結婚もせず、独り隠居生活を送る元振付師でジュリアード音楽院のバレエ講師・トビー(スチュワート)。現役時代は優秀なダンサーとして名を馳せた彼のもとへ、1960年代のダンス・ムーブメントについて調べる夫婦のリサ(グギーノ)とマイケル(リラード)が訪れる。快くインタビューに応じるトビーだったが、インタビュワーの質問が深みを増すにつれ、目の前のマイケルが、当時、奔放な性生活を送っていたトビーの実の息子であるかもしれないと告げられる。DNA検査をしつこく求めるマイケルに対し、トビーはそれを執拗に断り続ける