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ティツィアーノとヴェネチア派展VOCA展iPhoneからの投稿です。
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「マグダラのマリア」1567年油彩カンヴァス122×94㎝長い長い美しい髪を持つマグダラのマリアです。彼女は目に涙を浮かべ天を見つめています。一瞬、「これは宗教画なのだろうか?」と、思うほどの何とも言えないエロティシズムを感じます。私はこの絵を観る度にこれは当時の美人画的な一面としてもあったのではなかろうかと思う事もあります。
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」1560~70年油彩カンヴァス90×83.3㎝この絵を私は何回観た事か。しかも日本でです。嬉しい事にありがたい事に「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」は国立西洋美術館の常設展に飾られている絵なのです。ですからね、皆さん、若干「ひぃ~」の、絵ではございますがいつでも観る事ができますよ。今回のティツィアー
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「復活のキリスト」1510~12年頃油彩カンヴァス133×82㎝わたくしはですね。こんな事を書くと専門家の方に怒られそうですがこの絵をパッと観た時に「バランスの取れた筋肉を持つスタイルの良いキリスト。」と、思ってしまいました。これはキリストが復活した時の絵なのですが私がイメージする・・・と、言いますか、私の心の中のキリストは細い人、
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/昨日のブログで聖母子は画家によって本当にそれぞれの味があると書きました。今日のブログでは今回の特別展の聖母子オンパレードでいきましょう。ただ、見比べるだけも面白いものですよ。聖人など他の人物が描き足されている絵も他に沢山あるのですが(ほぼ)聖母子だけの絵画もなかなかに見応えがあるものです。それぞれの画
今日は久しぶりに美術館に行ってきました。上野まで・・・横浜からだと気分は完全に遠足です「ティツィアーノとヴェネツィア派展」絵について語れるほどの知識は残念ながら無いのですが素直に美しいものを見る時間は大切だなぁ~と時々美術館に出没しています色彩がとても美しく、肌の質感や布地のリアルさにびっくりでした髪の毛一本一本が本当に美しくて技術の高さにただただ感心しました私は音声ガイドを借りてのんびり鑑賞するタイプなので全て見終わる頃にはぐったりということで、鑑賞後
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「聖母子と幼い洗礼者聖ヨハネ」1520年頃油彩カンヴァス79.2×68.3㎝このところ毎日毎日、美術館であったり本であったりと私は多くの聖母子像を観ている訳ですが本当に全部違います。画家が違うのですから全部違うのは当然なのですが聖母の顔は特に見事に違うのです。私の勝手な想像なのですが画家の理想の女性像の顔かもしくは母の顔に近い物を描
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「聖母子」1465年テンペラ金板76.5×52.5㎝2017年現在から552年前の絵です。聖母子の玉座の後ろそして幼子キリストの頭の光輪はふんだんなる「金」です。教会、もしくはこの絵の発注主が相当リッチな人であった証拠です。物思いにふけった顔のマリア、そして不安定な姿勢で聖母によりかかる幼子からは将来の受難を観てとれる作品です。
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「死せるキリストへの香油の塗布」1500年頃油彩板90.6×69㎝500年前の絵が現存しているだけでも奇跡なのですが。キリストの身体に損傷が観られるのは少し残念です。この絵をパッと観て私が思ったのは人物が前面に出て近い事です。板、全体を使い4人の人物がドンっと描かれている感じを受けます。そう描く事によって私たち鑑賞者との距離を
金曜日、お昼前にネイルサロンに行き、そのまま電車に乗り、上野の東京都美術館で開催中のこちらに行ってこれました。日伊国交樹立150周年記念ティツィアーノとヴェネツィア派展。フローラは、テレビでみたときも、可愛いし美しいと思ったのですが、実物の肌は透き通るような生き生きとした、うちから光を放っているような美しさでした。白いのは、当時の下着だそうですが、筆の跡で微妙な質感が美しく表されていて、肌の質感をより美しくしていました。下着の上に巻きつけた赤と白のヴェネツィアの織物の色といい質感といい、み
『ティツィアーノとヴェネツィア派展』@東京都美術館にいってきました!ルネサンス期に、レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロが活躍していたフィレンツェに比肩する美術の地として名を馳せたヴェネツィア。そのヴェネツィアで画家の王者と言われたのがティツィアーノ。フィレンツェ派の素描を重視した、知的な絵画に対して、ヴェネツィア派は、華麗な色彩美と豊かな情感を表した絵画が特徴。(写真はポストカード)左側『フローラ』今回の展覧会を代表する作品のひとつ。ひと言!美しい!しばらく前を離れることができま
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「ベルシャツァル王の饗宴」16世紀末~17世紀初頭油彩カンヴァス106.8×128.1㎝この絵は相当面白いのです。旧約聖書「ダニエル書」に書かれている事のワンシーンです。ベルシャツァル王。彼はバビロニア最後の王と言われています。旧約聖書ダニエル書にしか名が残されていなかった為に実在の人物だったかどうかが歴史家の間で討論されていまし
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「高位聖職者の肖像」1520年代前半油彩板50×39㎝肖像画においては真正面とちょっと斜め向きの中間の微妙な角度で人物を描く事を四分の三正面観と言います。真正面よりも人物が自然に観える為に中世の画家は、こぞって、この四分の三正面観の肖像画を描きました。四分の三正面観の代表例としてはこの絵でしょう。皆様、ご存じ。モナリザです
