八方から押されたり引っ張られたり。ほんの少しの身動きすら取れず、痛さと息苦しさで、現場に着く前に既にへたばってしまいそう。もっとも、会社員時代は毎朝こんな有様だったんだよね。このことだけでも、あの頃は体力があったのだなあと、つくづく思った次第。それにしても、コロナ禍を機会に「ラッシュアワーよけ」の意味あいからも注目されたテレワ
六条御息所ネタを続けよう。源氏物語の現代語訳を完結させた作家の瀬戸内寂聴氏は、ある対談で語っていた。「私は、源氏にゆかりがある女性の中で、実はこの六条御息所が1番好きなんです。あんな嫉妬深い女のどこがいいのと聞かれそうですが、人間的、あまりに人間的じゃありませんか」。確かに。嫉妬というと女性の専売特許みたいな感もあるが、どうしてどうして。男性も負けず劣らず、いや、女性以上に自分や自分の「内側」にいる者以外の存在への妬み嫉みは強い。それどころか、往々にして陰謀や策略に絡めた「チカラ」と結
先ごろ急逝した八代亜紀のラスト盤「想い出通り」(5曲入りのマキシシングル。実質ミニアルバム)に、「六条御息所の恋」という歌がおさめられている。タイトル通り、源氏物語の主人公である光源氏の恋人の1人であった六条御息所の源氏に対する狂おしくも切ない思いを、八代亜紀ならではのハスキーボイスで情緒ゆたかに歌い上げたものである。超絶イケメンにして、和歌や書や音楽などに秀で、さらに万人に好かれるキャラをも備えた光源氏は、当然ながら女性にもモテモテ。結果、女性遍歴を繰り返すこととなる。この六条御息所も源氏
先だってのカップ飯での宣伝販売中におこった、ポット(エージェンシー送り込み)のトラブル。お湯を注いで作るカップ飯は、当然ながらそのお湯を沸かすポットなり鍋なりが正常に機能しないと試食品も作れないから、本当に困ってしまった。原因の1つは、やはり私が「不調の証拠になるかも」と撮った写真が示す通り、プラグ部分の錆びだろうね。同時に、ちょいとひっかかった。このポット、プラグの横に、2010年製造とあるシールが貼られているよね。つまり、14年前に(エージェンシーが)購入し、今日まで使われてきたも
昨日は大変だった。滋賀県中部の大型スーパーで、お湯を注ぐだけで出来上がりとうたうカップ飯のデモを担当したのだが、試食品作りに必須のポット(エージェンシー送り込み)がトラブり、思うように試食が出せなかったからだ。当然、売上はボロボロ。送り込みポットは国産の有名メーカーもの。にもかかわらず、なぜか第一回目からお湯がなかなか沸かず、「あれ?」と首をかしげたものだ。疑惑は2回目のお湯沸かしで決定的になった。ポット内の残量が少なくなったので水を足して再沸騰させたところ(温度は自動調節)、何分
真冬の、陽が差さない日にありがちな、鉛のように重く冷たい空。こんなもとでの寒気は強烈だね。しんから温まるものが欲しくなる。具体的には、汁物や鍋物、お粥や雑炊など。そのお粥(レトルトタイプ)を、1月6日7日と宣伝販売している最中、試食したある人に言われた。「味はいいんだけれど、この舌触りがちょっとね。はっきり言って、お粥を通り越して重湯みたい。こんなんは私自身はあまり好きじゃないんよ。もう少しお米感がある方がいい。いや、あくまで個人の好みなんで、おねえさん(私のこと)、気にせんといてな」
2024年の初仕事は、1月6日7日の、大阪は岸和田市にあるローカルスーパーでの、中華風味のレトルトお粥。この手の試食作りは、最近ではレンジを使うことがほとんどだが、今回は湯煎方式で。恐らく、メーカーはレンジの送料とデモンストレーターにグリル鍋を持参させる際につける荷物手当を天秤にかけ、決めたのだろう。レトルト食品とくれば、「あらぁ簡単じゃないの。既に出来上がったものを温めて(お客様に)提供したらいいだけだから」との声が、どこからか聞こえてきそう。確かに当たっている。お粥に限らず、カレ
2024年が明けた。我がセールストークの繰り返しになるが、今年は辰年。辰は龍。龍のように、上へ上へとのぼっていく年にしたいもの。この願をかけ、明日、夫と共に、我が家から徒歩20分強の距離にある神泉苑にお参りする。著名な貴船神社や八坂神社同様、ここも龍を祀っているのだ。さて。その昔、新年を機会に、人材派遣業の1つでもある、この宣伝販売業界を変えていきたい気持ちがあった。宣伝販売業は、出産や育児や世帯主の転勤や介護など、ややもすれば周囲の影響でライフプランの変更をよぎなくされがちな存在、つま
今年の仕事納めは12月26日。現場に立っていて、つくづく感じたね、私はデモンストレーターという、この仕事が大好きだと。そのことと関連あるのかどうか、体調や精神状態が悪くても、症状がよほどひどくない限りは、イザ売場に入れば自然にオシゴトモードに入ることが出来る。販売が好きなのではない。人間が好きなのではない。言葉を操ることが好きなのだ。例えば、毎年、暮れの仕事では、セールストークに来年の干支を取り上げた内容を織り込む。とり年には「来年はとり年です。とりのように羽ばたき、上がっていく年
