ホテルニュージャパン火災の翌日の2月9日午前8時44分に、福岡空港発、東京国際空港行の日本航空350便のダグラスDC-8-61型機が、羽田空港沖に墜落しました。乗員乗客174人が乗っており、乗客24人が死亡し、149人が負傷しました。事故調査では、墜落直前に機長の心身が著しく変調を来したことが原因だと認められました。当該機長は、1980年にも不適切な飛行を行っており、その後、精神科で、うつ病または心身症と診断され、機長の業務から外れていたのですが、1981年4月に副操縦士と安全の裕度が下がる懸念