今日は真冬の寒さでしたが、上野公園ではもう咲いている気の早い木がありました。まずは東京都美術館で『ティツィアーノとヴェネツィア派展』そして、国立西洋美術館で『シャセリオー展』シャセリオー・・・なかなか覚えられないので、セリ+マキバオーと覚えることにしましたよどちらもゆっくり自分のペースで鑑賞できて、大満足です
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「井戸の前のリベカ」1545~47年エッチングドライポイント銅板197×154㎜首がにょ~っと長い生き物はラクダです。この版画は旧約聖書を知っていると「ああ~、あの場面ね。」と、なります。まず。タイトルにある「リベカ」とはアラブ人女性でイサクの妻です。アブラハムはカナン(現パレスチナ)の地に落ち着きましたが息子
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「授乳の聖母と聖ヒエロニムス、聖ドミニクス」1505~10年油彩カンヴァス60.2×51.5㎝この聖母子像は個人の為に制作されたものです。私は、この絵を最初に観た時に聖母が何かの容器を持っているのかと思いました。よくよく観ると「おおお!」。幼子キリストに授乳しているシーンです。私、初めて観ました。聖母の授乳絵画。赤ちゃんに
日曜日は東京都美術館の「ティツィアーノとヴェネツィア派展」へ行きました。晴天で暖かい日でしたが、アウトドアの人が多かったのか美術館はすいていました。ゆったりと鑑賞できました。フローラ、美しいですね。いつもショップで買うクリアファイル、とても気に入りました。早速コーラスの譜面を入れます。ランチは、美術館に併設されたミュージアムテラスで。スペシャルプレート。夫にしては珍しいチョイスです。女子的〜美味しそうです。私はエビとアボカドのハーブグラタン。ティツィアーノ展のイメージのロ
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「精霊降臨」1558~62年エッチングドライポイント鉛白黄土色に下塗りした紙透かし模様:円の中に天秤を配す。星付き。243×161㎜今日ご紹介の版画は現在サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂に所蔵されているティツィアーノの1546年作「精霊降臨」をアンドレア・スキアヴォーネが発想を得て制作したものです。早速に見比べてみましょう。こちら
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「聖母子」1500~10年油彩板45.2×28.8㎝この絵は、流石に、個人の為に描かれた絵だなと思います。まず、聖母子像の定番であるバックが、風景や単色でなく、布のようなもので唐草である事。ありがちな聖母子である聖母が幼子を抱くポーズではなく立たせた幼子を支えているポーズである事。個人の為に描かれた聖母子は家長の妻や息子に似せて描かれ
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/今日は版画を二枚ご紹介しましょう。いずれもギリシャ神話の戦いの神です。どちらも天才スキアヴォーネの作です。「ミネルヴァ」1548~52年エッチングドライポイント197×114㎜一見。え?女神さまですか?と、思われるでしょうが、女神です。ローマ神話に出てくるベッローナにも似ているモチーフなのですが足元に本がある事から戦い
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「聖カタリナの神秘の結婚」1550年頃木版283×226㎜観れば観るほど凄い!流石、スキアヴォーネさん!天才ですね。天才中の天才。この天才の木版が個人蔵というのも凄い。オークションで手に入れたのでしょうか。それとも代々受け継いできたのものなのか。もう、気になって仕方のない私です。おおおおおおおお・・・お、お、お、お幾ら?だったのかしら
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「射手たち」1520年頃油彩板34.2×26㎝約500年前の絵であり小さいのですが妙なリアル感を持っています。どこかの村での一場面がそのまま絵になっている感じ。射手の筋肉のつくりもリアルでありすれ違いざまの会話まで聞こえてくるようです。この絵は本来は聖セバスティアヌスの殉教の場面を描いた大型作品の一断片であったものです。と、言う
東京都美術館2017年4月2日迄「ティツィアーノとヴェネツィア派展」http://titian2017.jp/「教皇パウルス3世の肖像」1543年油彩カンヴァス113.7×88.8㎝これぞティツィアーノ!観れば観るほど圧巻です。各国の王、貴族、ブルジョア階級の皆さんがティツィアーノにこぞって肖像画を依頼した訳がこの絵を観て皆さんお分りでしょう。堂々としているのに繊細で気品に溢れています。まるで性格まで絵画の中に閉じ込めているようです。
こないだは、一日旦那と予定が合う日に、美術館へこーゆうの友達誘いづらいし1人でも微妙だから旦那と誘えばなんやかんや付き合ってくれる綺麗な絵は癒されるー時代背景なんかも見れて歴史的にも楽しい!日本だと戦国時代かぁ。ベネツィアではそんな中こんな素晴らしい絵を描いて一生涯絵で生計を立てて…芸術家ってすごい。命かけて描いた作品達本とか印刷とかネットの画像とかでも見れるけど、本物はサイズも大きいし、なんて説明していいかわからないけど感動する。写真よりリアルだったりするし。まじまじと観
先日訪れた「ティツィアーノとヴェネツィア派展」ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠ティツィアーノはその圧倒的な技量と巧みな売り込み戦略によってヨーロッパ中で人気を博しました。本展には、初期から後期までのティツィアーノ作品7点(うち2点はティツィアーノと工房による)が出品されるとあって期待が膨らみます(*´ェ`*)東京都美術館にて4月2日まで開催されています。以下、図録から~。【ダナエ】1544-46年頃カポディモンテ美術館ユピテルが黄金の雨に
1ヶ月がんばった自分へのご褒美。気分転換dayにしました(ノ´▽`)ノまずはサラベスへ。エッグベネディクト、フレンチトースト、カフェラテをいただきました♪その後はメインイベント。昔から西洋美術が好きなのです。行き逃さなくて良かった(*´ェ`*)こういう絵を鑑賞すると身が引き締まるというか、神聖な気持ちになれます。せっかく近くに寄ったので、軽く見て回りました。大好きなパンダはデリケートな時期。知ってはいたけど、やっ