ガレージに「ご自由にお持ち帰り下さい。以下云々」との貼り紙と共に置いていた、羽子板についに引き取り手があらわれた。めでたし。めでたし。これは、38年前に生まれた娘が初めての正月を迎えた時、私の両親が贈ってくれたものだ。結婚した娘が女の子を得たあかつきには、その子、すなわち我が孫娘に譲り受けられた。ところが、この秋、娘が「家が手狭だし、雛人形と共に保管場所に困っている。共働きだから飾る時間も貰える人を見つける時間も方法も見つからず、と言って寺院などにお焚き上げを頼むには費用がかかる。ゴ
2023年の仕事納めは、(12月)26日、兵庫県は伊丹市内にある大型スーパー、イ◯ンで実施された機能食品のデモ。この店には中華だしやら何やらの宣伝販売で数回来ているのだが、最後は確か2017年の初夏だったから、ざっと6年ぶりの訪問である。「店舗従業員がざっくばらんで気さく」。「お客さんは試食試飲に全く遠慮しない」。ここの店舗特徴であるこの2要素は変わらない。ただ、、、。コロナ禍以降、イ◯ンでのデモは、原則、イ◯ン専属デモンストレーターの1スタッフとして実施されるようになっている(詳細
24日、デパートでのクリスマスイベントエレクトーンデモンストレーターさんによる演奏3曲だけ、ご紹介~録画、SNS、ブログアップ許可得てます素敵なホリデーケンタッキーのCMで、サビを、使われてて、冬が来たなて、感じる曲とのこと。https://youtu.be/Rb8oMdM7Ww4?si=ArbSU2cnjRXWdnur素敵なホリデーエレクトーンデモンストレーターさんの演奏クリスマスイベントにて。youtu.beルージュの伝言ユ
さて。実は、この2つも、我がガレージにて、欲しい方にお譲りすることにした。どちらも、1985年生まれの娘に、私の両親が贈ってくれたもの。それを、娘の娘、すなわち孫娘に、そのまま譲り渡したのだ(写真は、孫娘がゼロ歳の時のもの)。1ヶ月ほど前だったか。娘から「羽子板と雛人形。処分していいかな。飾るのも保管するのもスペース的にしんどく、また神社に供養やお焚き上げをお願いすると少なからぬ費用がかかり、といって貰ってくれる人を探すのも時間がない。心が傷むが、普通ゴミとして市に持っていってもらいた
こういうのを、夫のアドバイスにより、自宅ガレージで始めた。無料提供の本やDVDのほとんどは、ブックオフだとか古本市場だとか、それに近い媒体で買ったもの。それでも、読み終わった、あるいは観終わった後も、他の方にじゅうぶん活用出来るのだ、、、どうしても手元に残しておきたいものは別として。こう知りつつ、「中古なのだから」と、これまではゴミとして捨てていた。このことは、特に本が大好きで、時と共に紙が変色しても好きな本は残しておきたい私にとっては、非常な苦痛を伴った。それが、どうだろう。この
連日、いろいろな土地でいろいろな店舗をまわり、いろいろな人に接しているうち、もしかすると、その地の高年層の有り様はそこの地を端的であれ現しているのかも知れないな、と思うようになった。いわゆる「下流老人」と世間一般で定義されるお客さんが多い店と、そうではない店とでは、その店が存在する周辺の景色までが、明らかに違って見える。とは言え、老いて「下流」に位置するかどうかは、ぶっちゃけ「運」もあり、また時の社会政策などの影響もあり、すべてをその人の責任にしてしまうのは、酷というものだよね。どうにもな
日曜日は、某地域にある大型ショッピング・センター内でのスーパーで仕事。コロナ前は「アピタ」だった店名が、コロナが明けたら「ドン・キホーテ」に変わっていた。店内に足を踏み入れるや「ん?」。試食品を作るべく準備を済ませて売場に立つや「ん?ん?」。13時半からの昼休憩前、それまでの試食品作りに使った材料を精算するためにレジに並ぶや「ん?ん?ん?」。そうなのだ。アピタだった時とは、店の雰囲気をはじめ、商品構成など数々の細かい点が違ってきている。こういうことなんだね、店名が変わるとい
日曜日。試食品を作り終え、トレイに乗せて、例の如く呼び込みを行なっていると、背後から「エクスキューズ・ミー」と声をかけられた。振り返ると、韓国の爽やかイケメンが(なぜ国籍がわかったかと言うと、振り向いた先に携帯の画面があり、そこにハングル文字が並んでいたから)。彼は、とある化粧品を探していたのだ。たまたま、私はその日の朝にバックヤードからデモ場所に移動する際、それが並んでいる棚を通り抜けたので、すぐさま彼に場所を教えてあげることが出来た。満面に喜びを浮かべながら、丁寧に礼を述べた彼。き